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さいたまメンタル労務アドバイザー とことん日記(奮闘篇)

メンタルヘルス、ハラスメント、キャリアコンサルティングを得意とするさいたま在住社会保険労務士の奮闘記です。

みんな働きたい

2005-08-25 05:06:21 | キャリアコンサルティング
 先日、新聞に「声に出して読みたい日本語」等の著者である斉藤孝教授の談話が出ていました。印象的だったので紹介したいと思います(8月14日(日)付朝日新聞)。

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 私が大学院生の頃には、抱えているテーマが大きすぎて理解されず、定職もなく、収入もなく、そして決定的に社会的な信用がない。たとえば家賃10万円のアパートを借りたいと不動産屋に足を運んでも、聞かれるのは勤務先です。家賃は問題なく払えますと主張しても貸してくれない。・・・お金の有無でなく、所属を問うのです。

 その仕組みに気づくと、気持ちは萎える。急に壁が立ちふさがってくるような思いになる。・・・

 本当は、私に期待し、君ならできるといわれる仕事がほしい。そのために生きたい。石川啄木の歌そのものです。
 『こころよく我にはたらく仕事あれ
   それを仕遂げて死なんとおもふ』
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 若者のフリーターやニートだけではなく、中高年者にとって、自分の所属がない、働きたいけど仕事がない、というのは心身にこたえます。私もチョッとの期間その思いを経験しましたが。

 今、仕事についていて、もし、やりがいを見失ったりマンネリだな、と感じていたら、私は、仕事(転職)の応募をしてみたらと思います。本気の応募ではなく、「試しの応募」です。自分がどれだけ求められているかわかると思います。

 転職の厳しさを知るだけでも、今の仕事に覚悟を決めて頑張るエネルギーが再生するように思います。
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わかものドラフト制度

2005-08-23 00:16:11 | キャリアコンサルティング
 先日朝日新聞に掲載された「わかものドラフト制度」についてご紹介します(8月18日(木)付夕刊)。

 この制度を始めたのは「あだちヤングジョブセンター」(東京都足立区)。まず若者が履歴書や自己アピールなど書類一式を、製造、流通といった業種ごとに分かれた「ドラフト箱」に入れます。あらかじめ登録した企業が応募内容を閲覧。そして採用したい若者を「指名」する仕組みとのことです。

 その後、面接などを経て、給料などの採用条件が折り合えば「就職」となります。6月から8月半ばまでに若者の登録が100名を超えたとのことです。

 (東京)人材銀行なども、求職登録しておくと、企業から面接リクエストが来る仕組みがありますが、ここは、管理職、技術職、専門職等で実務経験が3年以上となっており、登録のハードルが高くなっています。また、企業からの面接リクエストがあるのは技術系の求職者が多い感じです。

 今回のあだちヤングジョブセンターの対象は、そういった意味では従来にない若者層であり注目されますね。

 ドラフトというちょっと「待ちの姿勢」が気にはなりますが、求職者の積極的な活動のうえに、ドラフト制度が機能すれば、今後の効果が楽しみだと思います。
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精神疾患

2005-08-21 22:25:48 | キャリアコンサルティング
今日21日(日)は、産業カウンセラー講座の13回目で、講義は「産業精神保健の基礎知識」ということでした。

表題は難しいのですが、臨床心理士の先生から、主に統合失調症、うつ病等についての話でした。

 うつ病等は、最近、新聞等でもよく記事として出ておりとても興味深い内容でした。ちょっとご紹介しますね。

 うつ病とうつ状態の違いは何か。うつ病の人は、朝・昼・晩のうちで、朝がつらいのだそうです。また、日本・ドイツにうつの人が多く、ラテン系には少ないそうです。なんとなく理解できますね。

 なりやすい人は、生真面目、責任感が強い、他人に配慮する、人の評価を気にする、イヤといえない・・・だそうです。サラリーマンは殆ど当てはまる感じですが、有能でまじめな人が危ないとのことでした。・・・まあ、お互い気をつけましょうね。

 また、講師が今日話した中で印象的だったのが、「最近、健康志向が強すぎる。健康信仰ははやめましょう」とのことでした。テレビ番組でも、健康を扱ったものが多いですよね。
 人間というのは、全く健康ということはないのだそうです。皆どこか弱いところをもっており、ムリをかけないでそんな自分と付き合っていくしかないとのことでした。ご自愛を。

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郵送と持参

2005-08-20 23:39:50 | キャリアコンサルティング
 ここにきて、残暑が厳しいですね。朝晩の風は涼しくなってきているのですが、昼間のじりじりした日差しはたまりません。

 さて、今日は、今まで就職支援で面談しできた中で、印象的だった人のうちのお一人の例をご紹介しましょう。

 一般的に再就職成功の、決定的な決め手というものはありません。年齢・性別・学歴・職歴・スキル・資格・経験・意欲・履歴書・職務経歴書等・・・その要素はきりがありません。

 紹介するAさんは、35歳で、総務事務希望で、普通の感じの男性でした。

 その人と2回の面談をし、履歴書・職務経歴書の記載もほぼ終わり、ではこれから就職活動頑張ってください、ということで活動スタートしました。

 それから、3週間ほどして、活動状況確認の面接をしましたが、ハローワーク案件でなんと3つの会社から内定をもらっていました。

 飛び抜けた能力・経歴の方でもないのにどうして?!私はどういうふうに活動したのか聞きました。

 そしたら、「応募先は、みんな山手線ですぐのところだったので、書類を持参しました。封筒には、宛名だけ書いて、住所は書きませんでした」とのことです。

 その結果、会社に行けば、その雰囲気も分かるし、面接の下見にもなります。また、たまたま社長がいて、「じゃあ、今、面接しよう」と即面接もあったとか。住所が封筒に書いてなく、「持参されたんですね」と面接で言われたとか・・・。

 持参は、もちろん私がアドバイスしたことではなく、Aさんが考えたことでした。住所を書かないことも同様です。

 普通の場合は、皆さん応募書類を郵送します。そして、「返事がない」、「書類で不採用だった」、と気をもんだり、がっかりしたりします。

 私は、以前、生命保険会社で勤務していました。保険に入ってくれると分かっていたら、どんなに遠くでも、セールスマンはお金と時間をかけてお客様のところに行きます。でもそれは当たり前です。

 でも、優秀なセールスマンは、保険に入ってくれるかどうかわからないからこそどんな遠くでも行くのです。こられた方は、「わざわざ来てくれて」と・・・。

 足を使った「持参」って、意外と効果があるかもしれません。


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これまでの人生はこれからの人生のため

2005-08-18 06:08:43 | キャリアコンサルティング
日頃、中高年の方の求職のお手伝いをしていると、あれって思うことがあります。
それは、最初は、余裕をもって相談に来られた方が、だんだん元気がなくなったり、来られる頻度が少なくなってきたりするのです。

実際に求職活動をされた方はお分かりかもしれませんが、やっと見つけた求人案件に応募しても、書類の段階ではじかれ面接までなかなか行かないのです。その大きな要因が「年齢」です。それが何回も続くのです。「アア、社会はもう自分を必要としていない」と感じ、無力感に襲われることがあるのです。

でも、採用する企業からしたら、一人の求人に例えば30人の応募があったら、29人は不採用にせざるを得ないのです。その人が、ダメだからではなく、採用計画の観点からです。

私は、転職活動、特に応募は、気分は「気楽」にやるほかないと思います。深刻になればなるほど、マイナスになります。

「これまでの人生は、これからの人生のためにあった」という前向きの姿勢で、乗り切っていきたいものですね。
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企業が求めるのは「誠実さ」

2005-08-17 07:32:20 | キャリアコンサルティング
昨日の地震は、ドキッとしましたね。

宮城県沖が震源とのことですが、最近、特に、地震が多いように感じます。首都圏で、昨日の規模の地震が起こったら、被害は、もっとすごかったでしょう。それこそ、地震を「想定」した準備をしておかねば・・・。

さて、今年6月末に発表された、「平成16年度企業が求める人材の能力等に関する調査結果概要」(厚生労働省発表、厚生労働省HP「平成16年度企業が求める人材の能力等に関する調査結果」 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/06/h0628-1.html)をご紹介したいと思います。

この調査は、企業内外での職業能力のミスマッチ解消を図るため、企業が求める人材像等の情報を収集・整理し、労働者等へ情報提供することを目的としており、平成14年度から実施し、平成16年度調査で3回目だそうです。

この調査によると、概略次の通りです。
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「全職種平均で見ると、企業が求める人材の基本スキルのうち、誠実さ・責任感・公平さ・倫理観など信頼される態度を示す「誠実さ」、顧客の立場に立ってニーズ対応に務める「顧客志向」、向上心を持って学習し、自己を革新していく「継続的学習」が強く求められている。

14年度調査結果と比較すると、複雑な仕事や複数の仕事を臨機応変に進めていく「プロセス促進」、効果的な動機付けによって人々を導く「リーダーシップ」、部下や後輩の能力・キャリア開発を適切に援助する「支援育成」が経年的に求められる度合いが強まってきている。
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日頃、就職支援にたずさわっていて、求職者と企業とのミスマッチをなくすのは難しいものがあります。
いろいろなスキルも求められますが、私は、その会社で働こうとする「意欲」がまずは求められているように感じています。
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人生70万時間

2005-08-16 00:25:15 | キャリアコンサルティング
私は、以前、キャリアコンサルタント養成講座の中で、「人生70万時間」という言葉を習いました。

今は人生80年時代と言われますが、これは、約70万時間です。現代は、この時間をどう生きるかという課題が出てきたわけですね(24時間×365×80=700800)。

講座のテキストには「70万時間のうち、食事をしたり、睡眠をとったり、生物として存在するために35万時間が必要だと考えられる。残りの35万時間の中から、学校生活に2万時間、仕事の時間が6~8万時間、通勤に2万時間使うとして、約23~25万時間が個人が自由に使える時間である。」とありました。

大抵のことは、1000時間かければ、十分人並み以上にできるのではないでしょうか。そして1万時間かけたら、ちょっとした達人の域に近づくでしょう。

会社の中にはいろいろな部署に、それぞれ名人・達人がいて、教えてくれるはずです。その気にさえなれば、授業料なしで仕事を覚えることができます。

私は、最初の会社をやめてみて、もう教えてくれる人がいないんだ、と実感したのをよく覚えています。

日常の業務だけでなく、自分の将来のキャリアを磨く意味でも、会社の人間を無料教師として活用することを考えたらいかがでしょうか。

そしたら、あなたも、何年後かには立派な無料教師になる可能性大ですね。
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まずは入って実力発揮

2005-08-14 07:10:14 | キャリアコンサルティング
 先日、Aさんが、就職後、5ヶ月ぶりに来られました。就職した職場が合わずに、再転職依頼で来たのかな、とも思いましたが、そうではありませんでした。

 Aさんは、54歳、メーカーの人事・総務を経験した方でしたが、なかなか面接もとおらず、やっと給与月17万で、警備サービスの会社に就職した方でした。

 お話を聞くと、就職してから最初はなじむのに苦労したようですが、職場の7人の警備仲間にパソコンでの簡単便利なやりかたを教えたりしてから、受け入れてもらえるようになったとのことです。

 そして、持ち前のパソコンスキルと企画力を発揮し、先日の地震時の対応の問題点等もパワーポイントで説明し、全社的な改善提案をしました。

 その提案も幹部に認められ、給与も4万円アップしたとのことでした。その顔は、今ややりがいにあふれ、自信に満ちていました。

 年齢が高くなると、皆さん採用ではどうしても苦労します。でも、長年の勤務の中でスキルをもっている方は多いです。

「まずは入って実力発揮」、中高年の就職の一つのやり方だと思います。求人条件に、給与が安い、賞与がない、等 いろいろ気になる点があるかもしれませんが、仕事で会社に貢献してくれると、会社も、しっかり処遇してくれることもあるのですから・・・。

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エンプロイヤビリティとは

2005-08-12 00:42:24 | キャリアコンサルティング
私が、キャリアコンサルタント講座で習った中で、印象に残っている言葉の1つに「エンプロイヤビリティ」があります。この言葉ご存知ですか?

これは、Employ(雇用する)とAbility(能力)が結びついてできた言葉で二つの側面を持っています。(以下「キャリアコンサルタント養成講座(雇用・能力開発機構)」より引用します)

 1つは、「従業員が現在雇用されている企業を辞めたとしても、他社で十分通用するだけの能力を身につけている状態」を指します。

 もう1つは、現在勤務している企業に「継続して雇用され得る能力」です。

 雇用不安と労働力の流動化が進むなかで、このエンプロイヤビリティを身につけることはとても大切だと思います。

 私は、24年勤務した会社を辞めた直後で、キャリアコンサルタントの講座を受け始めた時に、この言葉を聞き、自分にどれだけエンプロイヤビリティがあるか、自信がもてませんでした。

 今後、サラリーマン本人にとってはもちろん、企業にとっても、エンプロイヤビリティを身につけた従業員こそ、宝なのではないでしょうか。
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感情を拾う(産業カウンセリング講座)

2005-08-07 18:05:54 | キャリアコンサルティング
今日は、12回目の産業カウンセラー講座でした。今日は、その内容についてお話したいと思います。私の日曜のクラスは13名です。男性5名、女性8名です。年齢・職業等はもちろんまちまちです。

今日の科目は実習であり、午前9:00から午後5:00まで昼1時間の休憩でやりました。今日のやり方は、3人1組で、カウンセラー・クライエント・観察者にわかれで面接実技をやり、その後3人で話し合うといったものでした。話の内容は、各クライエント役にまかされています。

今日、私が意識したのが、「感情を拾う」ということです。これは意外と難しいです。つい話の事柄に意識がいってしまい、クライエントの感情が出ている言葉を聞き流してしまうのです。

仕事では、感情に流されず、客観的に事実・状況を把握するということが大事でしょうが、カウンセリングでは事柄・事実よりもまずは感情です。

でも、それが難しい。あとで、録音テープを聞いて、「今のところにクライエントの感情がでているんだよ」と指導者に指摘されたりしながらの研修でした。

「聴く力」というのは、数値では測り難いものですが、自分の話を聴いてくれる、というのは、とてもすっきりするものです。これを、「カタルシス効果」というようですが・・・。常に「自分の話を聞いてくれる人がいる」というのは、恵まれていると思います。幸せなことだと思います。私も、その一翼を担えればと思っています。

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