下のアイコンをとにかく押してくださいな! 一日一膳!
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一日中店内に居ると四季の移り変わりを感じることができない。
四方をビルに囲まれているので、天気さえ季節によっては感じることもできない。
いつの間にか、季節は冬になってる。
東名高速のインターから見える富士山は真っ白に雪化粧しているし、日に日に寒さが身にしみるようになった。
日本経済も冬に差し掛かっているのか、ネット上で経済関連の記事を読むのが怖い。
パナソニックの社長の「負け組」発言には驚かされた。
大企業の社長で、かつ日本を代表する世界的な企業のトップともなれば、ステークホルダーへの責任も並みのものでないことは
わかる。
わかるからこそ、それを言ったらお終いだろと。
だいたいどれだけの収入をもらっているのか。
ま、退陣してしまえば、それまで!だろうけど。(笑
日本製の製品が、技術力だけで売れていた時代はもう遥か彼方。
今ではアジアの国々が技術的にも、戦略的にも押し捲っている。
世界中の経済が冷え込む中、懐疑的にならず、前を向いている企業だけが勝つ時代になってきた。
飲食業も同じだと思う。
SONIAに来て、早三年が経とうとしてる。
三年の間には述べ何千人の人との出会いがあった。
継続して利用し続けてくれている人は、多い。
SONIAを全国的に有名に..なんて気持ちはさらさら無いが、いい状態をいつまでも!がとても難しい。
日本人は新しいものも好きだが、気持ちが楽になれる場所も大好きだ。
SONIAは常に同業態のように思われるお店には、優位性で挑んでいる。
ありきたりとか、そんな小さなものではない。
老舗の料亭なんて、高設定の価格に見合ったサービスと味があって、始めて形になるんだと思う。
店内の教育はそれはもう厳しいだろう。
厳格な世界観から生まれる信頼は真似ようとも簡単には生まれないと思う。
それに携わる人、それぞれの思いと行動に付加価値がつくのだと。
SONIAはいつも沢山お客さんが来てくれていいね、と思っている人も多いが、お店側から見れば、それが当たり前で
なくてはやっていけないのだ。
他では味わえない空間があるから人通りもまばらな場所に足を向けてもらえてると思ってる。
お客さんは色々考えて、この店はこんな店だねとフード情報サイトに書き込んでくれるけど、事実と違う内容で記載されるとと
そういう風にとられてしまうのかと、また新たな課題と言うか、色々考えてしまう。
SONIAでよく言われるのは「日本人向けのアレンジ」、「独自色の強い、インドでもなく欧風でもない」みたいな。
味に対してのアレンジはインド人シェフに言っても無駄。
それぞれのスタッフの持つ調理のルーツが全てで、それを捨ててまで、新たに何かを学んで取り組もうという意識を持った人は
私が接した人間には皆無だった。
そんな人もいるかもしれないが、出会ったことはないし、現況がそうだから結果的にそうなる。(笑
だから、味についてのアレンジは、不味いから作り直せとか、塩を入れすぎとか、その程度でスパイスの内容についてまで口は
ださない。
むしろ、最初から不味いものは提供させず、日本人や欧米人の口にあったメニューをPUSHしているだけなのだ。
インド人シェフは日本食を食べない。
常にインド料理だけ。
そんな彼らは日本人の味覚を知らない。
故に数あるインド料理の中で大多数の日本人がとても美味しいと感じるメニューが判別できないわけだ。
宗教上の問題もあって、SONIAのシェフは豚肉を調理できない。
非常にもったいない事だけど、それは仕方がないのでメニューには入れることはしない。
そんな事情もあるので日本人の私がメニュー選びをするわけだ。
ワインもそう。
最初はスパイスの仕入先からインドワインを仕入れて置いていたけど、以外に高い上に美味しくはない。
しかもインドワイン。
目面しいので飲む?みたいなノリでお客さんは飲んでくれるけど、価格相応なので、どうしても!という付加価値は
つかず、ただ、チャレンジしてくれるだけ。
であれば、と本当に売る側が押し付けてしまいたくなるほど美味しいと感じるものだけを店頭にということで選んだら
インドワインは必要なくなった。
しかも、納品された時に箱が凄く汚れていて、保存状態が適当なのを感じて、駄目だなこりゃとTHE ENDになった。
話にならん(笑
だけど、納得した材料を使えばコストも高くなるので、SONIAの原価率は非常に高い(笑
薄利多売ではある。というか、薄利多売。(笑
でも、常に追求するというスタイルこそが同業態に思われている店舗より集客に繋がっていると思う。
その手法がいつまで通用するかわからないが、優位性を活かしつつ、勝ち組になるためには常に先を見据えなければならない。
今の状態を常に保つ..、これはどんな事業でもそうかもしれないが、それが人ありきの飲食業であれば、なおさら、難しい。
来年にはツインタワーから引っ越していく企業の数も増えるだろう。
その穴を埋めるための対応は、小さなものではない。
ゆえに、日々の仕事にただ、流されて、楽しく過ごすなんてことはできない時期がきたようだ。
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一日中店内に居ると四季の移り変わりを感じることができない。
四方をビルに囲まれているので、天気さえ季節によっては感じることもできない。
いつの間にか、季節は冬になってる。
東名高速のインターから見える富士山は真っ白に雪化粧しているし、日に日に寒さが身にしみるようになった。
日本経済も冬に差し掛かっているのか、ネット上で経済関連の記事を読むのが怖い。
パナソニックの社長の「負け組」発言には驚かされた。
大企業の社長で、かつ日本を代表する世界的な企業のトップともなれば、ステークホルダーへの責任も並みのものでないことは
わかる。
わかるからこそ、それを言ったらお終いだろと。
だいたいどれだけの収入をもらっているのか。
ま、退陣してしまえば、それまで!だろうけど。(笑
日本製の製品が、技術力だけで売れていた時代はもう遥か彼方。
今ではアジアの国々が技術的にも、戦略的にも押し捲っている。
世界中の経済が冷え込む中、懐疑的にならず、前を向いている企業だけが勝つ時代になってきた。
飲食業も同じだと思う。
SONIAに来て、早三年が経とうとしてる。
三年の間には述べ何千人の人との出会いがあった。
継続して利用し続けてくれている人は、多い。
SONIAを全国的に有名に..なんて気持ちはさらさら無いが、いい状態をいつまでも!がとても難しい。
日本人は新しいものも好きだが、気持ちが楽になれる場所も大好きだ。
SONIAは常に同業態のように思われるお店には、優位性で挑んでいる。
ありきたりとか、そんな小さなものではない。
老舗の料亭なんて、高設定の価格に見合ったサービスと味があって、始めて形になるんだと思う。
店内の教育はそれはもう厳しいだろう。
厳格な世界観から生まれる信頼は真似ようとも簡単には生まれないと思う。
それに携わる人、それぞれの思いと行動に付加価値がつくのだと。
SONIAはいつも沢山お客さんが来てくれていいね、と思っている人も多いが、お店側から見れば、それが当たり前で
なくてはやっていけないのだ。
他では味わえない空間があるから人通りもまばらな場所に足を向けてもらえてると思ってる。
お客さんは色々考えて、この店はこんな店だねとフード情報サイトに書き込んでくれるけど、事実と違う内容で記載されるとと
そういう風にとられてしまうのかと、また新たな課題と言うか、色々考えてしまう。
SONIAでよく言われるのは「日本人向けのアレンジ」、「独自色の強い、インドでもなく欧風でもない」みたいな。
味に対してのアレンジはインド人シェフに言っても無駄。
それぞれのスタッフの持つ調理のルーツが全てで、それを捨ててまで、新たに何かを学んで取り組もうという意識を持った人は
私が接した人間には皆無だった。
そんな人もいるかもしれないが、出会ったことはないし、現況がそうだから結果的にそうなる。(笑
だから、味についてのアレンジは、不味いから作り直せとか、塩を入れすぎとか、その程度でスパイスの内容についてまで口は
ださない。
むしろ、最初から不味いものは提供させず、日本人や欧米人の口にあったメニューをPUSHしているだけなのだ。
インド人シェフは日本食を食べない。
常にインド料理だけ。
そんな彼らは日本人の味覚を知らない。
故に数あるインド料理の中で大多数の日本人がとても美味しいと感じるメニューが判別できないわけだ。
宗教上の問題もあって、SONIAのシェフは豚肉を調理できない。
非常にもったいない事だけど、それは仕方がないのでメニューには入れることはしない。
そんな事情もあるので日本人の私がメニュー選びをするわけだ。
ワインもそう。
最初はスパイスの仕入先からインドワインを仕入れて置いていたけど、以外に高い上に美味しくはない。
しかもインドワイン。
目面しいので飲む?みたいなノリでお客さんは飲んでくれるけど、価格相応なので、どうしても!という付加価値は
つかず、ただ、チャレンジしてくれるだけ。
であれば、と本当に売る側が押し付けてしまいたくなるほど美味しいと感じるものだけを店頭にということで選んだら
インドワインは必要なくなった。
しかも、納品された時に箱が凄く汚れていて、保存状態が適当なのを感じて、駄目だなこりゃとTHE ENDになった。
話にならん(笑
だけど、納得した材料を使えばコストも高くなるので、SONIAの原価率は非常に高い(笑
薄利多売ではある。というか、薄利多売。(笑
でも、常に追求するというスタイルこそが同業態に思われている店舗より集客に繋がっていると思う。
その手法がいつまで通用するかわからないが、優位性を活かしつつ、勝ち組になるためには常に先を見据えなければならない。
今の状態を常に保つ..、これはどんな事業でもそうかもしれないが、それが人ありきの飲食業であれば、なおさら、難しい。
来年にはツインタワーから引っ越していく企業の数も増えるだろう。
その穴を埋めるための対応は、小さなものではない。
ゆえに、日々の仕事にただ、流されて、楽しく過ごすなんてことはできない時期がきたようだ。