その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

二升五合

2019-12-31 02:56:31 | 転職

田舎の伝承は正しいのか?

『カメムシが多い年は大雪である。』『カマキリが高い場所に卵を産むと大雪。』etc.都市伝説ならぬ『田舎伝説』は結構あるある。吾妻の山に残る雪渓の形状から『種蒔きじぃさんが現れた。』(見る人によっては、『馬上の謙信公』と呼び、『星の王子さま』と呼んだJKも居た^^;)から、そろそろ農作業の始まりである。などと、身の回りの現象から気候・気象を予測するものなど様々であります。科学的根拠に乏しい、主観的な物の見方であると否定することも簡単でありますが、何故か符合する部分を一つひとつ検証する作業も結構楽しいものであります。ちなみに「カマキリが高い位置に卵を産むのは、雪に埋もれると死滅するから。」という理由立ては、安藤弘前大学名誉教授の検証によって、棄却されております。地上70cmの高さに産み付けられたオオカマキリの卵嚢は、平年並みの積雪量でありますなぁ…今年は当たり障りのない位置に産んでおりますよ^^;


おやじぃの動きを注視する『子猫ちゃんず♂♀』

晦日は、今年1年お世話(お買い上げ頂いた)になったお客様に『夢屋農園』から、ささやかなお歳暮(切り餅)をお届けしよう。その前に『第2サティアン』の大掃除もしなければ…冷蔵庫の残り物を整理するために、朝から「たこ焼き」作り。カセットコンロ用のプレートではあるけれど、反射式ストーブの上の方が焼き勝ってがよろしい。薪ストーブで暖を取り、テーブルの前を右往左往する『農場長』を追い掛けていた『子猫ちゃんず♂♀』でありましたが、相手にしてもらえず、ジト~っとコチラを眺めております。きゃつらは、「しっとりやわらかいかくん」は食べるけれど、匂いの強くない「たこ」には興味がないようであります。(いずれも、猫は消化酵素を持っていないようなので食べさせてはいけないとか。)


丹波黒豆を煮ることの方が重要なのですけれど…

正月の準備は、鏡餅づくりと黒豆を煮るくらいかなぁ…昨日の神経戦(麻雀大会)で体力を消耗し、コタツに入って年末の再放送ドラマを見ていたら寝てしまっておりました。気付けば、総体重9.5kgの『子猫ちゃんず♂♀』がお股の上に乗っかって一緒に寝ておりましたが…。自慢の丹波黒豆も売り物のカンカンに乾燥した豆ではないので、ぬるま湯に浸しておけば、難しくもなく炊けます。(冬場はストーブが実に重宝であります。)鏡餅は、お昼から水に浸漬して、夕方搗いて、取り餅とすれば良い。さて、餅は何升搗きますかねぇ…二升五合(一升桝ふたつと五合…半升)これで『益々繁盛』 鏡餅は、神棚、床の間、仏壇にトイレ?台所の竈の神に、井戸に農機具、米保管庫の八つで末広がりの八。どこまでも語呂合わせと験担ぎの正月準備でありますが、アルバイトからの帰りを待って餅搗き…お雑煮に納豆、じんだん餅で、オッカーのご機嫌も少々直ったようでありますなぁ。義父は正月明けから預かることにして、一件落着。あとは大晦日の祝宴を待つだけでありますなぁ^^;

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混一色どらどら

2019-12-30 06:44:33 | 転職

オレンジ色が輝いていました。

農園としての『仕事納め』はしましたが、裁量労働制の管理職『夢屋農場長』は、今朝も農園の点検であります。労働基準法上の管理監督者は同法の適用外(その給与が管理職にふさわしい待遇となっていることが判断要件のひとつではありますが^^;)社長は、どの従業員よりも働かなければいけないのであります。
ビニールハウスの防風ネットを外し、雪によるハウスの倒壊を防いだり、育苗ハウスの増床を試みたりetc.休みとは言え、むしろ休みだから出来ることをやっておりますよ。そんな農園にオッカーが涙目でやって来ました…昨日せっかく段取りした義父母の介護サービスをすべて兄がキャンセルしてしまったとのこと。SOSを出しておきながら、今度は休みだから世話は出来るですと…その身勝手さに憤りを覚えながらも、「自身も身体を休ませなさいと言っていた。」とだけ伝えろとオッカーを実家に送り出しました。


二日ぶりの晴天で、お昼寝も快適!

義兄とは言え、一発どなり付けてやりたいところですが、怒りまで引き摺って新年を迎えることになってしまう。ここは一旦引き下がることにいたしましたよ。『デブ九郎♂』直伝の「戦わずして勝つ!」…孫子の兵法ならそうなるのだが、『デブ九郎♂』の場合は「戦う前に逃げる!」まぁ、無駄な争いごとはお互いを消耗させるだけかもしれませんからねぇ。


恒例行事となった『年忘れマージャン大会』

かつての職場で一緒に働いた同僚との忘年会。ほとんど年齢差のない上司部下の関係でありましたが、職を離れてしまえばそんなの関係ねぇ…お正月のお小遣いを賭けた真剣勝負(最後は、焼肉代に消えてしまうので、金銭の移動…いわゆる賭博行為は行っておりません^^;)これまた、敗戦は悪い一年を引き摺ってしまうので、負ける訳には行きません。退職送別会のマージャン大会は、接待を受けるどころか散々な目に遭いましたから(笑)
ひとりは現職子育て中、後は雇用延長組1名と早期退職自由人1名、農園経営に転職した私…30代を共に働いた仲間たちもあれから20年の歳月が経ちました。若い時代のバカ話をしながら、一年を締めくくりました。
さて、今年も残り二日…今日は『鏡餅』を作って、農機具や水、土に感謝を捧げる。本当の締めくくりにしないとね。

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親爺の涙

2019-12-29 04:57:37 | 転職

『デブ九郎♂』は、すくすく成長し、体重5kgに…

「猫ウイルス性鼻気管炎」他3種混合ワクチン…『シロ♀』の避妊手術の際に受けているので、『デブ九郎♂』にも接種させなければ意味無いよなぁ。さらに、免疫力が確実に付くように初年度は、1ヶ月を置いて2度接種しなければいけないらしい。獣医師に言われるまま、素直に『頭の良くなる注射』を受けに行きました。『シロ♀』と違って、『クロ♂』は受診用の洗濯袋に詰め込まれると途端に観念してしまう。(実に気の弱い猫である。)ゲッ!体重5kg…1ヶ月でまた体重が増えている。「ええ、すくすくと成長されてますねぇ^^;」なんて優しく応えてくれる動物看護師さんでありますが、『子飼いのリーサルウェポン(究極のねずみ取り器)』にデブは不要であります。アメリカンネービーなら減俸ものでありますよ。あとは1年後とそそくさと帰ろうとしたら、優しい美人看護師さんは、『デブ九郎♂』の耳垢を発見してしまった…「ミミヒゼンダニ感染症」…優しく?耳をぐりぐりされたら、黒い垢が出るわ出るわ。コヤツの耳にダニが居るということは『シロ♀』の耳にも居るに違いない。かつて、某施設で「疥癬」が流行した時に「六一〇ハップ(ムトウハップ)」という硫黄系の入浴剤を求めたことがありましたが、残念、2008年に生産終了しております。猫なら舐めて治せと言いたいところですが、滴下薬の処方を受け、年明けにまた受診ですと…何とお金の掛かる『リーサルウェポン』でありますことよ(涙)


豚骨スープに牛肉…名前のとおり、味も「ぬーぼー」

オッカーの産地である河北町谷地は「冷たい肉そば」がウリではありますが、今日は雪が舞い、お隣の「ぬーぼー」でラーメンをすすりました。年末年始だけでも義父を連れて来なければ…寝起きするベッドを運ぶために『おやじぃ』は軽トラックで下道を、オッカーは高速でと別行動であります。先週「うどんでも食べさせるか。」と提案したのに、「麺類は啜れない。」と言っていたオッカーが、今日の昼は「うどん」を食べさせている…まったく、人の言うことを素直に聞かない親子である!折り畳みベッドなど、1万円も出せば買える品物ではあるが、取りに出掛けたのはそれなりの理由がある。「高畠に来い。」などと娘に言わせても、決して親爺は同意しないだろうと思いましてね。
案の定、義母を残して高畠には行けないという親爺…義母は、一段と認知症が進んでいるようにも見えました。「介護と仕事に疲れ果てた兄貴を休ませなければ、元の優しさは戻らない。とうちゃんは十分我慢したのだから、ならば、かあちゃんと一緒に来れば良い。高畠にだって入浴サービスはあるから。たまには『高畠(おやじぃの通称)』の言うことも聞け。」と説得すること暫し…家長が自ら同居を勧めているのだから十分。あとはオッカー(娘)に任せました。
「男は親父が死んだときしか泣かないものだ。」と泣き虫の私に教え諭した祖母…決して介護には手を出さなかった親父が火葬場の隅で肩を震わせていた。そんな親父がお袋の介護に疲れて命を縮めた。義父もまた、「若い頃からかあちゃんに苦労させたから。」と今さら手を差し伸べようとしている…もう自らの身体さえ自由が効かないというのに。
ストーブの前で背中を丸め、涙する親父を置いて帰途に着いた…どうやら娘の説得には応じたようでありますよ^^;

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仕事納め

2019-12-28 06:35:15 | 転職

つかんだものは放さない…
お金を貯めるコツ(笑)

『夢屋農園』は完全週休二日制を基本としているので、お役所に倣って本日『仕事納め』といたしました。(農場長…管理職は、追い込みで年末ギリギリまで働かなくてはなりませんけれど^^;)『第2サティアン』回りのゴミ(燃料用の古材)を片付け、葉物の今年最後の納品を済ませて、午後からは温泉(スーパー銭湯ですけれど…)に浸かって一年の身体の垢を洗い流し、『たこ焼き』で今年最後の反省会…「儲かったら、肉を食おう!」を合言葉に1年間働いて来ましたが、会計を閉めた結果は何とか黒字。(まだ、生活出来るレベルにはない。お肉には届かないけれど、ささやかな慰労会であります。「来年は、何とか『鳥肉ささみ』をお兄ちゃんがご馳走してくれるそうだ。」と『子猫ちゃんず♂♀』にも宣言するのであります^^;


『タコ野郎』が蛸を…共食いという^^;

「来年は、キュウリの売上を1.5倍にする。」(本当は2倍と言いたいところですが、長男『ポン太郎君』に余計なプレッシャーを与えることになるので控えめに^^;)発展途上国並みの成長率ではありますが、『発展途上農園』だから弾き出せる数字でもあります。的確な収穫タイミング(もっと早起きしろ!)で、規格外となり、加工品に回っているキュウリの数を減らすこと。無理に栽培面積を増やすのではなく、無加温ビニールハウスの導入で、収穫期間をなだらかに長期間化する。『夢屋農場長』の思いは既に来年の栽培計画に向いております。
長男『ポン太郎君』は…こうして反省会をしていても『お話(意見)』が出来るようになって来たこと。仕事の先読みが少しずつ出来るようになったことetc.…小さなことではありますが、確実に成長しております。


ポッポッポ♪猫ポッポ♪ 天かす食うんかい?

夕食を囲みながら、オッカーがポツリと「お父さん!あとで相談がある。」とひと言。(こんな場合は、決して良い話ではないことが容易に想像できるのだ^^;)要は、実家の義父を年末から1月一杯くらい引き受けて欲しいと兄貴から電話が入ったと言うのである。夫婦間では、義父母を引き受けることは了解事項ではあるのだけれど、子どもたちには話していない…それも年の瀬迫ったこの時期にである。(役場の福祉課は、本日から9日間年末年始のお休みに入るのである。)部屋の掃除は?風呂(デイサービスの手配)は?若干の段差の解消もしなければならない。「もはや、これは相談ではないな!もう皆へのお願いだ。じぃちゃんを1ヶ月引き受けることにする。」と家長として宣言するのが精一杯でありますよ。まずは、明日、実家に行って、状況を確認しベッドを運ぶ…お引越しはそれからだ。猫や犬のやり取りではないのだから(犬猫だって準備はするぞい!)能天気な申し出に腹立たしさを抑えつつ、『おやじぃ』の仕事納めは、まだまだ出来そうにないのでありますよ(笑)

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越冬つばめ

2019-12-27 05:08:20 | 転職

色々な形態で冬を越すことも

先日、歌手の森昌子さんがラストコンサートを終えたとか…中坊の私からすると2学年上の先輩となるのですが、還暦を迎え「芸能活動以外の人生を楽しみたい。」と二度目の引退を決断したのだとか。昨日、銀行回りをしていたら、某支店長に「まだまだ前職を続けられたろうに…。」などとお世辞を並べられ、満更でもない気もするのだが…「人生は一度しかないのだからアーモンドグリコ!一度で二度美味しい人生を選びました。」と古いCMのフレーズを使って笑いました。(若者には何のことやら分からないだろうにゃ~^^;)
彼(支店長)は、最低でも65歳までは働かなければならない年代であり、場合によっては70歳まで現役を続けなければならないかもしれない。「『例えヒラ社員になったとは言え、俺は支店長だったんだぞ。』なんて態度が見えみえのオヤジと机を並べたくはないよねぇ?」などと、行員さん♀に語り掛けて笑いを誘いました。定年制の延長もアリだが、手や身体が動かないくせに口だけは一丁前の私など居たら、昨日まで部下だった上司は遣りづらくて仕方がないだろう。もし、口達者な私に才覚というものがあるならば、別の職業人生を歩むのもまた楽しいのではなかろうか…色々であります。


「青畑大豆」を戻して「じんだん」や「数の子豆」に…

『オジSUN』たちの団結小屋である『第2サティアン』の周囲を片付けていたら、朽木の中から「コクワガタ♂」が現れました。秋に羽化した個体は、こうして成虫で越冬するものも居る。モンシロチョウなら蛹、トンボは卵といったように固定された形態で越冬する手もあれば、幼虫や蛹、成虫といった様々な形態で越冬するのも、環境条件が変化した場合には「種」を保存するための有効な手段に違いない。必ずしも決まった形にこだわる必要は無いのである。先日、オッカーの実家の車庫の下屋組みを解体していたら、フタモンアシナガバチの女王が2匹ほどトタン板の間から出て来ました。朽木の中ならまだしも、トタン板の直下では冬の寒さに耐えられるのか…彼女たちの選択は正しかったのか?
私の選択が正しかったのか?前職にしがみついていた方が精神的には苦痛でも生活は楽だったかも知れない。しかし、精神的に健康が保持できたかというと少々疑問が残る。こればかりは誰にも分からない。『お百姓さん』でご飯が食べていければ「さすが。」と言われ、失敗すれば「おバカ。」と陰口を叩かれるのだろうけれど、病気さえしなければ、今後20年間ほどの残された人生がある。一度しかない人生だから楽しむのである…冬の乗り切り方は人様々で良いのではないかなぁ(笑)

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権力と転落

2019-12-26 03:03:04 | 転職

飯豊連峰の雪景色…コントラストが美しい

「ホワイトクリスマス」には程遠く、遠くの山々がようやく白く冠雪した景色が見られるだけであります。「雪が降らなくて良いねぇ…。」そんな挨拶を交わし始めると、最近物忘れが激しくなった、空の『雪の神様』が突然思い出し、雪を降らせてしまうので慎重にあいさつを交わさなければいけません。雪が少ないお陰で、まだ葉物が出荷できる。吐く息も白くなる寒い朝ではありましたが『第1ハウス』の温度は、日中19℃まで上がっておりましたから^^;


運動音痴の『クロ♂』がようやく屋根登頂に成功しました^^;

姉の『シロ♀』が屋根の上で自慢気に寛ぐ姿に憧れて、何度か屋根に登頂を試みましたが、登攀ルートが違うので登ることができずにいた『デブ九郎♂』…屋根の上から鳴き声がして見上げてみると、今朝、登頂に成功いたしました!得意満面の面持ちで下界の庶民を見下ろす彼の勇姿を収めようとカメラを向けましたが、この直後、彼は滑って権力の座から転落してしまうことになります(笑)
一寸先は闇…どこぞの衆議院議員さんも収賄容疑で逮捕されたようでありますから。


骨折した左前足にギプスを(大丈夫、ケガはしておりません。)

転落人(猫)生を味わった割には、何事も無かったように身体を舐めておりました。この位の図太さが無いと「権力の座」に居座ることは出来ません!おフザケでサンタブーツを履かせてみました。「長靴を履いた猫」というヨーロッパに伝わる昔話がありますが、正直、イメージはあってもお話の中身は知りませんでした。そもそも、なぜ猫が「長靴」を履く必要があるのか?「Le Chat Botte」…お百姓さんは「長靴」と聞くと「ゴム長靴」をイメージしてしまうのでありますが、猫が履いたのは貴族の象徴である「ブーツ」だったのねとこんな年になって初めて知りましたよ。
権力や権威を庶民に示すには、お話に出て来る「ブーツ」はマストアイテムだったようであります。権力の中枢にあった猫も、落ちてしまえば、ただの猫^^; 本日、資金繰りのために預金の預け替えをいたしましたが、銀行屋さんも愛想笑いをしてくれるのもお金が回っている内だけでありますからねぇ…この資金が来年減らなければ事業は成功…そんな決意で新年(信念)を迎えようとしております。

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クリスマス プレゼント

2019-12-25 06:51:11 | 転職

初の被写体は美しいものを…

最近、デジカメの調子がおかしくなり(かれこれ10年ほど使ってますからねぇ^^;)クリスマスの自分へのプレゼントに新調いたしました。レンズが曲がらないように最初の画像は『美しい物』を撮らなければいけない。華もない、金もない、夢もないetc.結局のところ手近な『シロ♀』が第1号のモデルとなりましたが、画質は変わったかなぁ?
今日は、オッカーの実家の親父との約束だから、農作業はお休みし、実家の車庫の下屋を解体することに…元大工さんが造った下屋組みを『大八さん』が解体します。高所作業で脚立が倒れないように、当然『大七さん』の長男『ポン太郎君』に手子をお願いしましたけれど…「親父!結構雑な造りだなぁ…。」自宅の造作は大工さんも手抜きのようであります^^;


河北町谷地の名物は「冷たい肉そば」…今日は「温かい」鍋焼きうどんを注文しました。

義父はオッカーと退院後の外来受診…年末で病院が混雑しお昼になっても帰って来ません。農場長は自家用車を取り上げられ、『ポン太郎君』と「いろは本店」まで歩く羽目に。外仕事で身体が冷え切っておりますので、「温かい鍋焼きうどんをふたつお願いします!」と店員さんに頼んだら笑っておりました。果たして、『冷たい鍋焼きうどん』ってあるのだろうか?河北町は「冷たい」そばしかないと思って…店員さんが「はい!温かい鍋焼きうどんです。」と切り返してくれましたよ(笑)


仏教徒ではあるが、『子猫ちゃんず♂♀』にはプレゼントを

「我が家は仏教徒だからクリスマスは無い!」と今は亡き親父に言われて育ちました。ならば、仏教徒でもお釈迦さまの生誕祭にはプレゼントがあっても良さそうなものでありますが、それもない。第一、誕生日のプレゼントなるものも無かったのでありますから^^; お年玉を貯めて「グローブを買いたい。」と言ったとき、スポーツ店でバットを買ってくれたのが、親父からの唯一のプレゼントだったような記憶であります。少年野球用の小さなグローブとバットは、高校生時代まで大切に使っていたような気がする。クリスマスイヴに不在の『ヒゲおやじぃ』の代わりに、無宗派の『子猫ちゃんず♂♀』には、大好きな「しっとりやわらかいかくん」が枕元に届いているに違いない。『三太さん』からのプレゼント…何のことやら分からないだろうけれどね(笑)

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夜切る爪は

2019-12-24 01:48:31 | 転職

鷹の爪

不思議な呪文でありますが、我が両親の死に目には遭っております^^;(祖母が息を引き取る時、親父は医療費の会計をしていたが、オッカーが心臓マッサージを施して、死に目に遭えたということにはしている…呪文を唱えずに、夜爪を切ったに違いない。)
「鷹の爪」…我が在所では『空吹き南蛮』とも呼ぶが、さすがに、ピクルス、ペペロンチーノを大量に作っても、これだけの量は捌けない。辛いものが好きという訳でもないのに、何で作るのよ…無いと不便、ただそれだけの理由です。


お昼寝の最中に『シロ♀』は何かを見上げていた

今は定番となってしまったお昼寝…いつもは『子猫ちゃんず♂♀』の重さで足が痺れ、目が覚めるのでありますが、本日熟睡。(ヨシヨシ!)気が付けば二匹とも窓の外を眺めております。何かしら興味を引くものがあるに違いないと一緒になって見上げてみると、大きな『アブ子さん♀』でした。(昨日は、ストーブの暖かさに誘われて『ハエ子さん♀』が飛び回っておりましたので、そこそこに暖かいのかも知れない。)最後は、お決まりのカーテン飛びつき…薄手のカーテンは爪でボロボロでありますよ。


今日もラーメンの日…いつものライス付き^^;

午前中は人件費に追いつかない葉物の収穫と洗浄、出荷。長男『ポン太郎君』に採算性なるものを講釈しながら、一連の作業を経験してもらいました。農場長は、夏から計画していた『サティアン・テラス』にサッシ戸を入れるための型枠作り。何とか雪が降る前にすきま風対策が出来そうであります。指折り数えてあと7日…また、新しい年がやって来る。元大工のご依頼で、明日はオッカーの実家の車庫の修理。(修理というよりは、一部解体工でありますけれど。)雪が降る前にと念じながら、先送りになっていた仕事をひとつずつ片付けておりますが、今年は降雪が遅れており助かっておりますよ。年が明ければ、遂に農場長も「還暦」の年を迎えますのでねぇ…細かな仕事は先送りしても、人生の先送りだけはしたくないと考えている日々でありますよ。(本日は、何もオチがありません。)

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誤認逮捕

2019-12-23 04:25:04 | 転職

玉ねぎの代わりに『寒〆ねぎ』を使ってみた

そろそろ冷蔵庫の中身も整理しないとねぇ…歳の暮れの大掃除を少しずつ始めております。(我が部屋は埃だらけですが^^;)長期保存(放置)の牛肉で牛丼を作り(決してお腹を壊したりしない丈夫な胃袋!)朝から牛丼、パワーを付けて、これまた手付かずのサッシ枠作りを始めました。すきま風吹き込む『第2サティアン・テラス』の暖房効果を上げるために、設計図のない『大八仕事』で日曜日を過ごしております。売り切れてしまったであろう葉物の出荷は今日はお休み、納品が楽なハクサイとキャベツだけに留めておきます。(日曜日くらい休まないとねぇ^^;)


朝はお気に入りの『小顔マッサージ』から

『第2サティアン』に居座っている『子猫ちゃんず♂♀』は、いたって元気であり「すきま風が寒かろう。」などと言うのは勝手な人間の思い込みであります。『夢屋農場長』が寒さに震えながら、ストーブを焚く頃にはもう外で遊んでいるのでありますから。むしろ、本来、外飼いされるべきはずの『柴犬コウ(本名:さくら)』が、コタツを友だちにしております。そうそう、彼らはホンモノの高級毛皮を身にまとっているのですから、貧乏夫婦よりも暖かな毎日を過ごしているのかも知れません^^;


『悪さ』をするのは、お前しかいない!

本当は食べさせてはいけない「スルメ」でありますが、そう長くもない人生(猫生)食いたいものを食わせてやる!などと少しずつ与えようと思っていた『しっとりやわらかけんざき』が、何者かに盗み食いされてしまいました。テーブルの上には、しっかり『掌紋』が残されており、袋についた唾液のDNA鑑定さえすれば、確かな物証で公判に持ち込める!しかし、気の良い大家さんは自白が得られると思い、テーブルを拭き、袋をゴミ箱に捨ててしまいました。「お前だろう!反省しろ!(いや、クロ!)」と迫るも、足跡は窓の外を眺めていた時に付いたものなんですと(笑)
頭を一発コツンと撫でてあげて、今回は釈放することにいたしました。
久し振りに散髪に行き、帰りに公衆浴場(温泉)に浸かって骨休め…ドタバタした毎日ではありますが、今日はのんびり気分を味わっております。「さて、お父さんも晩ご飯で~す。みんなお休みぃ~!」と声を掛けて自宅に戻って来たら、100mほどの距離を『クロ♂』と『シロ♀』が追い掛けて来ました。「ほぉ~い!オッカー、クロ♂が追い掛けて来たぞぉ~!」「あら~!クロ~!」(オッカー)と自宅の玄関先から覗き込む『クロ♂』に声を掛けるおバカな夫婦。恐らく、きゃつら(クロ&シロ)は、自宅占拠を狙っているに違いないのでありますから(笑)

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賢者の贈り物

2019-12-22 04:04:57 | 転職

こんぶ茶と塩だけで煮込んでみました。

折角、薪ストーブを焚いているのですから、煮込み料理に利用しない手はない。ましてや畑に大根が売るほどあるのですから、大きく輪切りにして、面取りをして、一度煮こぼして…(アハハ、お仕事はそっちのけですなぁ^^;)市販の「おでんの素」などという調味料は必要ありません。湿気った「こんぶ茶」と塩を少量入れて、ひたすら時間を掛けて、じっくりと煮込みました。タンパク源の練り物は、ご近所のスーパーで納品ついでに買い求め、後から入れただけ。仕事終わりの晩酌には、上等な『ごっつぉ(ご馳走)』であります。こんぶ出汁なので厄介、節介者の『子猫ちゃんず♂♀』は興味を示しません…実に優雅なひとときであります。(仕事の方は、朝から剪定、下草刈りと春を見据えた作業をしっかりこなしておりますから^^;)


オー・ヘンリーの短編小説も初老の夫婦には…

義父が退院して一週間。何かと不便なこともあろうかと夫婦で様子を見に出掛けました。オッカーはトイレ掃除や洗濯をこなし、オヤジは気に掛かる庭木の枝に鋏を入れてお手伝い。昼食を兼ねて、身の回り品を買い求めにイオンまで出掛けましたけれど…オッカーがバッグを見つめている。そろそろクリスマスであります。恋人時代ならプレゼントしようかなんて気分にもなったかも知れませんが、今や赤字経営ギリギリの専業農家でありますので、手持ちのお金などないのでありまして…長男『ポン太郎君』のためにトレッキング用のパーカーを買い求め(撥水性が良好で外作業には持って来い。若いお百姓さんは、オシャレも重要であります^^;)手にした福引券をオッカーに渡しました。「運は自ら引き寄せなさい!1等は3万円の商品券なのだから^^;」と…ガラガラガラ~出たのは白い玉。高級?ティッシュでありますよ。両親に惣菜など買い求め、オッカーが手にした福引券と残りの福引券で、丁度1回分の福引が出来る!運命を感じた『夢屋農場長』は、オッカーから福引券をひったくり、今度は自身の運を信じてガラガラガラ~出ました白い玉!まぁ、そんなもんでありますなぁ…昼飯の時からトラブル続きで、今日は運がないと感じておりましたのでね。
「もうバッグで身を飾るより、二人ともみっともないから鼻水でも拭いてなさい!」賢者(神)は、初老の夫婦に身の丈に合った紙を贈ってくれたに違いない。オー・ヘンリーは、お互いを思いやる心が、最も大切な贈り物であったと結んでおりますが、紙の贈り物、大切に使わせていただきますよ(笑)
ちなみに、年末年始は忙しくて実家への訪問も容易でなかろうと本日訪問いたしましたが、親父にしっかり用事を言いつかりました。また、火曜日にでも『ポン太郎君』と無給の『大八仕事』でありますよ^^;

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