バリバリ作業中～

皆さんこんにちは！

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら でございます。

東北の小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜん」で

きもの屋がきものを作っているんですよー！

 

さてさて大忙しの工房ですが、

バリバリ作業中です。

パネルに貼ったまま細部まで描いちゃいます

ちょっと体勢が苦しいですがそんな事言ってられないですね

もう、次々描かなきゃ！

 

ギックリ腰が回復したからこそ出来る変な描き方

健康って素晴らしい！！

こんな感じで羽織りの図案を描いちゃいました。

かわいく描けました。ホント健康って素晴らしい！！（涙）

 

妻は横で振袖の糸目を引いています

裾が終わってようやく袖に入ったところですよ

私が調子に乗って模様を沢山描いたもんだから大変そうです。

頑張れ頑張れ！

まだまだ時間がかかりそうなので、八掛だけ先に糸目を上げてもらって

地入れをしました。

これ今日の事ですからね、リアルタイム進行状況です。

もう出来る事から次々進めます。

 

そして私は次の品物の図案を描き始めました。

これも年内に仕上げないといけないので心の中はドキドキが止まりません。

この図案が出来次第、振袖の友禅に八掛から順に入る予定なんですよ！

忙しいって素晴らしい！

みーなーさーん！何でもやるから何でも言って下さいねー！

 

振袖進行中～♪

皆さーんこんにちは

図案が完成したので振袖の糸目を引いていますよー！

ばんばん引いていますよ

糸目は妻の担当なので頑張って引いてもらいます。

丁寧に丁寧に急ぎ気味に引いてもらいます。

今週中に裾は出来そうです

でもこの後胸肩、袖がありますね、あと八掛も

大丈夫かな？ちょっと描きすぎたかな？間に合うかな？ドキドキ・・・

 

私は次の図案を描いています。

長羽織りの図案なんですけど、

振袖描いた後なので どうもデザインが大胆になりがちです

頭を切り替えないと切り替えなくちゃ

優しい雰囲気に描かなくちゃ、

何度も書き直しています。
   

この図案を描き上げたら次の図案を描きます。

幾つかあるんですが、

妻が振袖の糸目を引いている間に全部描いておいて、

あとは私は色挿しに専念するつもりなのです。

すると順番に糸目が上がってくる算段です、むふふ

バッチリ！すごい計画的！

がんばるぞう！

 

こちら岩手県一関市にある京呉服すがわら です。

東北の小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜん」で

きもの屋がきものを作っているんですよー

どんなものでも精一杯取り組みますから

気が向いた方は一回ぐらい何か頼んでみたら良いんじゃないかな？

 

 

 

振袖の図案

皆さんこんにちは

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら でございます。

東北の小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜん」で

きもの屋がきものを作っているんですよー

 

さてさて、振袖は順調に進行しています。

今回は古典文様でデザインしていますよ。

やっぱり何百年もかけて受け継がれてきたデザインは完成度が違います

そこで、こんな感じお花の丸紋をいくつか描いて

これで全体を構成することにしました。

丸紋は女の子らしく可愛い雰囲気になりますよね

 

大体決まったかな？

細かな部分は修正したりまだ手を入れますが

四君子や松竹梅、桜橘等、けっこう沢山描きました

大丈夫期日までにに出来るかな？ドキドキ・・

 

 

振袖制作スタート！

皆さんこんにちは！

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら でございます。

東北の小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜん」で細々と

きもの屋がきものを作っているんですよー！

 

さて、今年も金木犀の香りがしてきまして残りあとわずかですね、なんて

そんな事言ってた折も折、なんと！

振袖のご注文を頂きました！やったー!!　ひゃっほう！

そんで、お召しになるのが来年の成人式だそうで、やっぱ、着たい時が頼みたい時ですよね

・・・ ってことはあと三か月しか無いです、うわー！

さらに、今回のご依頼の振袖の地色は黒です。

黒染めは専門の染め屋さんにお願いしないといけないので、その分を差し引くと

私の所で作業出来る時間は実質2か月しか有りません

 

ムヒー、もうね、超特急ですよ超特急、頑張らないと！腰痛いとか言ってらんないです。

 

今月頭からのスタートです。

とにかく図案です、お客様のご依頼に合わせて一からデザインするのです。

小下図を描きまくります。

可愛らしく華やかに仕上げたいです。

何しろ沢山描いたんですけど、ようやく決定。

 

すぐに本下図に入ります

ガリガリと描いていく私、正座をしているのは未だ完全ではない腰を庇っているからです。

もうこれ以上年明けまでギックリは許されません。

些細な挙動にも細心の注意を払います。

運動も何となく始めました。遠ざかれ腰痛！

 

年内に納めなくてはいけない品物がまだいくつかありまして

それらもこれから取り掛かります。

さあ、忙しくなってきたぞう！

 

昔話の名古屋帯

皆さんこんにちは。

名古屋帯が完成したので紹介しますよー

 

むかし、昔、あるところに、お爺さんとお婆さんがすんでたんですよ

山に柴刈にきたお爺さんはお昼になったので、お婆さんに握ってもらったおにぎりの包みを開けたら「あぁっ、」

あらら、ついうっかりおにぎりが転がってしまいます

おむすびころりんすっころりん

小さな穴に落ちてしまいました。

 

あわー、わしの昼飯が・・・

すると何やら穴からは楽しそうな音が聞こえてくるじゃないですか

何かもう、すごく楽しそうな音、

気が付いたらお爺さんまで穴に落っこちてしまいます。

するとそこでは・・・

 

わっしょい、わっしょい、

ねずみの餅つきぺったんたん

ネズミたちが楽しそうに餅つきをしているのでした。

お爺さんのおむすびがせっせと運び込まれてそれはそれは楽しそうな大宴会です。

「おむすびころりんすっころりん♪」

まさに棚からぼた餅のネズミ達はお祭り騒ぎ

それを観ていたお爺さんも我慢できずに踊り出します

おむすびころりんすっころりん♪

楽しさがほとばしるお爺さんです。

 

帯の全体はこんな感じ

お爺さんはちょうど垂れの位置で踊っていますが

締めたらお祭りに参加できる仕組みです。

地色は鉄色っていうんでしょうか、すごく深い緑色です

小紋や大島紬などに合わせて締めても素敵だと思います。

また、このお話では帰りに大小の葛篭を選ばされるくだりがあって、

お爺さんは小さい方を選び、お宝を授かります。

この帯を締めて遊びにお出掛けしたら、何か小さいお土産を持って帰ることをお勧めします。ひょっとしたら良い事が起こるかもしれないですよ、とか何とか。

 

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら です 。

田舎とは言え、一応新幹線も停まる駅前にある小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜん」で

きもの屋がきものを作っているんですよー！

どこを探しても無いものがここには有ります。

無いものは作るので一回ぐらいためしに作らせてみたら良いんじゃないかな？

 

深い地色に染める

皆さーん、お元気ですかー？

こちら岩手県一関市の京呉服すがわら です

一関の駅前にある小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜん」で

きもの屋がきものを作っているんですよー！

         
さてさて、

制作中だった愉快な帯ですが友禅が終わりまして、

糊伏せをします。

糊伏せが終わったら
豆地入れをして、引き染めをしまして

これを蒸して色を止めて

普通はこれで終わりですが、
    

今回はわざわざ もう一回豆地入れをして

もう一回引き染めします。

普通はこんな事やりませんね。

何て言うか、とんでもない手間なんですが

こうする事でしか出せない色があるんです。

とても深くて味わい深い色が出るんですよ

 

この引き染めをしているときは最初のぎっくり腰が治りかけで

よちよち歩きながらやっとこ染めています。

 

私のぎっくり腰ですが、今回はですね
コンクリートブロックにハンマードリルで穴開けてる時になっちゃったんですけど、

いやまぁ、ここまでは普通のぎっくり腰ですよ。

いつもの、よく観る風景ですよ。

そんで、一週間ぐらいしてそろそろ治ってきたかなーって、カミさんの前で変な踊りとかして
「ほら、こんなに回復してきた。」とか言ってた矢先ですよ

また同じとこギックリいったんですよ！痛かったですよ！

これは参った。

いやもう、ぎっくり腰の上からぎっくり腰ですからね

ぎっくり腰のミルフィーユ状態ですよ！よくわかんない、違うか。

今回ばかりは懲りました。本当に懲りました。
運動する！します。