皆さんこんにちは
こちら岩手県一ノ関市の呉服店 京呉服すがわら でございます
田舎の小さな呉服店ですが、店内の「工房らくぜん」で細々と
さてさて、工房では相変わらずいろんな事をやっているんですが
先日は会社の天井が落ちてきたのでその修繕だとか、
でっかい額縁作ってエアコンにハメたりとか、
地震で鏡が外れてほったらかしになっていた鏡台の修理とか
何かもう、こういうの何て言うんだっけ、 えっ?器用貧乏?
ギャーー!!
大丈夫大丈夫、
きちんと本業の方も進めています、大丈夫!
という事でこちら
変わり織りなので染料が泣かないように色を挿すのに苦労しましたが
青楓の名古屋帯です
氷割れっぽい地紋の生地で白地にしました。
爽やかで清々しい雰囲気を出したかったのです
綺麗に出来ました。
以前、黒地に紅葉で友禅したんですが、少し変えて
生地も吟味して白地で作ってみました。
全く違った印象で素敵です。
他にも
八掛けのワンポイントの友禅とか
何かの裏地のワンポイントの友禅とか
綿毛が一つ飛んでるんですが、写真じゃちょっとわかんないですね。
これ以外にも色々描いてるんですけど
そのうちに紹介したいと思います。
岩手の一関はようやく暖かくなってきまして、
土筆がしょきにょきと一斉に顔を出し始め
そこいら辺で水仙の花がちらちら咲いていますが
梅も桜も未だですね、待ち遠しいです。
早く花見がしたいなー!
車で3時間かけて京都市美術館別館へ!
生まれて初めて京都市内を車で走り回り、大興奮でした!
先生の受賞作品、爽やかな色合いの美しい松葉のデザインがとーても素敵でしたよ!
見に来てよかった!って思いました。
本当に…生きてる間にこんな美しい染めの世界を知る事ができるなんて…
幸せな気持ちで会場を後にし、すぐそこの平安神宮へ向かいました。
柔らかな春の陽射しが降り注ぐ神苑へ入ると…何とそこは(変な言い方ですが)友禅の図柄の実写版!
澄みきった青空の下、それは見事な枝振りの松と満開のしだれ桜が、色鮮やかに出迎えてくれたのでした。
日本人に生まれてよかった!
感謝感激の一日でした。
三時間もかけてわざわざ行かれたのですか!
ありがとうございます!そして
ご苦労様でした!
そうですか、桜がきれいでしたか・・・いいなあ
私のPCだと綿毛、みえないです。残念。
関東の花見は終了です。
梅も水仙も愛でましたが土筆なんてもう何十年もみてないかも・・・
あるんだ・・・土筆・・・
一の関に素敵な春がやってきますように。
こちらはようやく梅がちらほらと咲き始めました
桜も場所によっては咲き始めたようです。
水仙もタンポポもこぶしも芝桜も色んなのがそこここで・・
北国はあらゆる花が同時に咲くんですよー
桜が終わると木々が芽吹いて
山が粉吹いたカビみたいになりますよね
私はあれが何かたまらなく好きです。