羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

手裏剣戦隊ニンニンジャー 6

2015-09-27 20:07:20 | 日記
挟み撃ちにして追い込む風花と凪。ここで、通路の上段に何やらアメリカンな発音でラッパラッパ言うスッパラゲが現れ、袋をパスするよう促した。「ラッパ!」挟まれたスッパラゲは上段のアメリカンスッパラゲに袋を投げ渡した。「ラッパぁ! ナイスパスでございやす」面を取ると、上段のスッパラゲはキンジだった。「ラッパ?」驚くスッパラゲを気絶させ、キンジ達は牢に走った。
「お待たせしやした!」牢のある部屋までくると、スッパラゲ達が殺到する! 3人で斬り結び、かわしながら突進し、キンジがスッパラゲ郡を抜けると「やらせるかっ!」ムジナが立ちはだかった。サシで普通に戦うと普通に強いムジナは簡単にキンジを転がし、「いいとこ盗りの術!」「お願いしやす!」『いいとこ玉』を抜かれる寸前で袋を風花に投げ渡すキンジ。キンジは牢に送られた。「二人とも急げ!」興奮した八雲は花の咲いた杖を取り落とした。風花はムジナ以前にスッパラゲにタックルを喰らって止められた。「凪!」風花は凪に袋を投げ、袋から霞の『いいとこ玉』が飛び出した。「ソヤアアッ!!」凪はかなり跳躍の高いオーバーヘッドキックで霞目掛けて玉を打ち出した! のだが、「八雲君、お花落としましたよぉ?」霞は八雲の花を屈んで拾い、玉を避けてしまい、玉は後ろにいた天晴に入ってしまった!
「あれ?」「ああっ?!」動揺する風花と凪。「俺?」天晴は自動的に牢の外に転送された。「Oh my God! what? I can not speak japanese」困惑するキンジ。「キンジさんのいいところって、変な日本語だったんですね!」やはり嬉しそうに指摘する霞。「どうしようっ?!」「どうしようって?」混乱する風花と凪。「落ち着くんだ。ここは一旦退避だ」天晴は冷静に煙玉を使い、3人で退散した。
「状況を整理しよう、奪い返す方法を考えるんだ」「お兄ちゃんが考えるだなんて」
     7に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 7

2015-09-27 20:07:09 | 日記
「頭がよくなっちゃったんだね」牢から距離をおいた1角で思案する3人。「シンプルに追いかけても、勝てない」天晴の言葉に、凪は霞の助言を思い出した。『常に先に行く気持ちでやらないと』「そうか、常に先に行くんだ!」「どういうこと?」話が見えない風花。「なるほど、常に先に行くか。じゃあ、こういう作戦はどうだ?」賢くなってる天晴は何か思い付いた。「こんな頭の回転が早いなんて、お兄ちゃんじゃない」むしろ怖くなった風花。
手筈通り、ボート乗り場までムジナを引き付けた風花は姿を消し、代わりにスワンボートに乗った天晴が池の中程に居た。「先に来て待ってたぞ?」イケメン風の口調になってる天晴。「馬鹿にしてるのか? スタタタタタタッ!!」ムジナは水面を走り出し、ボートに乗り込むとあっという間に天晴の頭を掴んだ。「いいとこ盗りの術!」玉を抜かれ、牢に飛ばされる天晴。その牢には風花が先回りしており、見張りのスッパラゲを倒すと牢の鍵を奪い。「待ってたよ? お兄ちゃん!」と鍵を見せた。
ボートではムジナが玉を袋に詰めていた。「後は二人か、どこに逃げやがった?」「ここだよ!」「おお?」スワンボートは突然沈み出した!「泥舟のように沈んだぁっ!」なぜか軽く溺れるムジナ。「引っ掛かったね!」池の中からスワンボートが浮上してきた。「何っ?」「ジャジャーンっ!」ボートから分離した凪の手にはムジナの袋が握られていた!「あはぁ?! ぶほぉっ」驚いてさらに溺れるムジナ。凪は合体の術と変化の術を合わせ、ボートに一体化して事前に潜んでいたのだった。
「カチカチ山作戦、大成功!!」凪は風花に連れられボート乗り場まできた天晴達に『いいとこ玉』を投げ返した!「とにかく行くぞっ!」凪も合流し、変化していない天晴達も変化の構えを取った。「ザ・変化!」
     8に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 8

2015-09-27 20:06:57 | 日記
「手裏剣変化!」「忍ぶどころか、暴れるぜ!!」変化した一同は池から上がってきたムジナに突進し、ムジナも応戦の構えを見せた!
多対一で押され、キンジにスターソードガンで一発撃たれると、ムジナは分身の術を使ってきた。個別に一対一でそれぞれ対応するが、分身は脆く次々撃破! 本体も凪に蹴り飛ばされた。「超絶変化!!」天晴は超絶化! 凪もガマガマ銃を構えた。「ザ・ガマ!」「ザ・超絶!」「一番勝負!!」「忍者一撃!!」「超絶、ダブル手裏剣斬っ!!」伸ばした燃える一撃刀と、ガマ銃の舌でムジナ本体を両断して撃破した!!!
「まあ、とにかく、すべきことはしてくれた訳だ。肥大蕃息の術っ!」姿を現した十六夜はムジナを巨大化させた。即、対応する天晴達。「覇王手裏剣合体!」「覇王シュリケンジン!!」オトモ忍を合体させた。「このデカブツめっ!」ムジナは一応反撃するが通らない。「いくぞ、お前ら!」「おうっ、いくぜ、おっちゃん!」獅子王に応え、覇王シュリケンジンの頭に乗る天晴。「覇王、アッパレバスター!!」最大火力をムジナに撃ち込む!!「うおぉッ! 瞬殺とはやるな。しかし、この程度で終わると思うなよっ!」言い残し、巨大化ムジナは爆散した。
十六夜はムジナから飛び出した歯車を回収し、笑った。「やっと揃ったねぇ」「九衛門、貴様何を企んでおる?」正影が現れた。「これより御覧にいれましょう。召喚の術!」十六夜は小槌を振るった。すると、ビルの一つから狐のような人型のオトモ忍が現れた!!「何だあれ?」驚く天晴達。「僕が十六夜流忍者を君達に仕向けたのも」十六夜は狐型オトモ忍に染みるように入っていった。「このカラクリキュウビを生み出す為さ!」歯車をキュウビの両肩、両脚に嵌め込む十六夜!
「あのようなカラクリを隠し持っておったか」
     9に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 9

2015-09-27 20:06:46 | 日記
正影は地上で見上げていた。「とにかくいくっきゃないだろッ!!」天晴は操縦席に戻り、覇王シュリケンジンにキュウビを砲撃させたがバリアで弾かれた!「俺の攻撃が利かねぇだと?!」獅子王が戸惑っている。「忍法、コギツネ乱舞ッ! いけッ!!」キュウビは9機の子機を出して四方八方から乱射攻撃を撃ち出した! 合体を解かれ、シュリケンジン、バイソンキング、ライオンハオーに分割された。「物凄い、圧力です!」「反撃だっ!」構え直す八雲。「了解でごぜぇやす!」キンジも立て直した。「シュリケンジン、アッパレ斬り!」「バイソン、荒くれバスター!」シュリケンジンとバイソンキングの決め技を刀で掻き消すように無効化するキュウビ!
「この歯車には十六夜流忍達が集めた、オトモ忍達の攻撃に対する抗体があるんだ。君達には何もできないよ」勝ち誇る十六夜はキュウビに斬撃を放たせ、シュリケンジンとバイソンキングを一撃で個別のオトモ忍に分解して吹っ飛ばした!「うわぁああ!!」悲鳴を上げる八雲達!「皆ッ! 大手裏剣クラッシュ!!」天晴は二枚の手持ち手裏剣を合わせてキュウビに放つが、跳ね返され、逆に手裏剣を当てられてダメージを受けるライオンハオー!「効かないよっ!」キュウビの刀で連打で斬られるライオンハオー。獅子王が呻く。「ダメだ。コイツには、勝てねぇ」弱音を吐く獅子王。「そんな」返す言葉が出てこない天晴。「散るがいい、天空のオトモ忍!! コギツネ乱舞ッ!」再び子機を放つキュウビ! 全方位から撃たれ、爆発し始めるライオンハオー。「うわぁッ!」天晴も叫ぶ。ライオンハオーは倒れ、大爆発した!!! キュウビに爆炎に背を向けさせ、十六夜は勝利を確信した。
・・・霞のおとぼけぶりがやや不器用で、中の人の真面目ぶりが伺える。一応凪回だが、今回も他の要素が色々混ぜられた回だった。雪女回のような混乱はなかった気がしたかな?