工房フル回転

皆さんこんにちは

こちら岩手県一関市の京呉服すがわらでございます。

東北にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー！


さてさて、今年も残りあとわずかとなっております。

「ああ、今日は冬至じゃないか、もう冬至じゃないか！」
カレンダーを見ては変な汗が噴き出す私。

とにかく頑張って作業を進めなくっちゃ、工房はモーレツフル回転です。


私はあれから訪問着の図案を描き上げて妻に渡して、ついでに帯の図案も描いている隙に

最初の訪問着の地色が染め上がったので友禅の開始です。


今回は先に地色を染めてからの後友禅です。

地色との兼ね合いを見ながら色挿しが出来るので友禅しやすい、ゴム糸目だから出来る工程なんですよ。


隣では妻がまた糸目を引いています。

変わり映えしないいつもの光景。ずっと糸目引いてる。

エンドレスです、エンドレス糸目友禅、フル回転で今年も暮れていく。


ところで私、行き詰ったり追い込まれたりすると作ったこと無い料理に挑戦したりするんですけど

ここんとこ図案で思い通りに行かない事が多かったので、

思い切って「クロワッサン」を作ってみたんですけど

ほら！


上手に出来た！　案外やれば出来るもんですね


美味しかったです。子供が大喜びで貪り食っていました。

それでいくらか頭がスッとしたところで作業再開です


でもカレンダー見るともう22日、今年はあと9日しか無い。変な汗が出る、あわわ・・・



冬至の今夜は柚子湯につかって噴き出した汗を流したい、ゆっくり風呂につかりたいなー。

あとかぼちゃも食べなきゃいけないかなー、とか思うんですけど、

師走って、やることいっぱいあって困ってしまいますね。



京呉服すがわらは東北の小さな呉服屋ですが、

着物が好きな方、楽しくお召しになりたい方のお手伝いを一生懸命しています。

気になった方はどうぞお気軽にお問合せ下さいねー。


★ 京呉服すがわら ホームページ ★

http://kimono-sugawara.jp/

細々作業進行中～

皆さんこんにちは

こちら岩手県一関市の京呉服すがわらでございます。

東北にある小さな呉服屋ですが、店内の工房らくぜんで

きもの屋がきものを作っているんですよー！


さあ、今年もいよいよ師走に突入です！

気ばかりがはやってしまいますが、作業は地道ですよ


ちまちまと着実に進めていきます。
糊伏せの工程です。


糸目を引いていた訪問着は模様の部分を糊伏せして先に地色を染めるのです。

「先染め後友禅」という工程です。


地色を染めたら蒸して色を定着させた後、水洗いで伏せ糊だけを落とします。

糸目糊は油性のゴム糸目なので残りますから、そこで友禅です。


ところで私は図案の制作も佳境に入っています


0.3ミリの製図用シャープペンシルでガリガリと線を決めていきます。

ガリガリと描くのです。

文鎮代わりに置いてある分厚い本は「実伝 江川太郎左衛門」です。

この人、伊豆の代官なんですが、もの凄い人なんですよ！
息切れしたときにちょっとずつ読むのです。

見た目変わり映えしない工房ですが、いつだってエキサイティングです。
こんな感じでこの年末を駆け抜けるのです！

京呉服すがわらは東北の小さな呉服屋ですが、

着物が好きな方、楽しくお召しになりたい方のお手伝いを一生懸命しています。

気になった方はどうぞお気軽にお問合せ下さいねー。


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