ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

四国 城巡り その1

2016年07月31日 | 旅行
今年の夏は、現存するお城を見て回ろうと思い、四国に出かけました。

1日目は高知城。







高知城は関ヶ原の合戦で徳川方に付いた山内一豊がその功績により、土佐一国を与えられ築城したもの。城郭の建物全部が残っている貴重な城です。
遠くからの眺めはなかなかいいです。
ただ土佐では一豊が入国するとき、さまざまな軋轢があったので、歴史の叙述はものの挟まった言い方になっている気がします。


土佐と言えばやっぱりこの人、坂本龍馬ですね。




もうひとつ、よさこい。アーケード、夜9時、若い人たちが練習していました。

讃岐名所巡り2

2015年09月15日 | 旅行
前回、岡山から香川へと名所巡りをかきましたが、備忘のため、その続編を書いておきます。

3日目は、まず向かったのが丸亀城。





全国に現存する城12のうちのひとつで、日本一高い石垣 、美しい石垣がこの城の特徴です。

彦根城も幅広い石段の上りがきつかったけど、ここは階段ではなく、コンクリートのハードな急坂。天守閣は三層で小さい。



現存する城を登ったのは、松本城、彦根城、松江城、犬山城、姫路城、そしてこの丸亀城。
まだ半分。北は弘前城、南は高知城、宇和島城まで、楽しみが残っているわけです。

城からの眺め。讃岐富士と瀬戸大橋。
 


続いて、四国75番霊場、善通寺。電車に乗っていたら、「善通寺」と聞こえたので、時間もあることだし、途中下車。1.5キロくらいあるのでタクシーで行く。
本堂の大仏は立派。五重の塔もすばらしい。



お遍路さんもいて四国に来たな、と実感。





そして、金毘羅さん。ようやく来れました。
目標は奥社まで行くこと。





懸念材料は右足のふくらはぎ。一ヶ月半前、肉離れを起こし、まだ張りがある。左膝はここ10年来痛みがあり、いまは水が溜まっている。そして腰。水汲みで重いポリタンクを持ち運びした反動か、先週の月曜日、ぎっくり腰をやってしまい、生まれて初めて整体に通って、やっとよくなったところ。

なので、金毘羅さんに行こうなんていう意欲はわきませんでしたしが、今週になって、具合がよくなって来るとムクムクと行きたくなってくるんですね。
そうなると、何処をどう廻るか、頭もクルクル回り出します。

整体師が膝にテーピングをしてくれたし、ふくらはぎにはサポーター。

金毘羅さんの階段、このところ大して歩いていないので、どうかと思いましたが、上り出したらなんとかいける。ここ2日、岡山城や栗林公園、屋島と歩いて、大丈夫だったし。



御本宮まで25分。ますまずのペース。そこから25分で奥社到着(途中5分休憩)。バンザイ。
参拝する。


御本宮まで785段、御本宮から奥社まで583段、合計1368段。海抜421メートル。


讃岐の国は思いのほか広い。讃岐富士、そして瀬戸内海がみえて、いい眺めです。米もよくとれるだろうと。岩代の山国で育った僕は平らで広大な田畑をほとんど見たことがなかったのです。いまでもその感覚は消えません。


山形に行った時も、こんなに平野部が多かったんだ、福島の中通りとはえらい違いだと驚いたことがあります。世間知らずでした。(^^;;
行ってみてこの目で見ないと分からないものだと。

さて、問題は下り。
御本宮までなんとか降りてきましたが、膝、ふくらはぎが怪しい。エスケープルートはないのか探すも見当たりません。


仕方なく、慎重に階段を下りてきて旭社の下で、残り450段くらいの左手、高橋由一館横に道路が見え、下向道(帰路)と表示あり。人っ子ひとりいない山道をトボトボ回り道して下りてきまして、やっと参道登り口横にたどり着いたのでした。

金毘羅さんは健康のバロメーターです。今回たまたま来れて良かったと思います。

山陽・讃岐 名所めぐり

2015年09月04日 | 旅行
仕事を終えて、残りは名所めぐり。
岡山市は、まず後楽園、そして岡山城。
さすが名園。すばらしいですね。


一服。きびだんご。




瀬戸大橋をマリンライナーで渡り、高松市泊。


本日の仕事は午前中で終わり。
午後は見るぞ~、と。

まずは、栗林公園。
松と池がたくさん。これはなかなか。ミシュランガイドに紹介されたとのこと。いいです。




ただ、公園というネーミングがよくないかな。
天下に名を轟かすには、三大庭園は三文字、なので公園じゃなく、栗林園でいいとおもうけどな、なんて。

次は、源平合戦の古戦場跡、屋島へ。
琴電を乗り継いで琴電屋島へ。

壇ノ浦や那須の与一で有名な屋島の戦いが一望出来る談古嶺。
那須の与一、このおだやかな入り江で矢を放ったと思われます。そうでなけりゃありえません。





なんて、思いながら屋島山上を一周。



ここは瀬戸大橋を遠くに眺める夕陽の名所。残念ながらわスマホのバッテリーが切れそうで、夕陽の時刻まで居られないので、山を降りて来ました。



瀬戸内海、一ヶ月前、直島からみた島や高松を屋島から観るとは思いませんでした。

これも日頃の行いか、屋島寺で拝んだ御利益かな。


アート鑑賞の旅

2015年08月12日 | 旅行
旧聞になってしまいますが、7月下旬、倉敷とベネッセアートサイト直島に行っていきました。


倉敷市の美観地区は古い建物や景観を残していて、風情がありましたね。

大原美術館は、エル・グレコの「受胎告知」やセガンティーニの「アルプスの真昼」など、見たかった有名な絵がいっぱい。




  

夕暮れ時、あるカフェでは30分の無料コンサートを鑑賞。それからメインストリートでは「倉敷天領夏まつり」。町内や会社の連が踊る様は色とりどりで壮観。そのあと、よさこいソーランのような、各連によるパフォーマンスが続々。たのしい夜になりました。

次の日は、いよいよ直島。宇野港からは目の前に見えます。瀬戸内海はおだやかで、こんなにきれいなんだと感動しました。
直島の港に着くと目に入るのがこれ。草間彌生さんの有名な黒い水玉模様の赤カボチャ。



家プロジェクトは、民家の(立て直した)中に現代アートが。なかでも、真っ暗闇に6~7分、目を凝らしているとほのかに光が浮かび上がる「南寺」はユニーク。真っ暗闇って怖いです。なんだか体験型みたいでおもしろかった。





地中美術館は、モネの睡蓮がいくつもあって見ごたえがあります。
ウォルター・デ・マリアの大きな球体は不思議なオーラを放っていました。 

現代アートって、僕にはよくわからないけれど、作品になにか感じるものがありまして、芸術の力はすごい、とおもいましたね。
10年以上前、ベネッセコーポレーションの福武總一郎氏の講演「あるものを生かし、ないものを創る ~変化の時代・大競争時代における「不易と流行」~」を聴いた際、力を込めて語っていたのが、話の大半がこの直島のことだったのです。現代美術が大勢の人を呼べんるだと。
パワポの映像で、島中をアートにしてしまったその情熱というか、すごさは刷り込み済み。ですから、いつか行ってみたいと思っていましたので、念願が叶いました。

帰りは、途中でバスを降りて、海岸近くに展示してある野外の作品を鑑賞。



直島から宇野港に戻り、次は日本のジーンズ発祥の地、児島に。
ベディスミスのジーンズミュージアムで、ジーンズの歴史をお勉強。
日本のジーンズの最初はBIG JOHN、1965年。そこから分かれたのがベティスミス。
どういうわけか、ボクはリーバイスの細身が合わず、BIG JOHNばかり穿いてきた気がする。
Betty Smithはレディス向け、いまはメンズもありますが。だからかも。





ジーンズが似合うのはやっぱりこの人ですね。
で、アウトレットでジーンズをゲット。
今回の旅の目的の一つは、ジーンズをここで買うことだったので、まずひとつ達成。でも、これいくらすると思います? ボクの普段買っている値段と同じです。 通常は1万数千円するみたい。
 


このあと、姫路城や法隆寺、興福寺の阿修羅像や東大寺の大仏を見物したり、まるで修学旅行のコースです。平日のせいか中国人やら欧米の人がわんさか。日本人のほうが少ない。
  

奈良では柿の葉寿司も食べたし、最後の目的は伊賀の里にある長谷園という伊賀焼の窯元。

NHKBSの「イッピン」でも取り上げられた評判の炊飯土鍋「かまどさん」を買いに寄ったのです。
しかしナビ頼りで行くとえらいめに合います。伊賀市街に入ったらナビは左を指示。地図上当然だろうなと思ったら、とんでもない狭い山道を10数キロも走らされました。

これは国の登録有形文化財として登録された長谷園の「登り窯」。壮観です。




ゲットしたのは2合炊きの「かまどさん」。
つやつやとした黒がいいですね。



我が家はIH。なので、これはカセットコンロで炊くことになります。
家人は疑問視するわけです。
「なぜこれを買いたいの?」

「おいしいご飯が食べたいからだ」

「じゃ、誰が焚くの?」

と、まあ、必然的にボクということになりますね。

そんなわけで、この「かまどさん」。帰ってきてから炊いてみました。
やってみれば簡単。掛け値なし、美味しいです。ふっくらとした感じは昔のかまど炊きとおなじ。
家人にも好評でした。
ただ、重いのと取り扱いに手間が掛かることが難点。
ですが、手間ひま掛けることを楽しんで行きたいと思います。

北陸は荒れ模様、関東は快晴

2013年01月28日 | 旅行
金土日は金沢に。仕事です。

週末の天気予報、北陸は大荒れ。この間、関東地方の雪予報が外れたせいか、大雪警報、強風警報を盛んに報じています。

着いたらものすごい風でしたが、雪はなし。
翌日土曜日朝には約10センチの雪。強風と雪が降ったりやんだり、晴れてみたりとめまぐるしくお天気が変わります。
これは関東地方にないことでした。

日曜の朝、8時の開門時間に合わせて、兼六園に行ってきました。
朝7時過ぎ猛烈な吹雪でどうなることやらと思いましたが、30分もしたら晴れてきました。

この季節はやっぱり下の写真のような光景が見たい。
ついています。バンザイ。







ホテルに戻ってきたらまた吹雪です。

帰りの飛行機は、小松空港から南下して海側のコース。雲を突き抜けたら富士山や南アルプス、中央アルプスが輝いています。
乗務員によると、コースって変わるんだそうですね。帰路は富士山が見えないと思っていたので、機長、ナイスな選択ですね。





これはツイてます。関東は快晴、眼下は伊豆半島、三浦半島、房総半島がくっきり。こんなにクリアに見えたのは初めて。

子供のように窓に張り付いていました。