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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

薄雲に負けずに月が!

2020-07-31 21:08:08 | 惑星・天体ニュース

   梅雨が少しずつ去りつつあるようです。今日は日射しが出たり、曇ったりの1日でした。1日家にいたのですが、今日はニュースがいろいろ飛び込んで来る日で、結構家にいながらにして色々な方とお話ができて楽しい1日となりました。

   そして、夕方には、(明るい空のどこかに、もうお月様が顔をみせてくれていないかなぁ~)と、ベランダから時々 空を眺めて確かめたりしていました。

   すると、灰色や白い雲の隙間から・・・。

         

      案外とあっさりと、お月様が綺麗な丸い弧をみせてくれました。そして、暗くなると、こんなにスッキリ顔に。

              

        都心では、雲も多いようですが、あなたのところはいかがですか? 今は、南の空にいますが、このお月様は今夜は日付が変わった後の1:59まで沈みません。慌てずに、雲が晴れた頃を見計らって探して見て下さい。もう、明日は8月なんですね。ということは、1年も3分の2をすでに過ごしてしまったことになります。光陰矢のごとし。時間が、本当に加速度をつけて進んでいくように思えます。今の時を大切に、過ごしていきたいです。

        今日もいい1日が過ごせました。

        明日もいい1日になりますように。

 

   

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3日ぶりに月に出会えましたっ!

2020-07-29 21:02:52 | 惑星・天体ニュース

   今年の梅雨は本当に長く、西日本の梅雨がようやく一段落してきたかと安心していたら、今度は東北で被害がでているようです。ニュースの画面をみながら、何ともいえない気持ちになります。被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。さらに、偉そうに日本のコロナウィルスの蔓延状況を過小評価したりする言動がいまだにあることには、リスク管理という考えの欠如に憤りを感じます。

   さて、そんな私の胸の痛みを和らげてくれるお月様も26日以降はまったく姿をみせてくれず、今日も曇りの1日。夕方になって暗くなってもどこに月がいるのかさえも分からないほど。でも、ふと久しぶりに「星座表」を取り出して月の位置を確認してみると、案外自分の思うよりも南空でも低い位置を月が動いているのが分かりました。となると、前の建物で隠れて見えていないだけかもしれない!

   カメラを抱えてさっそく南に開けた公園へ行ってみました。あらあら、それでも月はいませんでした。

   「お月様、結構もう半月過ぎなのだから、どこにいるか分かる位には頑張ってほしかったなぁ」とぼやくと・・・

    何やら、灰色の雲の一部にやや薄く白いところがあるのに気づきました。乗ってきた自転車のサドルにカメラを置いて、レンズ越しに待っていると・・・

   

   この間19:49分に小さく端が見え始めてからたったの数分。みるみる姿を見せてくれ始めたお月様です。

           

       やや、下の端が雲に隠れていましたが、これ以上は難しかったです。

       でも、夢のような3日ぶりのお月様との出会い。「有り難う!!!」 

       隣人にLineで、「今、月が出たよ~」とメールすると、「雲に包まれて綺麗ね」の返事。

       しばらく、月が雲の中をでたり入ったりする様子を眺めて帰りました。

           

       この時の雲の様子です。月の光冠が見えていました。でも、写真では色はきれいにでませんでした。残念。

       今日は、長梅雨にうんざりの皆様に、オマケとして2枚の写真をお届けします。

          

       ツバメが、今年2回目の子育て中なのですが、このツバメたちは、巣がないところで育っています!!! いったいどうなっているの?

       実は、秘密があって、ここは微妙にいい暖かさを保っている場所なのです。(答えを見たい方は、ココから)それにしても、最初はみな同じ大きさでスタートしたのに、1番右の子だけ、随分大きくなるのが早い!!! 個性?生存競争?

       それで言うと、実はどんぐりにも同じことが起こっていました。

           

         マテバシイのこどもたち。右下のはもう大きくなって、色づいて茶色になれば完成!という感じです。でも、この2つのどんぐりの周囲のはまだほとんど育っていない上に、左にあるのは、1つも顔をだしていません。それに、この上の写真をアングルを左からにした写真をお見せすると・・・

        

    どんぐり顔を出しているところ(右下)から上の方に、何やら葉の中にツンと飛び出した変わった枝がみえます。分かりますか?これは、来年用のマテバシイの準備組のようです。ブツブツとしたのが、来年のどんぐりになるようです。

    この準備組はこれから時間をかけて来年にどんぐり!どんぐりは1年で育つ種類もあるようですが、このマテバシイのように、2年かけて育つというのも多いようです。不思議ですね。果物や実のなる木は、花の時期や育っている時期はつい見過ごしがち。最近になって調べていると、面白い発見がいっぱいあります。

    さて、ツバメに話を戻せば、ツバメに大きさの差がすごくあるのは、この右下のどんぐりと、残りのまだ顔も出していないどんぐりの差と同じで、きっと個性の差でしょう。だから、きっと、ツバメも小さなどんぐりも、これからずんずん育っていってくれるのではないかと思います。

    今、小さくても、逆転劇なんていうのがあるでしょうか??? どうなるか、楽しみに眺めながら、またご報告しますね!!!        

    今日は、久しぶりのお月見もできて、いい1日でした。

    明日もいい1日になりますように!

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やっと見つけた月は、はや半月!?

2020-07-26 17:58:48 | 惑星・天体ニュース

   梅雨が長く、鬱陶しいです。しかも、この長い梅雨が大雨の被害を受けた方々の上にも無情に降ったりしていることに心が痛みます。今日も晴れているかと思うと、黒雲がきて雨が降り出し、月に今日も逢えそうにないかも、といろいろ心が塞ぐことも多く、肩に力が入らないでいました。

   それで、ベランダに出て、ぼんやり空を見ると、風で雲がどんどん流れ、意外にも正面の空が青空に変わって行きました。見ない内に月は今どんな形でどこにいるのかな? スマホの「コンパス」を出して、月の様子を確認してみると、西空にいると思った月が雨の間に半月に成長していて、南空にいることがわかりました。

   カメラを用意する間に、雲がさらにどいて、「はい、どうぞ」とばかりに姿を現してくれたお月様です。

       

      「お月様、何だかもう疲れちゃったよ」「そう?」 

      「だって、嫌なことがいっぱい起こるんだもの」「そう?」

      「それで、頑張ってやっても、誰も感謝してくれない」「そう?」

      「感謝してほしくて頑張っているわけじゃないけど」「そうだよね」

      「でも、もう少しいいことだって あってもいいんじゃない?」「そう?ないの?」

      「ないことはないけれど」「そうでしょ」

      「そうか」「そうだよ」

      「ふぅ~~~~っ」「そうそう、大きく胸を広げて」

      「そうね。有り難う」

        明日27日の夜21:33に上弦の月になるお月様はまだ半分より少し欠けた姿でした。夜は、もっとしっかり姿を見せてくれるかな? このお月様は、22:35まで沈まずに、きっと南から西空に移動しながら、あなたが見つけてくれるのを待っていてくれるはず。あなたも、お月様と話せば元気をもらえるかもしれませんよ。

        お月様、何だか雷なってきたけど、あなたが沈む前に、また会えるかな?

                <2020年7月26日19:15>

     日が暮れる前に雲が出始めて、何と小雨も降ってきたなかで見つけたお月様です。背景はもっと明るかったのですが、月の表情を撮るために暗くしました。この時間頃でしょうか、虹が東京ではみられたそうです。

     ただ、この後は 大粒の雨に 雷も轟いて お月様どころではなくなりました。

     さあ、今日も無事に1日が終わろうとしています。病気もなく、ご飯も美味しく食べられ、屋根に守られて今日も静かに終えられることに感謝します。

     明日もいい1日でありますように。

       

 

 

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渡辺かづき先生とのレッスン164

2020-07-23 20:36:58 | ピアノ

       今回のレッスン練習は、前半は結構一生懸命練習していたのですが、後半にきて義母の体調不良や病院付き添いが重なり、練習が中途半端な感じになっていました。それでも、臆せず(?)レッスンへ。まず最初は、前回「藤井英一のジャズピアノトレーニングJAZZ」の30ページ、31ページのアドリブの付け方をどうやって弾くか。ブルーノートなども学びつつ、教えて頂いたところです。本当は、そこを理論から実践へと弾いてくるところでしたが、後半に練習できなかったので、かなりハチャメチャに(苦笑)。

  先生が、「やり方はいいけれど、リズムが途中でくずれていましたねぇ」「確かに、崩れちゃいました」「あまり、左手にこだわらずに、右に集中してみれば」「ところが、左手が、上のコードと違うので、ついそちらを注視することになって右に集中できないのです」と弁解する私。すると、「いやいや、これだってコードにあっていますよ・・・」のコードの説明をもう1度先生がして下さり・・・確かにそうなのですけれど、コードの基音はベースが弾くようになっていて、私が弾いている左手は、基音の上部分をテンションを加えたりして弾いていて、基音がないと難しくなる・・・・では、(基音を電子ピアノに入れて、それに合わせてリズムを崩さないようにして練習してきては)ということになりました。レッスンでは、以前のように先生に基音を弾いて頂くことに。

  実は、次のレッスンは少々先になりますが、去年と同じに大ホールを借りてのレッスンになっているので、ちょっと気合いを入れて練習してみます。

  2番目は、以前弾いていた、これも藤井英一さんの「ジャズ・スタンダード」から「サテン・ドール」を練習していました。これは後半に練習を始めて結構頑張っていて、最初は全然それらしく聞こえなかったのが、少し伸ばすところもしっかり気をつけて弾き安定してきた(?)ところでした。お披露目。

  「あっ、まずはそこまでで」と半分で止められちゃいました。「違ってますよ。何カ所もでてくるこのフレーズが、2:1になっていませんよ」「あれ、かなり苦労して2:1になっているはずなんですが・・・」

  「なってないですね」ということで、自覚症状のない私と先生が席を交代。「まずは、弾いていたのが、こんな」と私の演奏を真似して弾いたあと、正しい弾き方へ。「違い、分かりますか? 2つの音を特に1音目をスタッカートみたいにしているのを止めて、1つ目の音ははねずにタータ」「2:1ですよね。タータというこれですよね」ということで、席に戻って。 弾いては、ダメだしを何回か繰り返して、なんとなく違いが理解できたところで・・・

  「それを、キツい感じでなく、柔らかなジャズ風になおします」といいながら、先生が「このアレンジはさすがに(藤井先生)、いい感じですね」と席を交代。音を楽しむように、模範演奏へ。 途中から、先生独自のアレンジまで加わり、お~っ! 素敵な模範演奏会へ。いい演奏を楽しませて頂いたところで、あとは自分で練習してくることに。

  3曲目は、先生のオリジナル曲"lost tribes" の2回目。前回同様、まだどこに動いていくかが十分飲み込めておらず、途中立ち止まりながら、やや情けない演奏に。でも、アドリブ部分はどうにか練習していたので、うまく嵌まりました。「そうですね。あとは、弾くところを迷わないようにしながら、もう少し静かにゆっくりしたやや寂しげな曲の感じをだしてもらえれば・・・」ということで、もう1回短めに弾き直し・・・「まあ、これは こんなところで」卒業として頂けました。

  最後に、最近先生が出されたCD”A Brand New Days "に初収録された”A Valentine Out of Season"  を、前回できなかったアドリブ部分を中心に弾いてみました。「そんな感じでいいですよ」と、OKを頂きました。*CDの視聴できるページにリンクしましたので、お楽しみ下さい

  そして、"lost tribes" にかわる新曲として、やはり”A Brand New Days "* から”Return  to Zero" という曲を頂きました。先生がecomusicのために作曲・演奏した曲ですが、その時は違う題名がついていたのですが、今回CDに入れるのにタイトルを変更されたようです。*こんどは、アマゾンにリンクさせたので、よかったらCD購入をご検討下さいませ!!!

  音楽がこちらのそばにそっと寄り添ってきて、話かけてくれるような曲です。イントロの印象が特にそんな優しさに溢れていて、新CDの中で、私の1番お気に入りの曲です。CDでは、大編成で演奏している曲なので、ちょっとソロ・ピアノでの演奏は様子が違いますが、「それでも、この曲はソロ弾いても、どうにか大丈夫そうですね」と先生。「僕の演奏を参考に、弾いて見て下さい」とのこと。途中で曲の雰囲気が変わって行くのですが、基本は3つのバリエーションから構成されています。

  今日も、楽しいレッスンでした。先生の素敵な演奏も、2曲聴けて、癒やされました。”Return  to Zero"は練習していても、きっと心優しい気分になれそうです。

  さあ、次は大ホールだぁ!!!

 

   

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繰り返される政権の朝令暮改

2020-07-21 20:58:47 | 日記

  実は、今日は過去のブログ(2019年7月29日)と(2019年9月24日)に追伸をつけました。

  何の追伸かというと、去年の4月にNスタの森田さんの天気予報の中で、太陽が昇って沈む中で天気の移り変わりを説明する画像が新しくなったのですが、それがまるで南半球に住んでいる人向けのように (北回りに、太陽が、右から左に動いていくようになっていた)のです。日本人の生活感覚からあまりにかけ離れた映像だったので、「オカシイ!」と番組に何回か指摘して修正するようにとお願いしたのですが、返事もなく、ずっと修正されませんでした。そこで、ブログにアップしたり、天体関係者の友人や知り合いにどう思うかなど相談したりしてきました。それが、1年して 遂に修正になったのです! 

     *どういうこと?と興味をもって下さった方は、上の日付をクリックしてご覧下さい。

  そして、そこで「問題があると分かった時点で、もっと早く変更してほしかった」と書いたのですが、そう書きながら「それなら間違ったら直せばいいや~」という感じになっている今の政権の「朝令暮改のやり方はどうなのか!」とふと思えて来ました。

  これは、もうさらに問題外のひどさです!!!!

  正直、国民もさすがにあきれ果てていると思います。国民のいのちがかかっているのに、小さい上に立体縫製でないため顔にフィットせず、医者も首をかしげるようなウィルス対策には不安のある布マスクの配布ですた。しかも、配布した中には、ゴミや異物が混入しているものもあり、返品問題が発生。配られたのは、国民が外出自粛になって家に閉じこもるようになってから、と後手後手。

  その名誉挽回と始まった、緊急一律10万円給付も配布も、突然決まった上に、手作業があるとかで、計画は迅速には進まず・・・実は今この時点でも、義母のところにはまだお金が届いていません。

  問い合わせても、電話はまったく通じず、ネットをみると配布状況が下のように表示されていました。

  

  天気予報の画像で、北半球のこどもたちに太陽が北回りするのを日々みせるのも教育上問題でしたが、こちらの方は、病気感染という命に関わる問題。給付金も、外出自粛で仕事がなかったり減少した人にとっては、家賃や食費にも困る中で死活問題だったはずです。しかも、こちらは 私たちの税金を使って行われている政策。お粗末な政策で税金を無駄にされたり、国民が苦しむことのないようにちゃんとした施策をしてもらわないと困ります。

  そして、今回は「Go to キャンペーン」の突然の変更。東京都の感染者数が突然ふえたからの対応だから、変更を余儀なくされた? いえいえ、時期尚早との見方は最初から指摘されていました。それを、学校が長い休校で学習時間不足のため夏休みを削ることになったので、この7月の23.24日の祝日がつく4連休のために急遽「前倒し実施」を決めたのでした。ただでさえ無茶で強引な進め方をしようとしていたところへ、批判が高まりました。まして、東京の感染者数がどんどん増加していました。コロナウィルス対策で生活にブレーキをかけているのに、一方でアクセルをかける無茶苦茶なキャンペーン。どうして、こんな計画が事前に止める者もなく、前倒しなんていう判断がノーチェックで実施されようといたのか。

  理由は明白なようです。(事前に十分にいろいろな人の意見をとりいれていないこと! )でしょう。

  一部の人だけで決めたり、独断でものごとを進めることが、いかに間違いか。世の中には、そのために打ち合わせや事前会議があり、国の政策では 国会審議があるのです。国会を延長しようと野党が提案したのに、与党は閉会してしまいました。自党内でも寝耳に水のような形で首相を取り巻く少人数の意見や思いつきで政策が決められていることが、最近非常に目立ち、記述式試験の導入もよく根回しされずに進められた上に、それを中止する時も急に決まった。学校の一斉休校も、マスクの全戸配布も、10万円給付金も、Go to キャンペーンの前倒し開始も、東京都を対象からはずす話も、すべてです。

  いかも、この政権は、都合の悪い文書がでると、例えば加計問題では「怪文書」と呼び、怪文書ではないと分かっても撤回せず、最後には結局撤回する

  いつもは当然保存している会合の出席者名簿が追及されそうになると、恥も外聞も気にせず提出を求められたその日に処分する。あまりにも見え見えで、ふつうではやれない行為を平然とやってのける。疑惑をかけられて潔白なら、証人を堂々とだしたり、領収書も手持ちに本当にないならホテルに再発行させればいい。証人によびだすのは反対。文書もないから出せない。誰の目にも、隠したりごまかしたりする人間が嘘をついているのは明白ではないのか。日本は、この政権によって本当に「恥」も「外聞」もない、不公正で、めちゃくちゃな政治が横行して目に余る。 

  私がオカシイと思ってあげた声は小さくても、他にも同じように思った人々も声を上げてくれたから、声が届いてNスタの天気図も南向きに変わった。

  民主主義は、投票の時に「他の政権よりどれが良さそうか?」と選んで終わりにしたら、とんでもない政策のてんこもりで命にかかわることにもなる。税金も無尽蔵でないのに、トランプのいいなりに、武器の大人買い、賭博の誘致。票をお金で買う体質がはびこっているので、そもそも後押ししたい河井候補には他候補の10倍の資金を提供。さあ、みなさんオカシナことには、どんどん声をあげましょう。政権を今握っているのは「自由」と「民主」がついた自由民主党、国民が声をあげて聞かないのなら「自由」も「民主」も党名から消してもらいましょう。さらに「小さな声を聞く力」と言っている公明党も与党なのですから、国民の声を小さな声でも聞いてくれるはずです。オカシイことには、しっかりと自分の国会に送り出した人にでもいいし、オカシイと思う人にでもいいし、声をあげていきませんか。

  

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木星とガリレオ衛星が見えた!

2020-07-20 09:38:19 | 惑星・天体ニュース

  月は、今夜の夜中2:33に新月を迎える時期なので、梅雨でなくても見づらい時期になっている。夕空を眺めても、寝る前に空を見上げても、月はそもそもがいない。お月見を日々楽しんでいる身としては、張り合いのないところだ。そんなこんなで、なんとなくこちらも元気がでない。

  昨夜も、寝る前に、「どんよりとして、月は勿論、星も見えないそらなのだろうなぁ~」と思いながらも、いつもの習慣で窓を閉めがてら見上げた空に、燦然と輝く星1つ!

  「あっ! 今夜は空が晴れていたんだっ」
  久しぶりにCOOLPIX B500君を取り出して、木星に焦点を合わせてみた。

  B君ともだいぶお友達にはなってきたものの、月や星たちは少しうまく撮れるようになったが、木星のガリレオ衛星はなかなかうまくいかない。
  昨夜も失敗続き。

  ところが、奇跡のように、1枚だけこんな写真が撮れた。


ココで入力>
 上の表示は転倒図となっているので、イオは重なって見えないとして、私の写真で見えているのは、左から カリスト・エウロパ・(木星)・ガニメデ
だと分かりました。 よく見ると、結構木星の周辺の小さな星達もたくさん写り込んでいましたが、ブログの写真でもみえるでしょうか。
 
 無料で、このガリレオ衛星の配置を計算できるサイトを公表して下さっているのは真木さんという方のようですが、アクセス方法が分からないでお礼も言えませんが、感謝します。
 
 久しぶりの惑星に、気持ちが軽く明るくなりました。
 この写真を撮った後、「しっかり撮れた?それなら、もういくよ」とばかりに、木星は雲にかき消されて見えなくなり、一瞬の晴れ間だったことがわかりました。

  何とも、不思議に有難い出会いでした。月が、私が元気がなさそうだから木星に「ちょっと顔をみせて上げてよ」と頼んでくれたのでしょうか。
  月は見えない時期ではありますが、満月と同じに、いやそれ以上に太陽と一緒になって強い引力で私たちの運命に力を発揮する時期です。 「災いを早く遠ざけ、安らかな日々を私たちに届けてくれるように!」とお願いしておきました。

  

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戦後75年に考える「へいわってどんなこと?」

2020-07-19 09:47:39 | 日記
 今年は戦後75周年の節目の年にあたる。
 私も含めて、もう戦争の記憶をもたない人が日本の大半となった。それでも、私は、渋谷の駅で傷痍軍人が座り込んでいる姿も覚えているし、祖父母が家のそばにいて、母の長兄は戦死したこと、次兄つまり私のおじさんが片手の先を失ったのは、落ちていた焼夷弾を触ったからだとか聞かされて育った。
 ところが、今は過去を知る年寄りは同居せずにホームに暮らすことも多く、そもそも祖父母ですら戦争経験がない人が大半になった。
 戦争について知るチャンスは、平和イベントや、広島や長崎への平和大使派遣や修学旅行だろうか。 ところが、コロナウィルスの蔓延で自粛が広がり、今年はほとんどの平和イベントが中止となり、修学旅行も平和大使派遣もままならない。

  そんな時だからこそ、自分の家で平和について学べるいい教材として、「日・中・韓 平和絵本」シリーズをお薦めしたいと思う。
      
    「日本が戦争被害を与えた中国、韓国の絵本作家と、共同で絵本を作ろう」という絵本作家・田島征三さんの発案に応じて、田畑精一さん、和歌山静子さん、浜田桂子さんとこの絵本を作る動きが始まったのは、2005年のこと。戦後ちょうど60年の節目の時だ。 3カ国にまたがる大プロジェクトとなり、できあがった平和絵本シリーズ。1作目は韓国で2010年から出版が始まり、日本では、2011年から順次本が出されていき、現在その内の10冊が 童心社から下のように「日・中・韓 平和絵本」として出されている。


  日本では、戦争が広島、長崎、東京大空襲など、被害者として描かれることはあっても、特に子どもたちに向けて日本が加害者である過去について教えることはあまりなかった。 でも、日本が戦争の被害者としての過去を伝えているように、アジアでも、過去の戦争の歴史が子どもたちに教えられ続けている。 日本で過去に加害者になった戦争のことを伝えていないのでは、将来彼らが アジアの人々と本当の信頼関係を築くのが難しくなるのでないか。 外国に6年滞在したことがあり、そこでアジア人の友人と親しく付き合った経験のある私の実感として、日本の歴史教育には大事な部分が欠けては外国では通用しないと思う。 
 
  この「中国・韓国の絵本作家との共同の絵本作り」の存在は、その解決の糸口を提示してくれる存在として、希望が感じとれた。
  「日本人からこのような平和絵本の企画がでたこと」は、中国や韓国からも歓迎されたとのことで、日本の4人に 中国・韓国のそれぞれから4人の絵本作家と、各国1社ずつの出版社が決まり、2007年には、中国の南京市で一堂が会して、絵本の作り方が決定されたという。
  以後、1人1冊の平和絵本を作ることになって、12人の作家が それぞれが試作本をつくり、それらを見せ合いながら、問題点や意見の交換がなされ、修正しては試作本を出してまた話し合う作業が繰り返されて作り上げられたという。
 
  日本では、10冊は童心社から、11冊目の「花ばあば」は慰安婦を扱うという特殊な事情もあって、クラウドファンディングによって2018年に「ころから」発行として出されている。
   *話がやや逸れるが、慰安婦の本を子どもたち向けの本にだすことについて、日本では子どもに理解できないのでは? 例えば、この本を読む時、性について聞かれたらどう伝えるのか、戸惑うことになるのでは?と予想された。
    だが、偶然にも最近の新聞で、子どもに対する性犯罪に警鐘をならすシリーズ掲載がある中で、少し認識を改めた。<日本では性教育が遅れていて、ユネスコなどが、5~18才を4段階に分けて必要な知識を教える性教育指針を出している。そんな中で、妊娠や避妊についても中学生までに教えるのが国際基準になっている>というのだ。
    具体的な性的行為やリスクについて教えられていないと性被害を受けても子どもが十分に理解できず、声を上げられないとの懸念が書かれていて、なるほどと思った。 日本だけでは気づかなかった日本の性教育の問題。そんな別の角度からも、他国との文化の交流によって、改めて幸せに生きるための知恵を互いの交流の中で学びあう大切さも見えるように思えた。

   さて、日本人の私としては、中国や韓国の絵本作家が平和をどのように描くのかは、非常に興味深かった。 印象としては、中国、韓国の絵本は非常によく考えられていて、日本人が読んで非難をされているように感じられるものは1冊としてなかった。 先に説明を書いた「花ばあば」も、ベースに流れる認識として、(日本が犯しただけでなく、戦争にまつわる性犯罪は他国でも起こり繰り返されていた)、それが戦争がもたらす悲劇なのだと考えて描かれている。 
 
  また、南北の非武装地帯についての絵本もあり、今韓国では慰安婦や強制労働などで反日が強まっているような報道もあるが、<韓国にとって戦争の悲劇の象徴は朝鮮戦争による南北分断問題なのだ>ということが伝わってきた(「非武装地帯に春がくると」)。

  さらには、韓国の絵本作家が、自分の文章に絵を付けるのでなく、在日韓国人の作家の文章に韓国人が絵を描いたものもあった。この絵本では、日本に暮らす在日の被爆犠牲者の家族と、日本人の女の子の交流が描かれており、日本の子どものみならず、大人にも、自然な形で在日の人々の存在やその歴史的背景を考えさせ、再認識させてくれる。 戦争や平和について今のこととして考える、いい入り口になるよう丁寧に描こうとした深い配慮のある作品だと感じた(「春姫という名前の赤ちゃん」)
   
  また、日本が戦争の直前まで中国と交流があったことを自然に理解させ、個人では絆で結ばれながらも、国として闘うことになったことを描いた絵本からは、個人が戦争に反対していても、大きな力が動くと個人が分断されていく「戦争の悲劇」が、しっかり伝えられている(「父たちが生きた日々」)

  さらには、日本の侵略を描くのでなく「長沙大火」を題材にとって描かれた絵本もあった。そこでは、戦争では敵軍に対して一物も与えないための焦土作戦で自らの街を焼くような悲しい作戦もあることを告げる形で、戦争の非道がこどもたちに伝えられていた(「火城」)

  日本の絵本の中では、先日亡くなられた田畑精一さんが自伝的な「さくら」を描いていた。 自分が子どもとして育ってきた戦時中の学校や生活を描く中で、(自分の過ごした日々が、他国にとってはどんな意味をもったのかについて考えてこなかったこと) でも、振り返りそこに言葉を足すことで、過去を問い直し、戦争と自分の過ごした日常生活が繋がっていたことを伝えている。 読んでいると、今、わたしたちの送る日々の生活はどうなのか?と田畑さんに問われているのを感じる。
 コンセントの先にある福島のことを考えずに危険な原子力発電の電気を無批判に使ってきた自分の生活、生産者の顔を思い浮かべることなく安い商品に飛びついてしまう消費生活などへの反省の思いが直接描かれてはないが、重なった。
  <作る人にも、消費する人にも安心・安全であるために、適正な価格で取引が行われるフェアトレードや、地産地消、反原発。人は人としっかり交流して互いに助けあって生きなければならない>など、本を通して考えさせられた。(「さくら」)

  そして、この平和絵本シリーズの中心に輝いているように思えたのが「へいわってどんなこと?」だった。<この絵本には、中国、韓国、日本のたくさんの仲間の意見や平和への思いがいっぱいに詰め込まれている!>と思えた。

   <平和絵本は、戦争の「悲惨さ」を描き、平和の大切さを伝える>というイメージを払拭し、明るく力強く、希望がもてる平和絵本となっている。
   
   戦争の悲劇や悲惨さを伝えるだけでは何か足りない。< 平和を「戦争がないこと」と消極的に捉えるだけでは、実は戦争はなくならないのではないか>。そんな思いから作られたこの絵本には、<平和な世界をどうやって作ったらいいか、子どもたちに日々の生活の中で考えられる知恵>が詰まっている。

   自分がご飯を食べているとき、「だれでも ごはん食べられているかな?」と世界のこども達もごはんを食べていることに気づける優しさ。 日々の生活でいやなことがあっても、そのままにしていいのかな? 「いやなことがあったらどうする?」と対処法について考えるきっかけも与えている。  「自分がわるいことを うっかりしてしまったら、どうする?」と自分のミスについての対処法についても、考える機会を与える。 宗教の違い、障がいや髪の色、国籍、文化、いろいろな子どもたちが世の中にいても、一緒に楽しく遊べる世界が描かれている。
 
  いのちのたいせつさを伝え、「だから ぜったいに、ころしたら いけない。 ころされたら いけない。 ぶきなんか いらない」 と明確に直球の言葉が大人達にも届けられている。 武器は、人を傷つけ、殺す以外の目的をもたない、という紛れもない事実。だから「いらない」 なんと直接的な力強いメッセージだ!

   最後の2ページの素晴らしいメッセージについては、読む方のお楽しみにとっておきたいと思います。是非、ご自分で絵と共に味わって下さい!!!

   正直なところ、コロナウィルスで自宅待機に迫られる中で、早い時期から児童虐待や家庭内暴力、こどもの栄養不足の増加が心配される声が上がったことに私は驚きました。 特別な事例だと思っていた悲劇が、家庭内の非日常ではなく起こっているという事実。7人に1人の子どもが貧困に晒されているという日本。
   いらないどころか人を傷つけ、脅かすだけの武器に払う予算があるのなら、おなかの空いた子どもたちに美味しいご飯をたべさせるのが人間としての正しいお金の使い方だろう。いのちの危険に迫られている世界の子どもたちにも、もっと幸せを分け与えられるだろう。
   この最後のメッセージは児童虐待に合っている子どもや、いじめに合っている子ども、傷ついたり、心を痛めているこどもたちにも、大事なメッセージになっている。 

   楽しい平和のイメージを、浜田さんは黄色を使って表現しているそうだ。そして、黄色の色に溢れたこの絵本を抱えて、中国、韓国、メキシコ、キューバ、北朝鮮に行って、こどもたちと一緒に絵を描き平和について考えるワークショップを続けてきたそうだ。

   「抑止力」という言葉で武器をもつこと、軍備を強化することを正当化する人々が私の周囲にもたくさんいる。でも、人間にとって大事なのは、皆が生きていけるようにいろいろな仕事をし、生産をし、それに対してちゃんと楽しく生きていけるだけの収入や糧を得られること。 皆がそれぞれに満ち足りた生活を送ることができ、違いのある人々とも交流して、違いを楽しんで生きることができる社会になれば、そこに平和が生まれ、武器など無用な社会が実現できる。
   
   1部の人が、富を独占する歪んだ社会は止めにしよう。<自分だけの利益、自分の国だけの利益を追って、幸せになれない> そんなことは、もう誰もが分かってきたのではないだろうか? 国境を超えてコロナウィルスが蔓延したことで、人々の生活がいかに国境をまたいで広がっているか、事実として分かったはずだ。

   自然災害も、世界的な視野に立って対策をいますぐ講じて行かなければ、グレタちゃんの言っているように手遅れになる。

   国という狭い視野に立って、軍備に何兆円をかけている国は尊敬されない。でも、世界の視野に立って軍備費を温暖化や、困っている国の援助に使えば、世界の人々はその国を尊敬するだろう。 武器を握って「これなら攻めてこられないだろう」と言いながら握手を求める人に、手を差し出せるだろうか。そんな人に尊敬の気持ちを抱くだろうか。 
   
   人類は武器の所持をやめ、「抑止力」が平和を作り出すなんて、子どもに説明できない詭弁をやめるべき時にいる。
  是非、平和イベントの少ないことしの夏。皆さんで平和絵本を手に取って、子どもや家族、友達と、「へいわってどんなこと?」  話し合って見て下さい。

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現政権を歴代法務大臣一覧から振り返る

2020-07-18 10:25:29 | 日記
  現政権の実態が、十分に多くの国民に伝わっているのか?
  時々不安に駆られる。そこで、少しずついろいろな切り口で、お伝えしていこうと思う。まず、その第1弾として、「歴代法務大臣一覧」 。
 
  ウィキペディアを参照して、短命におわった第1次の時の法務大臣から抜き出してみた。
  
 
 
 11人の法相が選任されている(上川氏は、複数回就任)が、さて、こうやって改めて眺めてみての皆様の感想は、どんなだろう。
 
 法務大臣といえば、立憲民主主義の柱をなす「法」に携わる要職だ。いかに、この政権がこの重責を任す人を、「大切に選んだか」が、分かりそうだものだが・・・。
 
 正直なところ、任期は短い人が多く、コロコロ交代した様子に、今更ながらにいろいろなことを思い出した。国民の一人として、憂いを感じざるをえない気持ちになった。
 そして、今回のこのブログで1番大事なのは、今に通じるこの長期政権の始まりが、第1次政権の時の法務大臣の選出から、すでに今につながる人選がずっと変わらず貫かれていたということだ。どんな、何が貫かれていたのか。
 では、まずその衝撃の長勢法務大臣から順に追っていこう(以下敬称略)。
長勢甚遠(ながせ じんえん)
  就任時の動画が政府インターネットTVで見つけられた(ココから)。就任当初から治安の維持のために共謀罪法案の設立に意欲を示しているのが分かる。
  長勢氏は改憲よりも自主憲法の制定を重んじていた人物で、法務大臣の退任後の自民党が野党になった時にできた<創生「日本」>に参加している。 
  憲法改正集会での、次の発言に注目しないといけない。
  「(自民党憲法草案は)国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持すると言ってる。この三つはマッカーサーが日本に押し付けた戦後レジームそのものだ。この三つを無くさなければですね、本当の自立自主憲法に成らない
  彼は、自民党憲法草案でも甘いところがあるとしてこう発言し、なんと会に出席している周囲は朗らかにこれに拍手を送っている(ココの17:47から)。 
  私がこの映像に気づいたのは、数年前だったが、この映像を見て、強い衝撃を覚えた。 どこか日本ではない国に自分がいるのか? もしくは大日本帝国に舞い戻ってしまったのか?と目眩を覚えた。
 
  創生「日本」。 「戦後レジームからの脱却」を目指すと言っているこの組織にこの長期政権の全てが凝縮されていると思う。 脱却しなければいけない 「戦後レジーム」が何を意味するのかを知るには、創生「日本」のH24.5.10の東京研修会などを始めとして、今政権の中枢にいる人々が何を語っているかに注目してみるのがいい。
 
  調べてみると、この創生「日本」のサイトでは、正々堂々とHPなどで上記の研修会の様子も動画で公開されていて、別に隠し立てしている様子はない。 自分の目で確かめてみよう。 それに、すでに教育勅語の復活(森友問題の時に塚田幼稚園で園児が暗唱している姿が流れて、テレビで騒がれたが、これまで文科大臣など始め、次々と教育勅語を肯定する発言が続いている)や、軍事費拡大、高級官僚などを人事権で自分たちの都合のように動かす動きも、じわじわ進められてきた。
 
  しっかり見過ごさないでいれば、見えるこの現政権の「戦後レジームからの脱却」を実現していこうと目指されていることが何なのか、国民はもっと知らなければならないし、マスコミももっと報道して国民にはっきり理解させる努力をしていかなければならない。
  それが、できていれば、 (2006年から2007年)、そして(2012年から今)に至るまでの長きにわたって、国民からの支持を得て、ずっと暴走を始めた長期政権が、こんなにガタガタな走り方になるまで、走り続けてくることはなかったのではないか。私にはそう思える。
 
(鳩山邦夫)   
  「戦後レジームからの脱却、その方向性を変えてはならない」 など言って内閣改造に踏み切ったが、組閣後すぐから、次々とまた閣内の不祥事が発覚し、安倍の任命責任が問われ30日間で終わった内閣だった。
 
  <この後は、2012年からの法相たちだ>
 
谷垣禎一(たにがき さだかず)
  内閣改造があるまで、在任間1年9ヶ月就任。
 
  民主党に選挙区でうちわなどを配布したことを追及され在任期間48日で辞職。
(山谷えり子) 
   1日のみの臨時?
  河井逮捕で振り返る法相経験者のお騒がせ」(デイリー新潮より)に、この上川氏が、就任時ではないが「公選法違反容疑で逮捕者まで出した」とされたと書かれていた。 法務大臣に2度連続して任命された人なのだが・・・。
  *デイリー新潮がよくまとめてくれているので、私が何も時間をかけて調べながら書く必要もないようにも感じてしまう。デイリー新潮さんに感謝。
 
岩城光英(いわさき みつひで)
   これも、デイリー新潮に、パーティー券収入を「寄付」と虚偽記載した人として紹介されていた。
 
   この方は、かなり記憶している方も多いと思う。私もしっかり記憶している。
   「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案につい ての答弁で、「成案ができたら説明する」「私の頭脳ではちょっと対応できない」などと、あまりにも無責任なことを臆面もなく言って驚かされた。 ココから実際の動画で本人の様子を見られるが、不信任案を出されたが与党により却下され、次の内閣改造まで1年は在任した(嘆)。また、この金田氏は、就任前に2度の公選法違反に手を染めていると、デイリー新潮に書いてあった。
 
   在任11ヶ月。特に記載なし。
   (追記2022/08/07)2018年7月の霊感商法で問題となった旧統一教会の集会「復興祈念・2018孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA」に、同じ自民党の逢沢一郎、北村経夫と共に来賓として出席し、祝辞を述べたことが分かった(ココから)。
   この河井氏と妻の案里氏の逮捕の罪については、説明は不要だろう。長期政権に批判した横溝氏と同じ選挙区で、横溝氏の10倍の選挙資金1億5000万円が注入されて行われた選挙戦。そこで、潤沢に使われたお陰で当選した案里議員。
   夫妻は、公職選挙法違反で揃って逮捕された。
   逮捕されるような人が法務大臣に選ばれたという驚き。
 
   それにしても、お金で票が得られる旧態依然とした選挙が未だまかり通る日本には、絶望的な気分になる。お金を受け取ってしまう者にも、そんな議員を選んでしまう国民にも責任があると言わざるを得ない。
   だが、なによりも、ここまで見てきて、「自分に任命責任がある」とはっきりいう首相が、説明責任を1度として果たしていないこと。口先でそう言っているだけで、責任がとられたことはない。その先がまったくないのだ! 
   お金絡みの問題で辞めた大臣が、これまで何人いたことか。この内閣だけで、菅原も辞任している。「本人に説明をしっかりさせる?」も空しく響く。そして、菅原氏は不起訴。何と、自民党から追放すらしていない!? 自分も本人にさえ責任をとらせない。
   こんな法律違反を犯す大臣しか選べないのは、法律すれすれで選ばれてきた議員しか、そもそもいないからではないか?と最近は思えてきた。 大臣にして後ろ指をさされることの心配がない人物がもういないのだろうか。 
 
   最後までやっと辿り着きましたが、ここにきて、もう胸がかなり詰まってうんざりしてきた方も多いのではないだろうか。
   これが、法務大臣一覧とは・・・日本はなんという国に成り果てたのか。情けなくて、涙がこぼれそうです。 黒川氏の定年延長を異例の閣議決定で決めた釈明に、「検察官が最初に逃げた」という飛んでも発言、そして撤回。 さらには、その黒川氏の賭けマージャン発覚後は処分を決めた経緯について、言葉を翻す 迷走ぶり 。 まあ、普通この方の対応をみていて、法務大臣適任者と見る人はいないだろう。
   しかも、こんなに問題があっても、金田氏の時と同じく、自公などが不信任案を否決。 今も守り続けて、この方が法務大臣の席にすわり続けている。
   
   最初にあげた長勢氏からして、まず憲法改正どころか自主憲法を目指し、政治を行うものに義務づけられている憲法遵守の精神に欠けていた。
   そして、その政権の中心を担う人たちがそろった「創生『日本』」の集会に参加し、この長勢氏に拍手を送った人たちが、今の長期政権を2012年以降、ズッと握り続けている。
   選挙には、アベノミックスとか株価操作とか、2世ならカンバン、人脈、そして実物のお金や物、メロン、香典も効果を発揮したのだろう。どうにか、票をかき集めてしまう。そもそも、公明党が、最初の長勢のような発言をし「戦後レジームの脱退」と声高に掲げている自民党と一緒に足並みをそろえていることが、私には信じがたい。でも、与党公明党を支持する創価学会の力づけが、この長期政権を後押ししてきたことに疑いの余地はない。
   野党がひとつにまとまり切れず、国民の信頼を得る受け皿がないことも原因だろう。また、北朝鮮のミサイル攻撃などや、巧みなマスコミ操作なども、長期政権が続けられてきた要因になっているのだろう。
   「忖度」という言葉や、自由に発言していると危ないぞ~という共謀罪などで国民にプレッシャーをかけるのも忘れなかった。
 
   そんな中で、法務大臣として不適格な「法遵守精神の欠如」した、明らかに能力不足の人たちが、いれかわり立ち替わり現れては消えていった。
   「他の内閣よりよさそうだから」とこの政権に批判もせずに票を投じ続けられてきたという日本の現状を、是非 歴代の法務大臣の動画などもリンクしておいたので、よく見てしっかり感じ取ってほしい。 そして、どうせ、用意してもらった答弁書を読み間違ったり、どう答えてよいか分からなくなって助けをもとめるような人たちを大臣にするのなら、少なくとも、これ以外の政権にチャンスを与えてみる時期にきていること。もうこれ以上、この政権と歩き続けたら、日本は、「戦後レジーム」から「大日本帝国」の世界へ後戻りし、多くの犠牲を払った過去の歴史を繰り返すしかない現実に気づいてほしい。
 
  マスコミの世論調査を請け負う会社には、是非内閣支持率の調査の選択項目に「他の内閣より良さそうだから」と並べて、 「この内閣よりは、他の内閣の方がよさそうだから」というのを入れてほしい! 
  そして、野党もしっかり国民の信頼を勝ち得るように頑張ってもっと国民に存在感を力強く示してほしい。 
 
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空港検疫の変化、オリンピック、予算の使い方・・・

2020-07-15 20:02:12 | 日記
  4月末頃まで、私はこのサイトで、東京の検査数があまりにも低く、受けたい人が受けられないで悲鳴を上げている様子を知って、空港検疫を東京の市中の検査にまわすよう提言を書いたりした。 
  空港検疫にはかなりのPCR検査が実施されているにも拘わらず、みつかった陽性患者数が非常に少なく、しかも無症状が多いこと。しかも、陰性でも公共交通を使用せずに帰宅できる人は自宅でもよいが、ない人は、空港、ホテルなどでいずれにせよ2週間待機することを課していたので、東京の検査能力不足の危険な状態の方の緊急性を感じたからだ。
  ところが、ここに来て、空港検疫の陽性率も高まってきていることが分かった。
 朝日のココから転載した図だ。私が、空港検疫が多くの検査をしても陽性が少ないと行っていたのは、4月下旬まで。水色の棒線が陽性者数だが、数字は右の人数をみる。当時は0人1人とか・・・5月中旬まではその状態が続いていたようだ。
  
 ところが、ここに来て検査数は1000人ほどと倍になり、陽性者数も増えてきたようだ。その対応に、空港の検疫所が大変な様子(朝日新聞ココから)が、書かれていた。もはや、空港検疫を回すという案は通用しなくなったようだ。
 結果的に、1月に90万人以上の中国からの人が入っていたので凄い数に感染者がヨーロッパや米国のようになるのではと心配していたが、4月時点の市中感染は私の懸念したようには多く、私の杞憂に過ぎなかったことが分かったのも、予想外れで本当によかったと胸をなで下ろした。

 ところで、今空港も大変だが、大変といえば、保健所もコロナの対策に突然追われて奔走。忙しさに崩壊寸前だった話が今日これも新聞に掲載されていた(東京新聞ココから)。さらには、病院も必死に闘ったのに、でも報われず、危険手当は愚か、夏のボーナスがゼロの話(東京女子医大の文春オンラインココから)も知った。 頑張っている人が報われないのはつらい。どうにかしないと!と思えた。

 これで、オリンピックの時期にコロナのピークが重なっていたら、空港は、検査は、病院は、どんな地獄絵になっていたのだろう。そして、来年のオリンピックなんて、この状況を抜本的に変えない限り、Go to キャンペーン以上に危険極まりない暴挙としか私には思えない。ワクチンができたら? できますか? 

 さあ、問題はこれからだ。いまだに、空港も、保健所も、病院も万全な態勢でないことは、上の記事をとっても明らかなのに、感染者を拡大させる危険なGo Toキャンペーンを実施して大丈夫なのか。しかも、3月の連休の花見が、4月に感染を拡大させたのを忘れている人はいないだろうか? 過去の過ちを繰り返して人の命を危険に晒すのはもってのほかの行為だ。 Go Toキャンペーンに使うお金は、直接苦しんでいる観光業者などに給付した方が、リスクもないし、より応援になるだろう。
 
 無謀な記述式入試は止められた。
 検察人事を政権が握る危険な検察庁改正案も止められた。 
 
 コロナ対策に矛盾するGo Toキャンペーンも止められるはずだ。 そして、軍備計画に予算を無駄に使うのは止めて、イージスアショアのように再考してストップし、命のために大切なPCR検査拡充、保健所や医療従事者へ即座に予算投入すべきだ。 得意な閣議決定で、スピード感を持って「正しいこと」をするなら、国民も少しは長期政権を見直すのではないか?

追伸) ところで、東京都の感染者数のことだが、下の表を見て頂くと分かるように、今、200人を超え続けた陽性者数が、少し100人台になって少なくなったように思ってしまうのは危ない。
しっかり下の表をみてチェックするようにしよう。
大事なのは、検査実施数と陽性者数のバランスや陽性率が問題なのだ。
 

検査数が減っていれば、陽性者数も減るだろう。陽性者が多くなった時、「3000件以上検査をしたので、陽性者が多くなった」と、小池氏は説明した。
「検査能力を、1日1万件に増大させていく」と今日は発言したけれど、検査数が減って来てきているのはなぜだろう???

陽性率は6.2% 右の図の赤い線が右肩上がりに上がっている。
右の検査数は、平均が赤い点線になっているようだが、棒線の日別の内訳を下にテーブルを表示というのがあるので開いてみよう。
 なるほど、抗原検のも入っていたが、少なそうだ。
 都知事の誇った「3000件を超えた検査」があったのは先週の内の4日間?だけ。今週はやや減少傾向にあるようだ。

 自分の目で、簡単に確かめられる。検査数が多くなれば、まだまだ陽性者はどんどんみつかるのではないか。発表される陽性者数で一喜一憂し判断するのは間違いのもとだ。かならず、検査数と合わせてみるようにしよう。テレビでは、あまり伝えてくれないけれど・・・
 東京都庁の「都内の最新感染動向」でチェックしよう。
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国民は見ている(黒川賭けマージャン・検察庁のその後)

2020-07-14 20:21:24 | 日記
  忙しさにかまけていると、次々に世の中は進んでいます。
  どう進んでいるか。正直、あまりいいニュースではありません。
 <黒川賭けマージャン>
  黒川氏「懲戒」ではなく、甘い「訓告」処分で辞任。
  だれが、この処分を決めたかが焦点になるが・・・
    ↓
 東京地検・斎藤隆博次席検事が、黒川前検事長が検察幹部という身分だったことに触れ「一般人よりも処罰を重くすべきではないかとの国民感情は理解でき、重く受け止めている。ただ(処分は)法と証拠に基づき判断した」 と不起訴処分とする (ココから) 
    ↓
 市民団体「検察庁法改正に反対する会」は、上記の不起訴処分について、「身内に甘い判断。元検察ナンバー2の犯罪を立件しなければ、法の下の正義はない」などと批判。7月 13日に、黒川氏と新聞記者ら計4人を不起訴とした東京地検の処分を不服とし、東京の検察審査会に審査を申し立てた。また、 4人を常習賭博容疑で告発した岐阜県弁護士会の弁護士らも13日、東京の検察審査会に審査申立書を出した((ココから)

 黒川氏後の後任の人事を見ておこう
 上記の処分を決めた時には、黒川の後任として、東京地検検事長になっていた林真琴氏が、退官する稲田伸夫検事総長の後任 として検事総長に決まった。東京高検検事長には、堺徹次長検事がなる。(ココより)  
 
 ついでに、財務省の人事を見ておこう
  国会で、“金額”についてのやりとりはあったが、佐川氏が言っていたのは“価格”なので虚偽答弁にあたらないと国会で言ってのけた、当時は佐川氏の後任の理財局長だった太田氏が、財務次官になる。(ココから) 
  *その佐川理財局長も、国税庁長官になり国民を驚かせたのを忘れないように。結局は退職せざるを得なかったけれど・・・。

  そして、今年「週刊文春」のスクープで、文書改ざんを押しつけられて自殺した元近畿財務局職員赤木氏の遺書が公表された(ココに文春全文掲載)。その公表を受けて、再調査が提案されたのに麻生大臣は「新事実はないから再調査はしない 」と突き返した(ココから)。第三者委員会で再調査を依頼する赤木さんの奥様の呼びかけに応えた35万の署名を添えて首相に訴えたが、再調査は行われなかった。

  そのため、現在赤木さんの奥様は、(国と改ざんを指示したと俊夫さんに手記で名指しされた佐川宣寿元財務省理財局長を訴えた裁判)を起こしており、その公判が明日から大阪地裁で始まる。 (ココから)

  さあ、森友・加計、桜を見る会、いろいろ嘘をついたり、紛失、改ざん、廃棄などお手伝いした官僚などがどうなっていくのか・・・露骨にことは進められているので、新聞をみていると分かるはず。しっかり、忘れないでフォローしていきましょう。
  菅原元大臣の公職選挙法違反は上記の林東京高検検事長の下で不起訴処分だったのも付け加えておきます。「経産大臣を辞任し、会見で事実を認め謝罪したことを考慮」 等を理由にして不起訴だったようですが、あれっ?議員辞職もしてないどころか、自民党からも追い出されてもいないようです。河井夫妻は議員辞職はしてないけれど、「やましいことはしていない」としつつ、離党はしているのですけれど・・・(ココから)
  IRの秋元氏は無実だと主張し、保釈中で国会にも出席したようですが、さあ、林さんも予想通りに期待できない? 新任の堺東京高検検事長は、期待できるのでしょうか?(ココ参考)

  忘れない。そして、最後までしっかり追っていきましょう。こんな露骨なことが、平然と通用してしまう日本は、三権分立を基本とした立憲民主主義の国といえるでしょうか? 主権は、私たち国民にあります。そして、国民ひとりひとりに、これからの日本の将来をこどもたちに誇りをもって渡せるようにする責任が、大人の私たちにはあるのです。 今の状態では、私はとても渡せません。あまりにも恥ずかしい、情けない思いでいっぱいです。

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