すがわらの工房日記

東北は岩手県一関市の呉服屋。こつこつと友禅染めをしています。

色々やってますよー

2012-02-29 17:44:06 | 作品紹介

皆さんこんにちは

こちらは岩手県一関市の呉服店 京呉服すがわら でございます

店内の「工房らくぜん」でいろんなものを作っているんですよー

例えばですね

Dsc_0180

ハッピの名入れをこの間やらせて頂きました。

字は書家でもある うちの会長の書です。

仕立てあがった品物に仕事したんですが、背縫いの合い口に 思いのほか苦労しました

こちらのハッピは三陸の釜石にある宝来館様からご依頼頂いたものです

テレビでもよく紹介されていますが

津波に負けず女将さんがすごく張り切っていらっしゃいます

お手伝いできて良かった!

 

そして ここんとこ私は

Dsc_0185_2

絵を描いてました。

 

日本画のご依頼を頂きまして、久々に紙に絵を描いています

この間届いたばかりの製図台の初仕事は日本画です。

岩絵具を使うのは久々でしたが、とても楽しく作業出来ました。

きっと製図台のおかげです

出来上がった絵はこちらと

Dsc_0192
  

 

こちら

Dsc_0190

 

同じ画題で描いたんですけど

平泉の毛越寺で舞われる「延年の舞」です。

腰を屈めた何百歳にもなる老女が舞う場面

とても由緒ある舞なので緊張しながら描きました。

 

たまに絵を描くのも気持ちが切り替わっていいものだなと思いましたよ。

明日からはまた きものの制作に戻ります

たくさん作らなきゃ、いっぱい作らなきゃ

一所懸命描きますから何でも言って下さいねー!

 

 

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作品紹介とか

2012-02-16 18:00:02 | 作品紹介

みーなーさーん! こんにちは

こちら岩手県一関市の呉服店 京呉服すがわら でございます

東北の小さな呉服屋ですが、店内の「工房らくぜんで」

きもの屋がきものを作っているんですよー!

 

さて、しばし更新が滞っていましたが

工房ではバリバリ作業していましたよ

では早速いくつか作品をご紹介しますね

まずはこちら、小紋です。

Dsc_0172

やさしい色使いで淡い綺麗な地色です。

模様は七宝と雪輪をリズミカルに飛ばしてあります

0173

生地の地紋と相まってうまく色が出ましたね

帯も合わせやすく着易いと思います

可愛く出来ました。

 

さて次は名古屋帯ですよ

0175

葡萄唐草です。

糸目を引かず、白生地にいきなり筆で描く無線描きです。

以前羽織の裏にワンコを描きましたが、あれと同じやり方です

失敗出来ないのですごく緊張しますが、筆の勢いとか表情が出せるので私は好きな描法です。

同じ描き方でもうひとつ

0174

牡丹です。

この名古屋帯二本はまだ途中で、

この後糊伏せ、地染めです

地色は淡いほうがいいでしょうね

綺麗に仕上がると思います。

 

他にも色々作ったんですが、そのうちご紹介できればと思います。

 

ところで、

みーなーさーん!

ほら、ほら見て!

ジャーン!!

0169

製図台ですよ
製図台を買っちゃいました!むふふふふ!

すごい仕事しやすいです!

これで仕事捗る事間違いなしですよ

腰痛よさらば!

天板は今まで使っていた作業台の足を外してそのまま使用します

0171

自作の作業台、使いやすいです。

しかも!

0170

壁の凹みに合わせて棚も作っちゃいました。にやり!

ここは私の後ろ側、冷蔵庫なんか置いてたんですが、ごちゃごちゃしてたので

思い切って片付けまして、すっきり!

これで完璧です。ふは、ふはははは!

捗るはかどる仕事捗る!がんばるぞう!

 

岩手県一関市の京呉服すがわら では、お客様のご要望に合わせて

どんなものでもお誂え致します。

この通り作業環境も改善されましたので今私、気分も乗りに乗っております

カモンですよ!何でもカモンでございますよ!

何でも作りますよー!

 

 

 

コメント (8)
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