その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

忍び難きを忍ぶ

2020-01-31 07:11:35 | 転職

今後帝国の受難はもとより尋常にあらず

寒風吹きすさぶ中で耐えるなら、もう少しだけ南に移動すれば良いと思うのでありますが、この地を越冬場所に選んでいるからには、それなりの理由があるに違いない。彼らは『高級ダウン』を着込み、常に油脂で身を撫で付けておりますから何とか過ごせるのでしょうけれど、『夢屋農場長』の作業着は安物の『綿入袢纏』でありますから、北風が身にしみます^^;
第3、第4ハウスの細部が出来上がってきたことで「いつからビニールを張る?」と友人『ノロ社長』から尋ねられたものの、山形の冬の雪がこれで済むとも思えず、気温、地温も上がらないことから、気象台の長期予報を参考にしながら、3月中旬頃を目処にするとだけ答えました。昨年は、山菜が終わって、売るべき作物が無くなってしまった6月の端境期の経験を下に、少しでも早く種まきなどしてみたいものではありますが、焦っても仕方がない。今朝は珍しく小雪が舞っておりますから…。とは言え、2月、3月の現金収入の当てがないのは現実でありまして、こんな時、『ノロ社長』が声掛けしてくれるアルバイトは非常にありがたいのであります。


日光連山か?谷川岳か?…ここは那須ですから^^;

東北自動車道から見える雪山の景色は那須岳(茶臼山、朝日岳を中心とする連山)でありますよねぇ。山形の田舎から関東に出て来ると、途端に右も左も分からなくなってしまう。福島からようやく栃木に出たところなのだから、栃木群馬県境や群馬新潟県境の山々ではなく、ご当地那須のお山だわぁと地図で確認している有り様です。
関東が青空に覆われるとき、東北の日本海側はどんよりとした曇り空(雪)が定番でありますから、関東からの帰り道は陰鬱な気持ちになったものでありますが、お出掛けのときは逆に心が弾む。トラックの助手席に座っているようなお仕事で『御足』が頂けるのですから実にありがたい。(出稼ぎ分は、小雨の中、ハウスを組み立てている長男『ポン太郎君』の専従者給与に変わってしまうのでありますけれどね^^;)こういったお仕事を続けていると『お百姓さん』の僅かな稼ぎなんて馬鹿バカしくなってしまいますよ…お金では変えられない別の喜びを見つけないとね。栃木県は鬼怒川温泉に向かう道すがら、見えるハウスの中は空っぽであります。この地なら、少々暖を取れば冬季間の栽培も楽なはずなのに。それでもやらない理由は、別に稼ぐ手段があるからでしょう。何のために『お百姓さん』をやっているのか…長男『ポン太郎君』も渡り鳥と同じように少々南に移動すれば楽なのにねぇ。この地(山形)にこだわる理由って何だっけ?

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クレーマー(厄日)

2020-01-30 04:30:50 | 転職

ご機嫌を直して一杯どうぞ^^;

低気圧の影響で朝から雨模様…お隣りの米沢市では、恒例の「雪灯篭まつり」の規模を大幅に縮小して実施せざるを得ないとのこと。さもありなん。雪が無いどころか、雨で山の雪も融ける勢いであり、河川の水も増水しております。それでも幾ばくかの現金収入をと青菜を摘みに出掛ける律儀な『お百姓さん』であります^^;
さて、本日雨の日のお仕事は?(長男『ポン太郎君』を休ませる訳にもいかず、かと言って雨降りしきる日に外稼ぎもなかろう…。)そんな思案をしているところに、友人『ノロ社長』がアルバイト仕事を持って来てくれた。物品搬入のお仕事ではありますが、まぁ雨でも仕方がない。(物品搬入ならば立派なお仕事で、冬の雨の日のハウス建設は笑われるという考え方にもやや問題がありますけれどね。)ふたつ返事で応諾したのは良いけれど、携帯電話にロックが掛かって解除出来ません!午後の待ち合わせ時間を打ち合せするにも連絡手段が無い。(電話番号は総て携帯のデータでありますから)慌てて、町場のドコモショップに駆け込むものの、携帯自体のセキュリティNo.なので初期化しないと復元出来ないとのこと…(そんなの重要事項として、最初に教えておいてよ…『オジSUN』は、そんな番号なんてすっかり忘れ去ってしまっているのだから。)思いつく限りの番号を入力してもダメ。結局、初期化をお願いすることにしましたが。


呑気に鳥なんか見てる場合じゃない!

ショップの店員さんは実に淡々としている。(こちらは、打ち合せの電話を入れなければならないのに信用問題なのだよ。)「初期化したら電話番号のデータ消えちゃう?」「消えちゃうかも。クラウドにデータが残っていればですが…。」正直なところ自己責任であることは分かっているのだけれど、仕事上のデータが消去されてしまうかどうかは死活問題。こちらの焦りに対して、あまりにも淡々としているものだから腹が立って来ました。「このままでは電話にも出れないから、もう何とでもしてくれ!(半ば捨て鉢)」イライラが募る…しばし、時間が経過し…。「Googleアカウントから故障修理扱いしなくても復元できました。」問題の電話番号のデータは…クラウド上に残っていた。「イライラをぶつけてごめんなさい。本当にありがとうございました。」と詫びてはみたものの、オラって、世間一般に言う『モンスタークレーマー』だよなぁなんて考える。
何とか先方との打ち合せが出来ましたけれど、やはり集合時間が早まっていた。お年を重ねて円満にならずに、機器に振り回されて、むしろ気短になっている私。あ~やだやだ。携帯なんぞ川に捨てちまえ…って、お仕事にならなくなるのでねぇ。上手にお付き合いしていかなければならないのに、暗証番号だけでもいくつ覚えなければならないんだ?この前はキャッシュカードを更新したのを忘れて、古いカードを使って番号相違で右往左往したっけ…『オジSUN』ってや~ね(涙)

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コメンテーター

2020-01-29 06:41:50 | 転職

「ハコベ」か?「ウシハコベ」か?

スーパーの「七草粥セット」にも、間違えて「ウシハコベ」が入っていることもあるとか…かと言って、毒がある訳でもなく体制に影響はないでしょう^^;
ナデシコ科ハコベ属(Stellaria)ではあるが、独立したウシハコベ属(Myosoton)に分類されることもあるそうで、これは植物分類学者の世界の拘りであり、パンピーが花を畑で眺めている分には何ら問題はないのであります。ちなみに、画像のハコベは花柱(めしべの花頭と子房をつなぐ管)が3本なので「ハコベ」です。(ウシハコベは5本)こんな風に素人が知ったフリをして、無い知識をひけらかしたとしても迷惑をお掛けすることは少ないと思いますが、Net社会の弊害として、「無い知識」が堂々と世界に向かってUpされてしまうことであります。「知る権利」という錦の御旗を振りかざし、学識経験者と言われる方々のコメントを求め、いらない情報をタレ流しても「報道の自由」という要塞に逃げ込む…お詫びの記事なんて、見つからないように小さく載せるのがマナーのようでありますから^^;
最近の我が家の話題は「新型コロナウイルス」による「新型肺炎」の話題であります。


『寝子部長』の手形による決裁…彼女は素人である。

「新型コロナウイルス」に対する正しい情報は必要であります。しかし、医師でもない、ましてや微生物や医学の知識もない「コメンテーター」と呼ばれる方々のご意見って、こういう場合必要ですかねぇ…パンピーの報道による流され方を知る上では役に立つかも知れませんが、今必要なことは、いたずらなパニックや風評、差別を防ぐことにあり、予防法について正しい知識を普及することだと思うのでありますけれど、素人「コメンテーター」という方々のご意見がこれを邪魔しているような気がします。我が家の長女『有季菜先生』は、ことさら感染の広がりを心配しておりますが、『夢屋農場長』は、手洗いを励行すれば今のところ大丈夫という見解。(根拠は無い^^;)中国武漢市に渡航歴のないバスの運転手さんが「新型肺炎」を発症したという事実は、人-人感染(飛沫感染)の可能性をより確実にしましたが、バス乗客に保菌者や発症者が居たという事実は確認されておりません。「中国では、倍々ゲームで感染者が増えている!」とヒステリックにアンカーが伝えますが…今まで、中国においても、まともな感染者調査をしてこなかっただけでしょう。(どこまでも斜に構えております。)
加藤厚生労働大臣には申し訳ありませんが、彼が感染者数を公表している内は大丈夫!(これも根拠なし^^;)厚生技官(医師資格有り…臨床経験はないだろうけれど)がお出ましになる頃が「憂慮すべき事態」と勝手に解釈している『コメンテーター夢屋農場長』でありましたとさ…だって、質問されても、専門外の大臣では『お答え』できないでしょう。責任の所在は曖昧な方がよろしいというお国柄でありますから(笑)

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ゆく川の流れは

2020-01-28 06:31:47 | 転職

ゆく川の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず 「方丈記」より

時間に縛られない冬の『お百姓さん』は、流されるままに「国会中継」なるものを拝見したしました。お呼びが掛かることなどない「桜を観る会」や、行って賭けるお金もない「IR」などどうでも良いこと。総理の立場として公的行事を私物化したこと、利権に目が眩んで賄賂を受け取ったこと。誰が見ても明らかに映る事柄を取り上げて資質を正すなら次に選ばなければ良いだけのこと、将来ある若者たちに我々は何を慎み、何を残すべきかを議論すべきではないかと思うのでありますけれどねぇ。観ているだけで不機嫌になり、政治不信を高めているのは「あなた方の下らない議論」ではないかと届きもしない天に唾するのであります^^;


カルガモの群れの中にもマガモ♀が…

ハクチョウの餌付け場で群れているオナガガモ♂♀に邪魔されて「マガモ」が見つけられない。青物の納品で毎朝気になっている在所の河原にカモの一群が居ることには気付いておりましたけれど、どうせオナガガモであろうと高を括ってスルーしておりました。今朝は何やら予感めいたものがあり、カメラを向けると「マガモ♂♀」の一群ではありませんか。20mほど離れた上流には「カルガモ」の一群が居る。この程度の距離では『棲み分け』とは言わないと思いますが、グループ分けは出来ているようです。(稀に混じる輩もおりますけれど^^;)
「遠くの神様より近くの氏神様」なんてね。遠くの方がありがたく感じてしまうのもので、足元のフィールドを軽く見てしまう悪い癖…同じ禁猟区なのだから、餌に恵まれた方が住みやすいのではなどと考えるのは人間の浅知恵であり「鳥にあらざれば、その心を知らず。」と鴨長明さんも「方丈記」に認めておりますよ。


「遂に売る物が無くなってしまった。」

こんな言葉をはいたら従業員『ポン太郎君』は不安になってしまうわなぁ^^;
しかし、事実であります。今年の冬は雪が無くて、たまたま春先用の蔬菜が採れただけ、一年目の冬は準備不足であります。これが本格的に雪の降る年であったならば、1月から4月に掛けて無収入の状態が続き、夏場の9月間で一年の売上を達成しようとしたら容易ではありませんわ。冬を迎えるための秋作業の徹底(稲刈りが終わると一服つけたくなるんですねぇ。)と加工品の研究…この辺りが今後の大きな課題でありますが、今のところハウス建設という土木作業で手一杯でありますからねぇ。いつかは縦走してみたいと思っていた「吾妻連峰」でありますが、我が体力ではもう無理でしょう^^; 「いつかは、いつかは…」と念じてもアクションを起こさなければ何も始まらない。来季への準備は怠りなく、今のタダ働きが来年の冬に活かされる。経営者はねぇ、常に前を向いて歩み続けていると従業員を励まさなければねぇ。(山形県内の唯一の百貨店「大沼デパート」が倒産した日…老舗も時代の流れには抗えないのでありますよ。)

 

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踊り子と侍

2020-01-27 04:15:14 | 転職

「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思ふ頃、
雨脚が杉の密林を白く染めながら、
すさまじい早さで麓から私を追ってきた。」 (伊豆の踊り子より)

さすがノーベル文学賞作家…川端康成大先生の作品は、冒頭からツカミはO.K.であります。雪のない「睦び月」に、通常であれば「キュッキュッ」とサラサラな雪を踏みしめる頃でありますが、今年は「サクサク」と音を立て、足裏に霜柱を踏みしめる感触を楽しみながら畑を徘徊しております。総てを白く覆い尽くすはずの雪がない。けれども恋する貴女は来ない。貴女が来ないのは、降りしきる雪で来れないのではなく、ただ私がフラレただけのことであります^^;


「ヒメオドリコソウ」が真っ赤に萌えて綺麗です。

畑の中で、ナズナの花を見つけ、次いでヒメオドリコソウやハコベの花にカメラを向けている自分…不思議(不自然)な世界であります。昨日は「ナミハナアブ♂」が飛んで来ました。物陰に潜んで成虫越冬するタイプであれば、気温の上昇で出て来てもおかしくはない。戻るべき場所を間違えて、一気に冷え込む朝方に凍死さえしなければ問題ないことなのでしょうけれど。ましてや、精子を抱えた♀が、春先に産卵すれば種の保存には問題ない訳であり、こんな時、♂の役割って何なのよなんて考えてしまいます^^;
ハウスの中で、春菊回りの除草をしていたら、ニホンアマガエルが眠りを妨げられて、のそのそと這い出して来ました。(ありえへん!まだ、1月だと言うのに。)まぁまぁ、おかげで真っ赤に色付いたヒメオドリコソウやスイバを見ることが出来ましたので、得した気分ではありますけれどね。


日曜日なのだから身体を休めよう…

朝風呂に浸かって、気分も身体もリフレッシュ…しかし、生来の貧乏性は治らない。10年以上も放置していた「実体顕微鏡」を取り出して、年末に購入したカメラを充てがったら、何とか画像が撮れた。あとはアダプターを発注すれば、念願のミクロの世界に突入であります。(細かい性格が、さらに狭い世界に飛び込むようではある^^;)
ヒメオドリコソウの先端に弾けた「アオムシサムライコマユバチ」の蛹は、近くのアブラナ科の植物を食べたモンシロチョウの幼虫が蛹化する直前に飛び出したものなのだろうけれど、この繭にさらに寄生する「アオムシコバチ」もいるらしい。「万物の霊長」などという表現もありますが、最近話題の「コロナウイルス」…より高次な生物に侵入することによって、生命環を繰り返している訳だから、高次と言われる生物が存在しないと存在し得ない生命体であり、最も原始的な無生物と生物の間にある生命体が、最も進化した姿かしらなどと禅問答にも似た思考を繰り返しております。いかんイカン!もっとマクロな物の見方をしなければ…大切な日曜日の午後、俳優の不倫騒動なんぞ、何の役にも立たないテレビ番組を垂れ流しするよりはまだマシかのう(笑)

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ごんぼ猫

2020-01-26 05:48:42 | 転職

休日のお昼に「スープスパ」

土曜日の朝、二度寝が効いて遅起きになってしまいました。(それでも7時に起床しておりますけれど^^;)たまには休息をと考え、最近、群れで飛んでいるハクチョウが気になって「バードウォッチング」なんぞに出掛けてみました。(まだ北帰行には早いと思いつつ、ハクチョウの鳴き声が気に掛かる…案の定、朝の観察記録は6羽、私が到着した時には0羽、雪の無い田んぼに餌を求めに出張中なのでありましょうかねぇ?)そんな訳で、幾ばくかの青菜を収穫し納品したらお昼になっておりました。オッカーは実家に両親の様子を見に行っているようでありますし、『でぶ九郎♂』は朝から旅に出掛けたまま、遅起きの娘、息子に餌を作るのも腹立たしいので、自分だけのひと時(昼食)を楽しみましたけれど。


『シロ♀』とお昼寝していたら侵入者が…

我が在所では、尻尾の短い猫(いわゆる「かぎしっぽ」)を『ごんぼ猫』と呼ぶ。遺伝子の変異によるものとのことなのですが、「幸運を招く猫」ということで、子猫の内に切ったという風説を信じ込んでおりました。もうひとつ、『ごんぼ(牛蒡)』なら、尻尾の長い猫を指すんじゃないの?と。福島県の一部でも『ごんぼ猫』と呼ぶようだから、「ごんぼの様にポキリと尻尾の折れた猫」と勝手に理解しております^^; お昼のビールにほろ酔い加減でお昼寝していますと『でぶ九郎♂』が男磨きの旅に出掛けていることを良いことに、『第2サティアン』周辺を徘徊している『ごんぼ♂』が侵入し、エサをカリカリ。小柄な猫なので、雄かなぁ?雌かなぁ?なんて考えておりましたけれど、今日初めてタマタマが見えたので、『ごんぼ♂』に命名!『でぶ九郎♂』は徹底した平和主義者(弱っちいだけですが^^;)だから、エサが減るのはコヤツのせいだったのねと納得しておりますが、「貧乏人からエサを盗まず、社長宅に行け!」と再教育する必要があるようですなぁ。


気まぐれだから今朝も双眼鏡を忘れた^^;

さて、話は遡りまして、本当は「マガモ♂♀」を探しているのですが「オナガガモ♂♀」の大群です。3年ほど前にひと番い見つけただけです。ありふれた光景(オナガガモだけ)と思っていると、『大人の眼鏡』が必要なお年頃の『おやじぃ』にも、首の赤いカモが微かに見えました。カメラを向けたら「ホシハジロ♂」のようであります。そして、画像を見ていたら『黒い塊』がひと番い…『クロガモ』は海洋性じゃないのなどと思いながら、全体像が撮れていないので分かりません。昔話の「鴨取り権兵衛」は、大量の鴨に運ばれて五重塔の相輪に引っ掛かるという失敗談のお話…「二兎を追うもの一兎も得ず。」が教訓のお話と理解していたのですが、和歌山県や岡山県に伝わる民話では、「芋づる式の一挙両得話」となっているようです。所変われば品変わる…見た。知っているという思い込みが、そこにあるものを見えづらくしているということが多分にあるようです。寒風に震えながら、教訓を得た『おやじぃ』は、双眼鏡を今度は忘れないぞと誓うのでありますが…三歩ほど歩くとすぐに忘れてしまう。そんなお年頃でありますよ。
『ごんぼ♂』も悪ささえしなければ、かわいい猫でありますよ。(ついでに^^;)

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番場の忠太郎

2020-01-25 03:43:05 | 転職

ダメ元で挿した「セリ」でありますが…

1月9日に「納豆汁」に使った「セリ」の根元をペットボトルを利用して台所に置いてみましたら、期待通り切り口からヒョロヒョロと「ひこばえ」が伸びました。寒さで育たないのではと思いながらも、ダメ元で井戸水(年間を通じて水温16℃かな)の排水路に3株ほど放置した株は、短いながらもしっかりと根を張ったようであります。これで来年用の種株は出来た予感…もったいないほど自噴する井戸水であり、これで排水路をきれいに整備すれば、自家用程度の「セリ田」になるのではなかろうかなんて、また狸の皮算用を始めております。
畑の「アサツキ」は野草として繁茂しておりますが、株分けもしないから小粒…壁屋さんの「舟」(モルタルを練る容器)を手に入れたので、来年は砂を主体にした培養土を作って栽培してみるつもり。きのこ類も含め、正月(冬場)の出荷作物を思案中であります。昨年9ヶ月間の出荷伝票を取り出して、播種から収穫までの期間を整理し、令和2年の栽培計画を立てる。夏場は作業に追われて、遅れおくれの作業になってしまった一年間を反省し、適期適作を進めるつもり…長男『ポン太郎君』の自立が鍵を握る一年になるようです^^;


『中トロ』なんて喰ってませんから…

さすが母子でありまして、うす暗い室内で二匹がにらみ合っていると、どちらが『デブ九郎♂』でどちらが『ジーコさん♀』か見間違うこともあるのですが、子どもたちの美男美女は母親譲りなのかも知れません。初めて『第2サティアン』に助けを求めに来たときには、子育てでボロボロ状態でしたが、『第1サティアン』で、友人『ノロ社長』の手羽先スープをゴチになり、毛艶の良い黒猫に変容を遂げた『ジーコさん♀』が久し振りにやって来ました。
一時期、座布団などに身体を擦り付け、盛んにマーキングしておりましたけれど、最近は『虎二郎♂』と仲良くしているとのことなので、実の息子を誘惑する行為は避けられそうであります。『子猫ちゃんず♂♀』は、ガン見されてビビリ上がっておりますから(笑)
彼女の狙いは「フード」ではなく、授乳中に与えていた体力回復用の「成分未調整牛乳」のようでありますが、最近は『子猫ちゃんず♂♀』もフードで十分なので、牛乳を与えておりませんから、それが不満のようであります。戯曲「瞼の母」の主人公「番場の忠太郎」は、実母「おはま」に邪険にされて怒り、むせび泣きますが…猫の世界では、一旦親子関係が切れると、個々の猫になってしまうようでありますなぁ。『子猫ちゃんず♂♀』は、仲が良いですよ…『番場のデブ九郎♂』が、男磨きの旅からふらりと帰ってくると『お登勢(シロ♀)』は、盛んに毛づくろいしてあげてますもの^^; 神戸で起きたネグレクト…猫の社会に当世の人間事情を重ね合わせて見る『おやじぃ』がひとり。作ることは簡単だが、育て上げることは苦労が伴うものでありますよ。

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日が延びる

2020-01-24 06:17:17 | 転職

「ナズナ」もアブラナ科…長日植物かぁ^^;

冬至から1ヶ月…日の入りが少々遅くなったような気がします。雪は無いけれど、春は確実に近付いております。同居猫『クロ♂』は今日も春のお勤めの旅に出ており、独り(一匹)残された『シロ♀』は、「ミミヒゼンダニ」の治療で動物病院へ、長男『ポン太郎君』は運転免許証の更新であります。農業専従者に労基法が適用されるのかどうかは不明でありますが、週30時間を超える労働時間であるし、時間最低賃金は保証しているのだから、正社員やフルタイム労働者と同一視される訳で、さらに運転免許証は業務に必要な訳だから、年次有給休暇を取得して更新申請に行っていただきましょう。(赤字の事業主は、懐が寂しくなるだけでありますけれどね^^;)後継者不足と言われますが、家族労働という名目に甘え、労働時間を無視して働かせるのも如何なものか?裁量労働制は事業主だけで十分でありますよ。
そんな自分で自分の首を絞めるようなきれいごとを並べ、雨に濡れた畦畔を見ていたら、「ナズナ」の白い花が咲いておりました。いつもの年なら雪の下、1月にナズナの花を見るなんて有り得へん!ナズナもアブラナ科の植物ですから、長日植物なんですねぇ…これまた、春が近付いている証拠でありますよ^^;


「寝る子は育つ」と言いますが…

自分もそうではあったのだけれど、若い時は『目が腐るほど』よく眠る^^;
今考えるに、人生は永遠に続くような気がしていた。(というよりも、終わりが近いなどということを意識する必要も無かった。)あと半年で還暦を迎えようとしている自分は、新聞のお悔やみ欄など見ながら、年齢の近い方々の訃報に触れる機会も多くなり、次第に『終わり』というものを意識せざるを得ないお年頃でもあります。ひとつの目安は親父の寿命…我が祖父は、50歳でこの世を去っており、その年齢を超えたとき、親父は仏壇の前で感慨にふけっていたという。ポツリとひと言「オヤジは良い男だったなぁ…。」(そりゃ~そうだわ。享年50歳の遺影だもの^^;)
ならば、あと20年は生きなければならないが、問題は『健康寿命』でありまして、どこまで現役で働き続けられるやら…植物は、花芽の形成に「暗期」の長さが関係していて、『限界暗期』が短くなると花芽を形成する植物を「長日植物」と分類する。「日の長さ」を希望とするならば、夢も希望も失せ始めるお年頃の私は「短日人間」かい?まぁ、日が短くなっても、もうひと花くらい咲かせることは出来るでしょう…くれぐれも「花」の意味を取り違えないようにしないとなぁ(笑)

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どじょっこ ふなっこ

2020-01-23 04:57:46 | 転職

ふゆになれば しがこもはって…

久し振りに雪が降って、感じるかんじる(寒いさむい…なら、寒じるかぁ?)
「どじょっこ ふなっこ」は、山形県の永遠のライバル秋田県に伝わる民謡が元唄であり、山形では氷を『しがこ』とは言わない。田んぼの用水路にも氷が張りました。どじょうは土の中に隠れ、ふなは深みでじっとしているはずだから、氷が張って、天井(てんじょこ)はったと思ったりはしないと思うのでありますが、3月のお彼岸あたりに気の早い釣り人はダム湖に張った氷を割って釣りを始める。一面氷の世界で、そこに魚が寄り付き釣れ始めるから、あながち「天井が張ったと思うべな。」という表現も的を射ている部分もあるようです。(お日様が差し込むのが原因かなぁ?)


3日前の用水路…今年は不夜城であります^^;

今では通水量が管理されているので、冬の用水路は管理用水程度の水量しかありません。いつもの年であれば、用水路は雪で覆われ、夜が来たと思い込んでいるとのことであります。生き物たちはどこかに隠れているはずであり、無理して起こす必要もない。春になれば、また元気な姿を見せてくれるものと信じて眺めております。


今年は蔵王の樹氷もミニサイズなんですと

「樹氷」は霧氷の1種で、気温△5℃以下の環境下で風の弱い日に発達するとか。俗に『海老の尻尾』と呼ばれるものであるから、木に雪が積もったものではない。雪が降ったと言っても、今年はこの程度ですから実に可愛いものであります。お陰さまでパイプハウスの建設が順調に進んでおります。長男『ポン太郎君』と二人でトンテンカンとやっているものだから、ご近所の方々からは「もうビニールを張るんですか?」なんて聞かれる始末であります。「日中、ただ居る(仕事もしないでいる)訳にも行かないので、春先の準備をしているだけです。」といちいち応えなければならないという厄介さもありますけれど^^;
我が在所は豪雪地帯だから、冬に野菜を作ろうなどという発想は起きませんし、加温して作ったところで経費倒れになってしまうのは明らかです。それでも秋に作った野菜を冬越しさせて、地物が不足する時期に高値で売ろうなんて発想なんでありますけれど、少雪の影響で「花菜」がまだ成長しております。今まで気付かなかった作物にも、少雪のお陰で偶然巡り会えております。どじょっこ、ふなっこが寝ている間に、『おにっこ』は色々と画策しているのでありますよ^^;

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外孫(外爺)

2020-01-22 06:58:46 | 転職

久し振りに町内ら~めん紀行^^;

雪である…高々5cm程度の降雪でありますが、豪雪地帯で雪を珍しがる自分が居る。前日の雨交じりの雪と違って、純粋に雪だけ降っていただいた方が濡れない分だけ土木作業は楽であります。雪だから青菜摘みは先送りにしたいところですが、雪が本格化すればもう売り物が無くなってしまうからと、ヒヨル自分にムチを入れて、凍える指で青菜を摘みに行きました。(雪よりも強風の方が辛かった^^;)一昨日は月曜日だから図書館は休館日、我が家で静養している義父に好物の餅を搗いて振る舞い、午後は自主学習(座学)…晴耕雨読ならぬ晴耕雪読。昨日は、義父が通院日でオッカーと出掛けるから久し振りにお昼はラーメンを食いに行こう。長男『ポン太郎君』を誘って、午後はまた昨年オープンした町立図書館で自主学習であります。(習ったことが無いから出来ないという昨今の風潮に対抗し、知識や経験は自分で積み上げていくものという自論を実践しておりますよ。)
話は前後しますが、町内某所のラーメンは魚介系のスープで実にシンプル…山形で言う「中華そば(支那そば)」は、こうでなければと納得しております。『ポン太郎君』のチョイスは味噌ラーメン。最近のゴタゴタ系の味噌ラーメンに慣れてしまったせいか、ラー油と味噌ベースのスープに物足りなさを感じてしまいましたけれど。まぁシンプルではある。(あり過ぎる^^;)


自主学習のテーマは、ハウス内の仕立て方…

恒例化した『お昼寝』をカットして、机に向かっていると眠気が襲う。今に始まったことではありませんが、やはり身体を動かしていた方が楽でありますよ。各県農試の資料なんか検索しておりますが、お絵のないペーパーは読み込むのが大変なお年頃になってまいりました。結局、今、中国を騒がせているコロナウイルスなんぞを調べている。『農場長』は時の話題をいち早くつかんでおかなければ…なんて言い訳をしながらね^^;
さて、夕刻家に帰るとオヤジ(義父)が居ない。そう言えば、実家に行く際に「ごっつぉさまでした。(ごちそうさま)」と言って車に乗り込んだっけ…そうそう、今回は21日の通院日まで我が家で預かるという約束をすっかり忘れておりました。「暖かくなるまで居ても良いのに。」しかし、車に乗ったオヤジの顔はにこやかでした。不便であっても自宅が恋しいということでしょう。俗に「外孫は可愛がっても懐かない。」などと申しますが、外爺は懐かない^^;
「お父さん、ありがとうございました。」なんて、オッカーが久し振りにしおらしく感謝の言葉を吐く。新婚初夜に「今日からお互いの親を交換しよう。」と約束したことなど、彼女はすっかり忘れているに違いない。ただ、その約束を今頃果たしているだけなのだが…気の利いた言葉が出て来ないので、「ああ!」とだけ応えた。
体力もかなり改善したようでありますよ…また、息子のところに来れば良い。大好きな餅を搗いて食べさせてやるから。

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