ボランティアで「介護予防体操」のお手伝いをしていますが、
この場は、言ってみれば地域の無料デイサービスを目指しています。
いいアイディアではありましたが、こちらも早くも限界が見えます。
というのはいくら住んでいる地域の自治会であっても
「行こう!」と本人が思わなければ出て来ないのです。
途中でやめてしまう人もいます。
それと、男性が出て来ないことです。
何か工夫が必要だと思います。いいアイディアがないのですが。
私のお手伝いしている2つの場所でも、少し認知症っぽい方と
足を悪くしている方、93歳で家族が連れてきていた方が来なくなってしまいました。
だれかが誘って連れてくればいいのでしょうが、そういうお友達がいないようです。
体操自体は 体にマヒがあってもできるものなので、そういう日常生活が大変な方こそ
通ってきて元気になってもらいたいのですが。
どちらの会場も男性は2~3人で、おしゃべりはほとんどしません。
通ってきている方は元々がある程度お元気で友達もできやすく
どんどん、元気になっていきます。
お茶会もするので、楽しそうです。
ここに分かれ道があるようです。
認知症を少しわずらっている方が3か月ぶりに来られた時
お手伝いしたのですが、認知症が進んでいると感じました。
通ってきていたころは、足に力がついてきていたのですが3か月で後退し
立ってする運動はできなくなっていました。
何もしなければ筋肉は確実に落ちていく ので、努力が必要です。
健康寿命は自分でメンテナンスしなければどうにもならないのです。
それにしても、女性のおしゃべりはとってもいいです!
知らない人でもなんやかんやしゃべるし、白けていることがないです。
井戸端会議的に、後に残らないこと、思いついたことをなんでも話します。
多少体が動かなくても、おしゃべりができればなんとかなります。情報交換もできます。
年を取るほど、おしゃべりがいいと思います。
私は、今まではおしゃべりが欠点と思っていましたが(← 余計なこともしゃべるので)
もう少ししたら、長所になります。 (← まちがいないです)
多少余計なことをしゃべったっていいんです。覚えていませんから。 (←それはどうか )
男性は、むずかしいですね。お隣同士になっても知らんぷりしています。
ほかのサポーターさんに聞いても、「男性の参加は少ないししゃべらない」そうです。
機嫌が悪いように見える時もあります。 (←そうじゃないんですけどね)
お家で、奥様にご機嫌をとってもらっているからでしょうか。
それともシャイで一杯入らないとダメなのかな?
介護予防体操教室でも、サポーターが男性ばかりだと堅苦しくて暗くなってしまうので
女性に入ってほしいと市の担当者から応援要請があります。
女性サポーターは雰囲気がやわらかく、気軽におしゃべりできるのでいいそうです。
私は井戸端会議は得意なので、できる限り要請に応じるようにしています。
(↑ 井戸端会議が役に立つ日がくるとはね~。長生きもいいかもね~。)