その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

対前年同月比500%

2020-04-30 06:42:30 | 転職

朝日ににほふ山桜花(本居宣長)

新型コロナウイルスによる活動自粛中とは言え、自粛要請対象事業でもない委託作業を待つ友人『ノロ社長』のイライラは続くのであります。次第にサイズが大きくなっていく『小池のおばちゃま』にまで、「もう顔も見たくないから大きなマスクで全部顔を隠せ!」とテレビに向かって吐き捨てる始末。東京オリンピックの延期が決まるまでダンマリを決め込んで、延期決定するや否や「スピード感」を持って「ロックダウン」と無防備だった都民(国民)に横文字ばかりのメッセージを垂れ流し始めた。そして、特措法に基づく対象事業の「自粛要請」…総て責任は人に丸投げして、人(法人)からかき集めた税金を気前良く「協力金」に充てるのだそうだが、総て他人の褌で相撲を取っているだけじゃないかと、顛末を眺めながら考える。初動対応の遅れについては、誰も責任を取ろうとはしないし、その結果が事業休止なのだから、元々自転車操業の中小企業はたまったものではない。罰則規定の無い「自粛要請」ではあるけれど、ポピュリズム(この場合、人民主義というより大衆迎合主義と見る方が適切か)の先頭に立ち、ネットや電話などによるリンチ(私刑)を期待しているフシさえある。「イジメ」と同じ構造であり、これが法治国家と言えるのかという疑問ばかりであります。


「スプリングエフェメラル」の代表「キクザキイチゲ」

「新型コロナウイルス関連倒産」という記事が目を引くようになりましたが、それ以前に資金回転がギリギリの状態であり、観光客や受注減により最後の引き金を引かれたと言った方が適切のようであります。
余りにも『ノロ社長』のイライラが募っているようなので、「我社(夢屋農園)の売上は、対前年同月比500%増を達成いたしました!」と景気の良い話をしてみた。経営規模が小さいから、100円の売上が500円になっても500%増であり、1,000万円が5,000万円になっても500%でありますよ^^;
数字のマジック…新たな感染者が10のオーダーでも100のオーダーでも、分母となる検査件数は一切公表されていないから、減っているのか停滞しているのかが判断出来ない。こんな時、遅れて参入した山形県の場合は、民間検査機関が無いことも影響してか、検査総数も公表しているから立派であります。(マスクと雨合羽を着て、頭髪を出した無防備状態で県境警備をするという行為は、明らかに職員を危険にさらしておりますけれどね^^;)
さて、我が農園は「結果(売上数値)」を求める余り、「品質」がなおざりになっていないだろうかと自問自答しております。「売れるから」という状況だけで、このまま続けていると結局のところ、お客さまに見限られてしまうのではなかろうかと反省する…「対前年同月比500%達成」も良いのだが、何かに追われ続ける「夢」を見てしまいました。心は常に「朝日ににほう山桜花」のように清廉でなければねぇ^^;

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ディアハンター

2020-04-29 05:10:16 | 転職

桃の花も咲きました^^;

桃の木の下で酒宴を開く…友人『ノロ社長』の夢を実現すべく、『夢屋農園』の一角を提供して桃の苗木を2本植えました。雪囲いも枝の保護もしないものだから、一年目にして肝心な樹幹がポッキリ折れてしまい、台木である花桃の枝が叢生して花を咲かせております。桃は果樹の中でも比較的早く実を着けてくれますが、果樹の栽培技術は一生涯を掛けて習得するものとの信念がありますので、『夢屋農場長』の年齢では果樹には手を出さないと心に決めております。ぶどうくらいは植えておりますけれどね^^; 遊びでプラムを接木出来ないかなんて挑戦してみましたが、今年は失敗したようであります。キュウリ圃場の隣で少々ジャマになりつつあるのではありますが、こうして花が咲くと心の慰みにはなり、切り倒しもせずに花を楽しみ、ついでに実が取れたらなんて都合の良いことを考えておりますよ。


三密を避けて、独りBBQ^^;

昨日のカモシカの画像を見ながらふと「ディアハンター」という映画を思い出しました。そう言えば、映画館で観た映画は「君の名は」が最後であり、大人の映画(決して日活系のことではありません!)を観ていないことに気が付くのであります。学生時代は社会派の良い映画もありましたが、子どもが出来てからは「東映まんがまつり」ばかりでしたからねぇ^^;(ドラえもんは子どもと一緒に泣きましたけれど…。)
ベトナム戦争を描いた映画なのに、ほとんど戦闘シーンは出て来ない。平凡な一般市民が戦争へと駆り出され、悲惨な捕虜生活から精神を病んでしまうような異常な世界を描いていたと記憶しているのではありますが…映画冒頭のシカの潤んだ瞳が、次に繰り広げられる死や運命を暗示していて、テーマ音楽である「カヴァティーナ」のギターの旋律だけが印象的ではありましたけれど。(感想は後付けですけれどね^^;)
山菜が採れた(売れる^^;)ので、夕食は、ご褒美に「独りBBQ」…『お百姓さん』二年目は、葉物が好調に売れているので、山狩り(山菜荒し)をしなくて済むだけのゆとりが出て来ました。(まだまだ赤字ではあるのだけれど、販売目標は達成出来ました。)アスパラガスや春蒔きのスナップエンドウで5月を乗り切り、意外に端境期となる6月の乗り切り方が今年の課題でありましょうか。賭け事の花札であれば「猪鹿蝶」…残る獲物は「イノシシ」だけでありますが、コヤツは凶暴なので里山では出会いたくないなぁ。採れたての「コシアブラ」は、早速天ぷらにして家族で頂きましたけれど、次なる獲物(得物)を求めて、お仕事お仕事^^;

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風の谷ナウ…シカ?

2020-04-28 13:47:32 | 転職

山の恵みを少々頂きました。(コシアブラ)

不要不急の外出自粛でありますが、生活費も掛っておりますので、里山へ出掛けてみました。サクラの開花から10日ほど節が進んでいると踏んだのでありますが、先週の寒気で元に戻ってしまったようであります。昨年は、3月の離職であったものですから、畑には売りに出せる物がなく、期待していたアスパラガスも出ない。生活費に困って、行ったこともない『山狩り』までいたしました。少々お小遣いにつながったのは「コシアブラ」のお陰であります。ほとほと困った挙句の『山狩り』でしたので、一度は歩いたことのある遊歩道を散策してみたのでありますが、最近は地元の方も取らないようで素人の『夢屋農場長』にも採れましたよ^^;
今年はもうベテラン気取りで、一週間前に下見をしたのでありますが空振り…満を持しての出動であります。結果はご覧のとおり…山の恵みの保存のために、必ず芽は残し必要以上の物は狩らない。取り敢えず生活に困っても一定のルールは守ったつもりではありますけれどね^^; 今夜、おつまみに天ぷらで頂こうと思いますが、樹液(油脂成分)の香りが充満しております。


「カモシカ」は近眼でもあります。

狸は間違いなく居る。(糞塚)人家は近いのですが最近は熊の目撃情報も…平場の素人には怖い場所でありますが、今年も生活費捻出のため蛮勇を奮って^^; 「ガサゴソッ!」やっぱり何かいると思ったら「カモシカ♀」でしたよ。山手の方には何も珍しくもない存在ではあるのでしょうが、間近に現れると弱っちい『おやじぃ』は引いてしまいます。近年、カモシカも「パラポックスウイルス症」が流行しているとか。(人間には伝染しないようです。)天然記念物として大切にされて来た結果、生息密度が高まっていることにも一因があるようです。基本近眼なので、コチラをジッと見ておりましたが、美味しそうでもない『おやじぃ』と分かると向こうから離れて行きましたけれど…。本日、gooブログはメンテナンスのため、今頃の投稿です。
急遽、ブログを書いているので『風の谷ナウ』、『シカ?』で締めまして…カモシカはウシ科であって、シカじゃないんだなぁ(笑)

 

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鶏が先か卵が先か

2020-04-27 05:29:15 | 転職

活動自粛中は哲学でもしますか?

40年以上も追い求めた『春の女神』を見つけた感激は、やはり誰かと共有したい。しかし、興味の無い方にその興奮を話したとしても軽くあしらわれるだけである。当然、我がオッカーにしても然りであります。これで宝くじに当たったとでも言えば、直ぐに食いついて来るんでしょうけれどね^^;
そこで『おやじぃ』は、少なくても家族の役に立つではあろうことに挑戦することにしました。題して「咲さんの出汁巻き卵が食べたい!」…最近は、市販のだしの素を使って、ラップで包んでレンチンすれば、フワフワの『出汁巻き卵もどき』が作れるようでありますが、出汁で溶き卵を割らなければただの卵焼きであり、四角の卵焼き器で巻き巻きしなければ、ただのだし卵である。そして、卵焼き器には、関東式と関西式の二種類があることに気付くのであります。(何のこっちゃ?)
紀元前から人類は鶏が先か卵が先かという命題を考え続けたらしい。しかし、一般庶民は「だし巻き卵」は「おかず」かという疑問にぶつかるのであります。ある者は砂糖を投入した甘い卵焼きをイメージし、ある者は塩を入れ、さらに醤油を掛けないとおかずにならないと主張する者も居る。昔は高価だった一個の卵を溶いて、さらにそれを兄弟で分け合って、卵かけご飯を食べていた農家の息子たちは、醤油をかけなければ「おかず」にはならなかったのである。ましてや、スーパーの特売で1パック100円で買える時代が来るなんて、50年前の少年たちは考えもつかなかったに違いない。(話が変な方向に脱線しましたが、咲さんが作る出汁巻き卵は、こびりつかない卵焼き器のお陰で『おやじぃ』にも簡単に作れたのであります。)


綺麗な薔薇には棘がある…

人は知らず知らずの内に他人を傷つけてしまうらしい。美しくもないオッカーが、時々ナイーブな『おやじぃ』を傷つけますから、美しいから棘があるのではなく、たまたま薔薇は、その形質に棘という器官を獲得したようであります。すると、かつては棘の無い薔薇もあったのだろうか?パチンコ店を自粛しないで営業するから客が集まるのか?パチンコに興じる人が居るからパチンコ店を営業するのか?それは互いに循環する原因と結果の端緒を同定しようという無益さである。(Wikipediaより抜粋)パチンコ依存性のオヤジたちがいる。いやいや、人通りの多い一等地で、店を開けなければ資金繰りに窮してしまう経営者がいる。相互依存によって成り立っている経済社会であるから、どちらか一方だけを責めても仕方のないお話である。医療崩壊を起こさないという目的と新型コロナウイルス感染症を終息させるというお話は、まったく違った次元の命題である。無症状者の多い若者を最初ターゲットにし、少しずつウイルスの特性が分かるに従って、老人の排菌量が多いという指摘がされるようになり、どこかに原因を求めようとする風潮があるように思えて仕方がないのでありますが、ワクチンという防御手段を持ち合わせていない以上、8割方の人々が一度は感染しないと終息させることは出来ないはずである。活動自粛は、只々感染のピークをなだらかにしましょうという作戦に過ぎないのだから、5月6日には結果が出るなどと考えるのは誤りである。自粛が先か感染が先か…いずれも命が掛かった命題であるから笑えないなぁ。

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43年ぶりの再会

2020-04-26 05:42:26 | 転職

夢をかさねる ふたりは二輪草

不要不急の外出自粛生活…土曜日恒例の100円温泉治療も公衆浴場が新型コロナウイルス対策で休止されてしまいました。一般庶民が医療機関にも通わず『お腰に着けた時限爆弾』の温泉療法をしているのに、それさえも出来ず仕舞い。イライラが募ります。晴れた日なら、フードを食べてさっさと遊びに出掛けてしまう同居猫『デブ九郎♂』まで外出自粛。『夢屋農場長』が「よっこいしょっと!」と立ち上がると「ニャー!」と鳴き、冷蔵庫の前に立つと「ニャー!」と鳴く。「さっき、ご飯食べたでしょう。」とまるで子どもをたしなめるお母さんのように言葉を発するものの、またも「ニャー!」。終いには、ポカリと頭を小突いてしまう『おやじぃ』であります。いかんいかん!これではただの『DVオヤジ』ではないか。ストレスは上手に発散しなければと、決してクマさんは出ても、人は出ないであろう里山に出掛けることにしました。
アズマイチゲの花はもう終わってしまったのだろうか?カタクリの花は終盤を迎えております。先週出掛けた折りには、以前から目を着けていた場所が一変しておりました。沢沿いの道を歩いていたら、ニリンソウの群落に出逢えましてね、これだけでも得した気分で帰れそうだと思った帰り道。再会の奇跡は突然に…


『春の女神』とも称される「ヒメギフチョウ」です。

彼女との出逢いは高校2年生の春。幼虫の食草となる「ウスバサイシン」の実物さえ知らず、当然、自生している場所も知らず、彼女が生息しているという情報だけで里山を歩き回り、雪の残る林道でヒラヒラと舞う彼女に出逢いました。当時は標本数を増やしたい一心でありましたから、大切にそして丁寧に展翅して貴重なコレクションのひとつとなったのでありますが、大学進学で上京し、夏休みに帰郷した時には標本は虫(ヒメカツオブシムシ)に食われてしまったという苦い経験をしております。それ以来、昆虫採集はしないと心に誓い、いつでも会いたいときに会えるような昆虫(生き物)たちが生き残れる環境を見守ることが重要なのだという境地に達したのであります。が、それ以来、彼女とは出逢えていない。何度、この場所を訪れたことか…。
食草であるウスバサイシンの数は以前に増して減っており、カタクリの花の数も減っている…もうこの場所はダメなのかも知れないと思った刹那、彼女は突然私の目の前に現れました。「私はまだ生きていますよ!」と告げるかのように、捕虫網のない『昆虫採集』(記念撮影)に協力してくれましたよ。経済活動には一切関係しない彼女の存在。(ただし、ネット上では1,000円前後で標本の取引がされているようであります。)生きていればそれで良い。「貴重な種が生息しているから、この地を護りましょう。」なんて呼びかけようものなら、マニアに荒らされるに決まっているのだから。無力な自然愛好家は、その場を離れましたが…このペースだと次に逢える時は…コチラの命が持たないかも(笑)

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時間を買う

2020-04-25 04:45:38 | 転職

足元には「タチツボスミレ」が…

坂本九ちゃんが歌った「上を向いて歩こう」は、溢れる涙がこぼれないようにするためであって、出世や上昇志向を指したものではありません。(当たり前^^;)あと一週間程度で山菜の「コシアブラ」新芽が萌えるだろうと予想を立てやものの、今週は低温続きで伸長してはいるのだけれど収穫には至らないサイズでありました。(日当たりの良い南側斜面なら少しは違ったかも知れませんけれど。)
遂に、吉村大阪府知事が自粛要請に「従わない」パチンコ店6業者名を公表したようです。公表は「法」に基づくものではあるのだけれど、さらに「従わない」パチンコ店に対して、正義感を振りかざした『勘違いオジさん』が、暴挙を行わないかが心配であります。(この節、パチンコに興じるお客も如何なものかとは思いますが…。)『勘違いオジさん』の暴挙は、「法」に基づかない同調圧力であり、私刑(リンチ)でしかないのだから。
10年前まではパチンコに興じていたから、偉そうなことも言えませんが、出玉制限や機種変更されてから足は遠のいてしまいました。「わざわざお金を遣ってをしに行くのか?」「いやいや、退屈な時間潰すためにお金を遣っているのであって、収支トントンならば儲けである。」と大ボラを吹いておりましたが、事実、勝てないパチンコはしなかった。機種変更されて勝てないと踏んだから止めたに過ぎないのでありますよ^^;


「ホヴァリング」の名手「ツリアブ」であります。

昨日、東北6県に新潟県を加え、GW中の圏域を超えた活動自粛を訴える共同宣言が出されました。インバウンド、観光立県と銘打って、低迷する地域経済を打破しようと画策したのも一時のこと、「グローバル社会」などという言葉を使わないと流行に遅れてしまうと競い合ったものであるが、「新型コロナウイルス」が社会交流の国際化、時短化を証明してくれるという皮肉な結果となっております。
帰省客をターゲットにした山菜もまた不発に終わってしまいそうであります。(大した売上では無いから、極端な生活苦に陥るということはないのだけれど。)むしろライフワークとしている捕虫網を持たない昆虫採集に影響が出ることの方が大きいのでありまして、コチラの方は、虫嫌いな方からしたら、それこそ不要不急の外出であります。しかし、『夢屋農場長』にしてみれば、この時期にしか逢えない昆虫を探すお出掛けであるから、有用至急のフィールドワークなのでありますよ。昨日は、高校時代以来探し求めていた「ヒメギフチョウ」にやっと巡り会えた…と、心躍らせたのでありますが、「んにゃ~?スジグロシロチョウではなかったかい?」と些か自信がない。網を持たない結果でありますが、無益な殺生は行わない。一瞬だけ、興奮したことは事実であります。「大当たり」するかどうかのワクワク感がたまらないんでしょうなぁ…パチンコも。ただし、『夢屋農場長』のお出掛けは『ゼロ密』であります。家から山に出掛け帰るまで人と一切会っていませんから…人が居ないんじゃないか、この街は(笑)

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分数計算

2020-04-24 05:10:47 | 転職

「露地うるい」の遮光も順調ダス^^;

『夢屋農場長』が中坊時代に転校生♂がやって来た。同級生の『ワタナ』は、彼の学習レベルを推し量るために「お前、分数の割り算でぎっか?」と真顔で質問した。分数の掛け算は、分子と分子、分母と分母をそれぞれ掛けるだけ。しかし、割り算となると割る数の分母と分子をひっくり返して掛け合わせる。『ワタナ』はようやく理由は分からないまでも、その方法を会得し、転校生がそのレベルに達しているかを確認したかったようである。斯く言う『夢屋農場長』も小学生に質問されても、方法を教えることは出来ても、仕組みを正しく教えることが出来るかというと自信がないのであります^^;
連日、テレビのワイドショーは「新型コロナウイルス」の話題ばかりであります。「本日の東京都の新たな感染者○×名」感染者数を確認しないと一日が終わらないような雰囲気でありますが、ここのところ消化不良が続いております…PCR検査件数(分母)が公表されていないので、陽性件数(分子)ばかり報道されても、果たして沈静化しているのか増加しているのか分からないというモヤモヤ。ましてや「要請」でしかないはずなのに「休業要請に従わないパチンコ店の名前を公表する。」と語る某コロナ担当相…この時節にパチンコする者も開店しているパチンコ店も、その善悪は別にして、「従わせ」たいなら法的根拠を明確にして「命令」すべきである。「戦時体制」という概念を持ち合わせていない国家であるから、他国の侵略ではない「ウイルスの侵略」に対しても、何の手立ても打てない国家、休業補償もしないで「従わない」と語るのは如何なものかと考えてしまうのでありますよ。(私は、改憲論者ではありません!)


毎日がキャンプ生活でありますなぁ^^;

田舎暮らししていても、多少なりともルールは守っているつもりであります。『某コロナ担当大臣』は、急にテレビの露出度が増えて次期を意識し、『小池のおばちゃま』は得意なパフォーマンスで次期、いやいや女性初の総理大臣を目論んでおられるのでは?某厚生大臣経験者で東京都知事失脚者は、その足引っ張りに躍起になって、これまた次期に未練タラタラなご様子であります。(これはあくまで個人のテレビというメディア越しの妄想であり、それぞれにインタビューした訳ではございません^^;)何かなぁ…本気で取り組む気持ちがあるのかなぁ?なんて思えてしまうのでありますよ。
官僚の方々(多くは最高学府の文系出身者?)の考え方が分からないと思っていたら、専門家会議(最高学府の理系研究者)の方々も何か釈然としない提言ばかりであります。『大本営発表』に踊らされているような気がしてならないのでありますが…考え過ぎかなぁ? 『イランの核保有疑惑』と同じで、後から無かったなんて言っていられないよマスコミの皆さん。 オラも聞いてみるかなぁ「皆さん、分数の割り算でぎっか?」いや!「分数の足し算、引き算でぎっか?」通分というさらに難易度の高い技が必要だよってね(笑)
それより、アスパラ出荷する方が先だわなぁ^^;

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極楽蜻蛉

2020-04-23 05:28:05 | 転職

オツネントンボの『お常さん』

朝起きて収穫作業を済ませ、調整して直売店に出荷する。そこそこの売上は上げておりますが、全国でも最低ランクの山形県最低賃金で働く長男『ポン太郎君』の時給に満たない金額であります。この製品は売れ筋だから、増産体制で取り組みますと行かないのが生モノを扱う農業の痛いところであります。ましてやご近所のスーパーが3月で閉店してしまい、売れ筋商品、需要量、単価というものが未だに手探り状態…量目を増やし、単価は下げて様子見をしておりますが、中々手応えがつかめません。例えば「葉大根」…以前のスーパーでは売れましたので、煮て嵩減りしないように少々多めに袋詰めして、ひと袋納品してみたものの売れない。これは売れるはずだからと7月末までのハウスの空きスペースに大量に種まきさせた後だからさてどうしよう?ダメ元でもうひとつ納品してみたらふたつとも売れた…万事そんな感じであります。『おらだの農協』の集荷力と販売力に頼れば、こんな苦労も無いのだろうけれど、残念、『おらだの農協』は、蔬菜類には力を入れていないのであります。大量に作っても捌く場所が無いから、多品目少量出荷で売上を確保する…反面、収穫作業や調整作業が煩雑化して、作業効率が上がらない。一年毎のデータが物を言うと考え、今は我慢のしどころとジッと耐えております。

旧高畠第一中学校の校庭の桜…主は居ない。

友人『ノロ社長』は、長男『ポン太郎君』の成長を認めてくれた。強風小雨の中でも、『夢屋農場長』の手配りした仕事をコツコツを直向きにこなしております。他人に言われるまでもなく、彼のこの一年間の成長ぶりは目覚しいものがあります。(親父が息子を褒めるのも気が引けますけれど^^;)何とか成長の証に報いてあげたい。本来なら春闘(ベースアップ)の季節でありますから…4月より最低賃金並みの時給に10円アップすることを約束いたしました。(本音では60円ほど上げたいのですが、売上が伴わないので気持ちだけ^^;)
新型コロナウイルスの影響による需要の低迷で高級食材が軒並み値下がりしているとか。高級食材にも取り組みたいところですが如何せん技術力がまだ伴わない。『おらだの農協』に出荷予定の主力であるキュウリにしても、今後の学校給食のあり方次第では、大きく値崩れする可能性もある。小さな『お百姓さん』にもジワリジワリと新型コロナウイルスの影響が予想される状況となっておりますよ。春の恵みである「タラの芽」に小さなオツネントンボの未成熟成虫が止まっておりました。世に「極楽蜻蛉」というお気楽な生活者をからかう言葉がありますが、彼女たちは厳しい冬を成虫の形態で越冬します。本来は、温度格差の少ない水中で越冬する方が合理的とも考えられますが、長い年月を掛けて獲得した彼女なりの越冬方法であります。そこには何らかの合理的な理由があるに違いない。厳しい冬を乗り越えれば、暖かい春が来ると信じて、今はジッと我慢の子でいることにしよう^^;

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叩いて直す

2020-04-22 05:27:16 | 転職

1995年3月23日の「タゲリ」の画像です^^;

今年の山形は雪が無く、季節の巡りが早いような気がする。ならば、どれだけ早いのか?撮り貯めた画像を振り返っていたら「タゲリ」の画像が出て来ました。『田を蹴る』…時として、地面を足でけったり、揺すったりして地中のミミズなどをおびき出して食べる光景が見られるとか。『オジSUN』もそろそろ『田のくろ(畦畔)』を叩いて、修復する作業に掛からなければならない。山形県では「タゲリ」は旅鳥であり、その後は通勤中に2度ほど田の畦畔で見掛けた程度の出逢いであります。
さて、とある量販店で種物を購入したら、レジ打ちのおねぇさんがバーコードリーダーを必死で叩いております。「そんな修復方法は、昭和の教育方法だべぇ!平成、令和の教育は優しく教え諭さなければいけない。」と冗談を飛ばすと「いや、これで良いんです。」と応じるおねぇさん。「ならば私に貸してみな。」とリーダーを優しく撫でてあげたら、あらまぁ不思議、読み取った^^;

「なっ!言ったとおりだべぇ。」と言ったら、「いやいや、私が叩いたから直ったんです!」と譲らないおねぇさん。昭和世代の『オジSUN』と『おねぇさん』との下らないやりとりでありましたとさ(笑)


去年の4月22日にはアップしていた「こごみ」

積算温度が開花のスイッチになると言われる「ソメイヨシノ」は、確かに一週間ほど早いような気もするのですが、『夢屋農園』のシンボルツリーである八重桜の花は昨年とほとんど変わらない。ましてや「こごみ」に至っては、昨年芽吹いていたようでありますが、今年はまだ芽吹いておりません。確かに気温は時として18℃を超える日もありましたが、徐々に上昇する地温はさほど変わらないのかも知れません。下手に無加温のハウス栽培など手掛けているものだから、多少季節感がズレているのかも知れません。まぁ、結果として地物野菜が出回る前に、我が農園は直売所に出荷出来ているのだから、「季節感」を大切にする『おやじぃ』にとっては、痛し痒しといったところではありますなぁ^^;
3月初旬に播いたホウレンソウが小さいながらも出荷出来ている。しかし、あと1週間もすれば第2クールのホウレンソウが出荷出来るまでに間がある。この差を何とか小さくしたいのでありますが、ここで少々考える。3月から『夢屋農場長』は休みなく働いている…大した売上でもないのにねぇ^^; 少しは休息も必要なんだよなぁと。昨日は、完熟牛糞堆肥が2t車で3台分届きました。「あんちゃんが散らすから大丈夫だべぇ。」とどこまでも人力作業を考えておりましたけれど、『ノロ社長』がひと言「トシパンに頼め!」無償でトラクターのバケットで運ぶことを快諾してくれましたよ^^; お腰に付けた時限爆弾(腰痛)も叩いたら破裂しそうでありますよ。ここは素直に機械と友人を頼ることにいたしましたとさ^^;

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余波

2020-04-21 04:20:30 | 転職

仲の良い姉弟ではあるが…

『おやじぃ』は朝から働いているというのに、昼に寝て、起きては食べて、外が晴れていれば夜遊びに行く…不要不急の外出は自粛です!が、彼らは夜行性であるし、新型コロナウイルスは感染らないであろう^^;
今年からパイプハウスを2棟増設したお陰で、雨が降っても仕事にあぶれることなく何がしかの作業をすることができます。露地栽培であれば、4月の茎立菜の出荷が終盤になると、ここ山形県は端境期。山に山菜でも取りにでも行かないと畑には売りに出せる物が無くなってしまう状態です。今年は、秋蒔きのスナップエンドウをハウス内に植えておいたから、ひと足先に出荷しております。葉物も何とか出荷出来る大きさとなり、切れ目なく出荷出来るようになりました。(一瞬だけではありますが、直売所は我が農園の独壇場と化しております^^;)売上も想定通りに順調でありますが、他の農家さんの露地物が出来る頃には埋没化してしまうに違いない。まぁ、その頃は、『おらだの農協』にキュウリを出荷する段取りなのでありますけれどね。
危険分散の手段として、出荷する直売所を複数化する…ご近所のスーパーが閉店してしまったことで痛感しております。今年の新規候補として契約しようと思っていた観光センターの直売所が休止するらしい。新型コロナウイルスの影響で観光客が来ないんですもの…。


自宅前の水盤にミジンコが…

出荷以外は外出も控えてはおりますが、暇を持て余して実体顕微鏡でのぞいてみました。生物の教科書に出てくるような横向きの姿勢ではなく『のたばっている。』我が在所では、「うつ伏せ」になることを「のたばる」と言うのであるが、お医者さんが「○×さ~ん、うつ伏せになってくださ~い。」と診察室でおばあちゃんに声を掛けても動いてもらえなかったとか…そこでベテラン看護師さんが「ばっちゃ~!のたばれどぉ~!」と声を掛けたら、おばあちゃんがうつ伏せになってくれたという笑い話がある。しかし、これには後日談があって、隣りで聞いていた東京から来たお嫁さんが「あの看護師さんは、家のお義母さんにくたばれと言った。」とクレームが入ったとか…作り話かな^^; 『のたばっている』ミジンコを横向きにするには「ワセリン」に貼り付けると良いのだとか…ならば、ワセリンを買いにいくかぁ…こんな遊びも不要不急の外出ではあるなぁと自粛でありますよ。
夜、姉から携帯に電話が入りました。「初めて私からの携帯に出た!」と驚いておりましたが、療養中の彼女の状態が余り芳しくないようであります。明日からまた入院治療するとのことでありますが、不安を抱えての電話であろうことは容易に察することは出来るのでありますが、如何せん見舞いに行くことも叶わない。新型コロナウイルスが与えた余波…当たっては欲しくない悪い予感がする影響でありますよ。

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