その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

違いのわかるオヤジ…

2022-09-01 08:40:34 | 転職

「ダバダ~♪ダバダ~♪ダ~!」

『違いのわかる男のゴールドブレンド』…少々お高めの値段設定と、『フリーズドライ製法』という耳慣れない抽出技術、そして、見慣れた黒いラベルに対して「金色のキャップとラベル」etc.…これで、違いが分からなければ『二流』だね^^;
ましてや、遠藤周作先生、鬼平の中村吉右衛門、デザイナー山本寛斎etc.とその時を代表する文化人がCМに登場し、『違いのわかる男』を演じて来たのであるから、違いが分かったフリをしなければいけない…例え、ゴールドラベルの瓶に本来の「顆粒」ではなく、こげ茶色の粉末が詰め替えられていたとしても、「やっぱり違うねぇ…。」なんて訳の分からないことを言い始める『おやじぃ』たちでありますが…(笑) 「ゴールドブレンド」が発売されてから55年経つようでありますよ。
さて、『違いのわかったフリをする男たち』定番の晩酌会…友人『ノロ社長』は、「アヒージョ」から「パスタ」へと指向を変えたようであります。一昨日は、自作の「ぺペロンチーノ150g」、昨日は市販の「ボロネーゼ」…勢いで150gを茹でてしまいそうだから「標準量のパスタは100gだべ!」と念を押す^^; 出来上がっての見た目に、当然の困惑…「ボロネーゼ」と「ミートソース」ってどこが違うんだ? ひと口食べて、さらに困惑…「これって、ミートソースじゃん!」本場では、「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ」…「ラグー」は煮込みの意であり、具材をワインで煮込むか、ブイヨンで煮込み仕上げるかの違いのようであり、パスタは「タリアテッレ(平打ちパスタ)」を使うらしい。「何かなぁ…甘めでパンチ力に欠けるわなぁ…。」…そりゃ~子どもからお年寄りまで食べて欲しいから、それなりの味付けになりますがな。『違いのわかったフリをする男たち』には、盛り付け例が写っている包装箱を立てて、これは「ボロネーゼ」でありますとダメだしをしてみました(笑)


久し振りにお隣『悦ちゃん』の差し入れ^^;

はて、ゴルバチョフ元ソ連大統領がお亡くなりになったようである。1985年にソ連の党書記長に就任し、86年にはチェルノブイリ原発事故、1990年には初代大統領に就任するも、翌91年にはロシア大統領エリツィン氏に主導権が移り、ソ連の歴史に幕が落とされたとされる…当時は、これで米ソの冷戦が終結するのではないかと期待もしたのでありますが、物事そんなに単純に進む訳もなかったかぁ。高々30年前の出来事なのだけれど、何故か遠いとおい昔の出来事のような記憶となってしまいましたよ。
はてさて、西側諸国から見れば、自由経済の導入や民主化?など、好感を持って評価されておりますが、当のロシアの評価はさほどでもないらしい。歴史的な評価というものは、時代と共に、そして国家によってコロコロ変わるようでありますなぁ…一方、我が国の安倍元首相の場合は?昨日、岸首相が掲げた「国葬」の理由付けが、どうも付け焼刃で陳腐に思えてしまう。大国の元大統領の評価すら、未だ定まっていないのだから当然と言えば当然なのだけれど…。
「大勲位」を受賞された「中曽根元首相」も「自民党・内閣合同葬」なのだから、同じ「大勲位」の「安倍元首相」も同格扱いならば、そんなに反対の声も拡がらなかったのだろうけれどねぇ…「弔問外交が重要なんです!」と本音を語れば良いような気もするけれど、弔問に訪れる各国要人が第一線を退いた元元首では効果があるのかなぁ?「国民の税金を投入するなんて許せない。」とマイク越しに金切り声を上げるのも如何なものか?どっちもどっちで『違いのわからない男』なんですけれどね(笑) 『志半ばで凶弾に倒れた。』(その『志』に共感している訳でもないけれど。)という悲運に追悼の意を表するけれど、死者まで政治に利用することの方がいやらしく感じてしまう『おやじぃ』でありますよ。

#戦争反対 「核不拡散」も「環境問題」もロシアの反対で最終合意が得られず…それぞれが、抱き合わせではなく、ひとつひとつ解決しなければならない問題だと思うんですけれどね。

コメント
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