友人が自彊術の教室を開いているのですが、
今まで興味がなく誘われても参加していませんでした。
10月の終わりから、公民館で「体験講座」をやるけれども
人数が集まっていないというので、私も駆り出され
4回のところ2回だけ 参加することになり、先日1回目に参加しました。
私は初参加ですが、講座としては3回目です。
↑ 写真はお借りしましたが、こんな感じです。
自彊術は 日本最古の健康体操で、31の動作を号令と共に行います。
前の動作が次の動作の準備運動になっており、足の角度や手の動き
すべてに「型」があります。
全身のストレッチのようです。
普段動かさない所をぐいぐい動かすので、身体のあちこちが痛みます。
アシスタントは元気なおば様たちで迫力がちょっとこわかった。
私についてくれた方は 静かな方でしたのでほっとしました。
体調がよくなりそうなので、続けてみようかなと思っています。
参加してよかったこともうひとつは、
「参加している人の気持ちがわかった」ということです。
介護予防体操のサポーターをして、
なんとか正確に伝えたいと思うあまり、うるさく注意したり
手を添えたりするケースがあるのですが、どんなに言われても
最初からはできないものです。
号令を大きな声でと言われても、運動で手一杯になり
大きな声は出せません。
慣れてきたらひとつづつできるようになっていくので
見守ることも必要です。
特に介護予防体操の場合は、高齢の方が対象なので
多少姿勢が悪くなっても、それはそこまでしかできないからです。
また、指導者であっても (サポーターは指導者ではないですが)
参加者は年齢が上の方がほとんどですから礼儀も必要です。
体操しながら、そんなことも考えました。
(↑ 休憩時間にです。体操中は何も考えられません)