羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ルパン三世 6

2015-12-18 20:40:43 | 日記
滑り降りて行った。「ルパン、死ぬ為に残ったのか?」ルパンは迫るニクスに発砲し出した。即、撃ち返され、頬を傷付けられるルパン。
「ロブ! ルパンがニクスとっ!」滑り下りながら、レベッカはロブソンと連絡を取った。「かしこまりました。皆様ルパン様の援護に」「むーだーよ」やや離れた所にいた不二子達。「相手は手練れだ、勝負は一瞬で決まる」五ェ門もそう言い、次元は「ルパン」一言呟くのみだった。走るルパン。「こいつはスリリングだ!」「バカめっ、貴様が逃げ切れる確率は0%だッ!」ニクスは近くの建物の屋上から飛び降り、中空から距離と発射角等を呟きながら道を走るルパンの向けて発砲した。
「ううっ!」足を撃たれたルパンは倒れた。「ルパン、貴様の顔を見るのも飽きた。ゲームオーバーだ」近寄り、銃を構えるニクス。「そいつはどうかな?」体を起こしたルパンは懐から取り出した。超高周波発生装置のスイッチを入れた。キーイイインッ!! 耳に障る音が周囲に一時響き、ルパンも顔をしかめたがニクスは激しく苦しみ出した。「鼠さ、鼠の心拍数は1分間に600回。だが寿命は4年と短い。銃弾を紙一重でかわすお前さんだ。鼠の能力が使えても不思議じゃねぇ。ヤツらには周りの世界がスローに見えるって説がある。俺にとっちゃ数秒の高周波も、お前にはかなりの苦痛だったはずだ。ほら、物騒ねもん持ってちゃ危ないぜぇ?」近寄り、銃を取り上げるルパン。
「貴様が何をしようが、逃げられる確率は0%!」「そりゃあ、参ったなぁ」と、銃声が響き、倒れるニクス。「ニクス?!」驚いていると、すぐにもう一発銃声が響き、ルパンは倒れた。MI-6の狙撃だった。ルパンとニクスは回収されていった。翌朝、現場にきた銭形は「この銃痕は3ヶ所から撃たれたものだな」消された痕跡を見切っていた。
     7に続く

ルパン三世 7

2015-12-18 20:40:34 | 日記
それから、ルパンが居るとみられるMI-6のアジトを特定した銭形は多数のパトカーを引き連れ押し掛けた。エージェントはとぼけたが、銭形がニクスの資料を出し「コードネームは、ニクス」と言い切ると。上官は「やむを得ない、ルパンをカードに使う」と指示し、やつれたルパンはアジトから連れ出されてきた。「ルパン三世の身柄は警部にお渡しします。本件の詮索は終わりにして頂きたい」「俺の目的はルパン三世だ。アンタらが裏で何をしようが、興味は無い」「結構です」「とっつぁん」「ボロボロだな」銭形はルパンを連行し、パトカーでMI-6のアジトから離れた。
館でロブソンからその知らせを聞いたレベッカは「そう」安堵したように言い、焼いていた奇書を見詰めた。「よろしいのですか?」「コウは、自分の世界を生き抜いたと思うんだ。それに過去は過去よ、コウはもう帰ってこないんだもんだからあたしも!」レベッカはトスカーナの葡萄畑を買い占めるようロブに言った。「ワインよ! 品種も味も香りも、あたしが決めるっ!」「赤ワイン、ですね?」「そうよ、燃えるような赤!!」レベッカは力強く言った。
「命の大安売りだな、お前らしくない。お前一体何を盗んだんだ?」パトカーの中で銭形はルパンと話していた。「今回は仕事抜きさ、バカやっても、きっちりと価値のあるもん手に入れたんだぜ?」「ほう、で、何を?」「決まってんだろ? 愛だよ」ルパンはそう答えた。
・・・ホントに鼠かよっ! 逮捕させたいから次元達の行動にセーブが掛かっていた。登場まで引っ張ったコウはちょっとアレな感じでもあった。しかしウネウネしとったなぁ。

ワンチャン 1

2015-12-18 20:40:23 | 日記
赤と青の揃いのウィンドブレーカーでロケバスから降りてきたスパガ達。場所は船橋。木本と落ち合うと「おはよございまーすっ」挨拶しながら寄る一同。「何をトロトロ歩いとんのやぁ?」緩めのテンションに一撃入れつつ、下水処理場に隣接する広大な敷地に案内する木本。すると「怖い怖いっ」待っていた者達に反応する荒井。グラウンドに、何やらジャージの女達が整列している。「グラウンドに一礼!」率いていたペナルティのヒデが言われ、礼をしてグラウンドに入る一同。
「やって頂くのはキックベースです」宣言する木本がキックベースはSMAPが流行る切っ掛けになった競技なのであやかってこれで王道アイドルに復帰にするようにと話し「おっ!」自分達で盛り上がって拍手する一同。「がんばりますっ」やる気の幸愛。スパガ達の対戦相手は「拗らせ船橋の皆さんです!」ヒデはパンチの効いた風貌のキャバ嬢達を紹介し始めた。親の借金500万円を3年で完済した『マキ』は流れで夢や希望を語り出した勝田に「夢や希望で飯、食えんのかよ?!」と一喝。
元彼に1000万円貢いだ『レイナ』は美尻を自慢し、尻担当? の荒井と美尻対決になり触って判定する勝田がヒデに「彼女、アイドルでいいんですよね?」等と呆れられつつ、賢明に判定した勝田によって荒井に勝利していた。UFOキャッチャー依存の『かな』が亡くなった愛犬ウメと名前が同じと言うとヒデの振りで幸愛を犬に見立てて可愛がる件になり、幸愛は最初は大人しく犬になりきって腹を撫でられていたがわりとすぐに「これなんですか?」と真顔で木本を振り向き「なんか、盛り上がると思って」木本は振ったのはヒデだが申し開きするハメになっていた。
他にも全く踊れない元アイドルの『ゆうか』(実はスパガ田中もダンス苦手で流れで号泣)等、船橋キャバ嬢はかなり濃い面子だった。
     2に続く

ワンチャン 2

2015-12-18 20:40:11 | 日記
「ファイトっ!」円陣の音頭を取る木本。「おーっ!!」声を揃えるスパガ達。キャバチームもヒデの音頭で円陣を組み、気合いを入れた。スパガ達にはベースに扮して現れ、勝田に踏ませてから「誰だ、断りも無く、ベースを踏んだ者は?!」と起き上がったがちょっと絡み難い感じのハブサービス(サッカー経験者)がコーチに付くことになった。
試合前の軽い練習で空手使いの前島のキック力を確かめるハブ。「押忍っ!」結構な勢いでハブの尻に蹴りを打ち込む前島。鈍い音が響く。この件、何度もやってきたようで手慣れた様子。「押忍から早い」尻を押さえて痛がるハブ。前島は4番に指名された。その後、球技苦手らしい宮崎、内村、溝手のポンコツキックがイジられ、スタメンの発表になり、案外宮崎、内村、溝手は入ったが荒井と志村は補欠扱いにされた。理由は「髪型が、ちょっとキャバ嬢っぽい」とハブに判断された。苦笑するしかない荒井と志村。
サイレンが鳴り「お願いしまーすっ!」整列して互いに礼をするスパガとキャバ嬢。先攻はキャバ嬢チーム。一番打者はマキ。ピッチャー前島、キャッチャー浅川。マキは前島の打球を打ち返したが、一塁で差せる凡打。しかし、前島からボールを受け取った一塁手の宮崎が走り込んできたマキとの交錯でボールを取り落とし、セーフとなった。「なんで落とすねんっ」ベンチから木本の檄が飛ぶ。二番のレイナはヒデ出したのサインに従いバントを打ち、出塁! マキも二塁に進みノーアウト満塁。三番のゆうかの打球はゴロだったが前島がトンネルしてボールは後方に転がり出し、マキが本塁を踏んでスパガは先制点を取られた。
「西船橋方面!」ヒデから指示が出され、四番のかなは打席で構えた。レフト方面に打つかな。ひかるが投げ返したが間に合わずレイナが本塁に戻り、2点目を取られた。
     3に続く

ワンチャン 3

2015-12-18 20:39:57 | 日記
五番はパチンコ依存性のあい。あいは凡打で前島は完全にアウトのタイミングで一塁の宮崎にボールを投げたが、ルールをいまいち把握していなかった宮崎は走ってきたあいにボールを突然投げ付け更に投げられたあいもルールを把握していなかった為にボールを前島達の方に投げ返し、グダグタになって一時試合中断。「テキーラ10杯!」等と酒焼け声で話して爆笑するあい。あいがアウトになっている内にゆうかが本塁に戻っており、キャバチームは3点を取っていた。
六番の客のプレゼントをネット転売するのが得意なじゅり、そして客からレクサスをもらったという七番聖羅は続けて凡打でアウトとなり、ようやく1回表が終わった。「気合い入れていこうっ!」1回裏で取り返そうとハブが音頭を取ると「おうっ!!」と声を揃える一同。ここで浅川が「気付いたことがあるんですけど」とヒデのジェスチャーサインはバント、西船橋方面はレフト狙いだと指摘。「私、気付いたら指で指示するんで」と提案しメンバーは受け入れた。「ガチになっちゃって」軽く恐縮する浅川をむしろメンバーは喜んでいるようだった。
次回は後編、かなりの接戦になる模様っ! キャバ嬢エース、マキが手強いらしい。