その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

虹の橋?

2022-09-19 08:41:04 | 転職

果たして待っていてくれる?

「経験したことがない暴風の恐れ…」…マスコミによる見出しではなく、熊本地方気象台の発表ですから、今回の台風14号は猛烈な台風に違いない。予想ルートを見ると日本列島を縦断するような様相であります。我が在所(東北地方)は、台風が上陸することは稀でありますから、『備え』と言われてもいささか心許ないのでありますが、もし、直撃されそうならパイプハウスの側面を覆い通り過ぎるのを待つしかないのかも知れません。(今朝の情報では、熊本県では大きな被害は避けられたようでありますけれど。)
最近は『経験したことがない○×』という表現(気象情報)が増えたような気がします。気象衛星の進歩によって、詳細な気象情報が提供されるようになり、公共交通機関の計画運休など、人への被害を最小限に抑えられるようになったこともありがたい。東北地方は明日が暴風圏内に入りそうだから、今後の情報に注意しないとなぁ…。(とは言え、先に書いたように防御手段は限られておりますけれどね。)
さて、本日19日は、英国エリザベス女王の国葬が執り行われる。各国の王族や首脳が国葬に参列するために多数訪れているようでありますなぁ…そして、英国民の弔問の列。「国葬として公金を使うのは如何なものか?」とか「故人が国葬に値する人物なのか?」etc.…手続きの問題や人物評など、議論好きもよろしいのですけれど、何かなぁ情けない『国葬儀』になりそうだ^^; あと8日後にせまり、各国に案内状を送付した後で、「反対を表明する人が6割に達した。」などと煽り立てたとしても、今さら「取り止めました。」などともなりますまいに…「強引に中央突破を図れば何とか成って来たし、今回も何とかなる。」そんな悪しき慣行が続いているような気もしますけれどね。


故人を静かに偲ぶことも葬送では…

『虹の橋』という作者不詳の散文詩があるらしい。死んだペットの魂が、虹の橋のたもとにある草原(楽園)で、元の飼い主を待っていて、再会し、虹の橋を渡って天国に入って行くと詠っているようでありますよ。『三途の川』を渡れない幼児を『お地蔵さん』が天国に導くという信仰もありますけれど、家族同様のペットが、元の飼い主を待っていてくれる…「ペットロス」に悩む方々を「救済」「解放」してくれる考え方としては面白い。『先祖が地獄で苦しんでいる。』などと人の心をかき乱す『宗教』とはまったく真逆な考え方でありますよ。
はてさて、エリザベス女王の場合は、国葬後、亡夫フィリップ殿下と共に埋葬されるのだとか…。「あの世(天国)でも一緒に…。」ということを口にする方もいらっしゃいますけれど、信仰する宗教は違えども、現世で共に歩んだ『幸せ』を来世でもと考えられるのは、良い人生だったと言えるのかも知れない。(我がお袋の場合は「認知症」が進んで、旦那さんの顔さえ分からなくなっておりましたから…。)小学生の頃に、宗教布教のための冊子が配られましてね…天国に通じる一本の細い道が描かれておりましたよ。生前の悪行によって足を踏み外し『地獄に堕ちる人』、神を信じることで『天国に導かれる人』…幼い子どもにしてみれば、不安を煽られる挿絵でありましたけれどね。「仏教」とて、本来は「輪廻」という考え方が基本なのだろうけれど、『極楽浄土』や『地獄』という後付けの考え方も現れて来る。『虹の橋』のたもとには、あの人が待っていてくれる…『あの人』とは『どの人』なのか知ったことじゃないけれど、まぁまぁ、心が救済されるなら、それもヨシとしますかねぇ(笑)

#戦争反対 拷問、虐殺、戦争犯罪etc.…『聖戦』もまた許されないものと思いたいのですけれど。

コメント
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