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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2014年6月の惑星

2014-06-01 08:00:33 | 惑星・天体ニュース

  歳月の経つのは何て速いのでしょう。これで、もう6月。あっという間に今年も半年が経ってしまいそうです。そして、今日、三日月が見えて新たな月のひと巡りがスタートしました。木星は、まだ低い西空の三日月の上で明るく光っていましたよ。水星は、今日も見えそうで見られませんでしたけれども・・・。

  

  さて、今月の惑星はどんなでしょうね。早速、順番にいつものように見ていきましょう。

  水星:今日も見える筈だったのですが、空気が安定しないこの季節は特に難しいようです。どんどん下がっていくので、諦めましょう。

  金星:明けの明星として日の出前に明るく輝いています。でも、たとえば今日の日の出は4:26。ということは~~~。早起きでも見られませんね。真夜中にひとり輝いていてくれる金星を夢の中で見ましょう。

  火星:だんだん地球から遠ざかって明るさを失いつつありますが、春の大曲線の南端、スピカを先導するように赤い火星がいます。8時頃にちょうど南の空の少し見上げた見やすい位置にいます。

  木星:随分と楽しませてくれましたが、だんだん沈むのが早くなってきました。暗くなって西空に見える明るい星は中旬位までは、まだ木星だとおもいます。でも、それ以降は見づらいかも~。

  土星:火星のあとに大曲線のスピカ、そして土星という順になっています。5月よりは少し暗くなってきましたが、それでもまだよく見えます。6月10日は月と仲良し近づきます。見つけやすいので、楽しみましょう。

  という訳で、とうとう木星は今月退場。火星と土星が主役となります。でも、やや暗くなってきているので、春の大曲線のスピカやアルクトゥルス、東から登ってくる夏の大三角の星たちの方が目立って見える感じです。金星は夜中だし・・・惑星より、星や月を楽しむのが今月はいいかもしれませんね。

コメント
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