グリム童話「金のがちょう」の名古屋帯完成！

皆さんこんにちは！

本日は作品紹介です

まずは染めあがった品物にちょいちょい仕上げ、お化粧します。

今回は何ってたって「金のガチョウ」ですから

ガチョウに金箔を貼ります。本金ですよ ムフフ・・・

 

全部出来たら落款を押します

うりゃ、ぐぐ～っと押して

 

はいこれで出来上がり、完成です。

どうぞご覧ください

グリム童話「金のガチョウ」の名古屋帯です。

このお話は、妖精を助けた男が金のがちょうを手に入れて、

それに触ってみたくてみんなくっ付いちゃったり、

それを見た笑わないお姫様が笑って結婚したりと、

色々と楽しい事が巻き起こるという、私が子供の頃大好きだったおとぎ話の一つです。

 

楽しいお噺なので色々面白そうなのも描きました。

これは締めたらお腹の位置にくる部分の部分ですが

ほら、小鳥が！

以前、落書きしてて描けたやつです

これ、すごく小っちゃいんですけど、妻が極細に糸目を引いてくれたので染める事が出来ました。

横にはお姫様がいらっしゃいますね。

 

みんなガチョウにくっ付いてぞろぞろと大行列の大騒ぎを

吾関せずの猫、マイペースにネズミと戯れています。

締めたら見えなくなるんですが、遊び心です。

市松の地紋もおしゃれですね。

 

垂れの部分には

あの妖精が！

彼も遠くからながめているだけ、騒動をつまみにビール飲んでます。

 

締めるとこんな感じ

どうです、楽しそうでしょう？

この帯は色無地や小紋、大島紬など、

素敵に楽しくおしゃれをしたい方にお勧めです。

きっと大活躍すると思いますよ。

 

気になった方はいつでもおっしゃって下さいね

黒地も作ったんですよー

 

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら でございます。

東北にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー！

どこにも無いものがここにはあります。

無い物は作ります！

ほしいものがあったら何でも言ってみて下さいねー!!

 

 

紗の訪問着制作中～

皆さんこんにちは！

こちら岩手県一関市にある京呉服すがわら でございます。

田舎にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー！

 

さてさて、連休明けて大忙しの工房です

地入れを引いて

ゴシゴシ、シャワシャワ、紗の生地は思いのほか地入れ液を含みますね。

この生地自体がしっかりしているのもあるんでしょう、色が深く染まりそうです。

 

乾いたら早速友禅開始です。

品物は訪問着です。

地色をかなり濃い色にする予定なんですが、

配色が難しいです、筆持って考えてる時間が長いです。

うーん、うーん、

 

唸る私の横で妻は糸目を引いています。

ずぅ～っと糸目を引いてます。

爽やかな図案です、線は軽やかにシャープに引いてもらいます。

んん、ほら、鳥ですよ。

鳥描くの難しかったです、綺麗に出来るといいなあ。

現在工房にはそんな感じでピリピリと緊張感が張りつめています。

 

京呉服すがわらでは

どんな品物でも渾身の力を込めて精一杯取り組みます。

何か作ってほしいのがあったら、いつでも言って下さいねー！

 

 

ゴールデンウイーク

みーなーさーん、こんにちはー！

連休はいかがお過ごしでしたかー？

今日は6日、カレンダーの上では連休最終日ですね

皆さんさぞかし楽しく過ごされた事と思います。

 

岩手県でも一関市辺りでは桜がちょうど終わった感じでしたが

私の家の周辺ではまだ残っておりまして、

 

この桜の向こう側には桃の花が満開です。

そしてこのさらに向こうには梅が満開です。ステキ！

もう春真っ盛り！

そして私は子供とサイクリングに

すごく近所です。

完全に子供騙し

見事に騙され大はしゃぎの息子たち

こんな感じで騙されてくれるのもおそらく今年で最後、

来年からは多少知恵を付けて具体的な要求をしてくるに違いありません。

混雑苦手なんだよなあ、

 

子供の日にはうどんを打ったり、パンを焼いたりして遊びました。私が。

ほら、上手に焼けたんですよパン。ふははは！

普通のオーブントースターで焼いたんですけど、

霧打ったり、焼けすぎないようにアルミ箔かぶせたり、

温度調節に苦労しましたが出来上がりは上々で

子供と妻にも大好評でした。 わっはっはっは！

という訳で、私自身は非常に有意義に休日を満喫させて頂きました。

気分もリフレッシュして、本日から仕事を再開しています。

さあ、バリバリきものをつくるぞー！

欲しいきものがあったら何でも言って下さいねー!!

 

 

 

次々制作中～

皆さんこんにちは

岩手県一関市の京呉服すがわらは

田舎の小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー！

 

明日から連休ですが、皆さんお出掛けの予定はバッチリですか？

私は一応、子供を何処かに連れて行こうとは思うんですけど、まだ何にも考えてません。

とりあえず明日は家の草刈をしようと思っているんです。う～ん、ゴールデン

そんな訳で工房は今日もフル回転です。

昨日までかかっていた品物の糸目が引き終わったので

端縫いして一本にします。

この後地入れをして友禅に入ります。

 

私は友禅の準備

         

そして妻は次の品物の糸目に入ります

       

前回同様この生地も「紗」と呼ばれる夏の生地なんですが

よく見るとほら、

地紋が入ってるんです。分かりますか？

地紋が入った沙だから「紋紗」又は「顕紋紗（けもんしゃ）」といいます、立派ですね。

さぞや出来たら素敵に仕上がる事でしょう、緊張するな～。

精一杯取り組みます！

 

工房らくぜんでは、色んな品物をお客様のご要望に合わせて

一から制作しています。

どんなものでも一所懸命作りますので、

一回ぐらい任せてみたら良いと思いますよー！

てんてこまいです。

皆さんこんにちは！

こちら岩手県一関市の京呉服すがわらでございます。

東北にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー！

 

さて、五月に突入したんですが

何だか冬型の気圧配置なんだそうで、確かに肌寒いですね

今年の岩手は遅めの桜が終わろうというところで明日の天気予報では雪の可能性もあるんだとか、ホントですかね？

山が芽吹いてもう春の気分なんですが、今年は季節が行ったり来たりしてるんですね。

工房では順調に作業してるんですけど、

いや もう、めりめり作業してるんですけどね、実に充実しているのです。

妻はようやく訪問着の糸目が終わりそうです。

絵羽を解きながら、だいぶバラバラになってきました。

 

今 襟の所ですね

生地が沢山重なって複雑な個所ですが

ここが引き終われば、糸目完了です。

これが終わったら間髪入れずに別な品物の糸目糊に入ります。

ワンコ糸目状態。

これも急ぎの品物なので気が抜けません。

 

私は名古屋帯の引き染めです。

友禅して一度引き染めした品物を蒸して、

もう一度呉地入れをして、乾いたら

重ねてまた地染です。

色を深くするための作業ですが、うまくいきますように。

こんな感じで工房は現在てんてこ舞いですが、一点一点、丁寧に作業していますよー！

 

京呉服すがわらの工房らくぜんは

一点一点、丁寧に、誠心誠意手掛けています。

何でも言って頂けたら応えたいと思いますので、とりあえず何でも言ってみて下さいねー！