その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

指示マチック症候群…

2024-04-28 04:58:05 | 巡礼

「指示しました。」ならオラでも言える^^;

秋まきならば、2月下旬には花を咲かせるのですが、低温にさらされると花はポトリと落ちてしまう。結実は3月下旬から4月上旬になってしまうから、今年は2月にスナップエンドウの種子を蒔いてみた。小雪の年だったからもう少し早くても良かったのかも知れない。(これは結果論である^^;)花が咲いて、目立った落花もなく結実したのだから、これはこれで正解かも知れない。最近は、作業する『おやじぃ』の前を歩いて、作業指示する同居猫『シロ♀監督』でありますが、彼女は口を出しても決して手を出さない。強いて言うならば、ネットや支柱に体を擦り付けてマーキング?居るいるこういうヤツ…「課題解決のために、私が指示しました。」どこぞの国の首相や上司がよく口にする言葉…誰に指示したのかも不明で、労働者諸君が右往左往して課題解決をすると好転した結果はすべて自分の成果のように振る舞う人物…悔しかったら自分がその立場に昇り詰めなさいってね。
かくいう『おやじぃ』も、我が家の従業員・長男『ポン太郎くん』に「指示しました。」だけである…そして「結果(収穫)」は独り占めであるところは何も変わらない(笑)


山菜エリアの「わらび」も絶好調…

さて、値段の安さがウリの「わらび」でありますが、「市民市場」では山手にお住まいの方が出品した「わらび」より長くて太くて、さらに安かった。(これなら自信を持って売れるわねぇ^^;)今が我が農園の最盛期のようだから、『ポン太郎くん』にも収穫を手伝って欲しいのだけれど、一度彼に収穫させて、『力業』で手折るものだから、根元の堅い「わらび」を提供するハメになったことがある。「わらび」の収穫(折り方)も「経験」と言いますか、教えないとダメなようである。(あとは、折角出た「わらび」の新芽をニチャニチャと踏んづけてしまうしねぇ…。)
はてさて、連休突入ということもあり、彼にやらせない(手伝わせない、教えない)から、いつまで経っても覚える訳もない。『おやじぃ』が勤め人の頃は、今風の若者たちのことを『指示マチック症候群』と呼んでいた…上司の指示がないと動かないのである。「動かない」のか「動けない」のか…「こんなことまで教えなければいけないのか?」と思うこと仕切りである。そうそう、学校の勉強さえしていれば、家業のお手伝いなんてしなくても済んだ世代に違いない。そして我が子もそうである。「指示しました。」とのっぺりとした表情で語る首相も困りものだけれど、「指示がない」と動かないのも困りものではある。『困り者』と『困りモノ』…今さら『困り者』にはなれないから、『困り者』には選挙というお仕置きを、『困りモノ』には、優しく教えて導くしかないんだわなぁ…結構やさしさを覚えた『おやじぃ』になったものよ(笑)

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一生が勉強だわねぇ…^^;

2024-04-27 07:12:27 | 巡礼

本葉4枚程度なら植え痛みも少なそう^^;

「わらびはセメろ!(イジメろ)」と前オーナーに教えられたのだけれど、1年間放置(放棄)したのが良かったのか、雪解けの頃の肥料が効いたのか、今年は太くて良い「わらび」が出ております。値段設定を下げているので、今年は売残り無し!隣町の安売り店でさえ、100g単価180円とのことだから、『おやじぃわらび』の単価は75円と安すぎるのかも知れない。しかし、小売店の掛値や市場手数料を考えると手取り分はそんなに変わらないのかも知れない。以前は、取れ過ぎた分は「塩蔵」にして、冬場に売るという手もあったのかも知れないけれど、食品衛生法の改正で設備基準を満たし、届けなければ「塩蔵品」すら売れなくなってしまったのだから、売れ残るよりはマシであろうと思っている^^;
ホウレンソウ」の場合は、ハウス内で栽培する農家がご近所にはないので、これまた好調に売れております。播種、発芽、間引きと手間を掛けなければいけないのだけれど、収穫後の下処理(洗浄)まで加えると労働に対する時間単価が合わなくなってしまうのが泣き所…何とか、間引き作業を合理化できないだろうか?今では「チェーンポット」なる育苗ポットがあることを今回知りましたよ。この場合、培養土が必要になるのだけれど、まずは、手持ちの「プラポット」に種を蒔いてみた…移植は本葉4枚程度の時期ならば植え痛みは無いようである。しかし、今度は、発芽の不揃いに悩まされておりますよ。温度、乾燥、伏せ土等々、まだまだ研究の余地があるようです。

資金不足は、自家製で対応^^;

さて、朝の気温が7℃…最高気温が29℃と20℃以上も寒暖差のあった日、ハウスの中は当然もっと差があります。朝は防寒具、日中はポロシャツと差があり過ぎますって^^;
資金ショートしてしまった『おやじぃ』のお財布の中身…でも、お昼は「冷たいラーメン」を食べたい…がしかし、先月の二の舞はしたくない。単品の食材を買い求めて、自家製の「冷たいラーメン」で我慢することにしましたよ。一人前の原価250円ほど、友人『ノロ社長』からは、「一人原価200円に抑えろ!」とありがたいご指導をいただきました。これまた研究の余地が残っている^^;
はてさて、物知り顔で語っているけれど、まだまだ勉強すること(課題)が山積みのようでありますなぁ。労働単価に見合うだけの「儲け」を稼ぎ出すためには、「モノの値段を上げること」「製造原価を下げること」「労働生産性を上げること」と世にいう企業が目指すべき経営改善と何ら変わらないのでありますよ。惜しむらくは、研究部門を抱えている訳ではないから、経営者たる『おやじぃ』は、研究職・技術職、そして経理部門まで担わなければならないのである。これをツライと思うか、新しい発見があって楽しいと感じるか…所詮、一品単価が労働費には見合わないと諦めてはおりますが、少なくとも「一生勉強」の方に楽しみを求めることにいたしますよ。
ああ、昨日は田んぼを半日歩き回って、身体が軋んでいますけれどね(笑)

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色はにほへど…

2024-04-26 06:32:03 | 巡礼

猫には色覚はあるが…

余りそれを利用していないようである。赤系の識別が難しいという説もあるから、お皿に乗ったマグロのぶつ切りは果たして何色に見えているのだろうか?一緒に乗っている「わさび色」と『ずんだ色』を見分けているのだろうかなどと、また下らないことを考えている。
人は「色味」によって、「美味しそう」と表現する場合もあるけれど、「わさび」も「ずんだ」の味も後天的に体験で覚えた味であり、「色」はその味を引き立たせる役割を担っているのかも知れない。萌え出たホウレンソウやシュンギクの緑が薄いと気をもんでみるものの、次第にイメージする濃い緑色に変わっていく…美味しいとか新鮮であるという概念もまた、「色」によってイメージが定着してしまっているのかも知れないねぇ。とは言え、雑草の「もえぎ色」には腹を立てている(笑)
「色即是空」…般若心経に出てくる「色」は、存在すると思い込んでいる実体(肉体)を指しているらしいのだけれど、このところ『色』に溺れた先生方や首長さんのニュースで持ち切りである。有り余る体力は本来の『お仕事』に向けて欲しいところではあるけれど、余程エネルギッシュな方々なのであろう…その力を弱い人々に向けるのは大概にして欲しいところである。それに乗っかるマスコミも、のぞき見る我々も只々空しい。ありがたい「般若心経」も俗世にまみれてしまうわなぁ(笑)

傷心のシュンギクも成長した…

さて、毎日眺めていると成長に気付かないものですが、振り返れば20日間でここまで成長しました。出荷までもう少しの辛抱でありますなぁ…。そうか…政治の世界も、日々観ていないで、突然見るから『腐敗』『退廃』に腹を立てるのかも知れない。日々見ていると、その退廃ぶりには気づけないのかも知れない。また、何がしかの見返りを期待しているフシもある。1989年に3%で導入された消費税も、5%、8%と段階的に税率が引き上げられ、今や10%である。導入前から、段階的に税率が引き上げられるであろうことは十分に承知していたはずではあるけれど、途中、途中で、「福祉目的税化する」などと、まやかしの答弁に騙されて現在にいたっているのである。
はてさて、増税によって福祉施策が充実してきたかと言うと甚だ疑問ではある。「マクロ経済」という名の学問の説明がこれまたよくわからん…「物価が上がれば、ひいては経済が好転する。」何で?中小企業から見れば、現在の物価上昇は、原材料費の高騰による「プッシュ型の物価上昇」であり、物価上昇を上回る賃金にはなっていないような気がするのだけれど、景気動向は上向きなどと発表される…日本の統計は信頼性が高いと思っていたけれど、これだと某国の『改ざん統計』を笑っていられない国になってしまうのではないだろうか?『色はにほへど』…本来実体のあると思い込んでいるモノは、実は「無」である。形のないモノ(株価)に一喜一憂しているのだから仕方がないのかねぇ。実際に見える『色』と「実体」は一致して欲しいものだけれど、これまたイメージ先行の世の中のようでありますよ(笑)

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儲け話ですが…「株」

2024-04-25 05:16:54 | 巡礼

ある種苗会社の「株」を買う^^;

気付けば今週末からゴールデンウィーク突入でありますなぁ…行楽地は大賑わい、そして、農家のお店も家庭菜園用の種子や苗を買うお客さんで賑わうに違いない。『公務員並みの休日と育てる歓び』を目標に掲げる我が農園でありますが、従業員は連休を満喫し、農場長は朝の出荷に田起こし作業と休める気配がありません。こんなことばかり言っているから「後継者」に恵まれなくなるのよ…連休の混雑を避け、ゆったりとした時の流れを感じながら過ごし、後からゆっくりと休暇を楽しむのである。(ちなみに、我が祖母は「後からバケモノは見たためしがない。」と言っていた^^;)
そうそう、桜も散って、田んぼに水が入れば作業本番…春先の「種苗費」もバカにならない。大体、現金回収できるのが随分、後からになりますから。作物が無事に育って、お金に換わるまで資金繰りは上手に回さなければいけないのだけれど、今年は遂に資金ショート…8月には年金が出るだろうから、何とかあと4ヶ月を乗り切る必要があります。「甘くて、肌がツヤツヤのトマト」が謳い文句のミニトマトの苗は、普及しているミニトマトの苗代金より200円ほどお高い値段設定になっている。『助平オヤジ』は、この「甘~い」とか「艶々」という文字に弱いのよ。「その話乗った!」即決で『おやじぃ』は、赤と黄色の「株」を1本ずつ買った。(何とセコいことよ^^;)そんなもん、『利殖』すれば何倍にも増やせるべぇ…ということで、成長した脇芽をカットして、挿し木して、今じゃ5倍に増えとるよ。この調子なら何倍まで増えるか分からない…ところでさぁ、そんなに増やしてどこに植えるのよ?資産価値のない土地なら腐る(実際には腐らない^^;)ほどあるじゃないかぁ…ってね(笑)


ようやく、二つ目のハウスが埋まった^^;

さて、1年半の完全休養から脱して、『おやじぃ』は働くこと、働くこと…こうして急にピッチを上げてしまうから、夏場まで持たないのである。これでも「昼寝」を入れながらセーブして働いております。作業の手間だけで、大したお金に換わらないけれど、秋の抑制きゅうりを植えこむまでは空けておくのも無駄であるから、今年は葉物の回転率を試しております。もう一回転のホウレンソウを残して、ほぼ埋まっております。しかし、現場監督の同居猫『シロ♀』が目を光らせている。『おやじぃ』の植え方が甘いと、踏んずけてくれるんだわ…一種の『イジメ』である(笑)
はてさて、基礎年金の支払い月額が今年度より460円ほど増額し、16,980円になったようである。最低賃金で働いている(働かされている)長男『ポン太郎くん』の給与では、結構な負担額でありますが、恐らく60歳(これからは65歳まで延長されるかなぁ…)まで納め続けても年額で80万円程度の受給額であろう…これでは年金で生活できる訳もなく、自営業者は一生働くことが出来る、後継者が出来るという『制度設計』なのではなかろうかと考えてしまう。ヨシッ!我が農園の標語を変更しよう…『公務員並みの給与と育てる歓びを』…なんたって、『おやじぃ』なんか、「1株」から何十倍に増やそうという算段なのだから、出来ないはずがない…ただ、販売単価が安いだけである。ということで、今朝も菜っ葉の「株」を摘みに行くことにする(笑)

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待つ身のおんな…

2024-04-24 05:45:45 | 巡礼

「モクレン」の花は北を指す…

そんな書き込みを見つけまして、ホントかねぇなんて自宅のモクレンの花を改めて眺めてみましたよ…なるほど、言われてみればそのような気がしないでもない。「コンパス フラワー」…日本語解説がないので、英語翻訳で検索すると、どうやら「羅針盤の方位点のように、茎上に葉が配置される植物の総称」として用いられるらしい…ジックリと眺めている内に、萼(がく)の部分が丸みを帯びたお尻にも見えてきた。(全く、助平オヤジは治らない^^;)てぇことは、お顔は南を向いているんじゃないのかい?どうやら「指す」ということと「向く」ということは違うらしい。
はて、昭和歌謡の世界では「窓に西陽が~♪あたる部屋は~♪」(テレサ・テン つぐない)とか、「西日だけが入る せまい部屋で二人♪」(布施明 積
の部屋)と「日陰の女」「貧乏暮らし」の代表のような西向きの部屋…今時は、高層階の南向きのマンションでも与えなければ『目木蓮』なんて洒落てみる。(洒落というよりは僻みだわなぁ^^;)遮光カーテンもあるし、陽当りが良くても冷房効率が悪いとも言われる南向きの部屋…病院の場合は、落ち着いた療養環境が確保できるという理由で北側の部屋に個室を設けるなどというお話も聞いたことがありますけれどねぇ…。「馬が西向きゃ尾は東」じゃないけれど、方向性と結末(後始末)さえ間違わなければ…『おやじぃ』には一切関係ないことではある(笑)


「タマナヤガ」ではなさそうである。

さて、こうして「蛾」の画像などをUpすると婦女子に嫌われるので、止めておいた方が良いのだけれど、「種」の同定(見分け)もしないで「キャー!」と悲鳴を上げる女性を『かわゆい』と思うか、すぐさま殺虫剤を振りかける『殺傷行為』に走る姿を勇猛と思うかの判断は、皆さまにお任せいたします^^; 植物の病気と違って、虫害については「種」を同定することで、無駄な薬剤散布は抑えることができる。(シンクイガなどの場合は、予防的な防除も必要ですけれどね。)虫を知らずに、害をムシして騒ぐことを良しとしない…そんな思いで始めたブログでしたが、最近は「路線」が大きく逸れておりますよ(笑)
はてさて、「蛾」=『夜の蝶』…蛾も蝶も、同じ鱗翅目の昆虫だから、大きな括りでは『仲間』なのである。日中に活動する「蛾」もいれば、夜に活動する「蝶」も存在するのである。吊るされた防寒具の『絶壁』に止まったその姿は、岩登りの基本である「三点支持」の姿勢にも見えてきた。彼女(触覚で女性であることが分かる)の場合は、男性を惑わすことを『お仕事』にしている訳でもありますまい。ただし、夜な夜な「性フェロモン」なる物質を放出して、男どもを引き寄せることは確かである。誘う彼女が悪いのか、ノコノコ出掛ける男が悪いのか…ただひとつ言えることは、彼女は昭和歌謡にいう『待つ身のおんな』ではないことだけは確かなようでありますよ(笑)

 

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山菜王にオラはなる!

2024-04-23 06:11:51 | 巡礼

今年も「独活(うど)」が芽吹きましたが…

亡き祖母の時代からある「ウド」の株…もみ殻で遮光栽培して「白ウド」として食べておりましたが中々増えない。一度、栽培方法を確認して株分けしたこともあるのだけれど、1株が3株に…しかし、それ以上増えません。何故ってアナタ、増えるたびに食べちゃうから…それでも、そして、放置しても何とか残っているから不思議ではある。(最低限のマナー?慎みはまだもっているから^^;)
どうやら、実生、挿し木、株分けと増やす手法はあるようなのですが、こちらは「うどの大木」ならぬ無能者…食べることは知っていても増やすことに関しては、お金もウドも下手なようであります。今年、体調もようやく戻り、産直に山菜類を出荷してみると、葉物よりは出荷前処理が簡単だし、商品単価が高くても売れるんだよなぁ…そこで『おやじぃ』は、改めて宣言する「山菜王にオラはなる!」ルフィのように高らかに宣言するのではありますが、残る「ワンピース」を食べちゃうから増えないのよなんてね…。
「うるい」の軟白栽培は、今年の実験でほぼ道が開け(乱獲で株が衰えたか…?)「タラの芽」は昨日で出荷終了、「こごみ」は手を掛けてこなかったから小ぶり、わらびがようやく出荷できるようになったので、連休までは山菜出荷でつながるような気がする。ただ、放置しておいて儲かる手段はないようである。ここに「ウド」が加われば…またぞろ『狸おやじぃの皮算用』が始まるのでありますよ(笑)


これが上越市の「かけ中華」350円…

さて、先日の新潟県上越市への遠征…本来は、揚げ玉を乗せて1杯280円。物足りないような気がして、天ぷら(ネギとイカ?切り刻んでいるから分からない^^;)70円を付けたから350円…まぁ、何とお安いのでしょう。それでいて、厨房内には女性4人ほどで切り盛りしているようだから、お客の回転率が高いに違いない。(セルフだし、ご覧のように胡椒などの香辛料も置いていないのである。)8時開店で『おやじぃ』が入店したのは10時、朝食とも昼食とも言える中途半端な時間帯でも10名ほどのお客さんがいましたからねぇ…『名』を取った証拠ですかねぇ。
はてさて、「山菜王にオラはなる!」と高らかに宣言した『おやじぃ』ではあるけれど、山のタラノ木はめっきり減ったような気がする。(採取者のマナーが原因かも?)栽培方法も確立しているようではあるけれど、地植えのモノとは味が違う。例えば「わらび」の場合は、観光園として入場料金を頂戴して営業している山もありますが、「あく抜き」という手間があって、お若い方には売れないかも知れない。商品単価が高くても売れなければお金に換わらない。リンゴの皮剥き、ブドウの皮でさえ敬遠されるような世の中ですからねぇ…お口まで直ぐに運べるような手立てをしてあげないと売れないのかも?ならば加工品は…食品衛生法の改正で、農家の製造所もHACCP(ハサップ)並みの衛生基準が求められるようになりましたよ。食中毒や異物混入は困りものだけれど、『農家のお店』『農家の手料理』etc.というものにも厳しい基準が設けられております。やられたら、やり返す…何とか販売方法を考えないとなぁ。「山菜王への道」も遠いようである(笑)

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あきらめて…兼用?

2024-04-22 06:02:37 | 転職

オバちゃん、いい仕事してますねぇ^^;

アルバイトの帰り道…土曜日の観光地(道の駅)はどこも混雑しておりまして、中々お昼ご飯にありつけない。(中途半端な時間に、上越市内で「かけ中華」なるものを食べた影響もありますけれどね^^;)結果、山形県小国町まで戻ったところで「和風中華」なるものをご馳走になりました。具材も『街中華』と変わるところが無く、どこが「和風中華」なのかと考えながら食べ進むと、何故かスープに甘味を感じる…なるほど、ラーメンのスープを別に作らずに、かけ蕎麦、かけうどんの汁と兼用な訳か!数時間前に食べた「かけ中華」と同じ要領である。まぁ、これはこれで、ひとつの考え方ではありますが^^;(それより何より、2食連続でラーメンというのも情けない…。)
何かを兼ねて使うこと…農家が使う機械類は多種多様、トラクターなんてアタッチメントがあるからマシな方で、田植機やコンバインetc.なんて、単一目的にしか使えない。大きな農家でも一年間の内に、2週間も稼働すれば多いほうでありますよ。マルチな働き方をする機械が存在すれば助かるのだろうけれど、それでは農業機械メーカーが儲からないかぁ^^;
我が農園の場合は、人間がマルチに働かないとなぁ…元々、農家は経営者(経理担当)であり、労働者であり、研究技術者であるからマルチに働いていることには変わりありませんけれどね。


昨夜の「熊なべ」は…

さて、集落内の用水清掃…今年は『ノロ新区長』の発案で、清掃後に『花見の宴』を催すことになりました。育成会の清掃作業も、時間を合わせて実施するように会長にお願いしている。コロナ禍で、集落内での集いが「総会」程度で済ませて来たから、神社境内にブルーシートとゴザを敷いて軽くビールを飲むなどということがありませんでしたから画期(活気)的でありますよ。昨夜の「熊なべ」を追い足しして振る舞えば、「こりゃ~珍しい!」との声も上がる。(体の良い残飯整理でありますけれど^^;)子どもたちにも「食べてみたい子ぉ~?」と問いかけてみたら、5人ほど『勇者』が手を上げた…『獣臭』がしないように下処理してあるから、子どもたちにも好評だったようであります。
はてさて、これまた夜昼『兼用』で成功したお話でありますか?ところで、『おやじぃ』の場合、まだ「マイナカード」を作っていないんですけれど大丈夫ですかねぇ?この秋から、「紙ベースの保険証」は作成しないとのことでありますが、今のところお医者さんに掛かっていないからさほど不便を感じないのでありますけれど、来年の人間ドックには必要だろうしなぁ…。初めは強制しないような言いっぷりだったような気もするのだけれど、今では作らなければ「受診」も出来ないような状況を作ろうとしているようだわねぇ。『お上』に楯突いても得策ではないという証かねぇ。もうこうなった以上は、すべてのカードを一元化していただけませんか『兼用』で(笑)

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まつぼっくりがあったとさ^^;

2024-04-21 07:23:05 | 巡礼

ころころころころ ころがって…

『おやじぃ』拾って、「これ食えん♪」
新潟県上越市…『米沢藩 上杉謙信公のふるさとを訪ねる旅』(上越市にお荷物を配達するアルバイトでしょうが^^;)のスタートは、春日山 林泉寺への訪問…米沢市にも菩提寺 林泉寺がありますが、何か所縁のある寺に違いない。リーフレットによれば、謙信公の祖父 長尾能景(よしかげ)が、その父の菩提を弔うために創建したものらしい。しかし、拝観時間は10時から…現在時間は9時…とても待てないから、謙信公の居城であった「春日山」に攻め入ることに目標を変えたのでありますが…

「春日山神社」の石段を見て萎えた(笑)

さすが、難攻不落の山城ですから、登るにも骨が折れる…早朝からの運転で疲れているから『攻撃』は早々に諦めて、二つ目の目的である「かけ中華」なるものを朝ご飯替わりに食べることにしました。ネットの紹介では220円…2020年に240円との書き込み情報がある。今時に?と思って足を伸ばしてみると、確かに値上がりはしたものの、今でも280円の値段表示でありましたよ^^;
チャーシューやメンマなどの具材はなし…薬味のネギと揚げ玉のみ!かけ蕎麦の中華版と思っていただければ正解…何たって、テーブルに胡椒や七味も置いていないのですから徹底していますよ。今夜は、地元の同級会を予定していたから、事故など起こさない内に帰路につきましたけれどね。


アハハ、これは「熊なべ」である。

さて、ラーメンが一杯280円という値段にも驚きですが、三つ目の目的は車に給油すること…荷物運びのアルバイトのささやかな抵抗でありますよ。山形県内では、軽油1ℓ当たり167円でほぼ決まり…帰りの燃料が心元ないので上越市内のセルフスタンドで給油したら144円…1ℓで23円も違うってどういうことよ?先日の福島県いわき市もそうだった。ひと月に50ℓほど給油する通勤用の車と違って、1日で100ℓ、『おやじぃ』のお手伝いでさえ50ℓを使ってしまう物流では、この差は大きい…一説によれば、積み出し港からの距離で、これまた輸送費が上乗せされるとのことでありますが、内陸部に暮らしているとこうした価格差に自然と苦しめられていることになるんですなぁ。
はてさて、「何もない」同級会が、季節の山菜や差し入れで花盛り…『おやじぃ』がお隣さんから頂いた「熊肉」も友人『ノロ社長』の奮闘で「熊なべ」に変化した^^; このところ、農作業で根を詰めてきたから、ちょっとした息抜きも必要かと…帰路のSAで拾った「まつぼっくり」、さすがにおサルさんもこれは食えん…海の向こうに見えるはずの佐渡島も霞んで見えない。この先が見通せない…食えない、食っていけないというところあたりで、今朝は締めることにいたしますか。今日は、集落の用水通しと花見の宴でありますよ(笑)

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株価下落なんのその…

2024-04-20 03:33:17 | 巡礼

「株」ではなくて「蕪」でしょう^^;

田舎暮らしのお百姓さんは、「資産運用」は出来ないけれど、「資産の活用」は得意技にしなければ…。3月19日に種まきした「小蕪」の成長が遅いと嘆いていたのでありますが、この10日間で直径3㎝くらいまで一気に成長しました。この時期、キスジミノハムシの食害でボコボコになってしまうので(殺虫剤を使っていません)秋まきのカブの経験しかなく、葉がこんなに繁茂するんだっけ?などと驚いております。ニューヨーク市場の値下がりも、イスラエルのイラン攻撃も何の影響もなく、我が農園の「蕪」は見事に育っていく。「株価」と「蕪」の成長に相関関係があるとするならば、『おやじぃ』も立派な投資家になれるのですが…。
はて、山のコゴミ(山菜)が出ているのに、平場の農園のコゴミが芽吹かない。自宅裏のコゴミが芽吹いたのに、農園のコゴミが芽吹かない。何で?どうやら自宅裏の畑では、草を積み上げた箇所のコゴミだから、露地で株がむき出しの農園のコゴミは、地熱が放散されているのではなかろうか?山の枯れ葉や畑の積み草が地温を保つ効果があるのではなかろうか?などと推論を立てております。ならば、堆肥を株の周囲に施してみては…来年以降の実験として取り組んでみましょう。
とまぁ、有るモノを有効活用して、資産(お金)を増やす努力だけは怠らない…「株」は無いけれど、「蕪」の浅漬けは好きだから「蕪漬け」「かぶづげ」と呪文を唱えていたら、同居猫『シロ♀』は、我が在所の方言を知らないものだから、『おやじぃ』は『シロ♀』に『かぶづがっちゃ~』(齧り付く…かみつく)なんてね、素人が下手な投資はしない方が得策だわねぇ(笑)


へぇ…これが「ベニバナ」の双葉かね^^;

さて、今年は花卉類にも果敢に挑戦…お盆やお彼岸に開花調整が出来ればしめたものだけれど、これが中々難しい。売れることは分かっていても、技術や経験が追い付かないと悲惨な結果となってしまう。けれど、いつものことをいつものように繰り返していても、いつもの結果(貧乏)にしかならないから、『先行投資』として新たな分野(作物)にも挑戦してみる。(今朝なんかさぁ、朝の6時から収穫・出荷作業をしても、時給が1,000円に届かないのだもの^^;)
はてさて、『100年安心プラン』だった年金もどうやら雲行きが怪しい…だってさぁ、基礎年金は免除申請をすれば、いとも簡単に免除してくれるし(見せ掛けの「収納率」を上げることが目的となってしまっているから。)そもそもが、年金官僚や年金制度の『100年安心プラン』であって、庶民が受け取る年金が今後も安心ですよなんて、ひと言も言っていませんでしたから…NISAかなんかで庶民も資産運用してください。老後に備えてください。なんて都合が良過ぎませんかねぇ?どこまでも庶民の懐のお金をむしり取る算段ではないかと疑ってしまいますよ。賢明な『おやじぃ』はむしり取られるお金がない代わりに、ハウスの中の草をむしり取っておりますよ。むしり取られるよりは、むしり取っている方が気分的に『上』のような気がしましてね…しかし、草むしりしてもお金にはならないんだよなぁ(笑)
これから、新潟県上越市まで遠征です。こうして日銭の足りない分を補っておりますが…。

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処分するには資格が必要^^;

2024-04-19 06:03:17 | 巡礼

「和風中華そば」って何モノなんだ?

ホウレンソウに「うるい」「タラの芽」が加わって、我が農園の品物の売れ行きも好調…欲を言えば、収穫してパック詰めするだけの山菜類と違って、ホウレンソウや葉ダイコンは粘土質の土壌では土が残ってしまい洗浄作業が欠かせないこと。(土着きと歓ばれる方もいらっしゃるかも知れないけれど…)出せば売れることが分かっていても作業効率が悪すぎて数が出せないんだなぁ…。
ご近所のバァさんが動けなくなって、畑仕事も出来ないが(息子に怒られる。)葉モノくらいは作りたい…耕運をお願いされたのだけれど、赤さびだらけの育苗ハウスの残骸が邪魔でねぇ。友人『ノロ社長』も畑の半分で里芋を作りたいと言うから、「パイプハウスを倒して(解体して)いいかい?」と尋ねてみた。息子殿も廃棄料は払えないとのことであるけれど、そこは顔の広い『おやじぃ』であるから、屑鉄を集めている先輩に電話して引き受けていただくことにした。前日、長男『ポン太郎くん』と1時間ほど掛けて3分の2ほど解体し、他人の儲けのために疲れるのもバカバカしいと先輩に電話してみたら、彼は独りで1時間ほどで残りの3分の1を解体し、力業でパイプを押し曲げ軽トラックに積み込んで去っていった。『おやじぃ』は無駄な労力を掛けずに大助かり、ついでに、我が家の屑鉄を処分できて大助かり、バァさんも厄介なハウス骨材を処分できて大助かり、先輩も日当稼ぎになったと大喜び…三方良しの結果でありますよ。ちなみに、処分料を依頼者から頂戴して運搬したら、廃棄物処理法違反に問われますのでご注意を…あくまで、資源回収ですから(笑)


今年の新な試み…「ベニバナ」^^;

さて、『おやじぃ』の見込み作業時間を大幅に短縮して作業が完了したので、『昔懐かしい中華そばを探す旅』に出掛けてみた。「和風中華そば」のお品書き…そもそも、「中華そば」は中国の麺文化を、日本風にアレンジしたものだから、どこが「和風」なのだろうと考えてみた。日常的に呼んでいる「チャーシュー」は「叉焼」ではなく「煮豚」であり、「シナチク」は中国への配慮から、「麺の上に乗せる麻竹」…「メンマ」と呼ばれるようになるなど、「中華そば」自体が、ほぼほぼ「和風」なんですけれど^^; 研究のためとは言え、丼の中で『調和した世界』を醸し出している「中華そば」を分解してしまったものだから(巻頭画像)、美味しいはずの「中華そば」が台無しでありますよ。(ご店主!ごめんなさい^^;)
はてさて、せっかく『調和した世界』をわざわざ分解するというのは愚の骨頂でありますなぁ。派閥の『解体』というのは名ばかりで、『研究会』なら良いのかい?事の本質を変えないで、名前を変えても何の意味もない。「支那そば」
(標準漢字変換では「支」「那」と別々に変換しないと出てこない。)が「中華そば」や「ラーメン」と呼び名を変えて相手国に配慮したとしても、中身は何も変わっていないのである。ならば、わざわざ「和風」と冠に付けたのは何を意図したものなの…どうも、配膳の瞬間は魚介系(かつお出汁かな?)の香りはしましたが、食べ進むと何だか分からなくなっていく。そうそう、派閥を解体しても、結局、また別の集団が出来るに違いない。『群れる』ことが敵から身を守るためには有効な手段だから…解体したら、廃棄処分までしないといけない。しかしなぁ…コチラも「廃棄物処理法違反」で『資格』がないと取り扱ってはいけないんですと?『1票』という小さくても、大きな『資格』は持っているはずなんですけれどねぇ(笑)

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