ついに私、超むずかしくて何度も放り出した本に
正面から挑戦することにしました。
その名は 「ヒトゲノムとあなた」
柳澤桂子著 集英社文庫
生命科学者で、研究の途中で原因不明の難病を発病し
仕事もやめ、寝たきりのようになりながらも病床で
啓蒙の書を発信。ふとしたことから薬が見つかり
病気が改善、作家として生命科学の本を書きつづけている。
私がこのような(遺伝など)事柄に興味をもったのは
もともとはアメリカンドラマが大好きで、アメリカの
進んだ捜査を憧れを持って見ていたのが発端でした。
よく DNAで犯人が見つかるんですよね~。
DNAって、遺伝情報だとはうすうす、うわさには
聞いたけど、ホントのところどうなってるの?と
思った訳です。
それで、以前彼女のエッセイを読んだことがあるので
たぶんやさしく解説してくれるだろうとこの本を手にとったのが
3年くらい前。むずかしいわ・・・・。
まえがきに「内容はできるだけやさしくして、
専門的なレベルは目標を高く掲げようとおもった。
最後まで読んでもらえるように祈るような気持ちです」
とあるのです。そうか!と読み始めたものの
専門的なところがちっとも頭に入ってこない。
私の「やさしい解説」と著者の「やさしい内容」の
へだたりがすごい。(← 感心してる場合じゃない)
それで、なんどかトライしては放り投げ、でも
捨てることもできずにいましたとさ。(←終わってしまったのか)
でもやっぱり知りたい。ということで今回は
がんばって4分の1くらいまで進みました。
(↑ 今までは、ほとんど進んでないとこで挫折してた)
ぼーーーっとしていた全容が少しわかってきました。
やっぱり、この方説明が上手なんじゃないでしょうか。
だってさ、初めの方でこの私になんとなくわからせましたからね。
(↑ 普通は はっきりわかるのかもよ)
DNAとは
A,T,G,Cの頭文字を持つ4つの分子が組み合わさったものが
2重らせん状に30億個つながったもので、伸ばすと1mくらい。
人の60兆の細胞すべてに入っている。
はーーー、それで髪の毛1本でも犯人がわかるんだね~。
染色体とは
1mくらいあるDNAが23本に分かれ、それそれが
タンパク質にぎっちり巻き付いて棒状になったもの。
23本で1セット。
卵と精子から1セットずつ受け継ぐ。
ゲノムとは
ひとつの生物のもっている全遺伝情報のこと
(DNA情報のこと)
ゲノムというのは物質ではないと初めて知ったよ~
30億の文字がつまった古文書みたいな物なんだって。
ゲノムを読むとは
染色体からDNAを取り出して30億個の分子の
組み合わせを調べること。
最近になって、ヒトのDNAのすべての組み合わせが解読された。
20年かかったが、最初の計算では550年かかると
されていた。
ここまで、わかりました。
ところでDNAはすべての細胞に入っているけど、染色体というのは
どこらへんにあるのでしょうか?(← 全然わかってない)
体細胞にはDNA、生殖細胞には染色体ということなのでしょうか?
これから解明していきたいと思います。
↑ 追加
基本的なことがわかってませんでした。
DNAは染色体に内在するのでした。
染色体という形になって核という入れ物に入って
すべての細胞にひとつ入っているのでした。
もし、続きもがんばれたらシリーズ化したいです。
自分の覚書ですけど。
知りたがりなので、解説があるのに理解できなくて
もがいてます~。
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uriさんへ、 遅くなりましたが
コメントのお返事書いてあります。
お時間のある時に読んでくださいね~