その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

毒にも薬にも…

2022-09-30 08:05:28 | 転職

怖いイメージが付きまとう「彼岸花」

小学校時代に見た植物図鑑には「彼岸花」の茎を割くと、凹凸になって割けるという記述があったような記憶がある。好奇心豊かな『夢屋少年』は、それを確認したくて家の周りの「彼岸花」を探したのだけれど、当時は植えているお宅は無かったようであります。(今でもまだ確認しておりません^^;)
行動範囲が拡がって、今ではアチコチで見かけるようになりましたが、『彼岸花を持って帰ると家が火事になる。』などという言い伝えもあるらしく、(全くの迷信である^^;)「地獄花」「幽霊花」「死人花」etc.と多数のネガティブな別名のある「彼岸花」を手折ったことすらないのでありますよ。(イメージ先行というヤツですなぁ…。)
さて、この「彼岸花」…鱗茎に「毒」があることは朧気ながら知ってはいたのだけれど、水にさらすとアルカロイド毒素は流れ出し、飢饉の際の『救荒食』となったことを初めて知りましたよ。と言いますか…漢方では『石蒜(せきさん)』として、鎮咳薬として用いられるらしい。ましてや、アルツハイマー型認知症薬(含有成分のガランタミン)として使われているとのこと。(実際には、同科のマツユキソウの鱗茎から発見された成分らしいけれど…)これりゃ~ちょっとした驚きでありますよ。丁度、製薬会社「エーザイ」がアルツハイマー治療新薬の効果を確認したというニュースがあったばかりなのでタイムリーですわ^^; 世に『毒にも薬にもならぬ』などという諺がありますが、「彼岸花」は『毒にも薬にもなる』の花形でありますよ。(しかし、鱗茎は間違ってもそのまま食べてはいけない^^;)


稲刈りも進んでおりますよ^^;

このところ、毎日『晩酌会』のおつまみ画像ばかりでありますが、昨夜は友人『ノロ社長』がコロナワクチン接種のため休会。『おやじぃ』は4回目の予防接種を9月初めに受け、モデルナ製の副反応に悩まされた『ノロ社長』は、「オミクロンBA.5」対応のワクチンを選択した結果でありますけれど…。『おやじぃ』の場合は土曜日、そして『ノロ社長』の場合は夕刻からと、日夜予防接種のために奮闘されている保健・医療事務に対応してくれている方々に改めて感謝いたしますよ。感謝する一方で、果たして効果があるのだろうか?などとバチ当たりなことを考え始めている。(間違いなく中和抗体は増加しているはずであります。)ワクチンの効果ではなく、世の中の『毒にも薬にもならぬおやじぃ』に接種して、(お国のために)効果があるのかということなんですけれど^^;
お彼岸の中日に訪問した叔父は「最近ぼ~っとして仕方がない。」と言っていた。(もう92歳ですもの。)アルツハイマー型認知症に限らず、加齢によって脳は萎縮する。我が親父・お袋もそうだったし、かく言う『おやじぃ』も脳の萎縮は始まっているかも知れない。『長寿』を愛でる一方で、確実に訪れる『衰え』…誰にでも訪れるものだから、無理に抗っても仕方ないことなのでありますけれど…。
はてさて、「彼岸花」の花言葉には「悲しい思い出」とか「あきらめ」などというネガティブなものばかり、恐らくは鱗茎の『毒』からくるイメージがそうさせているのかも知れないけれど…「男たるもの、『毒』のひとつも吐けなくなったらお仕舞よぉ~。」などと強がりを見せながら、吐く『毒』は、若者の耳には痛くても、後から効いてくる『薬』になるものでなければねぇ…なんて、自分を戒めることにいたしましょう(笑)

#戦争反対 『銃後の守り』などと言わず、若者たちのために武器を持たない『人の盾』になれるか…やっぱり難しい…だから『空経文』と言われてしまうかなぁ?それでも『呪文』だけは唱え続ける。

 

コメント
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