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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

信じて待ったら今日も月が

2020-05-31 22:00:47 | 惑星・天体ニュース

   今日は、曇りがちな日。さて、もう半月を過ぎているので、夕方暗くなれば見えてくるかな?という期待に反して、全然暗くなっても月は姿を見せてくれなかった。

   でも、ここで諦めてはいけません。時々外を覗いて探してみます。

   すると、南空の高い所に少し明るい所があるのに気づきました。「お月様、そこにいるでしょ。こんばんは~」

   「気が付いた?今、顔を見せるからちょっと待ってて」「ゆっくりで大丈夫よ、待っているから」

    <2020年5月31日20:00>

    しばらく、雲の奥から時々見えるお月様をカメラで捉えようとしたのですが、ちょっと光が足りなくて、ピンボケになったり、なかなかうまくいきません。「もう少し先に、雲の薄そうなところがあるから、また見にでてくるからね」

    いったん諦めて、用事をあれこれ片付けて、また外を見に出てみたら・・・今度も、まだ雲の中。でも、用事も済ませてあるのでじっと待っていました。すると、束の間ですがお月様がこんな姿を見せてくれました。

     

    ほぼ、完璧に近い写真が撮れました。今日は、この後、NHKスペシャルの「世界同時ドキュメント 私たちの闘い」というのを見ました。世界各地で人々がどのようにコロナウィルスと対峙してきたか。国が違っても様々な人間としてのやさしさ、思いやり、苦闘を見ながら、「自分にできることを探し、この危機を食い止めようとする人々の願い」を感じ取ることができました。イタリア人の人が、(コロナが去った後に、同じ世界に戻るのでは意味がない)と言った言葉が、胸に残りました。

    阪神大震災、東日本大震災を始め、人は地震や台風、豪雨など様々な災害に見舞われながらも、どうにか立ち直ってきました。そのたびに、苦しみを乗り越えて、犠牲者の追悼の意味をこめて、残った人はやさしく、手を広げて助け会う事を学んできた。

    だから、今回も、コロナウィルスで差別や対立や不幸を人々が増幅するのでなく、世界中の人が支え合って生きて行く道をこそ選んで行きたい。そういう思いを強くしました。

    核抑止力、軍拡、自国主義などの狭い自分たちの殻を破って、世界で皆が力を合わせなければ、コロナウィルスの克服はできない。貧しい人の治療や対策に手を抜いた国は、終息をしたように見えて、どこもまた感染者が急増したりしている。人は、自分だけ、自分の家族だけ、自分の国だけで幸せを求めても幸せになれない。SDGsの目指すように、世界が皆で幸せを求めよう。コロナウィルスの前と同じ私たちでは、苦しんだり、不安に思ったりしたのが無駄になってしまう! 

    お月様は、この後も、静かに出たり入ったりしていますが、月に静かに、祈りを込めました。どうぞ、自分以外の人たちのことを考えながら一緒に闘う優しい人たちに、力と勇気を与え続けて下さい。

       

 

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上弦の月が、空高くに見えています

2020-05-30 20:44:32 | 惑星・天体ニュース

   上弦の月が、空高くから私たちを見守ってくれています。

   「こんばんは。今日は、雲の邪魔もいなくてのんびりしているように見えるね」

      

      今日の12時30分に上弦の月となったので、ほぼ半分のお月様が、偶然にもしっかり直立してくれていました。ちょっといい感じですよぉ~。私たちも、襟を正してこういういい姿勢でいたいものですね。

      今日の日付の間は沈まないお月様。まだまだ、今からでも十分みなさんもお月見ができるはず。あいさつを送って見て下さい。今日は、私は俄か肉体労働者。主人の実家の草が外出自粛でいかない内に草ボウボウになっていて、大木になったヤマゴボウや背の高くなった草をバッタバッタとなぎ倒し。庭に道を復活させ、壁際の人に迷惑になりそうなところは、綺麗にして除草剤を撒いて復活してこないようにしてきました。帰りは奮発してテイクアウトのウナギ弁当を買って豪華な夕食。久しぶりに筋肉労働で、もうまぶたが閉じて来そうです(苦笑)

      早々に、今日はもう休養モードです。

 追伸) 少し寝たらすっきり。また、起きてきて、残して寝てしまっていた家事を片付けて、本格的に寝る前に月に別れを告げました。さきほどの、白いお月様とは様子が一変。こんなお月様でしたよ。

       

      今が、0:17。そして、月の入りは、0:52。もう木の枝にひっかかりそうに地平線近くにやってきたお月様。私の大好きな濃黄色のお月様です。焦点を月の方に合わせると、まだしっかり輪郭が見えるように撮れました。でも、薄雲がかかって、実際はにじんだような感じでした。実は、昨夜友人が真っ赤な沈む直前のお月様をLINEで送ってきて、「燃えてるように、赤いね」とやりとりをしたのですが、これからさらに赤くなるはずです。もう、外に見に行かないとみられませんが・・・。

      話しは変わりますが、私はこのブログの追伸を書く前に、実は「コウノトリ9号機のキャプチャ」のyoutube映像を見ていました。(地上の日本では、日本のIT技術が実はたいした事がなかった)と海外からも呆れられたようです。何しろ、PCR検査の統計に誤りが多く、実は保健所などの報告がFAXだった!とか、マイナンバーを使って給付金をもらおうとしたら 受付後の手作業のせいで支給が郵便よりのろい?! とか、個人情報が漏れるミスがあってネット応募を中止した~と情けない話しが続出のトホホの日本。

      でも、こちらは、安心して見ていられました。科学に裏付けられ、リスクを何重にもしっかり検討して行われる作業には、本当は日本人は非常に優秀なんです。それは、「はやぶさ2」も、きっと リュウグウの地下の石をもって帰ってくれて証明してくれると思います。日本の政治の世界のお粗末ぶりとの落差が、すごいです。同じ日本人の間で、どうしてこんな落差が生まれてしまったんでしょう。考えて、政治が変わっていかないといけませんね。勇気をもらえたのは、この映像が35万ヒット以上していること。科学を楽しむ目をもっている人がたくさんいるのは、きっと日本の社会を見直す時にもきっと力になるはずです。

      では、ほんとうにおやすみなさい。

      

                  

       

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渡辺かづき先生とのレッスン160

2020-05-30 00:38:46 | ピアノ

        何だか、感染拡大が本格的になってきて、仕事も自宅待機になったりしたので、レッスンも中断。途中で、スカイプとかyoutube を使ってレッスンできないものかと先生に相談し、トライしてみました。でも、youtubeに自分の練習を入れて先生にみて頂こうと思ったのですが、中途半端ではやはり入れづらく、結局、通信でのレッスンは大変すぎるぅ~という結論になり、諦めました。

  そして、「もう、レッスンなしには耐えられな~い!」と悲鳴がでそうな時に、非常事態宣言が解かれてひと安心。ようやく昨日久しぶりにレッスンに行ってきました。

  あまりに前回のレッスンから間が空いてしまって、持って行く教本を忘れてしまい、最初にいつも弾く藤井英一さんのJAZZトレーニングは省略。いきなり、最後の時に先生に譜を頂いた オリジナル曲の”Fairy Rings"(CD「遠い夢」に収録されている曲)を弾くことに。

  実は、レッスンの休みの間に、youtubeに非公開で入れて、先生には1度弾いたのを聞いてもらいました。「なかなか良い感じですネ! 」とメールで元気をもらって弾き続けていたのですが・・・昨日になって、改めてレッスンに向けてもう一度先生の模範演奏を聴き直してみたら、「違う!」リズムの取り方が何回も出てくるフレーズなのに間違っていることが・・・(汗)。先生に説明して、その問題箇所を弾いて確認すると、「それであっていますよ。確かyoutubeの時も違和感なく聞けたからあってたんじゃないですけ」とのこと。

  結構1ヶ月半はみっちり練習したので、あっけなくOKがでました。

  次は、先生が、前に”Take the A train”を私のみつけた楽譜で弾いた時に、(もう少しいいアレンジをみつけたら、それで弾き直しましょう)とおっしゃって、レッスンの休止中に楽譜をみつけて、送ってくださっていたものを弾きました。

  先生は「簡単過ぎず難し過ぎずで、レッスン用にはちょうど良い感じと思います」と言ってましたが、かなり難しく、左手の入れ方と、右のリズムもかなり手こずりました。どうにか譜読みはできたものの、四分音符170で弾く指示には指が回らずに従えず、どうももったりした印象になり、しかもつかえまくりました。譜読みの間違いを訂正。リズムが2連符を3分割してタータと2:1で弾くのを忘れているところの確認をして頂きました。実は、最初の印象的なライン”タ~タララ~、ンタ~タララタ~タ”最後のところが、「タッタッ同じ長さで弾いてますよ」というところからご注意を受けてしましました。「痛っつ!」 

 そして、頑張りましたが、滑らかさが生まれず、乗れないジャズに(苦笑)「これは、やはりもうちょっと練習してみましょうか。弾き慣れるように。譜読みのリズムは、デュークエリントンの弾き方を参考にするように」ということで、もう少し練習してくることになりました。今が120位だったので、150位の速さにまではもって行きたいです。

  そして、最後は、昔教えて頂いた曲の再演。”Star Gazer"しました。実は、昔、ecomusicという配信映像番組に先生が第一興商に依頼されてオリジナルで作った曲です。他にも、このecomusicでは、たくさん世界遺産やら、素晴らしい風景と共に、ピアノ以外の楽器も加えながら先生がオリジナルの音楽曲をつけた1群があって、その1部はCD”Beyond the Stars" に収録されています。曲の題名が”Beyond the Stars"というだけあって、"Star Gazer"にしても星や天体がらみの曲が多いです。それで、以前、プラネタリウムに呼ばれて、ソロピアノで2回ライブをしたことがあります。

  さらに、その第一興商が、手持ちの先生がCDにしていない曲と映像を、youtubeに無料公開していた時期がありました。今思えば、音だけでもいいから、全部録っておけばよかったのですが、ずっと公開しているものと思い油断していたら、今は非公開になってしまい見られません。当時、それを見ながら、CD”Beyond the Stars"に収録されていない曲を見つけて、先生に楽譜を探して頂き、習ったりしました。 すると、外出自粛期間に朗報が届きました。 ecomusicのTVのラフ編集DVDが 全部で90分(番組3本分)が見つかり、その中に、どうやらお宝の私のしらない曲が、星たちの映像と共に収録されているようだと言うことでした。やった~~~~!

  先生が癒やし系の音楽を作っていた時代の作品。外出自粛でイラだつ心を静かにほぐしてくれる、私のしらない曲も3曲入っていました。そして、その中の”Beyond the Stars"というタイトル曲は、楽譜もでてきたということで、頂けることに。最高のお楽しみ、先生の模範演奏です。

  動画では、バイオリンも入った演奏でしたが、先生の演奏はいつも変化があって、ソロなのに動画の印象とはだいぶ違いました。オーケストラのような華やかで重層的な響きに後半変化して、ビックリ。「動画では静かな曲で、祈りのイメージだったのに、様子が違ってゴージャスな曲に変身でしたね」と感想をいうと。「確かに、こんな感じだったよね~」と、静かな動画のイメージでさわりを弾いて下さいました。

  そして、重要な注意が、Take the A trainでは2連符はタータと弾くようにしていて、この先生のも基本はそうだが、この曲に関しては、わざとそれを場所によって2:1にせずに1:1にしているところがあるので、それはまざっているので、「気分」というか・・・。先生の模範演奏で、どう弾きわけているか感じてみることに。なるほどぉ~、研究してみます。

  自由に音楽を生み出せる力って、いいなぁ。魔法の杖ならぬ、魔法の指、ほしいなぁ。どっちの方の雰囲気で練習してみようか。楽しみです。と言うわけで、久しぶりのレッスン、先生の音楽に包まれて、尖った心も優しくなって家路につきました。

 

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もう半月に近いです。

2020-05-29 21:07:56 | 惑星・天体ニュース

    月が半月を過ぎると、断然昼の青空の中でも月がみつかりやすくなります。今日は、家族の2人の病院付き添い。これまでは、私だけで薬だけもらって来たりもしましたが、たまには連れていかないと~。95才の義母は、面会できない日が続いて、デイケアには行っているのですが、結構認知が進んでいる模様。それでも、久しぶりに病院に行こうと迎えに行くと、ちゃんと覚えていてくれました。よかった。息子も覚えていました。

    母をホームに無事送り届けて見上げた空に、「やあ、お月様。今日は結構高い空にいたのね。こんにちは~~~」

                 

                5時過ぎていましたが、もう少し明るい感じだったように思います。今日は異様に大きな入道雲が地平線近くにいてびっくり。布団を干したままで出ようと思ったのですが、この積乱雲のせいか、不安定な天気でにわか雨が降るかも知れないというので、みな取り込んで出かけました。結局、こんなお月様とも出会え、夏のような暑い1日でした。

    お月様は、まだ西空でみつけられるはずですよ。

    うっかり金星は見損なって沈んでしまいましたが、水星はまだ見られました。ただ、残念ながら、写真は今回はピンボケでした。

    その代わり、今次々に成長している生き物たちを今回も紹介しますね。

         

  隣人の柚の木の葉の上に、あげはの幼虫を見つけました。左の黒い小さいのは脱皮した皮かと思ったら動き出し、どうやらテントウムシの小さい幼虫のようでした。幼虫や毛虫が嫌いな隣人なので声をかけて我が家のレモンの木に引っ越しさせました。葉っぱごともらって、我が家のレモンの木の枝にヒモで縛って風で落ちないようにして様子を時々見ていました。

 すると、意外に早く、気づくと今度こそ脱皮後の皮がまだ離れたばかりといった様子の幼虫がいました。

    

       脱ぎ後がなければ、あまり大きな違いはなかったような。頭が黄色部分が大きくなったかな?みな成長の季節です。ゆずの白い花も、今きれいに咲いています。

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国民は、これからの検察の行動に注視しよう!

2020-05-29 11:26:06 | 日記

   2020年2月21日のNHKのニュース。黒川氏の定年延長が閣議決定された後、次のようなニュースをながした。

法務省では21日まで2日間、稲田伸夫検事総長のほか東京高検の黒川弘務検事長など全国の高等検察庁の検事長や地方検察庁トップの検事正が一堂に集まる会議が開かれました。

会議は初日の冒頭を除いて非公開で行われましたが、関係者によりますと出席した検事正の1人が「不偏不党でやってきた検察への信頼が疑われる」などとして今回の定年延長について、法務・検察としての見解を問うとともに「国民に対して丁寧に説明するべきだ」という趣旨の発言をしたということです。

これに対して法務省の辻裕教事務次官は「定年延長は必要性があった」などと答えたということです。

この会議では通常、捜査や公判の課題などが話し合われますが、参加者した幹部から議題以外についての意見が出るのは異例です。

   まずは、「国民に対して、丁寧に説明するべきだ。」と、ちゃんとまっとうな意見を言った検事正がいたことに拍手したい。だが、問題は、この意見がひとりの意見で終わり、全体の意見に全くならなかったということだ!!!! まさに、検察内の現実だ。

  辻事務次官。この名前は、是非覚えていた方がよいだろう。下のような紹介文を読んでおくのもいい。#検察庁改正案に抗議する という国民の声がツイッターでも大きく上がり、とりあえず強行採決は避けられ、先送りになった。だが、改正案が廃案ではない!

           

      そんな中、この国会論議がされている中で、当の黒川氏が新聞記者らと違法な賭け麻雀をしていたことが発覚。余人に代えがたい人なので、1月末の閣議決定で、これまでの法解釈を曲げてまで定年延長をした黒川氏だ。そして、発覚して間を置くことなく、処分が軽微な訓告と決められ、国民の疑惑、批判の声が巻き上がっている。

      昨夜、国会の様子を身近に紹介してくれるサイトをみた。「石橋通宏(立憲民主党)VS安倍晋三内閣総理大臣 2020年5月26日参議院厚生労働委員会」というのがアップされていた。ココをクリックして、あなたにも是非みてほしい。

   わたしは、目が離せずに思わず約22分の間、息もつけない気持ちで見てしまった。胸が悪くなるような思いにもなるが、現実から目をそらす訳にはいかないので、首相に誠意ある答弁を求める野党議員に対し、壊れたテープレコーダーのように、何を質問されても同じ言い逃れを繰り返す、我が国の首相の姿をしっかり見てほしい。1月末のお気に入りの検事長の定年延長をした閣議決定も先例として次に使えるままに、撤回を要求されても、そのままに生きている。これを撤回させなければいけない。

   (私は直接調査をしたわけでないので、法務省で決めて報告を受けて、認めた。認めたということにおいては、私にも責任があるので、ご批判は受ける)。首相は、最初から、これ以上のことはひと言も漏らさないと決めていたのだろう。責任逃れの首相の嘘つきも、ここまできている。

    首相自身が、第1次内閣で「賭け麻雀は、賭博である」と閣議決定したことを指摘されても、答弁ではそのことに触れることもせずに無視。同じ事を繰り返すばかり。野党の議員の後ろには、彼を選んだ国民がたくさんいるのに。その場を逃れることに終始し、耳がないがごとき態度ばかりだ。

   「訓告の判断材料に、どんな報告を受けたのか、提出してほしい」と要求されても、裏付ける証拠の提出には応じない。「桜を見る会」と次々露見させ、7割の人が納得できない言われても、ホテルに文書や明細を出してもらえるはずなのに、出させない時と全く同じだ。

    さあ、「#検察庁改正案に抗議する」と国民が大きな声を上げたことで、強行採決は防ぐことができた。私たちが黙っていれば、今頃当然強行採決されていた。さらに、黒川氏の賭け麻雀を文春が曝いてくれなければ、今頃、「余人をもって代えがたい」と言われた黒川氏は、政権の望み通りに、着々と検事総長への道を歩んでいた。文春に心から、感謝しないと!そして、野党の人たちが、国会でも追及してくれていなければ、実現はできなかった。感謝しないと! 野党を無能呼ばわりして、「他よりよさそうだから」という人も多いが、野党がいなければ、最初は休業補償も他国には例がないからと政権が言っていたことを忘れないようにしよう!(ココから)

    次は、検察が何をするかをみること。注視し続けることだ! おかしいと思ったら、声をあげること!それが、いかに大事かということを、私たちは身をもって学んだ。

    黒川氏の後任となった林氏も決して油断していい相手ではない。日経新聞のココを読むと、

林氏は1983年に検事任官した黒川氏の同期。法務省勤務が長く、2017年には刑事局長として「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法の成立に尽力した人だ。「検察は国民の信頼を基盤としており、信頼を取り戻すことが新検事長の責務だ」と語ったようだ。

    例えば、黒川氏を賭博罪で起訴するか、首相が応援して1億5000万円の異例の選挙資金を投じた河井議員の選挙違反をちゃんと捜査を進めていくか。メロン、香典で選挙違反の菅原大臣は? IRの汚職疑惑の秋元議員はどう扱われるか?検察庁が、国民の信頼をえるのは、言葉ではなく、これからの行動でだろう。

    閣議決定で検察庁の上級官僚の人事に内閣が手を突っ込んできたのに、それについて勇気をもって声を上げた検事正はたった1人だった事実を忘れず、国民が、そういう声を上げる検事の背中をしっかり押せる国民になること!

    丁寧な説明をしない、できないような政権には、はやく政権の座を去ってもらうこと。自民党の中にも、上記の検事正のように、1人でも声を上げ始める人がいたら、後押しするのがいい。でも、そういう人がいない政党なら、そんな政党の支持はやめて、内部が変わるまで支持をやめよう。

    「主権者は、国民にあること。自分たちの命や生活を守るためには、自分たちが足下から動いて行くしかない。小さい仲間の大臣すら誰も使わないマスクに466億円も無駄遣いをして、怪しげな会社を使った説明も十分にされない。おかしいことがいっぱいある。黙っていないで1歩踏み出してみよう。おかしな政策、おかしな検察、おかしな社会には声をあげ続けよう。

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今日も月が見られました

2020-05-29 00:04:30 | 惑星・天体ニュース

   今日も、雨が降り出してお月様に逢えないと思っていたのに、無事にお月様に逢えました。不思議だったのですよ。雨が降っているのに、急に夕陽があたりを染め出して。雨なのに凄く不思議に思えて、夕食の途中だったのですが、外に見に出てみたら、西は晴れていて、夕陽が見えたんです。それで、(ことによって、あの晴れている西の方からこっちを見たら、虹がでているのではないかな?)って思いました。

   すると、テレビで「あ~あ、虹が見えているのをカメラが写してくれていますね」と天気予報の人が言うので、「やっぱり!」と思ったのでした。でも、こちらは夕陽で周囲が赤く染まりだしているのに、相変わらず雨が降っていて・・・(夕飯を終わる頃には晴れるかな?)と思っていたら、予想通り晴れて、お月様が姿をみせてくれました。

                  

       まだ、夕陽のピンクが残っていますね。でも、こちらも、やっと晴れたものの、太陽の力が弱くなってしまっていて、我が家でも虹が見えるかな?という期待には応えてもらえませんでした。残念。

       でも、お月様に逢えただけでも感謝しないとですね。

                   

    ピンク色はあっという間に過ぎ去って、静かに白く見えたお月様です。このあと、下に待ち受けていた雲に飲まれてしまって、お月様は見えなくなってしまいました。 

 

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月はバラ色の空の中

2020-05-27 20:01:53 | 惑星・天体ニュース

  今日の夕方は、バラ色の雲が広がり、その中に三日月が姿を見せてくれました。

    

  

  月のことを書いていた本でも、間違って「三日月が上ってきた」と書いていることがありましたが、夕方の三日月は朝に上って来た月。

  今日の月は8:02に上ってきた月です。上ってきたのではなく、これからは沈んでいくお月様。今までは太陽が明るくて見つけづらかっただけで、ちゃ~んと昼も空にいました。太陽が沈んで辺りが暗くなるとこうして、「浮かび上がってくる」のです。姿が、見えるようになるのです。

  西の地平に姿を消すのは22:54。結構13時間位私たちと一緒にいてくれるお月様。まだまだ、外出自粛で10時までになった飲食店の閉店までいても、あなたの帰り道を西空低くなりながら、見守ってくれる律儀なお月様です。西空でどうぞ見つけて見て下さい。

  雲が多く、水星と金星も見えるはずでしたが、雲で見られませんでした。月を見た時に、ジーッという電気音のような虫の声が聞こえました。クビキリギリスです。以前、この音に驚いて懐中電灯を片手に探したら、庭木の間で鳴いている姿を見つけました。

          

     バッタのような感じですが、電気音というのが分からない方は、是非写真をクリックして、音を聞いて見て下さい。案外、「自分の家の庭で、この音を聞いたことがある!街灯かなんかの音と思っていた」という方がでてくるかもしれません。

     今度、この音が聞こえたら、懐中電灯を片手に探して見て下さい。きっと逃げないでのんびりと、こんな姿で鳴いているクビキリギリスが見つかるはずです。ただし、手を出さぬようにご注意!噛みつかれた人がいます。

     

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今日の三日月は、雲が友達を隠して

2020-05-25 21:03:03 | 惑星・天体ニュース

  今日の三日月は、昨日楽しく並んでいた水星や金星のお友達が下にいるのを雲が隠してしまって、ひとりぼっちでした。昨日は、仲間と並んで大きく見えた月が、雲の上にひとり小さく光っていました。

      

     金星も、水星も見られなかったけれど、今日も素敵なお月様に出会えました。      

            

     

     そういえば、今日は昼ご飯にちょっと公園にまた行ったのですが、こんな素敵な鳥に出会いました。

        

   何か、いい雰囲気ですね。オナガです。黒い頭と長い尾が特徴です。

       

  オナガが地面に降りたっている姿を初めてみましたが、尾が長すぎて地面を歩くには邪魔なようです。尻尾を折って持ち上げていますね。かわいいっ!  今日も、静かな平和な1日が過ごせました。

  そういえば、今朝は、この前登場させられなかった東京新聞を駅で買って読んだのですが、「原発事故処理に再エネ財源流用」とか、「黒川氏訓告 官邸が決定」など、いい記事がしっかり書かれていました。うそ、ごまかしの連続に、国民はしっかりNO!を突きつけないと~との思いを新たにしました。

  政府提出のエネルギー対策特別会計の改正案の話しでは、政府がよく使う「束ね法案で出す」やり方がまた使われています。よく議論がされない内に、本来事故処理は東電の負担で行うはずだった福島事故の処理費用に、再エネ開発の資金が転用できるように狙っているようです。

  抱き合わせにされることで、他の法案に議論が費やされると質疑が十分尽くされずに進められてしまう。ズルすぎる。要するに検察庁法改正案でも、一般的な定年延長の法案に(内閣の検察人事介入を可能にするような危ない部分)をオブラートに一緒に包み込んで見えづらくして、気づかれぬようにどさくさ紛れに通してしまうやり方と一緒だ。

  議論を避けて、自分の思いを通そうと常に画策している政府には国民の注意が大いに必要だ。再エネの普及が我が国はただでさえ遅れているのに、やり方が本当にフェアでない政府だ。

  そんな夕方に、首相の記者会見を聞いて、再度首相が黒川氏の訓告処分を官邸主導で行ったことは明らかなのに、あたかも法務省側で決めたように発言を繰り返したのに呆れ、さらに「自由、民主主義、国民主権、法の支配といった普遍的な価値をしっかりと堅持していく~」とわざわざ言うのに至っては、この暴走、説明不在、証拠隠滅、ごまかし、法の無視を続けている中で、白々しくも、よくこんな言及ができたものだと思った。まさに、真っ赤な嘘を平気で言う首相よ、恥を知れ! (ココで確認)

  月に力をもらい、鳥や昆虫や花や音楽に癒やしをもらいながら、しっかり本当に国民が安心して生活できる社会になるように、もう一踏ん張りです。みなさん、力を合わせて頑張りましょう。

  自由も民主主義も失っているのが、今の自民党だ。民主的に決めず、閣議決定や首相が少ない自分の取り巻きとだけでマスクのことも決めたから、今のお粗末な結果。各選挙区での不評に押され、ここに至って自民党内部でもさすがに批判がでてくるようになった。当然だろう。自分の選挙区の代表に、みんな不満を投げかけよう。

  与党の公明党も、最近は学会員から政権の暴走につきあっていることに批判を浴び始めているようだ。「声をあげて、おかしいことはおかしい!」と言えるのが民主主義です。「小さな声を聞く力」とポスターに書いてある公明党。しっかり、市民の声に誠実に応えて下さい。胸に手をあてて考えれば、自民党の中にも、公明党の中にも、今の政治のおかしさに歯がみする思いでいた方はたくさんいるはずです。声をあげて下さい。

 

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西の地平に美しい三角が!(水星と金星と細い月)

2020-05-24 20:42:17 | 惑星・天体ニュース

  

    美しい景色は、遠くに行かないとみられない?そんなことはありません。今日、私はこんな夕景色に見とれてしまいました。

         

        昨日が新月だった月が、細い姿を見せながら、「僕の横に金星君と水星さんがいるんだけれど見える?」と声をかけて来ました。本当に、きれいな正三角形を三人で作って見せてくれていました。    

        実は、最初は、こんな具合にまず月と金星が雲の中から現れて、

         

     暗くなるにつれて、どんどん雲のない場所に水星も出てきて、最初のような素敵な三角を見せてくれるようになって30分近く。地平の木の中に月と金星が消えて行くまで、私を存分に楽しませてくれました。

     水星が、こんなに綺麗に見えるのは本当に珍しいです。しかも、金星より上に見えている水星を見るのは、私には初めてでした。なぜなら、水星は金星よりさらに太陽に近くにある内惑星。金星に比べ、地平から離れた高い位置に姿を見せることは少ないです。そして、水星より低い位置に金星が来ることは勿論ありますが、地平線近くの雲や建物に邪魔されやすく、明るい金星であっても様々な邪魔がいっぱいある低い位置では、なかなか見つけづらいからです。

     長い外出自粛の末の日曜日。工場や都心の排気ガスも通常より少なく、地平線近くが空気が澄んでいたのでしょうか?肉眼でも、しっかり水星が見られるなんて、思いもよりませんでした。勿論、金星の方が明るいですけれどね。    

    

 三角とは、何ともこの時期に象徴的でしたね。お月様が、水星と金星を伴って、日本の人々に「『司法・行政・立法』、この3つが独立しているからこそ、権力の横暴を許さないでいられるんだよね。3つがそれぞれの力を発揮して、互いに研鑽して社会が正しい方向へ進んでいくように、常に国民がこの3つの力の中心にいて見守っていけば、幸せな社会が築けるよ。力を貸して上げるから、頑張ってね」と励ましてくれているみたいに感じました。

     お月様、いつも励ましをありがとう!!!!

   明日も、金星と水星の出てくる時間と位置はほとんど変わりません。ただ、明日はお月様が出てくる時間がおそくなるので、三角の場所から外れて、水星の左上の方に見えるはずです。下のように、月、水星、金星と斜めに並んでみえそうです。7時半を過ぎると、金星がかなり低くなるので、日が暮れたら準備して、西の地平線が見えるような場所で是非楽しんで見て下さいね。

       

   

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6誌で比較・黒川検事長辞職記事

2020-05-23 21:48:17 | 日記

  

    世の中、「罰が当たる」ということがあるモノだと思った。悪いことをすれば、罰が下る。週刊文春が曝いてくれたお陰で、天罰が下りました。

    そして、今回は報道関係者の家で違法な賭け麻雀が行われていたことから、新聞社にも罰が下りました。権力者と、どのような関係をもって報道が対処しないといけないか。国民に変わってその態度が問い直される天罰がくだったこと、報道関係者もしっかり受け止めてほしい。何しろ、違法を取り締まる立場にいる人と違法行為をグルになってやっていたのだから。

    さて、今回は7誌を購入。新聞を買いに行ったのが午後だったので、日刊ゲンダイが入りましたが、残念ながら「東京新聞」は、このコンビニで取り扱いがなく購入できませんでした。東京新聞さん、ごめんなさい。

     

   雨にぬれて少しヨレヨレですね。読みづらくて申し訳ありませんが、まず気づいたのは、「日本経済新聞」。

   へぇ~、日経には、3権分立の根幹を揺るがすこの問題もたいした問題ではないんだ。「首都圏25日にも判断」の記事の右下、申し訳程度に、「大阪、明日休業」の見出しと同じ位の見出しで「黒川検事長が辞表」と書かれているだけでした(この記事は下に切り抜いて掲載)。黒川氏に関する記事は、社会面には大きい記事が、「検察の信頼 大きな傷」と、「緊急事態中に4回 朝日・産経が謝罪」というのが出てはいましたが・・・。

   でも、私が気になったのは、1面の副題です。小さいのにサブタイトルがわざわざ付けられています。「政府高官 検事総長の責任言及」(!?)

   読売新聞についても、一応それなりに扱っていたのですが、気になったのは、下に日経と合わせて転載しましたが、こちらも、社会面に掲載になった記事の小さな部分ですが「『認証官』不祥事過去にも辞任」(!)という記事が、気になりました。まずは、読んで見て下さい。

          

    両社に共通しているのは、「検事総長の責任」に言及しているところです。この件で、責任があるのは誰でしょう?閣議決定して異例の定年延長で黒川を「ごり押し」で残したのは誰でしょう?

    日経記事では、政府高官が「稲田検事総長の監督責任について『調査結果次第だ』と言及した」と書かれています。その後、つけたしのように、最後の方になって「首相は、政府が(黒川の)定年延長を閣議決定したことについて『最終的に当然責任がある。批判は真摯に受け止めたい』と述べた」と書いてある。(この報道って、どうですか?) 政府は、黒川の不祥事に検事総長の責任を追及できる立場なのでしょうか?

    読売新聞のネット版ココにも詳細が書いてあるように、(昨年末、稲田氏の了承を受けて法務・検察が官邸に上げた幹部人事案は、2月に定年を迎える黒川氏を退職させ、東京高検検事長の後任に林氏を据えるというものだった。林氏の検事総長就任含みは歴然だった。官邸がこれを退けると、逆に法務省幹部は稲田氏に2月で退任し、黒川氏に検事総長の座を譲るように打診したが、稲田氏は拒んだ。検事総長は約2年での交代が慣例で、今年7月で2年となる稲田氏にとって、前倒しの退任は「不完全燃焼」(法務省関係者)との思いがあったようだ。稲田氏が退任しないと、2月が定年の黒川氏は後任に就けない。そこで、黒川氏の定年を半年延長する案が浮上した)というのが、今回の一連の定年問題の経緯だ。もう、これはほぼ どの新聞も伝えていたものだ。

    だから、今回の黒川氏の問題でもう退職してしかるべきだった黒川氏が在職している責任は、閣議決定で定年延長した内閣にこそあるのだ。それを、無批判に事実を伝えるだけの記事しか載せていない紙面の中で「政府高官 検事総長の責任言及」と書く日経は、明らかにおかしい。

    稲田検事総長は黒川氏の任命より林氏を推してきたことは周知の事実なのに、明らかに責任回避のために言われる与党の言い分を新聞が、無批判に垂れ流し報道するのは、その言い分を許している行為だ。

    読売新聞では、同じ社会面に「検察は今、その独立性を巡り、揺れている」「政権側が、人事に介入したとの見方がある」ということも書いてはあったが、黒川を閣議決定でわざわざ定年延長した政権の責任については報道として深入りする気はなく、「こんな見方もある」と、公平を装った書き方しかしてない。また、黒川氏への処分が甘かったのも、政権がこれからも秘密を隠してもらうためや、敵に回さないための布石。改ざんの功労者佐川への態度と同じ事が繰り返されても、批判する気も一切ないようだ。

   「黒川氏の処分は懲戒ではなく、制裁的意味の薄い内部処分にとどまった」と誰がこの甘い処分をこんな短時間で決めたのかが書かれていない。主体が書かれていない。あわてて、甘い処分でともかく追い出したのは、森法務大臣なのに。

    そもそも、ここで問題なのは、自分が腐心して検事総長を見据えて温存しようとめちゃくちゃな論法で黒川氏を推してきた政権が、黒川氏の賭け麻雀が文春にすっぱ抜かれることを分かった時から態度を変えたこと。突然、世論に耳を傾けて~と態度を豹変させ、強行採決の予定をとり消したのだ。今は、廃案も視野に入ってきたようだ。

    そして、例の嘘のつき放題が始まって、まるで今回のこの一連の行動が(検察からの意図で始まり、政府が動いた)ように言い出した! 責任を稲田検事総長になすりつけるつもりだ。汚い。本当に汚い。さんざんごり押しを進めて、間違っているとなったら突然きびすを返して、(自分は主体的にこの問題を推進してきたモノではない)かのような態度で、責任は検事総長にあると逃げるつもりのようだ。

    日本の精神を大事に従っている人たちが、日本の「謙虚」「正直」「恥」という文化を1番身につけていない。恐ろしいことだ。そんな恐ろしい人たちの浅ましい言い訳をそのまま助けるように報道する新聞を「報道」と言っていいのでしょうか。

    ところで、日本人はいじめの対象となっている稲田氏や、黒川氏のせいで脇に押しのけられた林氏に、つい同情的な気分になっている風も見受けられるが、正直なところ、ここは稲田氏や林氏が続ければいいという風には思えない。なぜなら、彼らも、国民にとって本当に望ましい人物かわからないからだ。

    同じネット記事内に「林氏は17年の改正組織犯罪処罰法(テロ等準備罪法)成立に奔走し、官邸の評価は高かった。一方の黒川氏も実務能力に定評があり、次官就任に先立ち、政界との調整役を担う法務省官房長を5年務めた。菅官房長官を筆頭に官邸の覚えはめでたい」とあった。検事総長の稲田氏にしても、(国民の期待にこの約2年応えてきた人物か?)と振り返れば、2017年から東京高検検事長を務め、18年から検事総長をし、その間特に胸がすくような検察庁の素晴らしい判決があったかと言って、私には記憶がない。菅原、河井元大臣のその後の捜査の進捗も芳しくなく、IR汚職事件の秋元氏だって逮捕はされたものの保釈されている。雲行きがあやしい。なし崩しにする意図がありそうだ。

   このブログのココで書いたので繰り返しは避けるが、検察庁OBが今回の事件に意見書を出され、検察官の真意を感じたことを書いた。大事なのは、田中角栄を始め政界の中心人物であっても、違法行為をした者は罰する。「違法行為には、対象が誰であろうと、しっかり証拠を挙げて起訴し、罰する」検察庁の役割を果たしてくれる検察官がまっとうな仕事をできる検察庁の独立性、中立性の確保だ。検察庁OBが憂え、国民の多くが3権分立の危機を感じて声を上げたのも、すべてこの1点のためだ!

  黒川がいなくなり、林氏になってよかったとか、稲田氏が留まるのがいいという問題ではないのだ。

  ココを参照してもらうとよくまとめてあったが、検察庁は、2010年の厚労省村木局長の郵便割引問題で証拠改ざんが行われた大阪地検事件以降、その重要な役割を放棄。ことに第二次安倍政権となって官邸の力が強まってからは、他の省庁同様、官邸を忖度する存在となってしまっている。それこそが問題なのだ。憲法違反の法律が平気でまかり通る社会になり、逮捕されるべき人が逮捕されない。そこが問題なのだ。

  法務・検察の中の「赤レンガ派」と呼ばれる法務省のなかで出世を重ねるエリート集団と、地検特捜部などにいてコツコツと捜査力を磨く「現場派」があり、現場派の中には、今も権力の監視役でいたいという意欲を持つ検事が少なくないと言われるが、検察総体は政権との摩擦を望まず、起訴のハードルを上げ、警察、国税、公正取引委員会、証券取引等監視委員会などの捜査・調査機関の案件に消極的なのだそうだ。

  伊藤詩織さんを強姦した山口氏を逮捕すべく逮捕状をもち成田空港に張り込んでいた2015年、逮捕中止命令を出した警視庁刑事中村格・部長は、その後出世を続け、現在は警察庁長官官房長なのだという。そして、次の警察庁長官の椅子は目前になっていると言われている。

  山口氏とは、安倍晋三総理に関する『総理』の著書。逮捕されれば本の出版はなかったろう。そして、山口氏は書類送検を受けた東京地検で16年7月に不起訴処分となった(ココ参照)。これが匂わないで何が匂うという事が、平然と行われて恥じない世の中に、今の日本はなってしまっているのだ。まさに、やりたい放題。

  警察官も、検察官も、犯罪を抑止し、起きてしまった犯罪に対しては、加害者を捕らえ、証拠をしっかり上げ、起訴して、裁判所で正しい判決が出ることに尽力する。それが、犯罪者に犯した罪を償わせ、あらたな犯罪を抑止し、社会の安心に繋がる。そんな当たり前のことが、危うくなっているのが今なのだ。

  そして、それに人々が気づいて、多くの人が声を上げ、物事が正しい方向に動き出した! 

  この力が、「政府に忖度する上層部」による社会から「国民のための政治」が進んで行く社会への変化を日本にもたらしてくれる。なによりも、この力をどんどん強く結束していくことこそが大切なのだ。

     #めざせ国民に忖度する政治 #めざせ国民に忖度する検察 #めざせ国民に忖度する官僚     

  首相官邸の省庁に対する人事権限が強化され、従来はその中立性、専門性を尊重して口を出さなかった日本銀行や内閣法制局の人事に介入。検察首脳がからむ法務省の人事も例外ではなくなった。でも、もうそんなことは許さない!

  正直、今回6誌の比較をさらにしようと思ったが、ちょっと長くなってきたので、今回は最後に日刊ゲンダイに掲載されていた他紙には掲載されていなかった2つの記事を転載してお終いにしよう。

     

  左の記事では、3段目にこの退職金も満額出る甘い処分が誰から出たか、大臣官房人事課が「懲戒処分を判断するのは、任命権者である内閣。懲戒まで至らない訓告は、省内規定に基づき法相が判断する」と言っている。自分の辞表も出して続投を指示された森法相が判断したはずがない。まして、稲田検事総長が判断したのではない。思えば、佐川氏も国会でひどい答弁を繰り返していたのを国税庁長官に任命。文書改ざんが分かっても麻生大臣は任命責任をとらなかった。

  さあ、これからどこをみたらよいか。誰が、どのポジションにつくかではない。誰が検事総長になろうが、高検検事長になろうが、菅原、河井、秋本議員がまっとうに処分されること。高い地位にありながら、違法な賭博行為をした黒川氏が起訴されて裁かれること。上のゲンダイの記事によれば、ミニ黒川と言われる辻氏とか、後に続く人々がいるので、市民は手を緩める訳にはいかない。森友も、加計も、桜を見る会も、まだまだ終わっていない。折しも、桜を見る会の「前夜祭」について東京地検に662の弁護士が首相の政治資金規正法違反の告発状を21日に提出、記者会見を行った。さあ、皆で東京地検の動きを注視していよう(ココから)。

  口先ばかりで「責任逃れを続ける人」が、本当に責任を取るかを見守ることだ。責任を逃げるなら、批判の声を上げることだ!

  そして、報道は、右から左に情報を垂れ流すのでなく、国民のために必要な情報をしっかり流すこと!週刊文春には、心から拍手!!!!

  それにしても、報道も酷いなぁ。首相の記者会見が、すっかりなれ合いで、「記者」会見なのに、政府側が司会の主導を握り、質問も力がなく、途中で打ち切られたり。東京新聞の望月さんのようなパンチのある質問をする記者はいないのか!一緒に違法麻雀とは、情けない!!!

  今回は、産経新聞も、朝日新聞も自社の社員が絡んでいるのでしっかり謝罪もあったが朝日も迫力はなかった。毎日新聞に触れ忘れたが、1番多く紙面を割いて、のびのび書いていたのが毎日新聞だ。「失態続き 政権打撃」「崩れた官邸シナリオ」「野党『総辞職に値する』 黒川氏任命責任 対決へ転換」「『危機感なし』市民怒り」「『みっともない』検察幹部」。見出しだけ書いても、新聞社の思いが伝わってくるではないか。

 

 

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