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毎日HAPPYDAY

いくつになっても人生これから

外反母趾を自分で治す・・・・って!

2019-02-06 15:31:43 | 読書メモ

 

私、右足が外反母趾で変形はそれほどでもないのですが

長時間歩くと痛くなって、歩いた日は夜になっても足が痛むことがあります。

もう、ひどくなったら手術するしかないのかな~と思っていました。

 

そんな時、図書館でふと目に留まったのが

 

外反母趾を自分で治す本

日本医科大学整形外科講師 青木孝文著

 

ほんとかな?とやや疑いながら読みましたが、実に目からうろこ。

この本に出合ってよかった。

 

外反母趾になる原因

足の甲の筋肉が衰えて、平べったくなってしまい足のアーチが崩れてしまう。

そうすると、母跡内転筋(足の親指を内側に寄せる筋肉)が突っ張り

反動で、親指の付け根が外に出てしまう。

 

なるほど~。歳をとるとこういう所の筋肉も衰えがくるのですね。

 

本に書いてあった通り、足の土踏まずあたりをぐっとつかみ、アーチを強くすると

親指が元の位置に戻ろうとします。

 

この外反母趾の痛みを軽減するには、

親指の付け根と小指を結んだ線に伸縮包帯を5~6回巻き付けるだけでいいそうです。

とは言え、ゆるくては効果がないので我慢できる限界まできつく巻くそうです。

これを毎日寝ている間繰り返すと、2週間くらいで痛みが軽減される。

 

著者の青木医師は2002年までは、外反母趾の手術をしていたけれど

再発率が高いので、なんとかならないかと思案していたところ

ある患者さんが、親指の付け根が痛むので包帯をぐるぐる巻きにしていたら

痛みが治まったという話を聞き、ほかの患者さんにも試してもらったそうです。

すると、大きな効果があり、それ以降は手術をせずに包帯巻きで治療している。

 

さっそくやってみました。

1日では結果は出ないですが、できるだけ長時間巻いた方がいいというので

2日目は昼間も包帯を巻いて過ごしました。

あれ? なんか楽。寝る時よりは緩く巻いていましたが着地の時にクッションが利いているみたい。

足のアーチは緩衝材の役目を果たしているということなので、

包帯でアーチが補強されて楽になったのか?

 

足が楽になって、腰痛も少し楽になったような気もするのですが

そんなことあるでしょうか。たった2日ですからね~。

 

悪い物を付けるわけじゃないから、続けてみよう!

 


医学不要論

2018-11-27 08:18:06 | 読書メモ

過激なタイトルに惹かれて図書館で借りてきました。

 

医学不要論

三語館 内海聡著

 

著者は東京警察病院などに勤務した現役の精神科医。

1974年生まれなので、現在54歳。

引退したわけでもないのに勇気あるなあ。

 

精神科の枠を超えて医学界全体の問題点を細かく理論的に書いていました。

本当の医学の目的とはなにか。

今の医療は本当の医学の目的を見失っているのではないか。

それはなぜか。

著者は、医療として必要なのは「救急医療」と言っています。

最後まで読むとなるほど~と理解できました。

このような状態を作った社会も悪いけれど、国民も目を覚ましてほしい。

害があるとわかっているもの(たとえば煙草、食品添加物など)を摂って、具合が悪くなり

病院へ行き健康保険で診てもらう・・・この悪循環を国民自らが改善することによってしか

現在の医療はよくならないということも書かれていて、納得でした。

健康保険に格差をつけることは実際には不可能のような気もしますが

医療に頼りすぎの面は確かにあると思います。

老人の終末医療についても踏み込んでおり、考えさせられました。

 

本当の医療とは、その治療によって病院にいかなくてもよくなること。

病気の本体を突き止めることというのが著者の考えでした。

当たり前みたいなことですが、それがいかにできていないか、

医療を頼りすぎずに暮らすにはどうしたらいいのか、参考になるところがたくさんあります。

 

いくつになっても、知らない事だらけ・・・

 

 


活かしていこう

2018-06-01 07:02:35 | 読書メモ

読書メモの過去記事を読むと、結構一生懸命に感想などを書いていました。

いい事を書いている時もあるのですが、それを生活に活かせばいいのですが。

 

箇条書きにして再確認してみました。

 

〇ミントの香りでリラックス

  これは手軽なのでやっています。

 

〇朝食を抜いて内臓を休ませる

  できる時だけ実行している。

 

〇中年になることについて・・・・いろいろなものから(物質、精神)自由になって

  自分が今まで無視し続けた面を充実させる時。

  確かに~、もう失うものはないので気楽チャレンジできるかも


〇自然界には無駄な物がない。必要なものが必要なだけ。

  究極のシンプルライフは「やどかり」らしい。


〇少しボケてもできる趣味が、進行を止める

 カラオケや、老人会のおしゃべり、料理。


〇健康の長寿の秘訣は普通の事。大切なのは勤勉性と思慮深さ、あとは運。

 勤勉で思慮深くあれば自然に健康な生活を送ることになる。運は大きい。

 事故などは防ぎようがないからな~。

 

〇高齢になったら、暮らしを楽しむ、学ぶ、老いを受け入れる。

 いくつになっても人生これから

 そうそう。このことばが元気がでるなとおもったのでした。

 ブログのサブタイトルをこれにしました。94歳の方のことばでした。

 それと、高齢だからと言って甘えてはいけないとも。


〇「捨て」のK点越えはトイレブラシを捨てることだった

 捨ててみました。全く支障なし。


〇必要なのは「ほめる」ではなくて「ねぎらう」

 「ほめる」は結果に対して、「ねぎらう」は苦労に対して。

 納得です。もっと早く知るべきだった。


〇2013年にヒトゲノムがすべて解明された。今は人類にとって記念すべき時代

 よくわからないけど、550年かかるといわれた解析作業が30年で終わったらしい。

 とにかくすごいことらしい。人類の歴史がすべてわかるんだそう。

 

 

一番は「いくつになっても人生これから」

94歳の吉沢久子さんの言葉です。

 


いきいき脳の作り方ー読書

2017-03-09 06:46:34 | 読書メモ

 

脳トレつながりで、脳科学の本を探していたのですがむずかしそう。

その中でタイトルがよかったのと、脳の活性化に関する実験をしているということで

図書館で借りてきました。

 

いきいき脳の作り方ー技術評論社

古賀良彦著 (精神科医)

 

日常にすぐ役に立つ情報がありました。香りが脳に与える影響です。

簡単なことなので取り入れていこう思います。

 

ミントの香りがストレス軽減に役立つ

<実験>

健康な男性16人、女性16人にミントガムを噛みながら満員電車に乗ってもらう。

ミントガムを噛むーーA

ミントでないガムを噛むーーB

何も噛まないーーC

結果は、AとBのチームのストレス度が下がり、特にAチームが下がった。

グラフを見ると、何も噛まないチームも少し下がっていました。

もともとストレスを軽減する力が備わっているのでしょうかね。

 

コーヒーの香りで、リラックスしたり回転を速めたり

コーヒーの香りはリラックス効果のあるものと、反対に頭の回転を速くするものがある

<実験>

①コーヒーの香りを6分間かいでα波の出方を調べる。

α波が多く出てリラックス効果のあるのはブルーマウンテン

②ヘッドホンを付けて、低温にまれに混ざる高温をキャッチするスピードを調べる。

頭の回転を速くするのはブラジルサントス、マンデリン

****果物の香りではレモンが回転を速くする働きがある

 

脳に悪影響を与える香り

タバコ(吸わない人にとって)、カビ、汗、部屋の臭い。

汗の臭いは運動能力を低下させる。

 

香りといえば「リラックス」と思っていましたが、活性化させることもできるのですね。

ストレス軽減になるミントはあちこちに置いて、シュッとすればいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 


読書ー野垂れ死にの覚悟

2016-08-28 08:36:02 | 読書メモ

曽野綾子さんと近藤誠さんの対談

 

歯に衣着せず思ったことをバンバン言い合っています。

どちらかというと近藤さんのほうが遠慮がち。

近藤さんを遠慮がちにさせる曽野さんがおもしろい。

 

二人とも高齢者世代のせいか、老人に対しての意見が多かった。

それも、どちらかというと「いたわる」とか「大切にする」などというのではなくて

「迷惑かけるな」とか「甘えるな」というものです。

今はまだ社会に余裕があるから、面倒をみているけれどいずれ、余裕がなくなって

ほったらかしにせざるを得ないことになる。というのがタイトルの意味のようです。

 

 

少し違うけれどもこの辺りは、私も考えるところがあります。

高齢であることを理由に優先を強制されるのはつらくなってくるということです。

高齢者最優先生活をしていると、なんとなく誰かに振り回されるような気になってきます。

実質は数が少ないとしても、予定の変更が普通よりは多くなるので調子が狂ってきます。

 

一度、よく考えてみました。なぜ最優先にしているのか。

①老い先短いから

②断ると罪悪感があるから

 

はっきりとした理由は二つしかなかった。

①は、だれでもそうなるわけで、もしかすると私の人生の残り時間のほうが少ない可能性もある。

②は、①の考えをもとにして、あとで後悔することになるといやだなと考えていたから。

 

どちらにしろ、勝手に私が決めていたことなので、

① → 確かに老い先は短いかもしれないが、普通に暮らせばよい。

② → 無理して計画を変更しても結果はどうってことない場合が多いので無理はしない。

 

このように考えることにして「振り回される感」から離れることにしました。

 

さて、「野垂れ死にの覚悟」ですが、確かに世代が変わって少ない人数で

高齢者を支えることになれば余裕がなくなるでしょうから、こちらも覚悟しないとダメかも。

できれば、「だれかをあてにする暮らし」は、したくないと思っています。