羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

民王 完

2015-09-20 21:27:28 | 日記
途中からトリックを通り越してSPEC番外編風になってきていたが、何とか決着。電車男的な決めイベンドをしていたがもはや懐かしいくらいだ。というかモフモフ踊らないのかよっ! ラスト辺り入れてくるかと構えていたら普通にmiwaだった。miwaかよっ!!
メイン四人の掛け合いの楽しいドラマだった。最終回は残念ながら別行動気味で絡み少なかったが、役者達も楽しんでた様子。社風から、題材的にハッスルせざるを得ず思想ネタに話の進行が結構振り回されてしまったのはちと残念ではあった。来期の侍先生もまたブッ込んじゃいそうだ、キャストは面白そうなんだけど。
貝原はやはり二重スパイをしていた訳だが、なぜかボーイズラブな方向に舵を切り出して、いやいやそっちかよっ?! となった。まあ、スタッフと脚本が貝原のキャラ好きになり過ぎちゃったんだな。人気キャラではあるが、ヒロインじゃねぇから! 喜ぶ人は喜んだろうけどさぁ。
翔が偽入れ替わりでもう少し苦労するか、黒幕組織の末端に食い込むぐらいするかと思ったが、案外クレバーに偽入れ替わりに対応し、黒幕組織も匂わすくらいで終わっちった。翔は就職の件を最終回まで引っ張ってたからそっちの処理もやらなきゃならなかったのと、黒幕はやはり変身するかSPEC持ちじゃないと厳しかったか? 万能のモフモフ殺法を封印していたしね。
プロレスに、よろしく勇気と小ネタを入れつつの最終回だったが「カキ天奢れよ」とか真依からの翔へのキス等わりと普通のドラマの生理も回収していて、あ、こういうのも書くんだ。と思ったりもした。単発SPくらいで続編あればいいのにね。取り敢えず爆破シーンとカーチェイスを入れてゆこうじゃないかッ?!

手裏剣戦隊ニンニンジャー 1

2015-09-20 21:27:06 | 日記
「アリがたき幸せっ」十六夜の忍招聘術で絵図から十六夜流忍者、クロアリが生み出された。「さて、次はどうするつもりじゃ?」正影が牙鬼の館の暗がりから現れた。「クロアリの、面白い術を使おうと思いまする」十六夜は何事か企んでいた。
そんな中、ランニングしていると女忍に襲われる天晴!「桔梗?!」「はぁああっ!」刀を公園のランニングコースだ刀をぶん回す桔梗! さらに手裏剣も連打してくる!「全然変わんないな」回避した天晴だったが、振り向くと桔梗の姿は無かった。「あれ? 桔梗! おーい」公園を探し回る天晴。橋まで来ると小石を踏んでバランスを崩し、「うわわわっ?!」水路に落ちそうになったが、煙と共に現れた桔梗が手を掴んで助けてくれた。「相変わらずバカなんだから」「自慢じゃないけど、お前に頭で勝ったこと無いからなぁ」あっけらかんと笑う天晴は、桔梗を道場に案内した。
私服に着替えた桔梗は道場で死んだと聞かされていた好天の写真に手を合わせたが、生きていたことを知らされ「ホントに?」と驚き、「桔梗に嘘ついたって仕方ないだろ?」と天晴に笑い掛けられていた。風花以外のメンバーは天晴の彼女か? 戸の隙間から覗き込んだりしていたが、凪は風花が見たらチェック厳しそう等とも小声で言っていた。「私が、何だって?」不意に後ろから当の風花に話し掛けられ凪達は驚いて道場に転がり込んでしまった。慌てる凪達!「天兄の彼女が美人か等気にならんっ!」八雲が思わず口に出してしまうと、「お兄ちゃんに彼女ぉっ?!」風花は結構なリアクションをした。「何だそれ?」「始めまして、高坂桔梗と申します」桔梗は天晴の放浪時代の修行仲間だった。今は伊勢喜六という師匠(わりと若い)が開いた忍者塾の講師として招かれているという。「熱いなこれ、燃えてきたぁッ!」単純に盛り上がる天晴。「忍者塾?」八雲と霞は顔を見合わせた。
     2に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 2

2015-09-20 21:26:58 | 日記
森の中にある伊勢流忍者塾には子供達が多数学んでいた。桔梗が指導する修行は障害を乗り越え、的に手裏剣を撃ち込む内容だったが、「先生、あそこに変な人がいます」離れて様子を見ていた『変な人』こと天晴は軽く駆け寄ってきた。「先生のお友達の忍者です」「伊賀崎流から来ました。伊賀崎天晴です! 一緒に頑張ろうなっ! 燃えて来たぁッ!!」戸惑い、乗ってこない子供達。「何だお前ら? 熱くないな。じゃあ、俺がお手本見せてやるっ!」天晴は桔梗から手裏剣を取ると、「おりゃああっ! うおおっ!」障害にずんずんクリアしてゆく天晴。かなり易しいが水蜘蛛らしい障害もクリアし、「へぁっ!」手裏剣を的に撃ち込む天晴。「わっしょい!」キメポーズをすると、子供達は歓声を上げた。
盛り上がっていると、「桔梗君、彼は?」ゴーバス、ではなく伊勢喜六が現れた。細い。痩せた?「伊賀崎流から来ました。伊賀崎天晴です」「伊賀崎流、ということはラスト忍者の?」「はい! ラスト忍者は俺の爺ちゃんです!」「そうか、機会があったら1度手合わせして貰いたいものだ」伊勢は手を差し伸べ、天晴と握手した。「では、失礼するよ」伊勢は子供達の元へ向かい、火炎の術の指導を始めた。「爽やかで格好いいな」「でしょう?」桔梗は伊勢に憧れている風だった。と、「桔梗君。生徒達にまだ火炎の術を教えてないのかい?」「でも、まだこの子達に火炎の術はまだ危険かと」「そんな怖れを教師が抱いていたらダメだろう?」「はい、わかりました」伊勢の指導は思ったより性急で、天晴は少し違和感を感じた。
続く剣術の修行でも伊勢の修行は厳しく、稽古で相手を打っても気遣いを許さず、必ず止めを刺す段までやらせる徹底したものだった。表情を無くしてゆく子供達。「何だよ熱くねぇな」「忍者なんだから、天晴みたいな熱血が、
     3に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 3

2015-09-20 21:26:46 | 日記
いつもいいとは限らないでしょう?」「そういうことじゃなくて、皆、機械みたいじゃんか?」ムッとする桔梗。「生徒のことをそんな風に言わないでくれる?」「そういうつもりじゃ」「ケチつけたいだけなら、帰って!」桔梗は怒って、伊勢と稽古を代わりに向かってしまった。
一方、このタイミングで忍者塾とは怪しいと踏んで伊勢流塾の屋敷の中を調査していた八雲、霞、キンジ達だったが、何も見付けられてはいなかった。「伊勢喜六、確かに伊勢流の忍者にいらっしゃいます」スマホで伊勢のプロフィールを検索していた霞。検索するとヒットするくらいのポップな存在! そして、ネイルに凝ってるらしい霞! ネイルはともかく、その動きは伊勢も感付いていた。伊勢は山道を抜け、洞窟に入り、ちょっと楽しそうな隠し階段を降り、隠し扉を抜けると、地下水の染み垂れる、橋の掛かった辺りに出た。「まさかあの女と伊賀崎の忍が繋がっていたとは誤算でした」正影と十六夜が姿を現した。伊勢は子供達を洗脳して牙鬼の尖兵にするつもりでいた。「ここからがこのプロジェクトの見せどころじゃろうが」正影は今回天晴に狙いを定めていた。
伊勢はわざと八雲達が調査する屋敷周りを見付かるように歩き、霞に見付けさせ、霞、八雲、キンジの3人を人気の無い廃屋の前に誘い出した。「奇遇じゃのう」軽く攻撃しつつ、姿を表す正影。伊勢の姿は無い。「晦正影っ!」「始末させて貰うそぞ!」「ザ・変化ッ!」変化時の忍手裏剣の力場? で正影の攻撃を防ぎ、変化する3人! 斬り合いになるが、「ここは俺達に任せろ! キンジは皆に伝えてくれ!」八雲と霞は正影を引き受け、キンジは投げ付けられた錫杖を避けつつ、離脱していった。「取り逃がすとは誤算っ、退くしかないようじゃな!」正影は錫杖を鳴らしてあっさり姿を消していった。
     4に続く

手裏剣戦隊ニンニンジャー 4

2015-09-20 21:26:36 | 日記
「そういうことだったのか」伊賀崎の方の道場に戻り、八雲達は天晴に知り得た範囲の事情を話した。「じゃあ桔梗は?」「彼女は何も知るまい」「わかった。俺、桔梗に話してくる!」天晴は駆け出していった。「ちゃんと言えるかな」心配する凪。「言えますよ、天晴君なら」霞が応え、「皆」八雲はもう一手打つべく行動を始めた。
天晴は忍者塾傍の竹林に桔梗を呼び出した。「何? 謝りに来たの?」まだ怒ってるが話は聞く桔梗。「それは悪かったけど、そうじゃないんだ! さっき俺が感じたことは間違ってなくて」「謝るどころか、自分を正当化する訳?!」「聞けって! あの伊勢って先生」「先生の悪口まで言うつもり? 天晴、変わった。昔だったら、私が頑張ってること応援してくれたのに、もう話したくないっ!」去ろうとする桔梗に「待て! 待てって!」追い縋る天晴。「桔梗君」そこへ伊勢が現れた。
「どうしたんだ、授業すっぽかして?」「すいません」「伊賀崎君か、悪いがまた今度にしてくれないか?」「桔梗、こいつは牙鬼の手下だ。」「え?」笑う伊勢。「桔梗君、君の仲間はこんな侮辱を言うのか? 証拠はあるのかい?」「証拠は、今見せてやる!」「アカニンジャー手裏剣!」「手裏剣変化!」天晴はアカニンジャーに変化し、伊勢に突進した! 数合刀で打ち合い、柄を握った手で伊勢を殴り飛ばす天晴!「正体を現せ!」「天晴やめて!」追撃しようとする天晴を桔梗が後ろから押さえて止めた!
「桔梗離せっ!」「桔梗君、そのまま彼を止めといてくれ」「はい」人の姿のまま起き上がる伊勢。「でもっ」迷う桔梗。「俺を信じろっ、桔梗!」刀を構える伊勢。「いいぞ、そのままだ」近付く伊勢。「桔梗!」桔梗は目を閉じた。『自慢じゃないけど、お前に頭で勝ったこと無いからなぁ』『桔梗に嘘ついても仕方ないだろ?』天晴の言葉を思い出す桔梗。
     5に続く