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いくつになっても人生これから

ヒトゲノムとわたし

2013-06-08 06:30:29 | 読書メモ

ついに私、超むずかしくて何度も放り出した本に

正面から挑戦することにしました。

その名は 「ヒトゲノムとあなた」

柳澤桂子著  集英社文庫



生命科学者で、研究の途中で原因不明の難病を発病し

仕事もやめ、寝たきりのようになりながらも病床で

啓蒙の書を発信。ふとしたことから薬が見つかり

病気が改善、作家として生命科学の本を書きつづけている。


私がこのような(遺伝など)事柄に興味をもったのは

もともとはアメリカンドラマが大好きで、アメリカの

進んだ捜査を憧れを持って見ていたのが発端でした。

よく DNAで犯人が見つかるんですよね~。

DNAって、遺伝情報だとはうすうす、うわさには

聞いたけど、ホントのところどうなってるの?と

思った訳です。

それで、以前彼女のエッセイを読んだことがあるので

たぶんやさしく解説してくれるだろうとこの本を手にとったのが

3年くらい前。むずかしいわ・・・・。



まえがきに「内容はできるだけやさしくして、

専門的なレベルは目標を高く掲げようとおもった。

最後まで読んでもらえるように祈るような気持ちです」


とあるのです。そうか!と読み始めたものの

専門的なところがちっとも頭に入ってこない。

私の「やさしい解説」と著者の「やさしい内容」の

へだたりがすごい。
(← 感心してる場合じゃない)



それで、なんどかトライしては放り投げ、でも

捨てることもできずにいましたとさ。(←終わってしまったのか)

でもやっぱり知りたい。ということで今回は

がんばって4分の1くらいまで進みました。

(↑ 今までは、ほとんど進んでないとこで挫折してた)



ぼーーーっとしていた全容が少しわかってきました。

やっぱり、この方説明が上手なんじゃないでしょうか。

だってさ、初めの方でこの私になんとなくわからせましたからね。

(↑ 普通は はっきりわかるのかもよ)



DNAとは

A,T,G,Cの頭文字を持つ4つの分子が組み合わさったものが

2重らせん状に30億個つながったもので、伸ばすと1mくらい。

人の60兆の細胞すべてに入っている。


はーーー、それで髪の毛1本でも犯人がわかるんだね~。



染色体とは

1mくらいあるDNAが23本に分かれ、それそれが

タンパク質にぎっちり巻き付いて棒状になったもの。

23本で1セット。


卵と精子から1セットずつ受け継ぐ。





ゲノムとは

ひとつの生物のもっている全遺伝情報のこと

(DNA情報のこと)


ゲノムというのは物質ではないと初めて知ったよ~

30億の文字がつまった古文書みたいな物なんだって。



ゲノムを読むとは

染色体からDNAを取り出して30億個の分子の

組み合わせを調べること。

最近になって、ヒトのDNAのすべての組み合わせが解読された。

20年かかったが、最初の計算では550年かかると

されていた。



ここまで、わかりました。

ところでDNAはすべての細胞に入っているけど、染色体というのは

どこらへんにあるのでしょうか?(← 全然わかってない)

体細胞にはDNA、生殖細胞には染色体ということなのでしょうか?

これから解明していきたいと思います。


↑  追加

基本的なことがわかってませんでした。

DNAは染色体に内在するのでした。

染色体という形になって核という入れ物に入って

すべての細胞にひとつ入っているのでした。






もし、続きもがんばれたらシリーズ化したいです。

自分の覚書ですけど。

知りたがりなので、解説があるのに理解できなくて

もがいてます~。



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uriさんへ、 遅くなりましたが

コメントのお返事書いてあります。

お時間のある時に読んでくださいね~