羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

無痛 6

2015-12-10 20:34:03 | 日記
「イバラ君、警察に行こう。俺が証言する」「ああぁッ!!!」叫び、暴れたイバラは診療所を裸足で飛び出して行った。追う為頼。入れ違いで早瀬が来た。「イバラは? ここに来たはずだ! どこに行った?!」早瀬は菜見子と和枝を問い質した。運河に掛かった橋の上でイバラに追い付く為頼。「僕は罪を犯しました。どうすればいいんですか? 僕は、痛みを知らないから、だからっ」「違う! 君は痛みを知ってる。サトミちゃんを助けようと連れてきたこと。高島さんを、佐田から守ろうとしたこと。それは君が痛みを知っていて、その痛みから大切な人を守ろうとしたことなんだ! ただ、君はその守り方を間違えた。君は、他の誰とも変わらない。いや、誰よりも痛みを知っている。優しい人間なんだ!」手を差し伸べる為頼。
その手に歩み寄るイバラ。ここで早瀬が追い付いた。ポケットに手を入れたイバラに気付く早瀬。早瀬は「イバラッ!」犯因症を顔に浮き上がらせた。「撃つな! 早瀬ッ!」叫ぶ為頼。早瀬はイバラの肩の辺りを2発撃った。イバラはポケットから取り出したサトミからもらった絆創膏を取り落とし、橋から運河へ落ちていった。白神は、院長室で新薬をテーブルにぶちまけ、一掴み手に取り、握り潰していた。「どうして撃った? 早瀬ッ!!」為頼は早瀬に詰め寄っていた。
・・・白神がそうまでして石川を殺さなくてはならん理由がね。陰険ではあるが、ただの小学校教諭だろ? はて? 菜見子は原作にあったらしい子供の誘拐がサトミが自分でついてゆく話になり、ヒロインポジも和枝の取られてちょっとフワフワしちゃったな。為頼、早瀬もバディまでには至らず微妙な間合いだ。結局そうでもなかった菜見子とイバラの関係性を中盤まで匂わせていたが、その分を思ったより濃くなったサトミとの関わりに振った方がわかり易かったかも?
あと、ワンチャン明日書きます。今日はム~リ~