その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

遭難

2019-03-31 08:39:11 | 新規就農

山で遭難、海で遭難…

「自転車で遭難?」…ネットニュースの世界は、摩訶不思議な見出しが多い。思わず何のこっちゃと見直して、宮城・山形間の林道で道に迷って遭難したことが分かる。(無事救助されました…目出度しめでたし^^;)
「県境の林道で遭難」くらいに留めて欲しいなぁ…ところで、農業に向き合おうとしている今、雨で農作業に取り残される…「畑で遭難」ということは無いな^^; 折角、手に入れた長期休暇なのだから、のんびり作業に取り掛かろうと腰を上げようと思ったら、初日は雨…週間天気予報も雨、雪、曇の連続であります。出鼻をくじかれるというのはこんなものでありましょうか?「やる気の無い者は去れ!」などと訓示を垂れる前に、雨の前には手も足も出ない。これもまた現実。オーバーワークは長続きしませんよ。雨ならば本を読み、晴れたなら外に出る。スタートは、スローなブギで行きますかね。

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新規就農

2019-03-30 11:20:26 | 新規就農

さて「ふきのとう」を食べるとしますか^^;

朝起きて、世の中が変わって見える…そんな訳がない。退職しても仕事が無くなる訳でもない。むしろ、飯のためにアクセクと働かなくてはいけないのかとも思う。まずは『第2サティアン』のお片付けが仕事始めかのう?
365日年次有給休暇取得の一日目…送別会の深酒で頭が痛い^^; 退職祝いの酒のつまみは「ふきのとう」シンプルな生活の開始であります。

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ショーケン

2019-03-29 07:01:19 | 新規就農

東京はサクラが満開^^;

されど、山形はまだ紅梅が咲いただけです。「前略 おふくろ様」の手紙を読むスタイルで始まるドラマが、何故か記憶に残っております。グループサウンズ全盛の頃よりも、やや後半の頃との記憶でありますが、ザ・テンプターズのボーカルよりは、短髪の板前さん姿の方が、イメージのギャップに鮮明な記憶として残っているのかも知れません。
振り返ってみると、当時のショーケンの役処は、山形県上山市(お隣りの市)からの上京組であり、一度は上京して一旗揚げたいという山形の少年の記憶に焼きついているのかも知れません。携帯やメールなど無く、田舎のおふくろに連絡する手段は、公衆電話か手紙…遠い昔のお話であります。
「知らせが無いのは無事な証拠」などと言いつつ、やはり心配するのは親心、子どもたちだって、夢踊らせてと言いつつ、異郷の地で暮らすことに不安や戸惑いを感じながら生きている…いつの間にか、そこが定住の地と替わっていきますけれどね。「ショーケン」こと萩原健一さんが亡くなったとのこと、丁度10歳違いの兄貴でありますが、少々早いお別れであります。
さて、我が身は、本日をもって集団生活終了の日を迎えました。同期入社の同僚たちからは、鉢植えのシンビジウムを頂き、家族からは、本日の送別会で『おバカ』をしないように釘をさされ、退職の日を迎えましたが、そうそうおバカは治らない^^; 職場の机回りはきれいに片づけ、お仕事も区切りを付けたはず…おやおや、退職の報を聴きつけて、お電話でスカウトの話も舞い込んで参りました。しばらくは、ゆっくりしてくださいとオッカーがお断りしたようでありますけれどね。さてさて、最後の出勤のお時間でありますよ。

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意地っ張り

2019-03-28 07:01:12 | 新規就農

これは「パセリ」である^^;

3月28日出稼ぎも残すところ、あと2日となりました。まずは、雪囲いを片付けて、これからの活動拠点となる『第2サティアン』の掃除を始めなければと考えております。
「退職」という文字や知らせを見聞きして、来客や電話が入るようになりました。そこそこに社会活動をしていたのだから、そこそこの人間関係も出来上がり、そこそこに社交辞令を交わすのも習しというものでありましょうから^^;
さて、今日は朝から完成検査が入っております。これでお仕事も最後のはずである。(そうしたいのですが、何やら年度末に不祥事や事故、事件が起きそうで最後の最後まで気は抜けませんなぁ。)個人的には、満足のいく職業人生だったと振り返り、あとは自分のために生きることを決心したのだから悔いはない。自分の机回りも片付けて、引越し荷物の少ないことに気付く。やり尽くした成果と勝手に解釈しておりますが…3月28日は「ミツバ」の日なんだそうでありますよ。食用のミツバは、セリ科であって、我が在所の方言でクローバーのことを『ミツッパ』と呼んでおりましたが、当然違う代物であります。花言葉は「意地っ張り」…意地を張り続けた職業人生でありましたが、これからも、お得意の「意地」を張り続けることができますかねぇ。気分はワクワク、そう信じて最後のお仕事をこなしますか^^;

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オンリーワン

2019-03-27 07:12:44 | 新規就農

「世界に一つだけの花」

第91回選抜高等学校野球大会の入場行進曲…連日、名場面や奇跡(悲劇)が繰り広げられております。高校生たちの汗は爽やかで、オヤジたちの汗にはネバつきを感じるのは自虐というものでありましょうか?
昨日、ある女の子があいさつに訪れました。めでたく高校合格…希望に胸を膨らませております。高校時代、大学時代と人生で最も輝ける時期かも知れません。(事実、希望あふれる笑顔は、幸せそのものであります。)汗の爽やか感もネバネバ感も、時を重ねるごとに、身体に溜まった憤りや鬱憤が一緒に出てくるかしら?などと『オジSUN』は、失ってしまった若さを妬んでしまったりする^^;
世界にひとつだけの花…「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン♪」子育ては、いや、子どもたちは、それぞれ特別なオンリーワンである。しかし、科学や技術革新の場面では、独創的(オンリーワン)でナンバーワンが求められる。某代議士が「2番ではダメなんですか?」と官僚を質した映像が今でも脳裏に焼き付いておりますが、「ごめんなさい。技術はナンバーワンでなければ、世界で生き残っていけないのです。」と官僚の反撃コメントも欲しかったなぁ…なんてね。
ただ、漫然と生きているだけでは、ナンバーワンを求める必要もないが、商品のオンリーワンを求めることだって並々ならない努力の成果である。『オジSUN』たちの額の汗がネバつくのは、そうした鬱屈した老廃物の塊が吹き出しているからに違いない。
子どもたちが、オンリーワンであることに違いはない。仕事にひとつの区切りをつけ第一線を退き、次の目標に向かうとき、歳を重ねても『オジSUN』の額から流れる汗は、ネバつくのでありましょうか?爽やかな汗を取り戻したいものとも思うのでありますが、生活に追われて、さらにネバつきを増しそうな勢いではありますなぁ^^;

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解散

2019-03-26 07:00:01 | 新規就農

「カタバミ」の花言葉には「輝くこころ」も

年度末の引き継ぎシーズン…出稼ぎ先では後任者も決定し、また、何事も無かったように新しい年度が始まることでしょう。我が集落の生産組合は、遂に4名となり、会計報告を兼ねた総会も解散を決議することに。転作は「転作組合」が実行し、『オラだの農協』に出荷調整する会議も大規模農家3軒で相談すれば済むことで、特に「生産組合」を組織する必要もなくなったことにもよります。
「農業者年金を受給し、経営は息子に移譲…今年からは息子が主体となって打ち合せには参加します。」後継者に道を譲り、第一線を退きます…まぁ、農作業は続けますけれどね^^;
農家戸数が減って、生産組合員も減少する…その分だけ農地が集中したという結果でしかありませんけれど。もしかすると農家戸数より農協職員の方が多くなるのではないか?なんてね。生産年齢人口よりも、未成年者や高齢者数が上回るのではないかといった人口構成と同じでありますよ。
こうした歪な構成であれば、必ず隙間が出来上がる…隙間が出来れば、自ずと生き残る空間が出来るのではないかなどと当てのない空想を巡らせているところであります。早速、購入した列車時刻表で、山形県一周の計画を練ってみると、オッカーはメガネの上にハズキルーペを掛け、オヤジは老眼…否、『大人のメガネ』で見ないと読めないこの現実^^; それでも会話は広がります。まぁ、誘ったところで一緒に出かけることは無いだろうけれど、当てのない空想も当てのない旅も、少々心が弾んでおります。お金は無いけれど、贅沢な時間は過ごせるような…「輝くこころ」を大切にしているところでありますよ。

 

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時刻表

2019-03-25 20:00:56 | 新規就農

警鐘?燈籠?火の見櫓?

朝起きて、投稿しようと思いましたら、「gooblog」メンテナンス中???
連続投稿もこれまでと諦めて出社しましたが、投稿が途絶えるのも腹立たしいので、今頃になって日記を書いております。昨日は、久し振りに野釣りのお誘いと思いきや、生憎の雪模様…おバカな釣師たちもさすがに萎えてしまったようであります。釣り仲間の会で送別会を行っていただきました。(もう何度目の送別会なのだろう^^;)とある酒豪は、最後は大人用のオムツをして毎晩飲んだという伝説もありますから、退職前に体調を崩すなんてのもバカバカしい…気の置けない仲間たちなので、少々飲んでも残りませんでしたけれどね。(オッカーの冷たい目線だけは感じておりますよ。)
さて、昔いただいた図書カードで列車時刻表を買ってみました。これなら、お金が無くても旅はできる。農業で少々稼げるようになったなら、ローカル線を乗り継いで旅をする。お金は無いけれど、持て余すほどの時間だけはある…学生時代に戻った気分で、もう一度生き方を考えて見ることにいたしましょう。
今夜のところはここまで…手帳と時刻表を片手に良い夢を見ることにいたします。

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ごま塩

2019-03-24 09:35:51 | 新規就農

「胡麻」とネギの種の違いが分かる?

自家採取した「ネギの種」…縁側に干していたら、泥棒が「胡麻」と勘違いして盗んで行きました。皆が貧しかった遠い昔の笑い話であります。匂いや形で分かるようなものではありますが、泥棒さんも慌てていたに違いない。
「ごま塩」は、1対1が基本分量のようですから、ふりかけにしたら、ご飯を胡麻で食べているのか、塩で食べているのか分からない。(いや、間違いなく塩気でご飯をかき込んでいる。)胡麻自体は、抗酸化作用のある健康食品とされていますが、塩分控えめな生活が推奨される世の中では、健康と不健康を合わせてかき込んでいるようなものでありますけれどね^^;
子どもの頃、お祝い事で赤飯が出れば、ごま塩は付き物でしたが、大人になって、お赤飯を食べようと思うと、ご飯と違って飲み込むのに詰まる時がある…胸焼けもしそうでありますが、ごま塩でつかえを取っていたりして^^; 火事や災害現場で炊き出しに使われるのが、ごま塩のおにぎり…大量に握られるので、海苔なんて使っている余裕がございませんから…腹を空かせた現場ではありがたい食べ物ではありますが、懐かしいなどと不謹慎なことは言えませんなぁ。
白と黒のごま塩頭…こちらは、お年のせいだからどうしようもない。昔は、畑に植えて、干してたたいて収穫したものでありますが、日本で消費される胡麻は輸入品の時代ですからねぇ。干してたたいて黒くなるのなら、頭を庭先に干してみますかねぇ…今朝も小雪が舞っております。

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朝雉鳴くは…

2019-03-23 09:05:31 | 新規就農

『さくら君』の初めての冬

3月の初めにはまだ沢山の雪がありました。あれから8回目の春…今年はねぇ雪がない。「ケーンケーン」というキジの初鳴きと肌寒さで目が覚めると、あれまぁ…また薄らと雪が積もっておりました。昨夜は大御所たちとの飲み会。送別会というよりは、酒の肴役でありますが、やはり何故辞めるのかという質問のオンパレードでありますなぁ。信念の無い仕事に取り組むよりは、信念を持って「楽しみ」を求めて辞めることを決意したはずですが、理解はしていただけないことでしょう^^;
ただし、「楽しみ」も仕事に変化した時点で、苦しみに変わってしまったりしてね…職場の軒下に大量のサビた金属片が落ちておりました。風の影響とも考えられない…何で?スズメのご夫妻が巣作りの場所を探していたようであります。(少々気が早くね?)キジの初鳴きも心なしか早いような気もする。生き物たちは、当然のように春を感じて活動を始めたようであります。我が活動計画は…今朝の小雪でまた先延ばしであります。(こんなことで飯食えるのかねぇ?)
「朝雉が鳴くは晴れ、夜鳴くは地震の兆」とか…『さくら君』君の8回目の換毛期で、お父さんの黒いジャージもスエットも毛だらけなんですけれど…雪が融ければ春になる。春になったらお父さんも農家1年生でありますよ。

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彼岸荒れ

2019-03-22 07:11:02 | 新規就農

「ウシハコベ」の花も春を運ぶ…

「春一番」…立春の頃からお彼岸の頃まで吹く南よりの強い風とされますが、東北地方は除かれるのでありますと。そうねぇ、雪の多い年は、まだ雪が残っていて、墓石もまだ雪の下ということもありますから、お彼岸の頃に強い風が吹いたとしても、まだまだ雪混じりの強い風ということもありますのでね、それでも着実に春の訪れを告げる風物詩であることに違いはありません。そして、昨夜は強い風が吹きました。
私が中坊の頃に一世風靡した「キャンディーズ」が「普通の女の子に戻りたい」という名言を残して芸能界を一旦去りましたが、実質活動していたのが5年程…春の訪れとともに現れ、春一番とともに去っていったようであります。(結局、いろいろな形でテレビには復帰しましたけれど^^;)
さて、強い風が吹いた翌日、「春一番」とは言わないが気温は上昇しそうであります。しかし、まだまだ、小雪がチラつく予報も…東北はこうしてゆっくりと春が訪れる。桜の開花予想も思ったほど早い訳でもなさそうであります。(山形市内は4月11日)ようやく紅梅が何輪か花を咲かせ、枯れ草の下から緑色の若草が芽を出し始めました。春なんだよなぁ…お勤めもあと6日間、今夜はまた送別会と打ち上げでありますが、大荒れにならないように大人しくしていることにいたしましょう。

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