寿命時計は、午後7時48分56秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

2015(平成27)年11月11日~29日

2015年11月25日 09時51分26秒 | 日記
11月29日(日)


      「それって、臨死体験・・??」


友達が、国循(国立循環器センター)で、心臓病の検査でカテーテル検査をやった処、心臓が止まったらしいんですね。

でも、結果また心臓が動き出したんでありますが、本人にその時どうだったのかと聞くと、すごく気持ちいい雰囲気に包まれて、そこから離れたくないようないい気分だったそうであります。

しばらくすると、遠くから大勢の声が聞こえて来て、「なんか、うるさいなぁ・・」っと思って、目を開けたそうであります。

看護師さんらが、声をかけて引き戻したんですね。
その時、よくいうお花畑のような物はなく、ただ居心地のいい処にいたそうであります。

私は、「それって、俗にいう臨死体験じゃない?」っと言うと、その友達が言うには、身体が本能的に、脳内麻薬のような物質を出して、痛みや怖さを和らげたんじゃないかと言っておりました。

いずれにしても、もし看護師さんらが声をかけてなかったら、そのままアチラの世界に逝ってたかも、しれないんですね。

意識がなくても、病人には周りの声とか音が、聞こえているかもしれないとは、よく聞きますよね。

私も、亡くなる前に、意識不明の病床の母に声をかけて、話しかけていたんですが、きっと聞こえているんじゃないかと、思い出してしまいました。

友達の話が本当なら、人間、死ぬ時って、苦しまないで、いい気持になって逝くって事なんでしょうか、ね・・・???

その答えは、一人ひとり最期を迎えた時に出る事でしょう。(^-^)









              11月18日(水)


     「お葬式代って、けっこうかかりますよ・・・でも、昔と違って安い・・かも?」


お葬式の経験(喪主)のない方へ、ちょっとした私の経験話であります。
誰もが経験する事で、特に喪主になった場合は、何がなんやら大慌てであります。

家柄によって、もっと複雑になり、いろいろと言って来る親戚もあるかと思いますが、そんなしがらみのない、私のような、極々、親しい者だけのお葬式をご紹介します。

先月10月27日の朝7時58分に、母89歳が病院で亡くなりました。
それまでは、1年半ほど老健へ入所しておりました。

今年の1月に老健内でインフルエンザ蔓延で感染をしたんでありますが、もうダメだと思っても元気に立ち直ったんであります。

結構歳の割には丈夫なんだと思っていたら、先月25日、老健で低血圧になり入院、残念ながら、意識のないまま生涯を終えました。

父の時は、死に目に立ち会えなかったんですが、母の時は、亡くなる前日から母のそばで見守れたことはよかったと思います。

意外とあっけなかったですが、いつかはこの日が来ると覚悟はしておりました。
遅いか早いかだけで、苦しまないで静かに逝けた事は、よかったんではないでしょうか・・

亡くなる前日、主治医の先生から、血液検査などで酸素量などの数値は、悪くはないが、呼吸の仕方が先生の今までの経験上、そう長くはないケースと同じなので、覚悟をして下さいと言われておりました。

呼吸器マスクをつけながら、顎を上げながらの呼吸の仕方が、そうなんだそうであります。

口を開けて、こうゆう寝方は今までよくしていたと思い、先生の言葉を半信半疑だったんですが、さすがプロです、その通りになりました。

血圧も70-50と低いでしたが、昇圧剤でなんとか下がるのを止めておりますが、時間の問題でありました。。


亡くなる前日に親戚に連絡をして、葬儀屋にも連絡を入れて置きました。
葬儀屋さんは、今年1月の母がインフルエンザにかかった時に、高齢だからまず、ダメだろうと思い、大急ぎで葬儀社をネットで探し、資料を取り寄せ検討をしておりました。

今回、葬儀屋をその時に決めていたので慌てませんでした。
いきなり亡くなってからよりは、事前に連絡をしておいた方が、手配が早く行われるのでいいみたいであります。(事前連絡だと\5,000引きであります)

その葬儀屋とは、1月に取り寄せた資料、3,4社を見比べて検討した結果、「イオン」が安く、内容も各社似たようなカンジではありますが、ちょっとづつ、ここがよかったような気がして決めておりました。

それに、寺院の手配やお布施料(戒名付)などが安い事や、お墓に入れないで、3万円で永代供養の寺院の紹介、遺産相続相談が無料など、いろいろと個人的に気になる事が安くなるような気がして決めましたね。

今は、昔と違って家族葬が主流になりつつあるので、このイオンの「家族葬50名」のセットをお願いしました。
\498,000で基本分の葬式(お通夜、告別式の2日間分)であります。









亡くなってから、葬儀屋に連絡を入れると、2時間くらいで病院に来てくれます。
この病院は、3階建てくらいの小さな救急病院ですが、葬儀屋さんが来て遺体を車に入れて出発する時、病院の表まで主治医の先生と看護師さんが、頭を下げて見送ってくれました。

私の方が恐縮してしまって、「お忙しいのに、お仕事に戻って下さい」と言ったくらいでした。

亡くなったら、霊安室に行くのかと思ったら、別室の個室に移されて、看護師さんが1時間くらいきれいに処理をして下さるのも親切でよかったように思います。

父が一か月くらい入院をして亡くなったマンモス市立病院なんかは、亡くなっても主治医は来ないで、看護師がマニュアル通りに行動して、死亡診断書をもらい、葬儀屋さんが引き取ってその場で終わりでしたね。

結局、主治医から説明もなく、看護師さんから聞いて淡々と終わりましたね。
まぁ、患者数も多いので、いちいち手間をかけられないのでしょうけどね。

病院って、一度入ったら動物園のおりに入れられるのと、かわりがないんでしょうけどね。

教訓、大きい病院は設備が良くても、患者に知られないように雑に扱う・・・物扱い?(個人的偏見ですが・・・)

葬儀屋さんに、母の遺体を持って行ってもらい、葬祭場で式の打ち合わせを、2,3時間かけてやります。
基本セット物以外(別途料金)の打ち合わせをします。

別途料金の湯灌(遺体を洗ってあげて、綺麗にする事)をするかどうかで、迷いますが、まぁ、最後のお風呂と思ってやってあげる事にしました。

実際、二人がかりで遺体に布をかけて、一人が頭のシャンプーやお化粧、もう一人が、身体にかけてある布の中に手を入れて、綺麗に洗うという作業であります。

その様子を親族が見守ります。
親族は、始めにお湯を身体にかけて上げて後は、見守るんですね。

血抜きをして、生きているようなカンジの化粧をするエバーミングもありますが、かなり費用も高く、イオンではやっていないであります。

後、お通夜の食事や飲み物(親戚など)の手配は、別途人数分の手配が要りますので、あらかじめメニューを聞いて、考えた方がいいでしょう。

まぁ、私の親戚は、気心の知った方ばかりなので、助六寿司を15人前ほど用意して、お皿に盛ってもらいました。





足らない分、近くにコンビニで、つまみを買ってそれもお皿に盛りました。
(ここの葬儀屋では、おつまみ程度は持ち込みOKでした)

結局、10名くらいだったので、残りお寿司やお菓子が余って、夜中や翌朝食べて、満腹状態でありました。

手配をする人数を決めるのが難しいでありますが、多く注文しちゃいますね。
それは、告別式の精進揚げ料理(火葬中の2時間、待っている時間に料理を振る舞います)もそうであります。


                    


お通夜の時、親戚に当日誰が出るのか確認をしておけばよかったんですが、うっかり聞かなかったんで、後で悩みました。

助六寿司と違って、懐石料理は単価がはるし、余っても、もったいないので余計に悩みますが、ひょこっと意外な方が突然に来られて、料理がないというのも恥ずかしい話なので、2名分くらいバッハを読んで注文しました。

結果、2名分残り、誰も食べないので、私が1名分また余計に食べて、仏さんにもう1名分を食べてもらうようにお供えしました。

私とこは、親戚の人数も少ないので、これくらいでしたけれど、他のご家庭では、たぶんもっと人数が多くて、誤差も多く、これが結構な出費になるんだと思います。

私の場合、懐石料理も1人前が、\4,400でした。
なので、かける誤差人数分が多いと、結構ひびく事になるんですね。
ポイントは、出来るだけ親戚の人数は、把握しておいた方がいい事ですね。

お通夜とか告別式に来られた方への返礼品、\500程度の物をそれぞれに発注、挨拶状は無料で、町内会に配る返礼品もそこで発注します。

返礼品は、残れば返却精算が出来るので、多い目に頼んでおいてもいいと思います。
(お通夜と告別式の分)





                    






イオンで凄いのは、礼状文作成なんですが、専門の方がいらして、電話で故人の趣味とか、好きだったこととかを質問されるんですね。

私の母の場合は、絵が好きで展覧会に出したとか、孫と散歩に行った事など単語を並べただけなのに、出来上がった文章は、ええーっと驚くような、いい文章に仕上がっているんですね・・・驚きです。

そして、最後に「産んでくれてありがとう」なんて、そのインタビューでは言ってないのに、書かれていて雰囲気を盛り上げる文章になってるんですね。

あたかも、私が文章を考えたかのように・・・いやぁ・・むっちゃ恥ずかしいですね。
流石であります、親戚のある人は、「泣けるような事、書きないや!」っと言われましたが、私じゃないんですね。

数分のインタビューで、これだけ書けるんですね。
この文章で、町内会にも配ったので、ちょっと恥ずかしいであります。


                    






後、費用で大きいのは、お寺さんのお布施ですね。
お通夜と告別式に別々の方が来られて、15万(戒名込み)でした。

これは、現金でその場で渡しますので、用意が必要であります。
父親の時は、もっと高かったような気がしましたので、安いか、これが相場なのかもしれません・・・宗派にもよるんでしょうが・・・私は、曹洞宗です。

ご住職の方が来られて、ご挨拶を別室でするんですが、位牌の事とか今後のスケジュールの事とかを話されておりました。

父の時も、49日、月参りや、お彼岸2回、お盆、命日、など家に来られて応対するんですが、お布施も馬鹿にならなくて、その上年会費もあり、仕方なくお寺さんを切ったんですね。

ちゃんと、住職に手紙を書いて・・・だから、普通、父のお寺さんに母のお経をあげてもらうのをあえてやめて、新たにイオンに説明して前のお寺さんとブッキングしないように手配をお願いをしたんですね。

今回も住職に説明をして、あとあとのスケジュールの事も決めませんでした。
49日だけは頼もうかなっとも思ったんですが、また、初盆や命日や・・とお付き合いが始まるのを恐れて、もう、私がやる事にしました。

っといっても、般若心経しか知らないんですが・・・・心です、心が通じればそれでいいのでは?っと思うし、49日で閻魔さんのお裁きも決まり、成仏すると言われておりますが、別に、成仏しなくても、この家に居てくれて、見守ってくれてもいい気がします。

今は、白木のでっかい仮位牌でありますが、この49日で本位牌に替えるんですね。
この位牌も、通販で買えます。

戒名も貰っているので、好みの位牌、サイズや質感で金額がかわり、1万円くらいからあり、私は父の位牌より少し小さめの2万円弱の物を発注しました。

この戒名も、お寺さんが魂入れをしなければ、自分で決めて発注すればいいんですね。
院とか大師、姉とか数十万かかる戒名も、自分で決める事が出来るんですね・・・邪道なんでしょうが・・・・

御守りなんかも、お寺で売っているのは、魂入れがされていると言いますもんね。
位牌もそうゆう事なんでしょう。

お坊さんに本位牌に魂入れをしてもらうのが、49日なんですね。
でもねぇ・・今のお寺さんは昔と違って、修行もなければ、結婚もし、暖かい家庭を持ち、長髪の坊さんもいるくらいで、お寺の庭も、京都の高台寺なんか、電飾でキラキラさせて、観光客で稼いでいるじゃありませんか・・・

お寺も今では、宗教という自営業で宣伝、客寄せに走って、煩悩の塊のような気がします。

今回のお寺さんも、私が頼めば位牌も安く手に入りますよ・・と、営業しているカンジでした。

まぁ、昨今、家族葬やお墓へ入る人も少なくなって、お寺離れが進み、檀家も少なくなり、窮地なんでしょうけどね・・・

本当に、お寺さんのお経で故人が救われるのでしたら、お金がかかってもやってもいいのですが、今のどこのお寺さんの様子を見ても、信じられないでしょう。
ありがたみがないというか・・・・

テレビの「ぶっちゃけ寺」を見ていたら、よくわかるでしょう。
キリスト教の牧師さんと夫婦になっておられるお寺さんもいるなんて、お話としては面白いですが、さて、本気でその方を信じられるかっというと疑問でありますよね。

いいように言えば、仏教とキリスト教の融合でいいとこ取りをすれば、素晴らしい宗教が生まれるような気がしますが、現実離れですよね。
位牌も戒名を入れずに、俗名のみを入れられる方も多いと聞きます。

私は、父母とも亡くなり、もう喪主をする事がないんでありますが、ご家族をお持ちの方は、特に長男さんは、それなりにお金の用意と親戚の関係や洗い出しをして、また宗教、お寺さん、お墓などいざと言う時までに、書いてマニュアルとして保存しておいた方がいいかもしれません。

その前に、ネットでお葬式屋さんの資料を取り寄せた方がいいかもしれません。
本番時に、\5,000(イオン)値引きをしてくれます。

イオンに頼むと、数か所の葬儀屋さんを紹介してくれるんですが、あらかじめ自分で決めた方がいいかと思います。

葬儀場に駅が近く(参列者が来やすい)、お通夜で泊まれて、食事の手配が出来、出来るだけ大きい葬儀屋さんがいいと思います。

私は、イオンから紹介された葬儀屋さんから、駅から近く、設備のいい「東大阪祭典」にしました。


                    



他の紹介してくれた葬儀屋さんは、イオンのサービス内容は同じでも、葬儀場の建物が貧弱な物もあり、場所的にタクシーを使わなければならないような不便な所もありました。

私は、紹介された葬儀屋をグーグル地図で、道路や周りの環境、交通の便や駐車場なんかをストリートビューで調べてましたね。

見学なんかもあるみたいなので、暇な時にでも行って見るのもいいかもしれませんね。

あらかじめ決めていた葬儀場が、満杯だった場合、ドライアイスで遺体を保管してもらえる設備のある所、そして、ドライアイスが標準で何日分くれるか・・・イオンでは4日でした・・・も頭に入れて置いた方がいいでしょう。
それとも、他の葬儀屋の第二候補、第三候補と決めておいてもいいかもしれません。


供花は、一対3万円にして、親族の人にも一対2万円の片方だけの1万円でみんなで割ってもらいました。

妹には、1万円のもう片方の供花を出してもらいました






昔は、数万円の供花を一人づつ出した時代もありましたが、今の時代、親戚もお金がないだろうから安くしてもらい、香典も一律1万円でいい事にしました。
昔だったら、親族は5万から10万円でしたよね。

こうゆう時にしか集まる事がないので、気楽にわいわいと参加してもらいました。
香典は遠慮しますにすると、戸惑いと相手に気を使わせるので、気持ち程度でもいいと思います。

香典返しも楽ですしね。

香典返しは、香典の半額くらいの物を送るんですが、49日が終わった後に、ご報告代わりに贈るみたいであります。

関西では「満中陰志」と書いて贈ります。
一応、イオンのカタログが、葬儀が終わった2,3日後に届き、商売熱心であります。

中元、歳暮もそうですが、勝手にこっちが決めた商品なんて喜ばれるかどうかわからないでしょう。

ですから、私は、ギフトカタログを送っています。
その方が、自分で選べるので、相手も楽しいと思うんです。
手数料分がかかりますけどね。

それでイオンのギフトカタログにしました。
イオンでなくてもいいのですが、香典返しに付ける挨拶文や喪中はがき(100枚迄)が、無料で商品も5%引きという事で、イオンの戦略に乗る事にしました。







全体にイオンの「家族葬50」プランの倍くらいの経費がかかりました。
でも、100万を切ったのはよかったと思います。

人数にもよりますが、私のような10名程度であれば、これくらいの予算でいけるかと思います。

50名まで行けるプランですが、親族の数が料理の人数分の決め手になり、経費がかかるポイントになるので、あらかじめ想定をして葬儀貯金をした方がいいかもしれません。

たいがい、葬儀代は現金か、振込、クレッジットなんですが、イオンは他にローンも組めるみたいであります。(お寺さんは、現金ですけどね)

故人名義の預金通帳は、一般に止められるといいますが、金融機関に届けなければいつでも引き出せます。

役所に届けても、金融機関には連絡はいかないみたいです。
しかしながら、別口座に葬式代として、亡くなる前に用意をしてもらった方がいいかもしれませんね・・・最低100万くらいは・・・

そうゆう私も、今度は自分の葬式代くらいは、用意をしなければならないですね。
最近、自分の葬儀プランを生前にやっておく人も多いと聞きます。

まぁ、還暦を過ぎれば身辺整理から始めるのがいいかもしれませんね。
母は、葬儀用の写真を用意しておりました。
10歳以上も若い写真であります・・・・私も、写真から始めますか・・・


                    





                    







葬儀会場は、こじんまりとした祭壇で、ピンクの花が生えて、すっきりとした現代風の祭壇であります。

父の時は、玉泉院で大きな会場をパーティションで区切り、複数の葬儀を行っていたので、隣のお経が聞こえると言う、せわしない会場でした。

ここは、この階の会場を占有出来るので、人目を気にせずに自由に静かに故人といられます。

隣に親族の控室があり、結構広く、奥の部屋でお通夜の会食をしました。


                    




ユニットバスのお風呂もあり、炊事場やIHコンロ、食器、冷蔵庫もあり、スーパーで買ってくれば料理ができそうであります。







お通夜は、親戚が帰って、妹と二人で最後の夜を、手を合わせながら過ごしました。
でも、妹は、ちゃっちゃと寝てしまいましたが、私は夜型なので遅くまでいました。

昔と違って、今のお線香は蚊取り線香のようになっており、数時間持つので、明日の為に寝て下さいと係りの人に言われました。

翌朝、頼み過ぎた助六寿司を食べて、ゆっくりと過ごしました。
父の時は、初めての喪主だったりとか、親戚の人も泊まったりとか慌ただしかったですが、今回は2回目だし、親戚も私にお任せで気楽にしてられるので、私も楽でした。

一つは、家族葬という事で、故人や私の友人とか知らせなかったのが、よかったと思います。
最近は、喪中はがきで亡くなった事初めて知るくらいで、参列者の時間やお金の事を考えると、無理しない葬儀が主流なんじゃないでしょうかね。

連絡を受けると、仕事を休むか抜けるか調整しなければならないし、お金もいるし、喪服の用意とか大変ですよね。

母も生前から、呼ばなくていいと言ってましたから・・・・

とは言うものの、告別式に行かなければならない事もあるので、一般的な葬儀マナーだけは、知っておいた方が恥をかかなくていいと思います。



イオンでマナーのしおりがついておりましたので、載せて置きます。


                    













葬儀の後処理が、載ってましたので、参考にしてください。










私は、父が亡くなっても相続手続きをしていないので、家の名義変更が父のままなのでと、母が亡くなり母の定期が解約できないので、今度は手続きをしなければならないかなっと思っています。

イオンで相談は無料だそうなので、落ち着いたらやってみます。
いくらかかるのか、恐ろしいですけどね・・・
それ以外は、名変をしたので、なんとか行けるかなっと思いますが、面倒くさいですよね。



今月は車検やし、任意保険もあるし出費が重なります。
母親が居る時は、老健へ車でよく行ったものですが、最近、車も乗る事も少なくなって来て、バッテリー補充のための週一で車を走らせる散歩くらいにしかなくなりましたね。

乗りたい時にレンタカーでもいいような気がするんですが、いざと言う車が必要な時に困るから、無駄なようで置いてるんですね。

以前はスーパーへの買い物に車を使っていたんですが、最近はよくチャリを使うんで、チャリの保険入りました。(セブンイレブンで\4,160)

まぁ、チンタラと走るんで事故はしないと思うんですが、一応、万一と思って・・・

以上です。(^-^)
















              11月11日(水)


       OJX「のんきにしてたら、もう終わっちゃう・・?」
         (10月24日に下書きをした物です・・)


11月いっぱいまで開催していると勝手に思い込んでいたら、11月1日で終わってしまう事を知って、慌てて行ってまいりました。

「伝説の洋画家たち二科100年展」であります。




その前に、JAFメイトが送られてきた中に、山王美術館で「東西美人画展」が会員証を提示したら半額\500で観られるという事で、先にそちらに行ってまいりました。


                    


ここの美術館は初めてで、知りませんでした。
場所は難波なんですが、地下鉄の御堂筋線側よりも、四ツ橋線か千日前線側の西側が近いかな?・・・私は、めったに来ないJRの難波駅に来ました。

こちらの方が、美術館に一番近く、家からJRだと運賃も安いのでこっちで来ました。
まぁ、普通難波の中心からちょっと外れているので、JRの難波駅自体を知っている方も少ないでしょう・・・?

この難波駅の隣にデーンっとそびえ立つビルが、「ホテルモントレグラミアス大阪」で22Fがフロントであります。





階下はテナントで、私は間違ってテナントのエレベータ21F迄行って、また引き返して降りてしまいました。

よくわかってないので、警備の人に聞くと正面から入ると専用のエレベータがあるそうなので、なんか私みたいな庶民の塊みたいな者が、行くのは場違いな気がして、取りあえず22Fまで行きました。

広いフロントに高級そうなお店、そして奥に見えるのは、チャペルがあるじゃありませんか・・


                    



すごい、やっぱり場違いな気がする中、恐る恐るこのチャペルの左側の部屋に、この山王美術館と書かれている部屋に入る事にしました。





なんか、画廊に来たみたいで、ちょっと緊張しますが、係りの女性から優しく説明を受け進みました。

美術館としては、ホテル内という事もあって、こじんまりとしていますが、高級感のある雰囲気とやっぱり画廊のような感じであります。

人も少なく、私一人と他男性一人と女性が一人が、ちょろと来たくらいで、静かで落ち着きます。

また、絵が凄い、伊東深水8点、上村松園の絵が6点飾られており、ちょっと贅沢な気分であります・・・だって、他、人がいないんですもの・・・なんか私だけ、この部屋で観れるなんて・・・ちょっと気分的に癒されますね。


                    


廊下では、係りの女性が立ってますけどね・・・なんか、見張られてるんでしょうか?
展示部屋が3つあり、一つ目の部屋が河井寛次郎の陶器がズラリと並んだ小さな部屋であります。

ちょっと、この方のは有名でありますから、名前は知っているんでありますが、陶器はよくわかりません・・・釉薬がみそなんでしょうか?・・・陶芸も2,3回体験でやった事があるんですが、不器用なもんで下手でありました。

二つ目が、10mくらいの長細い部屋に、日本画十数点ありましたでしょうか、小林古径の屏風もありました。

伊東深水は、朝丘雪路のお父さんという事はよく知られている事であります。
美人画で有名は、このお二人、深水と松園の絵が並べてあり、交互に見比べて楽しめます。

人がいないとこれが出来ていいですね。
3つ目の部屋が、大きな部屋で、これも凄い、ルノワールの絵が、8点も展示してあり、小磯良平も8点、他、藤田嗣治、岸田劉生、佐伯祐三、キスリング、モネなど超有名人がズラリと鑑賞出来ます。



                    




たぶん、これ全部この美術館の所有なんでしょうかね・・?すごい・・
周りに人がいるのといないのとでは、気持ちがぜんぜんリラックス出来て、あっちこっち観る事が出来て、自分の部屋のように勘違いしてしまいます。

下衆の勘繰りをすると、全部合わせると数億円・・?数十億円?・・なんてね・・





                    






なんか、時間がすぐたってしまい1時間くらいはすぐですね・・・
普通は、千円とちょっと、小規模の美術館としてはお高いカンジもしますが、絵がすごいのと駄々広い美術館と違って、こじんまりとした画廊のような部屋で観られるのは、ちょっとリッチなカンジがして、いいですね・・・穴場であります。

ただし、いつでも行けるかと思いきや木、金、土、日、祝なので、行かれる方は気を付けて下さい。

なんか、係りの人は、いつか忘れましたが、これから、平日を開館して、土日休むような事を言ってましたので、確認してから行って見て下さい。

来年1月31日まで開催していますので、ナンバに行ったら、ちょっとこちらに寄り道をして、絵の好きな方だったら、リッチな気分になれますよ。
JAF会員証も忘れずに、半額になりますから・・・・・

この美術館を後にしまして、JR難波駅から天王寺駅まで(¥160と地下鉄よりお得です)行き、地下街で「えび天丼」\390を食べました。



                    


なかなか、この値段は安い。
阿倍野ハルカスが出来てあっち方面のお店で千円以下で食事が出来るのはないくらい、高くなって驚きます。

しかし、反対側の天王寺公園付近の地下街は安い!
その中で見つけたお店が、これであります。

海老3匹,量は少ないけど、小腹を満たすには十分であります。
この地下街を通って、天王寺公園下迄行き、エレベータで上がると、ありゃ、びっくりポンであります。

公園入口ゲイトが無くなり、駄々広い芝生になっており、子供たちや家族連れでいっぱいであります。




ちょっと前までは、ホームレス締め出し作戦で、150円やったかな有料公園であったのが、無料解放されております。

                    


花壇もあったのが、取っ払われていて、長ーい芝生公園になっております。
でも、この方が、公園らしくイイカンジであります。




小さなドッグランが出来て、犬を遊ばせられるコーナーもあります。
大阪市立美術館へ行く「フェルメールの小径」が無くなっていました。

警備の方に聞くと、10月からこのように無料になったそうであります。
美術館の処は、今まで通りの景色であります。


                    


9月12日からやっておりましたこの「二科100年展」が、11月1日で終わるという事で、残り1週間前に観ました。





岡本太郎や藤田嗣治、佐伯祐三、小出楢重、安井曾太郎、岸田劉生など名だたる人や、石坂浩二のおっ師匠さんと呼んでいる東郷青児、アンリ・マティスなどもあります。

100点以上もある絵画を見られるのは、圧巻であります。
激動の日本を生き抜いてきた人たちだけに、強烈なインパクトがあり、平和ボケをしている私などは、ちょっときつい作品もあり、色彩の強い抽象画やキュビスム、フォーヴィスムなどは苦手なので、スルーしてしまいます。

でも、この人、岡本太郎の重工業は、もの凄いインパクトがあり、火花が散り、歯車は真っ赤に燃え、その周りを人が飛び交って操作しており、デカイねぎが農業を思わせる目に焼き付きますね。


                    


藤田嗣治が、南アメリカへ旅行した時の絵で、純白を基調にしていたのが、このころから少し変わって来たそうであります。





スルレアリスム(幻想絵画)の古賀春江の絵で、月や建物が角ばって遠近があるのが、ジョルジョ・デ・キリコに似ているのが気になり影響を受けたのかな・?っと思ってしまいます。

                    


でも、キリコと違って明るく楽しそうな絵であります。
当時の日本の画家たちは、少なからず西洋画家の影響を受けてらっしゃるんでしょうね。

気になったのは、ちょっとここで紹介する絵がないんですが、正宗得三郎の「トークの女」だったかな、ルノワールに影響を受けてらっしゃるのは、一目でわかるんですが、この女性、さきほど行った山王美術館で観たルノワールの女性にすごく似ているように記憶していたんですが、ネットでもう一度確認をしようとしたんですが、見つからず、ちょっと気になる処であります。・・・・気のせいかもしれませんがね・・・

とにかく、展示数が多いので、じっくり観るとお腹いっぱいになります。
私みたいなミーハーの者でも、十分楽しめるので残りわずかですが、大阪の方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

この展の会場の他に、一室「仏教彫刻 コレクション展」をやっておりました。
この「コレクション展」は、20体ほどの仏像が展示されております。




いや、これも圧巻ですが、どうなんでしょうね?
お寺だとみんな、お賽銭を出して拝むんですが、美術館だと可哀想に、誰も手を合わせて拝みません・・・これって、気の毒に思えるんですが・・・どうなんですかね?

見世物みたいに、集めて展示したら・・・バチ、当たりません・・・?・・・・

この美術館を観終えたら、すぐ近くにある動物園に行って見るのもいいかもしれません。
この天王寺動物園は、開園100周年だそうであります。

そして、美術館の裏に、茶臼山があります。
来年NHK大河ドラマが始まる「真田幸村」の舞台になった所でもあります。

大坂冬の陣では徳川が、夏の陣で幸村が本陣を構え、茶臼山の戦いの舞台になった処でもあり、そんな事を思いながら散歩するのをいいかと思います。

                    



                    



                    



                    



                    


この展は11月1日で終わりますが、その後福岡で7日から開催だそうであります。












福岡近辺の方、おススメです、是非行ってみてください。(^-^)