寿命時計は、午後7時51分45秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

「リニューアル大阪駅と空中庭園の散歩」2012.05.24.

2012年06月02日 21時30分03秒 | ぶらり散歩
整理していると大昔撮った8mmフィルムが出てきました。
プロジェクターは、捨ててしまい今となっては見られないのであります。

当時は、スチールカメラはあったのでありますが、動画を撮るカメラがなくて、8mmフィルムが流行っておりました。

FUJIフィルムの「シングル8」、コマーシャルで「私にも写せます・・」っと云うキャッチコピーが流行っておりました。

他、コダック、エルモ?のスーパー8がありました。
シングル8は、カセットのようにハブが二つあるのに対して、スーパーは、一つで複雑なフィルム送りになっております。

当時、コダックフィルムは、色合いが赤が基調で、一番綺麗な色を出していると言われたものでした。

私は、学生だった頃、新らしもん好きの父親が、シングル8を買い、私もそれを借りて、学生の友達と旅行で使ったものでした。

ちなみに、フィルムの代(現像込みだったか忘れましたが)1本1500円でありました。

時間は、1本200秒(3分20秒)であります。
1500円と言うと、当時ハイライト\80、セブンスター\100の時代でありました。

そんなフィルムが、何本か出て来て、DVDにコンバートしてくれる所を捜していたら、何社かある内、大阪駅前第三ビルにあるという事で、ちょっと、試しにやってもらう事にしました。

プロジェクターをレンタルして、ビデオカメラで撮る方法もあるんですが、4,5万くらいかかるという事で、諦めました。

とりあえず、2本、一本は、父親が撮った大阪万博「EXPO70」(9分)と私が学生の頃、4人で北海道旅行を20日間(当時、国鉄の北海道周遊券が20日が有効期限で、めいいっぱい使いたかったから)に行った記録フィルム前篇(20分)の2本をやってもらう事にしました。

大阪駅に行って第三ビルに向かい、フィルムを渡して来ました。
帰りに、表題にもありますように、リニューアル開業1年になります大阪駅と近くにあります空中庭園を散歩、撮影をして来ました。

関西の方だったら、一度は足を運んでいる所で、よくご存知の事と思いますが、行かれた事のない地方の方は、ご参考に・・・・なるかどうはわかりませんが・・・・

まぁ、どんどん変わって行く大阪駅が、昔の面影がなくなって来て、なんか寂しい気も致します。

学生の頃から、キタ(梅田界隈)が活動範囲だったので、複雑な地下街とか地上の建物や商店街など、たいがい、わかっていたんでありますが、今は、わかりません。

特に、大阪駅の北側なんか、道路が建物に変っていたりと、車で来たら迷うでしょうね。

昔から変わらないのは、阪神百貨店くらいでしょうか?・・・・



         

大阪中央郵便局は、移転しており、この建物を周りの高層ビルに合わせて建て直すそうでありますが、この建物の保存の話が出ており、どうなるんでしょうね。

個人的には、高校生の時、初めてバイトをしたのが、この中央郵便局でありました。
郵便番号の仕分け作業ですね。
また、思い出が一つなくなるんですね。




         

阪急百貨店も高層ビル化に伴い、ただ今工事中であります。
営業は、一部しております。




大阪駅は、1874年に大阪、神戸間で開業して、4代目に当たるそうであります。
現在の建物は、昨年の5月4日にグランドオープンして、1周年であります。

関空に似たこの大屋根がトレードマークで、東西約180m、南北約100m、一番高い所では、50mあるそうでございます。

2003年に計画発表して、7年かかったという事でしょうか、・・・
総事業費2100億円、乗降客が一日85万人の処、91万人を想定してるそうであります。

そして、なんと言っても百貨店競争の激震地であります。
大丸、阪神、阪急の従来の上に、LUCUA、三越伊勢丹が入り、誰が見てもヤバイような気がするんでありますが、関西だけが、東京に比べて、百貨店利用客が多いというだけの進出なんでしょう。

今年は、電力不足もあり、地盤沈下ぎみの関西では、「取らぬタヌキの皮算用」になりませんようにと、思うばかりでございます。

         



         



     YouTube「大阪駅と周辺百貨店を望む(1分36秒)」

         



大阪駅は、北に「ノースビルディング(三越伊勢丹とLUCUA)」と南に「サウスビルディング(旧アクティ)大丸」の両ビルに挟まれるかっこうで、プラットホームがあります。

北と南を橋渡しをする連絡通路と「時空(とき)の広場」があります。
他の都市の駅なんかみたいに、地下に連絡通路や地下街があるんでありますが、大阪駅は地盤が軟弱で杭がいっぱい打ってあるそうで、無理なんだそうであります。

大屋根があるのに、なんで、プラットホームに従来の屋根があるの?っと思いますよね。
どうも、横からの雨が吹き込んでくるみたいで、雨が入りそうな所だけ屋根をつけてるみたいであります。

         



         



         


      YouTube「大阪駅構内を望む(1分40秒)」



         


 
  アトリウム広場
  ノースゲイトビル中央の吹き抜け空間であります。
  光の時計があります。

そして、待ち合わせ場所に最適な「時空(とき)の広場」があります。
幅38mの広場で、オープンカフェや金、銀の時計台があります。

所々、簡易な椅子があり、ここでお弁当を食べている人もちらほら見かけます。
従来の大阪駅と違って、こういったちょっと休憩する場所が多くあり、ノースゲイトビルの広場でも、机や椅子が多くあり、地下街で買ったお弁当を食べるにも便利であります。

このビルのファミマでも、ミニストップみたいに、店内でカップラーメンが食べられるのはうれしいであります。

昔は、大阪駅の中央北口に噴水があり、この噴水の淵にしか腰掛ける所がなかったですよね。
そうゆう意味では、ちょっと人に優しくなったかもしれません。

しかしながら、駅の北側に行くのに、バス停や駐車場が出来、それを階段を上って降りての遠回りで、しんどいのに腹が立ちます。

         



         



      YouTube「時空の広場から和らぎの庭までエスカレータにて(4分)」

あ、そうそう、プラットホーム内と南北連絡通路は、切符がいります。
それ以外、「時空の広場」とかの各広場や施設は無料で、自由に出入り出来ます。


「和らぎの庭」の上が「風の広場」であります。

         

ここには、映画館があり、「天空の農園」という小さな農園もあります。



去年出来た時に訪れた時は、こんな看板もたしか、なかったと思うのですが、すぐそこだと思ったら、階段が多く数えたら、140段もあるじゃないですか?

エレベータもエスカレータもなく、階段のみ、お年寄りの方は、ちょっとしんどいと思いますね。

これは、ちょっとひどい、不親切であります。
この時も、乳母車を二人の女性が持って昇ってられましたけど、うまく農園まで行けたのでしょうか?

         



         



         



         



         

この後、「梅田スカイビルの空中庭園」に行きます。

1階南ゲート広場にあります「水の時計」だそうであります。
水玉が集まって時刻や文字、模様などを作っている珍しいものであります。

どうゆう仕掛けかわかりませんが、みごとに綺麗であります。
夏場は涼しく感じるでしょうね。



         



         

     YouTube「水の時計(1分43秒)」



初めて大阪駅に来たら、目にとまるのが、ビルの上にある観覧車であります。
HEP FIVEの7階が乗り場で、500円だそうであります。

一度だけ友達と乗った事がありますが、おっさん一人では、さすがに恥かしいので乗れないですね。

ほとんど十代のカップルばっかりが、乗り場の列を並んでいるので、ちょっとね・・・
このHEPとは、「阪急エンタテイメント・パーク」の略で、昔は、阪急ファイブと呼ばれておりました。

阪急ファイブは、1971年と昔からあり、このHEP FIVEは、1998年に開業、ビル一体化の観覧車という事で当時、話題になった所であります。

ゴンドラ52台、高さ106mであります。
昔、この場所に「梅田コマ劇場」があった事を記憶している方も多いでしょう。

HEP FIVEの「観覧車」のサイトです。
    HEP FIVE 「観覧車のご案内」    

         

この隣にあるのが、1980年に開業した船の先端をイメージしたHEP NAVIOであります。
昔の人は、ナビオ阪急と呼んでおりました。

夜中になると、暴走族の車が集結して「ナビオ族」と呼ばれていましたね。



この案内板の青い線の所を歩いて行きます。
この案内板にもあるように、梅田駅が多い事に気がつきますよね。

大阪駅というのはJRだけで、ほか全部梅田駅であります。
阪急梅田、阪神梅田、地下鉄梅田、東梅田、西梅田と梅田駅で待ち合わせなんていうと、どこの梅田やねんと突込みがはいりますよね。

もともと、この土地が湿地帯で埋め立てた土地なんだそうで、埋田にしようとしたらしいんであります。

埋めるという字がイマイチなんで、大阪天満宮の梅の縁起をかついで「梅田」になったそうであります。

         

「梅田スカイビル」の建物を見ながら、進むと遠回りになります。
最短に行くには、JR貨物(梅田北ヤード)をくぐるトンネル歩道を通るのが、一番であります。

このトンネル付近もごそっと変わってしまって、ちょっと探してしまいました。

この「梅田貨物駅」まわりは近代的なビルが並ぶなかで、タイムスリップしたような廃墟のようなこの姿、このアンバランスが結構写真家の人には、うったえるものがあるんではないでしょうか。

ここの土地は、建物の姿と違い超一等地であります。
それだけに、開発が遅れていて、サッカー場にするのだとか、公園がいいとか、喧々諤々と議論されている土地でございます。

ゆくゆくは、この姿もなくなるんでしょうから、今のうちに、写真に残しておくのをいいかもしれません。

ちなみに、この梅田貨物駅は、1928年2月1日に開業したそうであります。
当初は、大阪駅の一部だったそうであります。



トンネル通路を抜けると、「梅田スカイビル」が目の前に見えます。
ここも、初めて大阪に来た人が見ると、気になる建物の一つだと思います。

このビルは、1990年に着工して1993年に完成したビルであります。
地上40階、地下2階、高さ173mで、今年で19年になるんでしょうか。

二つのタワービルの真ん中を空中庭園として、地上で組み立て、ワイヤーロープで吊り上げるという凄い事をやってたんですね。

「リストアップ工法」と言うんだそうであります。
空中庭園といっても、植物はまったくない庭園で、庭園というのもおかしなカンジで、単なる回廊の屋上ですね。

しかし、たぶん、このネーミングを付けたのは、ここから見る風景、ビルなどを庭の植物に例え、大阪の街を庭にしたてた発想のような気がします。



         



ここの地下に、昭和のレトロな町並みを醸し出した飲食街があります。

         



      YouTube「滝見小路(1分23秒)」

         

エレベータとエスカレータと乗り継いで、39階まで来ます。
ここまでは、無料で来れるのであります。

昔は、エレベータに乗る前に料金を払っていたのでありますが、ここ39階で大人700円を払い、屋上の展望台に行けるんですね。

      YouTube「梅田スカイビル、エレベーター&エスカレーター(2分56秒)」



         



         



         



         



         



         



         

天気は、そう悪くないのでありますが、遠くが霞んでしまって残念であります。

      YouTube「空中庭園屋上をひと回りしてみた(3分49秒)」

        YouTube上空からの空中庭園展望台と大阪駅周辺(1分53秒)

    ここのHPに、展望台からのライブ映像コーナーがあります。
     新梅田シティ「空中庭園」ライブ映像

     





 
このビルに、映画館があり、催し物なんかもあって、十数年前にここで、「人体の標本」展があって、観に来た事がありましたね。

本当の人体で、薬で固めたような標本で衝撃的でしたね。
脳なんかも触れて、重さを実感出来るコーナーがありました。

一応、この肉体は、ご本人自らの提供なんだそうであります。
最近は、人道的に問題があるとして、開催してないと思います。

そんな展の思い出のあるビルでもありました。

最後に、大阪駅の桜橋口に通じる連絡通路の両壁画があるという事で見に行きました。
70mの壁に欧米風ショッピングストリートのトリックアートが、描かれているという事であります。

                     

      YouTube「梅田バーチャルコリドー(1分51秒)」

 
  本日の万歩計による歩数は、18,168歩、8,181m、548.1kcalでした。
  8mmフィルムコンバート代は、後払いで今回はなし。
  交通費として家から大阪駅までのJR往復代が、\420、空中庭園展望台の入場料が
  \700、帰りにホッカ弁を買って\920、合計\2,040でありました。





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