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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

現長期政権を歴代文部科学大臣一覧から振り返る

2021-02-28 11:59:03 | 日記

   

  <現政権の実態が、十分に多くの国民に伝わっているのか?  時々不安に駆られる。そこで、少しずついろいろな切り口で、お伝えしていこうと思う>
  
  そんな書き出しで「歴代法務臣一覧」 を書いたのは、去年2020年7月18日だった。想定以上に多くの方が読んで下さったのに、なかなか第2弾を書けないでいて、今日になってしまった。法務大臣一覧を書いた後 任期途中で第1次安倍内閣の時と同じく体調不良を理由に安倍首相が辞任。官房長官をずっと務めた菅義偉氏が今や首相だ。そして、半年が経過。 だが、安倍政権を支え続けてきた菅氏の内閣は、「全くもって長期政権の延長そのもの」だと、多くの人が知るところとなった。
  (世襲ではない地方出身のたたき上げ)という印象操作も、長男の総務省接待問題の噴出ですっかりバケの皮が剥げ落ちた。
  
  そこで、今回は第2弾として、文部科学大臣一覧を書く。下にそのように表をつくり、どんな人物が大事な教育、科学などの大臣をしていたのかを、見ていこう。

    

   *左の数字は、文部省から文部科学省に変わり、町村大臣を最初の大臣として何代目に当たるかという数字です。

 伊吹文明大臣から、順にみていこう(以下敬称略) 

伊吹文明 

  2017年に12選された今も現役の衆議院議員である。2006年の文科大臣になられた時のことは残念ながらよく分からなかった。だが、1938年生まれ、ちょうど最近(2021年2月)に、女性への差別発言で辞任するに至ったオリンピックの森会長と同世代の方だ。そして、知り得たこれまでの発言から推測すると、2013年スポーツ指導や教育現場の体罰に関し「体罰を全く否定して教育なんかはできないこのごろは少しそんなことをやると、父親、母親が学校に怒鳴り込んでくるというが、父母がどの程度の愛情を子に持っているのか」と述べている(ココから)。2019年には、交際女性に告訴された田畑毅衆議院議員に関して、「色んなことがあるけども、問題にならないようにやらな駄目だよな」と集まりの中で発言。誤解されかねない発言で批判されかかった(ココから)。

  さらに、2020年12月には、真子様の結婚を憲法に基づいて「認める」と秋篠宮さまが発言したことに関して、「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明(ココから)。もし、伊吹さんが五輪組織委員会の会長だったら、森さんと同じようなことになっていた可能性のあったかもしれないと思った。

  あとで詳細を書くが、自民党の中心議員の多くが属する日本会議のメンバーだ。

 

下村博文

2011~13年の下村氏政治団体の政治資金収支報告書に(政治団体ではない支援団体「博友会」の年会費収入が、会員の同意なく下村氏の政治団体に寄付されていた)ことが2015年になって文春でスク-ープされた(ココで事実確認も)。 まずは、それを受けて2015年3月3日の国会答弁で、それ以前に質問を受けた時に、事実と違う答弁をしたことについて、どのように謝罪したか、確かめてみよう。「国会ってどんな風に議論しているのか」も知ることができる。下の画像をクリックすると動画が見られる。

   この長期政権の大臣たちは、首相も「桜を見る会」問題で「(会への参加者を)集ではなく、募っているという認識」と答弁(ココから)するなど、(日本語が成り立たない摩訶不思議なご飯論法)を蔓延させていた。その様子を伺い知れる。野党の議員も、その後ろには選んだ国民がたくさんいることを、与党は自覚して答弁すべきだろう。

   <今回事実と分かったが、以前の国会答弁では事実を確かることもなく否定。質問者の柚木氏に対して「逆ギレ」した下村氏の様子は、ココからみよう>。

            

    下村氏は、文科大臣としては 2015年新国立競技場問題のザハ・ハディド氏の膨大な工事費問題などの責任を取ると辞表を出し(詳細はココから)退任する。だが、下村氏の自民党内での影響力は非常に大きく、ここでも長目にコメントさせて頂くが、あとでも再登場する。

    まずは、下村氏の教育の考え方を見てみよう。新しい歴史教科書をつくる会に大臣になってのインタビュー記事が掲載されていたココから)。

    曰く自虐史観教育は、それまで私はわが国だけかと思っていました。敗戦国である日本は、戦勝国からそれを長く強いられてきましたが、実は戦勝国の英国もそうだったのです。そしてその英国が自らサッチャー改革によって変われたのですから、日本も同じように変わっていかなければなりません

    上の言葉には、下村氏と現政権の中心にいる政治家たちの本質が凝縮されている。そもそも、このインタビューを掲載している「新しい歴史教科書をつくる会」は「これまでの教科書が日本を不当に悪く描いていたのを改め、子供たちが日本に誇りを持てる教科書で学べるようにする」を目的とされた組織だ。教育勅語の復活・普及を目的にしており、チラシでその配布活動をしていた。そのチラシ(ココから)を読んでみた。

    皆さん、覚えていますか?2017年に、首相夫人を名誉校長にして「安倍晋三小学校」と名付けられる案もでていた小学校に巨額な値引きで土地を国が売却しようとしていた話(ココから動画)。この森友問題のニュースが流れた時、森本学園の塚本幼稚園の園児たちが、声をそろえ唱えていたのが教育勅語だ。 運動会では「大人たちは日本が他の国々に負けぬよう尖閣列島、竹島、北方領を守り・・・日本を悪者として扱っている韓国・中国が心改め歴史教科書で嘘を教えないようお願いします・・・安倍首相ガンバレ。安保法制国会通過よかったです」(ココから)と園児たちが叫んでいた!映像に思わず(戦中に戻ったのか?)と、眼を疑った人は多かったはずだ。「教育勅語」、「自虐史観の批判→愛国心」、「天皇を中心の国家思想」がこの長期政権の根底にあることを直視すると、この長期政権は驚くほど分かりやすい政権だ。ここをしっかり頭に刻み込んでおこう。

    さらに、下村氏で忘れてはならないのが、2017年7月6日号の週刊文春の報道などで明らかになったお金を巡る問題だ。安倍首相の一番のお気に入りの下村博文元文科相が、文科相時代に加計学園から2年にわたり200万円の献金を受けていたことを報じた。下村と加計学園が親しいのはよく知られているが、もともとは下村の妻だったという。10年以上も前から親しく、下村夫人と安倍夫人の昭恵、加計孝太郎理事長とアメリカや韓国、ミャンマーなどへよく旅行していたそうだ。内部文書によると、「2013年博友会*(下村の後援会=筆者注)パーティ入金状況」と題され、「9月27日 学校 加計学園 1,000,000」と記されていたという(ココから)。 「政治と金」の結びつきの強さもこの政権はひどい。    *下村氏の項目の先頭で説明済み

    

馳 浩

    下村氏の辞表を内閣改造まで慰留し、その退任後を引き継いだのが、1984年のオリンピック代表選手の後でプロレスラーになり活躍された馳氏だ。1995年に参議院議員になり、200年からはずっと衆議院議員を現在も続けている。ご存知の方も多いと思うが、「加計学園」が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画で、内閣府から2017年「首相の意向」などと伝えられたとする文書が回ったことを証言した前川喜平氏。この前川氏が文科省の事務次官をしていたのが、2016年6月から2017年の1月まで前川氏が事務次官になったのが、馳氏が文科大臣の時だ。

    その前川氏がインタビューで聞かれて(ココから)馳氏のことを「ある意味稀有な政治家だと思いますよ。ただのプロレス出身の国会議員じゃない」と評価し、2人でタグを組んで夜間中学問題など陽の当たらない教育弱者に心を砕いた様子が、このインタビューでは読み取れる。

    「馳さんはもともと高校の古文漢文の先生ですからね。話をしていると時々、『源氏物語』の一節とかが出てくるわけですから。特に殊の外、私は仲がいいですね馳さんっていう人は陽の当たらないところでいろいろと苦労している人たちに光を当てる。そういう仕事をずいぶんしてこられたんですね。去年の12月にできたフリースクールと夜間中学を支援していくという法律があるんですけども。教育機会確保法って言いますけどね。この法律を一生懸命に作る中心になっていたのも馳さんなんですよね。だから気は優しくて力持ちっていうのは馳さんみたいな人のことかなと」「自民党の中には立派な人もたくさんいますよ。ずっと私も自民党の大臣にお仕えしてきたので。「うーん、ちょっと困るな……」っていう人もいますけどね。真っ当な人もたくさんいるんですよ。まあでも、変な人がいちばん多いのは自民党だと思うけども

     この前川氏へのインタビューは、ココから是非面白いので実際に読んでほしいですが、これは馳さんから話はずれますが、「前川前次官 出会い系バー通い」という週刊誌スクープのような記事が読売新聞から出されたことに関しても、<この記事がでる前日の5月21日に官邸にいる総理補佐官の和泉*さんっていう人から間接的に「会って話がしたい」という趣旨に受け取れるような打診があった。これは僕は「お前の嫌なことを書かれたくなかったら、しゃべるな」あるいは「しゃべったことを取り消せ」という、一種の取引あるいは脅しかなと思いました>とインタビューで明かしている。

 *大坪厚労省官房審議官との不倫騒動で週刊誌を賑わしただけでなく、実質的に幹部職員の「生殺与奪の権」を握る菅官房長官〔当時)の「懐刀」といわれ現在も菅政権の首相補佐官〔和泉氏についてはココから詳細)。

              

      「首相の意向」の記された文書の存在を「怪文書」だと調べもせず言い捨てた菅官房長官〔当時)「その文書がある」と言った前川氏が信用するに足りない人間と世間に思わせるために、この記事を読売新聞に書かせたのだろう。だが、前川氏は後ろめたい行動でないことから、最初から通っていたことを認め「調査だった」と発言。前記のインタビューの聞き手のように「僕も行ったら意外と納得はできました」と語る人間も現れ、前川氏を貶めた読売新聞の報道こそが 他の新聞社から批判を受けた。 

    それへの弁明を追加記事に出した読売新聞には、「安倍政権擁護の為には報道機関の矜持と役割は放棄していく、の間違いじゃないのか」「恥の上塗り」とさらに批判が強まった(ココから)それを読んでみてほしい。なによりも、「怪文書」が、前川氏の言う通りに本物で、「ご意向」の文書も出てきたのだ!!!<ココから>苦しい菅氏の弁明を聞いてみよう。  そして、実はこのブログをアップした翌日にさらに、この「ご意向」の文書そのものや他の文書もまるまる実物を掲載しているサイトを見つけたので、このことについて、最後の月の写真の後に(追伸)として掲載追加した。見落とさないように!

    そして、最初に前川氏が話していた馳大臣と実現した夜間中学支援の種が、夜間中学全国に2校の開校(2019年)に後になって実を結んだ!

     *馳氏は、この長期政権の大臣の中では数少ない日本会議会員でない議員である。

松野博一

     さて、松野博一大臣については、就任した翌年2017年3月14日に開かれた会見の中で、教育勅語について、憲法や教育基本法に反しないような配慮があれば「教材として用いることは問題としない」と表明したことが人々から問題視された。なぜなら、教育勅語は、「憲法の理念に反する」として1948年に衆議院で「排除決議」が採択され、あわせて参議院でも「失効決議」が採択されている。 松野大臣の発言は、「憲法の理念に反する」として「排除」され「失効」したものを、文部科学大臣が「憲法や教育基本法の理念に反しないような配慮」を条件にしているとはいえ、「有効」であるとして再び復活させようとしたのだ。

     これを、日経ビジネスのココで小田嶋隆氏は<腐っていることが認定されて、食べてはいけないことになった食品について、「腐敗に気をつける配慮」があれば、「食材として用いることは問題としない」てなことを保健所の所長がドヤ顔で言ってのけるような世界>と書き、これでは食卓の衛生は防衛できないとした。まさにこの表現がピッタリだ!

     だが、問題は、松野氏だけのことではなく、1週間前の3月8日には、稲田朋美防衛大臣も、社民党の福島みずほ議員の質問に答え 「教育勅語の核である、例えば道徳、それから日本が道義国家を目指すべきであるという、その核について、私は変えておりません」  「私は教育勅語の精神であるところの、日本が道義国家を目指すべきである、そして親孝行とか友達を大切にするとか、そういう核の部分ですね、そこは今も大切なものとして維持している」 「教育勅語に流れている核の部分、そこは取り戻すべきだと考えている」と教育勅語擁護の話をしている!〔ココから)

     さて、2017年3月に、なぜ2人の大臣が、突然「教育勅語擁護」の話を表舞台で公言したのか? その謎を解くには、下村大臣の項目ですでにフライングで少し書いた、森友問題の発覚が引き金となったようだ。2017年2月、国有地の異常な値引きによる売却が明るみに出たと同時に、世間を驚かせた森友学園の目指している「教育勅語」を園児に暗唱させる驚きの復古教育。あの映像の正当性?「教育勅語のどこが悪い?」という主張をしたようだ。     

     この謎解きの手助けに、日経ビジネスの解説を転載させてもらって追加説明としたい(ココから)。

   驚いたことに、稲田氏も松野氏も、教育勅語が道徳的に優れた文書である点は疑っていない。「教育勅語」の根本思想は、「個」よりも「集団」を重んじ、「私」よりも「公」に高い価値を置き、個々人の自由よりも社会の秩序維持に心を砕く社会の実現。自分以外の何かや誰かのために自分の命を捨てる人間の姿だってなことになっている。これは神風特攻の昔から、ワンピースの漫画に至るまで、まったく変わっていない美学。

   自民党の憲法改正案をめぐる議論を読み返していると、あらゆる場面で「行き過ぎた個人主義」という言葉が、実に数多くの議員の口から、何度も何度も繰り返されていることに驚かされる。それほどに、彼らは、個人主義を憎んでいる。自民党の憲法草案の中で、日本国憲法の中の「個人」という言葉が、すべて「人」に置き換えられていることを見ても明らかなことだ。

   法務大臣一覧でも触れた、「戦後レジームからの脱却」という考え方。占領国アメリカに押しつけられた憲法の改正天皇を中心とした日本の伝統重視個人より国家を重んじる道義国家稲田氏がよく使います)。「国民の生活が大事なんて政治は間違っていると思います」とも言ってますが・・・何が大切なのでしょう。「国を守るために血を流す覚悟」などと動画で演説してる!最初に、このような動画を見た時、正直動転したが、今は、この長期政権を平気で支持し続けている日本の状況に恐怖を感じて驚いている。国民はこの政権の人たちが古い日本の過去へ後戻りを目指していることに気づいてほしい。

林 芳生

   正直なところ調べてみたが、十分わからなかった。文科大臣になった時の記者会見では前任者の時に問題になった加計問題についても聞かれているが、無難にやり過ごしている印象ココから)。通産官僚だった父親が山口から衆議院議員となり小学校の時に山口に引っ越し、東大入学まで山口育ち。

   卒業後、商社勤務を経てファミリー企業に入り、その後留学してハーバード大学大学院の特別研究生になる。1992年父親が大蔵大臣になった時に帰国して大臣秘書官になり、1995年山口から参議院議員に出馬して以降当選を続け、防衛大臣、農林水産大臣なども務め、手堅い人材と見える。現在、ネット調べると2012年あたりから山口で衆議院議員に鞍替えして立つ話が多くでてくるが未だ果たせず、次の衆議院選挙に向けてまた話題になっているようだ。その2012年には総裁選挙に立候補して、落選。 厚生大臣、大蔵大臣を務めた父・林義郎の他にも祖父も衆議院議員など政治家の多い家系に生まれた2世議員。ただ、馳氏と同じく日本会議のメンバーでは、調べたところない

芝山昌彦

    着任して早々の2018年10月3日、柴山氏が8月、ツイッターで「戦後教育や憲法のあり方がバランスを欠いていたと感じています」との投稿について、大臣就任会見でその趣旨を聞かれ、「戦前は義務や規律が過度に強調されたことへの反動として自由や権利に重きを置いた教育、個人の自由を最大の価値とする憲法が制定された」とし、「権利とともに、義務や規律も教えていかないといけない」と述べた。

    さらに過去の文科相が教育勅語を「(中身は)至極まっとう」と評価したことについて問われ、「現代風に解釈され、あるいはアレンジした形で、道徳などに使うことができる分野というのは十分にある。普遍性をもっている部分がみてとれる」と発言。使える部分として「同胞を大切にするとか、国際的な協調を重んじるとか、基本的な記載内容」」と答えて、教育勅語は戦後、憲法と相いれないとして国会で排除・失効が決議されていることから、松野氏や稲田氏と同様に多くの批判を受けた。 ここにも、腐っていることが認定されて、食べてはいけないことになった食品について、「腐敗に気をつける配慮」があれば、「食材として用いることは問題としない」てなことを保健所の所長がドヤ顔で言ってのけるような世界>が、連綿と続いている。

萩生田光一

    日本会議に属する文科大臣の就任では、「教育勅語」について聞くのが慣例となってきた。萩生田光一氏も就任の記者会見でさっそく記者に聞かれ、まずは「日本国憲法および教育基本法の制定を持って法制上の効力は喪失している」と述べた上で、「政府としてコメントするのは差し控えたい」と答えたものの、個人の考えについては「すでに効力を失った文書だ。ただ、現代文に直したときに、親孝行だとか、友達を大切にするとか、教育勅語を離れて、日々の暮らしの中で、ひとつ参考になることもあるなと、思っている」と述べた。だが、衆議院議員会館の萩生田の事務所には「教育勅語」の掛け軸が掛かっていたと言われる

    ああ、ここにもまた腐っていることが認定されて、食べてはいけないことになった食品について、「腐敗に気をつける配慮」があれば、「食材として用いることは問題としない」てなことを保健所の所長がドヤ顔で言ってのけるような世界>だ。

    大学在学中から八王子市議の秘書をし、1991年八王子市議会議員3期10年務め→2001年都議会議員へ→2003年衆議院議員 (2009年の選挙で落選)浪人中は千葉科学大学客員教授。あれっ?何か聞き覚えのある大学の名前。そうです、加計学園の運営する大学で10万円で客員教授を務めていた。(ココから)2012年に当選して議員に復帰、名誉客員教授〔無償〕になった。2015年10月の改造内閣で、菅氏の下で官房副長官になる。

   その時にデイリー新潮が書いていたのが、ココ。早実で2度停学処分を受け(本人曰く「停学の理由がふるってましてね。1回は卒業パーティーのパーティー券を売り歩いているのが、後輩の告げ口で(バレて)停学。もう1回は、高田馬場で朝鮮高校の生徒と大乱闘になってしまい、警察を呼ばれまして停学しました)、早大にはいけず、明大に進学した珍しいケース。先に見たように、2世議員ではない「たたき上げ」。「彼はこれまで、『総裁特別補佐』の肩書きを持っていたことから分かる通り、安倍側近のひとりで、『安倍命』の政治家

   さて、文科大臣としては、2019年10月24日、テレビ番組で発言した「(英語民間試験は)自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえば」の発言が、住む地域や家庭の経済状況によって不公平が生じる懸念があるなど、その制度の問題点として指摘されていたことに世間の注目が集まり、教育格差の容認ではないかと批判が集まった。結果、11月1日に2020年度からの民間英語試験の活用は見送りになった。

   少し説明しておくと、大学入試改革のシンボルとして2020年度入試からの「大学入試センター試験」から「大学入試共通テスト」への変換が目指された。大きな変更点は、国語と数学の記述式問題の導入と、英語の民間資格・検定試験の導入だった。だが、英語力を測るには、「読む・聞く・話す・書く」の4技能の取得を目指し、リスニングと筆記試験だけでなく4技能を測れる民間の資格・検定試験の成績を活用する案が進んでいた。この民間の試験には試験にお金がかかることで不公平が生まれるとされたのだ。(ココ参考)それに対して、身の丈でガンバレの発言は、格差を容認する発言とされたのだ。

   さあ、そして、この試験については、まだ続きがある。その後、国語と数学についても採点を時給1000円とかのアルバイトがするなどのトンデモない話が飛び出し、「記述式問題では当然ながら採点基準が設けられ、完全な正解でなくとも部分点が与えられます。誤字脱字や論理の飛躍などを含め、どの要素がどれほど減点対象となるのか。人生に大切な全ての受験生に対して公平に基準を適用できるのか」が問題となった。記述式問題の採点は一般競争入札で61億6000万円で落札されベネッセの関連会社が委託されることになっていたが、ミスがないように3人でチェックすると言われても、事前に正答例がベネッセに通知されることも含め、英語民間試験に続き記述式問題もずさんな計画だったことが明るみに出たココ参考)。かくして、萩生田氏も「信頼性に疑念を招く」と国語と算数の記述式も見送りとなった。 

   文春オンラインココにはこんなことが書いてあった・・・「『またあの人の尻ぬぐいかよ』。萩生田氏の頭には、そんな愚痴が渦巻いているに違いありません」と政治部デスクは推測する。萩生田氏が恨む「あの人」とは、2012年末から3年弱文科相を務め、ベネッセら業者との近さが指摘されてきた下村博文選挙対策委員長。自分の「身の丈発言」で英語が先送りされた際、番記者を前に「民間試験導入を主導したのは下村さん。俺は最初から反対だった。下村さんが業者に近すぎるんだよ」と萩生田氏は愚痴っていたようだ。

   そして、この萩生田氏が菅政権下でも文科省大臣を続けている。思い出せば安倍首相が突然学校の休校を宣言してから1年。あの時は、休校という大事な話を萩生田氏が聞いたのは発表当日だったというココから)。大臣になっても、自分で何もかも決められるわけでなく、線路を自分以前に他の大臣が引いてしまっているものもある(良い例は、馳-前川コンビの夜間中学支援、悪い例は、下村氏の記述式のお粗末)、そして、線路が突然首相のひと言で目の前に当日引かれて驚愕させられることもあることが分かった。

    文科大臣は、法務大臣よりは人数が少ないので簡単かと思ったが、結構書くのに時間がかかってしまった。みなさんに、ここで知ってほしいのは、現政権が教育に求めているものが、戦後民主主義とは反対の戦前・戦中の「教育勅語」であり、「国に命を捧げる愛国心をもつ国民」だということ。

    「愛国心」は悪いことではない。でも、今は世界が手を繋いで問題を解決しないと、コロナでも、環境問題でも、金融問題でも解決ができないことを、多くの人たちが知っている。そんな中で、時代遅れの「愛国心」や「国に命を捧げる美」を振り回していると、「自分の命を世界の人々がより幸せになれることで、私たちの国の平和も幸せも実現できる」「皆で持続して幸せを世界の人が享受できるゴールを目指す」 SDGsを推進していく時代なのだと歩み出している人たちに取り残されてしまう。自衛隊を国軍にしても、そんな時代遅れの頭では役に立たないイージスアショアや兵器をアメリカに大人買いさせられただけの無駄使い。

   月にも人間が行き国際宇宙ステーションが多国籍の力で運行され、人間が火星を目指そうという時代に、「教育勅語」の復活。こんな時代錯誤な考えだから、日本政府は長期政権になってデジタルやITに遅れるのです。医学的や科学的な客観的な判断がお粗末なのも、この時代錯誤の考えに凝り固まっているからだろうと思われます。

    この旧態依然たる思想の亡霊に取り憑かれた教育勅語復活を目指す日本の長期政権は、国民の尊敬を集める対象でいられるでしょうか?日本国民も、しっかり気づけば 呆れるはずです。アジアの国はどうでしょう。日本を「歴史をゆがめてアジアの人たちの共通の敵となる」「侵略の歴史を日本が正しく認識できるかどうか、正しい歴史観で若い世代を教育できるかどうかだ」と見つめている。「すべての教科書が従軍慰安婦についての記述を削除し、南京大虐殺の死亡者数を少なく見積もっていること。第二次世界大戦中の中国と韓国の人たちの強制労働についての記述を簡略化したことには、中国・韓国から抗議の声があがっている従軍慰安婦問題などでも、韓国のデモ隊が「反日」でなく「反安倍」と掲げているのは、この教育勅復活をもくろむ政府への警戒感であり、日本国民に向けられているのではないのだ。

    自国の歴史上の誤りを詳しく教科書に盛り込んでいるドイツやフランス人が、自国への誇りを失うだろうか?日本人も、過去の事実をしっかり学び、他のアジアや世界の人と、手を携えて広い視野にたって「狭い自国」だけでなく世界的視野で物事をみて行動できる時に自分の国も幸せになることを学ぶべきなのだ。コロナウィルスのような病気も、環境問題も、貿易も自分たちの国だけで解決できる時代はもう過ぎているのだ。

    こんな時代錯誤の考えの政権にわたしたちはどこまで政治を任せてしまうのか。大人が間違った投票をすることで、間違った教育を子ども達が受けるようになったら? 愛国心を持たせるために道徳の教科書で ケーキ屋を和菓子屋に書き直す!?(ココから)。今の時代に、いったい何を子どもに教えることが大切なんですか? 未来を託す子ども達には、復古主義の愛国教育ではなく、未来を見据えた世界的視野をもつSDGsで世界の平和を実現する子どもたちを育てる教育をお願いします。

    

     お月様、どうぞ、後ろにではなく、前に向かって、たくさんの世界の人々と楽しく幸せを積み重ねて進んで行く私たちに、力を与えて下さい。

追伸)お月様が照らし出して、私に新たな資料を与えてくれたので、ここに追加する。

     

   

ご意向の文書の画像は、画像クリックで元の掲載サイトにアクセスできるがココのフリージャーナリスト志葉玲 の記事から転載させて頂いた。赤の網掛けは志葉玲さんがかけたそうだ。この文書が出て来たのは次の松野大臣時。オリジナル記事をみると、これ以外にも、この「総理のご意向」と書かれた文書が出たことで松野博一文科大臣、義家文科副大臣、萩生田光一官房副長官(役職は当時)が慌てて対処する様子まで文書で残されていた。直接ココ のページからどんな書類か見てみよう!!! この後文科大臣として出てくる松野、萩生田氏を読んでから、戻ってきて見るのもいいかもしれない。また、文科大臣一覧なので副大臣については書いてないが、馳氏から松野氏の時も文科副大臣をした義家氏は日本会議に属し「すべての社会科教科書が歪曲自虐史観から脱却することを期待したいと述べ、安倍政権による教育実現の旗振り役だった。(ココから)

 

 

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無観客でも最低9万人は五輪開催で集う!?スタッフを入れれば30万人超え。ホントに大丈夫?

2021-02-27 22:28:17 | 日記

   

   今朝の朝刊を読んでいたら、島根の丸山達也知事の東京五輪成果リレー中止の検討を表明したことに対して、自民党の竹下亘氏が「知事を呼んで注意をしっかりしなくては」「今は五輪に向けてもう1回体制を作り直そうという空気だ」との発言に疑問と強い恐怖を感じたという人の意見が出ていた。

   世論調査をみても・・・

   毎日新聞が社会調査研究センターと2月13日に実施し、25日に発表した世論調査では回答者729人を対象に「東京オリンピック・パラリンピックを開催すべきかどうか、あなたのご意見を自由にお書きください」と尋ねると,638人と9割近くが何らかの返答をよこし、5割強が新型コロナウイルスの感染状況を主な理由として延期・中止を求める意見。開催を求める意見は回答の3分の1程度で、無観客でも開催してほしいという声が目立ったそうだ(ココに詳細)。

   読売新聞ではそれより前2月5~7日に実施した全国世論調査では、今年夏の東京五輪・パラリンピックについて聞くと、「観客を入れて開催する」8%と「観客を入れずに開催する」28%を合わせ、計36%が開催に前向きな考えを示した。「再び延期する」は33%、「中止する」は28%だった(ココから)→ 合わせて61%)

   東京商工リサーチは2月15日、国内企業に対して2月1~8日にかけて行った東京五輪・パラリンピックに関するアンケート結果を発表し、「予定通りの開催」を望んだのは1万1432社中889社の7.7%だった。昨年7月28日~8月11日に行った前回調査から14.8ポイント下落した。「開催延期」を選んだのが3778社(33.0%)で最多となり、「中止」が2624社(22.9%)で続いた。半数以上の企業が今夏の開催に否定的な意見を選んでおり、悲観的な空気が広がっていることを示す結果となった。

   一般の人も国内企業も半数以上が開催に「開催延期または中止」の回答を出し、否定的だ。

   なのに、昨日1部地域の緊急事態宣言の解除の報告後にぶらさがりで記者にオリンピックについて問われて、首相は「そうしたことをどうするかということ、お客さんをどうするかということもまだ決めていませんで、これはオリンピック委員会が、IOC(国際オリンピック委員会)と東京都、そういう中でしっかりと対応してくれる、このように思っています」といっている(官邸のココから)

   ずっとオリンピック開催か中止かについて、「新型コロナウイルスがどうであろうと、必ずやり抜く」と最後まで言い続けた五輪の大会組織委員長の森氏が、女性蔑視問題から辞任。急遽選ばれた橋本委員長も、森氏によって議員になった人。就任の挨拶で、「今日はこの場に立たさせていただいております。5ヶ月後に迫りましたこの東京大会は、安心安全の開催をしなければいけない。何よりもコロナ対策が最重要課題であります」と、森氏同様に開催を前提にした発言。半数以上の国民が「延長か中止か」と考えていることを無視してかかった発言に聞こえた。

   どうも、今の政府のやり方も、五輪の組織委員会も、国民の声や不安は無視し、まさに竹下氏の「五輪に向けてもう1回体制を作り直そうという空気」を溢れさそうと躍起になっている気がする。

   今回の緊急事態の一部解除にしても、どちらかというと政府に寄り添っていると思われた尾身氏まで「解除の前倒しに対し、懸念がかなり強く表明され、私自身も同じような懸念を示した」と述べ、「最も大きな懸念は、感染力が強い可能性のある変異ウイルスが、ほぼ間違いなく従来のウイルスから置き換わるプロセスが始まっている」と最大の懸念を述べていた。NHKも昨夜世界で変異種がどんどん確認され、それが多くの国に広がっていること。WHO=世界保健機関によると、2月23日までに101の国と地域で感染が確認されているとの報告をしている(ココから)。

   今の政府は、マスコミを押さえ込んだり、目的には手段を選ばないが、ことは人の命に関わること。五輪を科学的医学的判断を無視して強行し失敗したら、日本の信頼が失われる。他の国際大会も始められているからとの発言も聞こえてくるが、体操やテニスの国際大会が手探りで必死に実現し成功したからといって、五輪と比較できる規模だろうか?頭を冷やして、まずその検討を事実を周知させながらすべきだろう。

     五輪の規模は、東京 2020 オリン ピック競技大会においては、選手が11090人、パラリンピックに4400人と選手だけで計1.5万人。メディアで各25800人、9500人の計3.4万人ココから)。

     東京五輪の組織委員会の輸送運営計画の資料では「大会関係者」として書かれているものの人数として、オリンピック約7 万人パラリンピック約2万人と書かれていたココから)。計9万人の計算だ。下が、その資料だ。

       

     無観客でも、開催となったら国内外で9万人の、スタッフも加えれば17万人と10万人(計27万人)を合わせると、36万人の人が集まる!

     選手が1.5万人にメディア3.5万人、残りの大会関係者4万人にコーチ、トレーナー、審判、通訳?どんな人が含まれているのかはわからないが、この9万人中の何割が海外からの入国者となるのか。(日本選手は、500人)という数字がココにあった。選手の大半は、外国から入国者なのだ。では、大会関係者は何割が海外からか?その数字を探してみたが、みつからなかった。

     万が一、その人たちの中から海外の変異種を持ち込んで来る人が出てクラスターが起きたとしたら!? 今でも、空港でチェックしていても海外からの変異種が入ってきている現実があり市中感染が起きているとも心配されている。国内で変異種が出る可能性もある。そして、今でも変異種の検査体制が十分でないと言われる日本の医療の現状がある。そこに突然に大量に海外からの言葉の問題も治療となると加わる人々を受入れるリスクが加わる。 どうしてもっと医療関係者の人たちから反対の声が上がってこないのか、私には不思議でならない。尾身さんが声をあげたと言っているように懸念は伝えられても、軽く流されてしまっているのか。

     今の国内の状況だけでも、日本国内で変異種が流行しだしたらと懸念が広がり、政府の変異種対策がまだ立ち後れていると危ぶまれているのに。 開催を決めるだけで選手・メディアなどを含む大会関係者だけで何万人の海外からの入国者を受入れることになるのか!!!こうした人数を具体的に国民にもしっかり公表して、しっかり国民の意見を聞きながら議論を進め、まずは「開催か中止か、延期か」を検討すべきだと私は思う。

    今ですら疲弊している医療関係者に負担をかけて五輪開催をする意味をこのコロナとの長い闘いの中で見据えてしっかりまず必死に医療関係や感染症の専門家、WHOなどの意見など、考察するところから議論を積み重ねるべきだろう。 この驚愕の人数を国民が広く理解し、それぞれの立場で、現在の危険な五輪を「開催を前提に」進めていこうとしている今の「空気」をしっかり変化させて行かなくてはならない。

    原発の安全神話にうかうかと乗って福島原発事故を防げなかった日本人は、その反省をもとに もっと考える国民でありたい。「空気」に呑まれてはいけない。

   「もっと、みんなが五輪をどうするか、しっかり見て考えるように事実をもっと照らし出してください!」と、私がお願いしたお月様は、願いを叶える力がいつもより更に強い満月でした。 非力な私の声でも、お月様の力で大きくして下さい。そして、力を発揮して日本人や世界の人々が、オリンピックを本当に安全に楽しめる最良の選択ができるようにして下さい。それには、まず事実を照らし出して、多くの人々に隠さずに開催するリスクを 伝えて下さい!!! 

     

     因みに、IOCは、中止を絶対に避けたいという理由をもっているという記事がココにあった。2024年パリ、28年ロサンゼルス(米)までは決まっているが、仮に東京が中止になれば、招致熱は一層冷え込むことが予想される。 さらに、IOCは主に米NBCに頼る放送権料など、大会で得られる収入を元手に、各競技の国際連盟(IF)、206カ国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)などの「オリンピック・ファミリー」を財政的に支える役目も担う。IOCの13~16年の収入は57億ドル(約6270億円)で、そのうちの73%を放送権収入が占める。放送権収入の多くを米NBCに頼っているのだという。IOCが、中止を言い出す可能性が少ないとしたら・・・日本の国民と世界のアスリートや関係者の健康と安全を考えて、誰がいつ、どう決断をすべきなのか。

 

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今日は曇りですが、ま~るい月が上っています

2021-02-26 23:34:47 | 惑星・天体ニュース

   満月近い月は本当に力強く、その光のパワーは雲さえもさえぎることができません。

   ずっと姿が見えなかったので(雲がいっぱいだから今夜は会えないかなぁ~)と心配していたのですが、テレビの天気予報で「月が見えていますね~」と言っていたので外に出てみると、朧月ですが月がちゃんと我が家の空にも姿をみせてくれていました。

       

 

    ただ、最初の写真のように、雲のせいで輪郭がわからないお月様でした。

    しばらく待っても、なかなか輪郭まで分かるほどには空が晴れてこないので、痺れを切らしてカメラの力を借りて輪郭を浮かび上がらせてみました。明日の17:17が満月なので、上ってくる時の方がより満月になっていると思いますが、今日の月もどこが欠けているか分からないほどに丸い月でした。

    今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。明日もいい1日になりますように!

    

   

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渡辺かづき先生とのレッスン179

2021-02-26 20:14:13 | ピアノ

     今回は、練習曲は1曲は新曲。1曲は前回の続きで2回目。そして、先生のオリジナルの曲を新しく前回譜面を頂いて挑戦と3曲をもってレッ

     いつもと違い、レッスンに出かける前の直前まで練習していたこともあって、まずは藤井さんガーシュインのアレンジ・テキストから”Love Walked In” (忍びよる恋)。かなりまだまだ、途中で息が続かずつっかえてしまう部分が多くありますが、それでも最後までどうにか立ち止まらずに6頁。前回は半分だけ弾いたのを一気に行きました。

     すると、先生が「これ弾き方アドリブ部分のところはいいけれど、前半が違ってますね。後半に対して、前半が速く2倍に間違った速さで弾いてますよ」の驚きの指摘が。「後半が音が入れきれないので、ゆっくりになっているってことですか?」「そうではなくて、この前半が2倍速で速すぎている。ゆっくり、いまよりもっとずっとスローに・・・」確かにそういわれてみると、模範演奏のCDではそうなっていたような・・・。練習しているうちにまだるっこい気がして前半をハイスピードにして練習しているうちに、それが身についてしまったようです。

     先生に言われてテンポをしっかり指摘されたように修正を試みるのですが、もう身体に染みついてしまって、修正しても8分音符がでてくるとつい滑り出してしまい・・・何という不覚。やり直してくることに。染みついた弾き慣れから、2週間で脱出できるか?がっくり。せっかちな自分の正確を前半のゆったり演奏で修正できるか。

     2曲目は、藤井英一さんの練習本「ステップアップ・ジャズピアノ」から新曲”Bye Bye Blackbird”。こちらも、楽譜は簡単だし、指定速度はゆっくりなので簡単に弾けそうでいて、やや入りとか待ちとか私の苦手なところが何カ所かあって・・・正直思ったほどうまく弾けませんでした。「何か、少し速めに弾くとどうにかなるのですが、うまく間合いが楽しめない」と先生に伝えると、「これはベース音がないし、確かに1人で弾くようにはできてないんですよね。CDではどうなっていましたか?」「ドラムがついていました。でも、ベースはなくて」「電子ピアノにリズムがあるんですが、どれをやってもあんまりピントくるリズムがなくて・・・」「そんなことないでしょ」「8ビート、16ビート、シャッフル・・」「あれっ、ジャズはないの?」「ジャズワルツとか・・・」「スイングは?」「それだ!それで、合わせてやってきてみて下さい。そしたら、次に僕がベース弾いて一緒にやりましょう」と言うわけで、今日は、伴奏するのはお預け。次回までに、まずはピアノのドラムアシストで練習です。

     それで、帰宅して、どんなリズムがあったのだっけ、と電子ピアノの説明書を取り出してみたら「!!!」

     

     先生の字で、こんな風にリズムの使い方の解説がされていました〔汗)いつ教わったのかな。スイングが跳ねる感じの時に使う3カウント。それが※になっていました。ジャズの4拍子ではほとんど「スイング」を使う。いやいや、認知症の始まり(汗がタラリ)

     そして、今日の最後は新曲"Spark of Life" (CD ”A Brand New Days"に収録)です。難曲でした。出だしのルバート部分は結構それなりになりましたが、先生も弾ききれないという左に音がたくさん入った部分の後半は音撮りがめっぽう難しくて、難儀しました。それでも、一応最後までは弾いたのですが・・・弾き終わると、まず最初のルバートのところが綺麗に左手を刻んでいてルバートになっていないんですよね。

     「思い切って、弾いて1回止まる。そして、また弾いて止まる。後は流れを出し。次も同じパターンでやって、左を刻まないようにしましょう」と、試しにと模範演奏を弾いて下さいました。ワンフレーズ弾いては本当に手をピアノから離す。弾いては離す。そして流す。次のフレーズを弾いて手を離し・・・。離しながらもそこに軽くコードにあう装飾音をいれたり、でも、左を刻まないことで、音がそこで静寂の間をもって余韻が残る。ドラマチック。でも、難しそう。

     「え~~~っ。弾けないです」「まずは、間に何も入れないでやってみれば」・・・試行錯誤。気持ちは分かりますが、どうも自分で弾くとなると空白を待つのが苦手。ちょっと練習することに。そして、テーマに入ったアドリブ前の部分は、問題ありすぎのようでした(苦笑)。「まずは、跳ねない出弾く」「カウントが4拍子が崩れやすいので、メトロノームでしっかりカウントを合わせる」(カウントが入れにくいタイミングでウラウラでフレーズ入ったりしているんですけど・・・) 「まずは、最初のところの入り方からいきましょうか。これは、跳ねないから8ビートとかメトロノームですね」

     今日は、何だか、カウントの初歩でのご注意が多く、お宿題がいっぱいになってしまいました。まあ、こういうこともあります。メトロノーム、リズム(スイング)をお共に頑張ってくることに。お疲れ様でした。

 

*そういえば、書き損なってきましたが、私の電子ピアノは、YAMAHA SCLP-6350なのですが、それまでは父が私が小学校の低学年の時に買ってくれたガーシュインという名のスタンドピアノに別れを告げて、2018年4月19日に買い換えました。もう、3年になるのですね。それが、先日下のラの音を打つと、変な金属的なピーンという響きが加わるようになり、弾いていて違和感があって、修理センターに電話をしました。すると、症状を聞いて、保証期間を過ぎていても、それは無料修理で対処することになるかもしれないとのことで、修理の人がやってきてくれました。

  電子ピアノの中身や、音の出る仕組み(音が3つの押すステップと持っていて、1.2.3の押されるスピードで強さを感知して、その情報を伝達して音にしていること)などを教えてくれながら修理してくれて、ちょうどこの機種の後に内部の機材が変更になったとかで、その新しい機種の機材に悪くない鍵盤のところも含めて全部無料で変更してもらえました。

  電子ピアノの中は機械が詰まっているのかと思いきや、スピーカーが左右にあって、真ん中より左よりに部分があるだけで、結構スカスカでビックリでした。実は写真を撮らせてもらったのですが、ブログとかにアップはしないでと言われたので見せられませんが、面白かったですよ。      

     

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月からは地球はどう見える?太陽からは地球や月はどう見える?

2021-02-26 10:24:17 | 惑星・天体ニュース

   実は、先日このブログで「今日は、天頂近くを月が移動ちう」を書いた時に、「お月様から地球はどう見える?」「太陽からは、地球やお月様がどうみえる?」という話を書きました。

  月 「太陽から見れば、僕がいつもどう見えているか知っている?」

  地球「満月かな?」

  月 「じゃあ、地球は?太陽からどうみえると思う」

  地球「あっ。満地球かも?」

  月 「僕から、地球はどう見えると思う?」

  

  地球「今日は地球が欠けているとか?『半地球だっ』なんて思ったりしてるの?」

  立場を変えてみれば、たとえば夜になっている今の日本の部分は、宇宙の暗闇と区別がつかないで、月からは「欠けている」と思える部分になっているのかも?ふむふむ。

  これ、結構おもしろいという方がいたので、ちょっと映像などで詳細を解説してくれている所はないかと探してみました。「月から見る地球の様子」については、morinokuma7という方が、youtubeでいい感じに図も交えてとても上手に解説してくださっている動画をみつけましたよ。

  まずは、自分で考えてみてから答えになる動画の方を見て下さいね。ココからmorinokuma7さんの説明が見られます。特に3分30秒くらいから実際に月からみたのを画像で説明してくれます。これは、すでに月に降りた人が12人実際に見ている光景なんですよね。

  地球は、月からみるといつも暗い空の同じ場所にいて動かず。その代わりくるくる回リながら徐々に月が地球から見えるのと同じに、満ち欠けを繰り返します。

  そして、「太陽からはどう見えるのか」という方ですが、実はこちらは残念ながら答えが書いてある所がありませんでした。ですが・・・太陽は燃えているので立つことが不可能なので、誰かが立つのではなく(太陽が周りを見回して、地球や月を見るとどう見えるか?)ということで、再度考えてみます。

  ちょうど、さきほどのmorinokuma7さんのところでも分かるように、宇宙の闇に地球と月が、自分の周りを1年かけて回るのがみえるのですが、地球は、太陽の光を反射して光り「満地球」に見えるのは間違いなさそうです。ただ、太陽は地球より100倍の大きさ。にもかかわらず、今、地球からみた太陽の大きさは手を伸ばして1円玉が隠れる大きさと言われています。

  となると、その直径の100分の1の地球が太陽から見えたとしても、地球は太陽からは小さい「点」にしかすぎません。しかも、月はその地球にくっついたさらに小さな天体。地球も月も太陽にとっては注目するような目立つ存在ではなさそうです。

  ただ、もし太陽が望遠鏡で注目してくれたら(そんなはずありませんが)月も太陽の光に照らされ「満月」状態ですが、時々地球の向こう側に消えて見えなくなるなぁ~と思うかもしれません。「食」と言って、私たちも「金星食」とか言って惑星が月に隠れたりするのを楽しみますが、そんな感じで月が地球の手前や後ろに重なってみえない状態は結構よく起こって見えそうです。

  太陽にとっては、どうでもいいほど小さな点の話なので、だからといって注目してはもらえないとは思います。と言うわけで、探してもどこにも書かれていないのかもしれません。

  morinokuma7さんのココから見ると、月か地球がどう見えるかの様子は次のようです。

  地球は月の暗い空に地球で見る月の4倍の大きさで「青い大きな宝石」のように見える。しかも、ゆっくりと1日でほぼ1周 色々な場所をみせてくれながら見える。月は不思議なことにいつも同じウサギのいる片面しか地球の私たちに見せてくれないのに、地球は月に対してサービス精神が旺盛のようです。そして、月と同じように約1ヶ月で地球も満ち欠けを繰り返しています。ちょうどその満ち欠けは、月の欠け方と地球の関係が補完関係にあるというのも面白いですよ。地球で「満月」がみえていたら、月は「新地球」。逆に地球で新月なら、月は「満地球」をフルに楽しめる。ちょっと、おもしろいでしょう?ちょっと、月を見る時に、こんどは月からは地球がどう見えているのかな?って考えてみませんか。

  *私は天体のプロではないので、もし記述に間違いがあるとかご意見があったら、是非ともコメントに残して下さいね。  

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諦めかけそうな時に月が現れたっ!

2021-02-25 21:07:16 | 惑星・天体ニュース

   今日は、実はこのブログで予告していた六本木のライブが見られる日でした。それで、友人にも声をかけて、一緒に離れた場所ですがそれぞれに食事を食べながら、一緒に楽しみ始めたのですが・・・残念ながらピアノやドラム演奏は素晴らしいのに歌姫が3人もいたのに期待外ればかりで。1人はそれでもまあだったのですが、2人は何ともはや・・・(嘆)。無料とはこういうことかとも思えましたが、ライブ会場では4000円はチャージしていたのに、これはないなぁと思えました。その上、トークもお粗末。万が一、私の告知でyoutube で見た方がいたら(汗)さっそく、まだ1週間は見られそうでしたがブログ削除しました。削除しないといけなくなるような告知はしないように今後は気をつけます。

   さて、そんな音楽をききつつ夕飯を食べ終わって空をみに出ると、あいかわらず空は雲がいっぱい。こんなに雲いっぱいの空は久しぶりです。でも、それでも空の雲が見えるだけ、雲の奥に月がいるということ。チャンスをねらって時々 外をのぞきに出ていました。すると・・・

    

   一瞬ですが、私に挨拶に月が出て来てくれました。丸いですね。2月27日17:17に満月となるので、もっともっと丸くなるはずなのですが、すっかり丸くみえますね。雲にやや隙間のあるところもあるので、まだ見えるチャンスはあるかも知れませんが、今日は外が冷えています。私の撮った月も寒くて白い息を吐いているように見えましたよ。見に出るなら風邪を引かぬように、厚着して出てくださいね。

   でも、不思議ですね。庭の植物は春に向かって息を吹き返してきていますよ。たとえば、おなじみ4つ葉のクローバー。

    

    まだ、数を減らしたまま背も低いですが、確実に立ち上がり始めていますね。

    私が去年思いっきりよく切ってしまった梅も、まだ先遅れていますが蕾を膨らませ始めてくれました。ガンバレっ!

        

       今日も無事に1日を過ごせたことに感謝して。

    

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「コンセントの向こう側」(中筋純写真集)  

2021-02-25 00:23:55 | 知ろう福島のこと

    うっかり書いたつもりになっていましたが、よくこのブログの「知ろう福島のこと」で取り上げているチェルノブイリ&福島の写真を撮り続けている写真家・中筋純さんが、「かさぶた」に続いて久しぶりに写真集をだしました。amazonでも発売になりました(ココから)。

    

    チラシは、上記のような感じです。

    実は、私はまだ見ていません。amazonで売り出し始めたのでポチリとしようとしたら、下のような買い方があるのに気づいたからです。

    出版記念の講演とセットになっている買い方です。気づいたら出版社が小学館だったので、小学館のカルチャーセンターが配信されます。詳細及び申し込みはしたの情報をご覧になり、その画面を押すとカルチャーセンターの申し込み画面にいけるようにリンクしておきました。

    

    

    ●ライブ配信講座(サイン入り書籍つき※後日発送)【限定100名】3500円+税 ※定員になりしだいの締め切りとなります(現在70名。まだ大丈夫です)
     最新刊『コンセントの向こう側』(2400円+税)と送料込みの料金です。
     本には希望の宛名書き、著者サイン、一言メッセージ、中筋純オリジナルポストカードをおつけします。

    ●ライブ配信講座(サイン入り書籍なし) 1500円+税

    迂闊だったのは、amazonで買ったら直ぐ入手できたのですが、このやり方だとサインを入れる・・・とあって届くのが3月末!!!本と講座は別に申し込んだ方が賢明そうでした。

    ともあれ、2011年福島原発事故から10年の節目の年を、何らかの方法で、しっかり捉え直しながら迎えてほしいと思います。福島を忘れない!!!

    いつも、お伝えしている「日本と原発 4年後」のyoutube 無料公開映画を見て下さるのも非常にお薦めです!!! 現在、153000視聴を突破しました。まだご覧になっていない方は、是非ご覧下さい。(日本と原発シリーズの映画についてのコメントはココで最近しています。短編の東電裁判のドキュメンタリーなどもそこで紹介しています。参照して下さい) 

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今日はコサギとお昼ご飯

2021-02-24 21:04:37 | 惑星・天体ニュース

   昨日は、プチ散歩で鳥たちに会えましたが、今日はお昼ご飯を食べに行った公園で、初めてコサギに会いました。

    

    

   正直それほどきれいな池ではありませんが、ずっと野生で外で生きているこのシラサギがどうしてこの美しい白い羽の色を維持しているのか、実に不思議です。

   そして、私の大好きなアオサギ君といっしょで、首を伸ばしたり、縮めたり、後ろ姿はもう夏羽のように2本の飾り羽が長く伸ばして、いろいろな姿をみせてくれて見飽きることがありませんでした。風になびく2本の飾り羽も楽しいですが、胸やお尻の辺りにも飾り羽が見え手、チャーミングでしたぁ。

   お昼ご飯を食べながら、そばの杭の上にカメラを置いて動画を2本撮りました。餌を狙ってウロウロしている様子や、アオサギ君のように首を縮めたら姿を変化させるのを楽しんでみて下さい。上の写真を押してみるか、次の○本目とあるところから(1本目2本目)ご覧下さいませ。

   さて、仕事を終えて、家のそばまでくると、うっかりしていました。カメラで、どの位コサギが撮れているかの方が気になって、お月様のことを忘れていました。「えっ?もうそんな高い所にいたの?」「そうだよ。今日は、僕のこと忘れてなかった?」「そうなんだ。だいぶ丸くなっていたから油断していた」

  「僕が今日何時に出たと思っていたの?14:06だよ。迎えにでていたんだよ」「ごめん、ごめん。そうかぁ、迎えに出てくれていたんだ」

    

   こんなに丸く存在感のあるお月様だったのに、気づかないとは・・・。そして、暗い夜空の中では、もうこれからお月様に気づく方も多くなるのでは?

          

       ちょうど、明るい点「アリスタルコス」が影から出てきて見えるようになってきました。「アリスタルコス」については2016年に自分でコメントを少し書きながらほとんど注目してこなかったのですが、去年の11月から気になりだしてコメントを何回か出しました。

       気をつけるようになってくると気づくこと。多いですよね。気づくまではあっても気づかない。お月様もそうです。空の星も。そういうこと、世の中には実に多いと思います。そして、ここで困るのは、「大切なものほど、人間は当たり前で見過ごされやすい」ということです!

       例えば、太陽の光。空気。水。平和。家族の愛。人の気遣い。失いかけて初めて気づくのでは遅いのに・・・。どうして気づかないのだろう?それは、大切なものほど、目に見えずにいつも私たちのそばに「当たり前にある」と思われているからのようです。「ちっとも当たり前にあり続けられるものではない」のに・・・。

       暗くなってから、息が詰まってから、飲む水がなくってから、戦争が止められないほどに目の前に迫ってから、家族が去っていってからでは遅いのです。

       見えないものをしっかり大切にしましょう。第2次大戦の前だって大正デモクラシーとか自由で生活を謳歌していた時代はあったのです。中村哲さんが灌漑事業をしないと砂漠状態だったアフガニスタンだって、以前は農業が盛んで緑豊かな土地だったそうです。福島原発事故の前も豊かな自然に恵まれた人々の生活があった。そして、早くから、何かがオカシナ事が起きていて大事なものが失われていくと気づいていた人はいた。みんなに向けて、警告も発していたのです!

       あなたに今、警告は聞こえていますか?耳を澄ませてください。子どものグレタちゃんですら、気づいて警告しているのに!!!聞こえませんか?

       なにはともあれ、今日も無事に1日を終えられたことに感謝して。明日もいい1日になりますように!

              

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月の見守る中でプチ冒険

2021-02-24 00:10:18 | 惑星・天体ニュース

   今日は天気に誘われて、近所をちょっと自転車でプチ冒険してきました。その様子は私の「写真ブログ」のココに載せたのでここでは詳細は書きませんが、丁度散歩にでたところで、こんな風にお月様と出会いました。

   

   月がもう出たところだと分かっていないと見つからないお月様です。

     

     分かってしまえば、最初の写真でもみつかるかもしれません。だんだん出てくる時間が遅くなってきますが、結構今日も早くから姿をみせてくれていました。 そんな中、私は久しぶりに土の径を自転車を走らせたり引きずったり、ちょっといたずらっ子に戻って楽しんじゃいました。

     空から、お月様が笑いながら見守ってくれましたよ。まあ、山奥でもないので危険な冒険ではなかったのですけれど(笑)

     危険どころか、鳥にもたくさん会えて、楽しかったです。コガモやツグミ、カルガモに会えました。

      

     * クリックしてもらうと、このコガモがどんな声で鳴くのか分かる動画も載せた写真ブログを見られます。

      そして、お月様はその後もまだ空にいて、夜はやや雲に囲まれてこんな姿でしたよ。

     

       今日は、いろいろなことを楽しんだ1日でした。自分が健康で、文句をいいながらも平和な日本に生きていられることに心から感謝します。世界で不条理な現実と闘っている人々に、お月様、どうか力を与えて下さい!!! そして、日本が、常に一部の人でなく、世界全体の人の幸せのために貢献できるような国であれますように! 私欲に振り回されている人には、その月の光で何が人間にとって大切なのかをどうぞ照らして知らせてあげて下さい!!!

          

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今日は、天頂近くを月が移動ちう

2021-02-22 19:54:02 | 惑星・天体ニュース

   今夜は月がでていないと思う人が多いかもしれませんね。なぜって、もう建物の中からみてもお月様は見えない屋根の上の方にいるからです。私は青空の中の月を早めにみたので、北東よりの空にお月様を見つけましたが、まずはその見たお月様は~というとこんな感じでした。

           

      レンズが映し出したこの写真よりは、もう少し大きい印象でしたが、お月様って大きさが違って見えるのが不思議です。地平そばに出てきたばかりの満月を見ると、ど~~~~んと大きく見えるし、この半月はかなり遠くて小さくみえますよね。

         でも、カメラのズームの力で引き寄せてあげると・・・

           

          「あらあら、お月様こんにちは。艶やかで今日も素敵ですね」

          「そうかなぁ。ちょっと照れちゃって空の上に舞い上がっちゃうかな(笑)」という訳ではないでしょうが、さっき書いたように、お月様は今日は空高くを巡っていって、ベランダから眺める時は身体をねじって上の方を見上げる感じですよ。

           

      どういうこと?こういうことなんです。上の図は国立天文台の「今日のほしぞら」から転載させてもらった、今夜の8時の空の様子です。お月様は、ほんとうに空の天頂近くを通過中です。

      お~っ、今、ほぼ時刻が2月22日22時ですが、今は少しもう天頂から北西の地平を目指して下降中ですが、ベランダからみえないな~と思っていたら、外にちょっとだけ出て探してみましょう。日付をまたいで、23日(火)3:19までは空から私たちを見守ってくれているお月様。きっと、西の方のどこかで見つけられるはずですよ。

      さて、今夜のニュースでは菅首相の長男の接待に乗った総務省の官僚が4人でも驚いていたのに、調査でぞろぞろと接待を受けた総務省職員が7人もさらに出てきて、過去に総務省職員だった山田真貴子・内閣広報官も総務審議官時代に菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から接待を受けていたことが明らかになったと分かったそうです。全部で分かっただけで、12人! (ココから)

      夕刊を読んでいたら、さらに「エルメスや和牛 政治資金で贈答」の文字が???読んでみると・・・

  >国会議員が関係する政治団体について、1万円を超える支出を収支報告書に記載するよう義務づけている。ただ、購入金額と年月日、購入先を示せばよく、中身を記載する必要はない。そこで、新聞社が、菅内閣の閣僚が代表の政党支部と資金管理団体について、2019年の報告書に「贈答」や「土産」などの名目で計上された支出を集計してみたところ、100万円を超えたのは下記の4人。

   西村康稔経済再生相(約716万円)→兵庫県19年7月、約111万3千円分を購入。ブランド牛「淡路ビーフ」の専門店からも計5回、67万円分を購入。など

   加藤勝信官房長官(約353万円)加藤氏→高級ブランド・エルメスに贈答品として約3万5千円など。*2018年にも6回(計約20万円)のエルメスに使うなど

   麻生太郎財務相(約233万円)→東京・永田町の酒店での購入が多い

   武田良太総務相(約149万円)→地元・福岡名産のめんたいこ店を頻繁に利用

   みなさん。2019年分だけですよ。これは、選挙区内の人に贈ったのなら公職選挙法違反でアウト!

                      皆さん、この方覚えていますか?大臣を辞職した菅原議員。

     上のは、英国BBCのネット新聞に出たもの。「日本のメディアによると、菅原氏は有権者に高価なメロンやみかん、カニなどを贈っていたという。また、有権者の葬儀に際し、2万円相当の香典を出したとされている」     

     安倍晋三首相はこの件について、当時、「任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対し、国民の皆さまに深くおわびを申し上げます」と謝罪したはずですが、任命責任を取ってくれましたか???? 本人は「公選法で認められていないという認識はあったといい、『反省している』と語った」とココにあるように、選挙法違反を自分でも認めた。それなのに、議員辞職はおろか、党からも追い出されず、そのまま党員でいて・・・何とオフィシャルサイトをのぞくと「元経済産業大臣」なんて堂々と書いて自民党員として活動しています。

     これでは、うっかり見つかってしまったのが「ミス」なので、この間違った金銭感覚をただしたり批判できる人が自民党にいない証ではないかなと疑ってしまいます。 だから、刷新する気も、改める気もない。「法令に則り処理し、(収支報告書で)報告していれば」OKと考え続けているのでしょう。

     日本は、ほんとうにこんな感覚の政治家を選び続けて大丈夫ですか? 麻生財務大臣は、若者たちに向かって「若者が政治に関心がないことは、悪いことではない」と言っているようですが、本当に政治のことに無関心で、若者たち、大丈夫? 

 

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