ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

221231 墓碑銘2022,私のR4年!NHK「ドキュメント72時間」市民は小さな幸せに生きる。

2022年12月31日 | アフターセブンティ

 令和4年、最後のブログ投稿、大晦日です。

昨日、妻と墓参、なんと墓は雪に埋もれていた。初めての体験。私の家の周辺はまったく雪は残っていなかったが、車で20数分、山手にある霊園に近づくにつれ道路サイドや田んぼに雪が残っていた。いつものように嫁方の墓にむかうとなんと一角全て雪に埋もれていた。雪を掻きだすだけで一苦労、手足がしびれる。北国の人たちのご苦労がよくわかる。軽キャンに積んでいた長靴に履き替えての作業だったがスコップは載せていなかった。あいかわらずほったらかしの墓地が増え、汚い。先日、10年分の管理料9万8000円ばかり振り込んだが一体どこまでの管理が含まれるのか?だね。妻が「こんなところに入りたくないわね、樹木葬にしてもらいたい」などともらす。まあ気持ちはわからなくはないが。

昼、帰宅。カップうどんをすすり、新聞に眼をやると「墓碑銘2022九州」。九州ゆかりの著名人の追悼特集。物故者の一覧をみていて梅野重俊さん(71歳)の名前を発見。トーフ湯葉の和食チェーン「梅の花」の創業者。私の現役コンサル時代、ユニーク破天荒な社長だった。幹部研修をやりながら皆で上場しようと誓い合った思い出がある。一時九州を席巻したスーパー、寿屋の壽崎肇創業者(96歳)、トップ会合によく来ていただいた、なつかしい方。長崎国見高校サッカー部をひきいて6度も全国1をはたした小峰監督76歳。6回も優勝させたのだね。まあ私も77歳、いつ神の思し召しがあっても不思議でないこと痛感。

京セラを世界的企業に、日航を再建した稲森和夫さん、衝撃的事件でなくなった安倍元総理、ソニー会長の出井信之さん、世界的デザイナー森英恵さん、新日本プロレス、議員のアントニオ猪木さん、元都知事の石原慎太郎さん、歌手の西郷輝彦さん、落語家、三遊亭円楽さんなどそれぞれの分野で活躍、新聞紙上をにぎわした方々がなくなった。

半面,市井で静かに、あるいはコロナで家族が悖ることすらできずになくなった人も多くいらっしゃるに違いない。

 

私の好きな番組、NHKの「ドキュメント72時間」年末特番。狭くて広い日本、新聞やテレビに出ることもない市井の人々のそれぞれの人生が浮き彫りにされる。まさに島倉千代子の「人生いろいろ、男もいろいろ、女もいろいろ」、都会でも地方の片田舎でも,じっと頑張り、角打ちの酒屋やうどんの自販機の前でのひと時、人との触れ合いに生き甲斐を見出している。

政治、経済、社会、スポーツ、芸能など今年の内外の十大ニュースの記事。私の令和4年、記憶に残る出来事。知床沖観光船の遭難沈没での多数死者、人災。経営者の理念失楽。過去にもあったとはいえ日中、選挙演説中の安倍元総理の暗殺事件。サッカーワールドカップでの侍ジャパンの活躍、メジャー大谷翔平のベーブルース越え、投打の規定打数,投球回数クリア、来期44億円契約。閣議決定での防衛費予算の拡大、敵地攻撃を可とする、専守防衛理念の放棄、エリザベス女王や京セラ稲盛和夫さんの逝去などが頭に浮かぶ。

つつましい市井の年金生活者のわが家の十大ニュース?ここ3年のコロナ禍のおかげでステイホーム体質が定着してしまった。妻と何があったか?と話す。思い出すのに苦労する。無理やり引っ張り出したのが以下の項目。①岡山の息子夫婦の企画で2泊3日京都紅葉めぐり ②孫娘が高校に入学 ③息子が外資系薬品メーカー早期希望退職、前の会社に再就職 ④5回目のコロナワクチン副反応なし ⑤私のギックリ腰回復に1か月かかる(11月) ⑥九州国立博物館でのボランティア活動再開 ⑦5月に屋根塗装リフォーム(10年ぶり)⑧軽キャン活用写真撮影低調、写真コンテスト、筑紫野市制50周年のみ(11月)⑨任天堂ソフト、ピクミンブルームで家族5人での週間10万歩チャレンジ(ウオーキング習慣ができた。妻は万歩ウオーカーに。我々の安否が子供たちにわかる)10番目は出ず!

こんなつつましい1年でしたが幸せ、幸運な年であったというべきなのでしょう。お陰様でこのブログもリタイア後の十数年で累計訪問者が57万をこえました。読者の皆様こそが私のボケ防止にご協力いただいているものとあらためて感謝申し上げます。新型コロナウイルスの第八波が来ているようですが政府のお膳立てにうかうかとのらないようご注意いただき、どうか良いお年をお迎え頂きますように!本年はありがとうございました。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221229 年末掃除、妻の凄さ!15か月ぶり蕁麻疹薬中断!!右下奥歯銀かぶせ外れ!!!水分不足で便秘!!!

2022年12月28日 | アフターセブンティ

 令和4年も残すところあと3日。ギックリ腰も収まって、正月に向けた妻の買い物や家内外の整理清掃清潔作戦にかかわっている。ぼけっと書斎の椅子に座ってると檄がとぶ。築26年のわが家、妻の不断の手入れのお陰で美観を保っている。窓ガラスの磨き上げ、これが難敵。窓ふきと称する薬剤をつかっても水垢のようにこびりついたのはなかなかきれいにならない。私は適当に仕上げてしまうがなかなか妻のOKがでない。

(わがやのシロハラ、堂々としている)

 夕方、妻が台所廻りのリフレッシュ。ガスレンジ廻りのクリーアップ。余計なことをしても邪魔者扱いされるので2FにあがってLEDスタンド、照明がかりに徹する。妻の手先に照明をあてて作業がスムースにいくように支援。しかし換気扇からガスレンジ壁面、ガスレンジ自体のクリンナップ、妻の、手際よさ、主婦の凄みを感じましたね。サシスセソ、裁縫、躾教育、炊事料理、洗濯、キレイ好き、掃除!昔の女のモデル!しかしすばらしいと思いますね。

(雪の中どっしりと沈着冷静)

去年の夏再発していた私の蕁麻疹の薬、抗ヒスタミン剤のセチリジン、ファモチジン(通称ガスターテン、胃酸抑えの胃薬、これがヒスタミンをおさえる効能をもち、私の蕁麻疹にセチファモ体制が効いた)の飲用をストップして2週間、蕁麻疹を発症することなくきている。どうやら脱、蕁麻疹に成功したようだ。

パブロン鼻炎カプセルや気管支炎抑制吸入薬レルベアなどを服用したときは蕁麻疹薬を飲まずにいた。なんとなく予感がして2週間前飲用をストップした。蕁麻疹がでない。15か月ぶりに蕁麻疹薬から解放された。よかったですね。蕁麻疹とは5~6年の付き合いだがその間1年ほどでない時が2回ほどあった。蕁麻疹は厄介でドクターも原因を特定できない。やれやれです!

5年ほど前、近くのH歯科医で施術した右下奥歯の銀かぶせが10月頃、食事中、ぽろっとはずれてしまった。今、通っているF歯科にいくと土台となる歯根が折れてしまってます。応急措置で接着しなおしますがすぐはずれるかもしれませんよ。今度はずれたら歯根ごと抜くしありませんという。あれから2か月、まだはずれていないが鈍痛をおぼえるようになったのでF歯科再訪。週刊誌ネタだがこの銀かぶせ手法は安直に歯医者がやるらしく歯を失うケースにつながりやすいという。右下奥を抜いてしまえば、上奥はまだ残っているのでもったいない。サードオピニオンに期待するしかないのだろうかね。やれやれ。

今まで便秘に苦しんだり、痔で悩んだりなかったのだが、この2~3日、肛門のあたりまで来ているがそれから先が糞詰まり。調べてみると水分不足で肛門間際で固くなってしまうらしい。いきんでみてもうんともすんとも出ない。3日目、1~2回諦めたが3回目、催してきた。死ぬ思いでいきんで固い太いのが出てくれた。ウオッシュレットで肛門を緩めながら大変だった。いやはや直腸がんなどで排便障害に苦しむ人が多々いるそうだがその大変さを実感。出るものが出ない苦しみ。明日から1日水2Lに挑戦しよう

いやはや、人生の苦しみを予感してギャーと泣きながらこの世にうまれでて、世の中の荒波、人間関係のごたごたに苦しみ、老いをむかえて、そして病に倒れ,死んでゆく、生老病死は誰一人避けることができない人間の宿命だが。

妻のうまい手料理に舌鼓をうちながらこの状態がいつまで続くやら思いながら日々をすごす毎日だがR4年もあとわずか。あまりじたばたせずに過ごしたいものですね!!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221225 クリスマスイブ、赤ワインで!平和ニッポンが危うくなる雰囲気だが!駅伝、厳寒の京都で高校女子駅伝、個の力で差がつくものですね!

2022年12月25日 | アフターセブンティ

 戦時下のウクライナのクリスマスイブ、防空警報がなって、地下壕に市民が避難する映像!ロシア正教ではクリスマスは12月初めだったらしいがロシア離れで欧米流に24,25日にクリスマスを祝うということになったらしいが。地球上のそれぞれの国の論理があるようで世界一律とはいかんようですね。

 ならず者ビンラディンやフセインに対し暗殺をしとげたアメリカ、同じように世界に牙をむきかねないプーチンを抹殺しなければ収まらない。イギリス諜報員007の映画並みのことが起こらない限りロシアのウクライナへの侵略戦争は終わりそうにない。プーチンは暗殺を恐れているらしいが。もし暗殺されたら世界にむけて核弾頭付きの大陸間弾道ミサイルが自動発射される仕掛けにしたと宣言するかもしれない。放射能が地球を覆い、人類が絶滅。生きのこる人間がいた時、彼らが地球を再生できるか?

(テレビ画像より)

 日本も中国がロシアと同じように力で日本に攻め入ってくる恐怖感で防衛費GDP2%にしようとしている。日本の77年の平和を守ってきた平和憲法、専守防衛、これを細田政権は破棄しようとしている。戦争など理不尽なもので理屈関係なく勃発する。ほんとに危うい国になろうとしている。

 わが家のクリスマスイブ。キリストの生誕祭。わが家は浄土真宗。南無阿弥陀仏。いつものように洋風に料理を妻が作り、スマホでマライアキャリーのクリスマスソングを聞きながら残り物の赤ワインで乾杯。平和日本、ありがたいことです。

 未来の日本を背負う若者たち、高校生の駅伝が寒い京都で行われている。47府県の代表校が出場。女子は10時スタート。有力高校には他のスポーツ同様、外国の留学生。パワーの違いを感じさせる走り。5人の選手がハーフマラソンを競う。外人枠一人とか規制があるのかしら。

 

 区間によって距離が違うがまあ5~6kmを走り切る脚力ある選手を選んでいるはずだがヨレヨレで力尽きそうになる選手もいる。

 

仙台育英、神村学園などの優勝予想に反して長野東が初優勝。長野東の村岡選手など走りっぷりは外人選手並みだったね。一区で10位以下におちた神村学園がアンカーの留学生がゴボウぬきで3位表彰台をものにした。サッカー同様、この選手の力量が勝負を左右するようですね。12時、男子がフルマラソンのコースでスタート、さてどこが優勝するか?!

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221222 JAF40年会員!早速、バッテリー上がり!城山公園へ充電ドライブ、クロツラヘラサギ?!!

2022年12月22日 | アフターセブンティ

ロードサービス救援のJAFから会員証と40年会員のシールが届いた。妻は家族会員で年会費は2000円、私の分と合わせて6000円。40年というと私が37歳の時、昭和57年にJAFに加入したことになる。JAFは設立1963年、昭和38年だから創業59年と言うことになる。

今日、早速、買い物先の妻から電話。プリウスのトランクが開かない,エンジンかからない。朝、家から出かけられているのにおかしな話。JAFにTEL,1時間くらいかかると女性スタッフ。

現役時代はあまり救援コールをした記憶がない。リタイアしてから年に1~2回救援してもらっている。事故はないが主にバッテリー上がり。来てもらえるのは有難い。

雪模様で外気が冷えてくるとバッテリー上がりが起こりやすい。今年は2月に救援に来てもらった。ドアランプが通電状態になっていた模様。天下のトヨタ車にこのケースの警告システムがない。

とにかく来てほしいというので軽キャンででかける。途中、電話ありJAFが到着、バッテリーでしょうということ。現場に行くのは中止して息子からの依頼物の買い物をして帰る。妻が帰っていた。エンジンはかけっぱなし。ところがトランクが開かない。何故JAFに聞かないんだ?といってもらちがあかない。取説を引っ張り出すと全ロックボタンが押されていたようで解除すると開いた。やれやれですね。

とりあえずエンジンを切って、腹ペコだったので食事をすませて、充電運転のため車で25分の城山公園へ車をとばす。メタセコイヤが寒々しい公園、雪交じりの霧雨。池にクロツラヘラサギらしきのが十数羽。別の群れはダイサギとカルガモ?寒さのせいかあまり動かない。そうそうに退却。ガソリンをいれて帰還。

データを調べてみると5年ほど前にバッテリーを交換している。走行は年2~3000KMと少ないが経年変化でバッテリーも弱るのだろうか?

ところで野鳥図鑑で調べてみるとヘラサギのようだ。絶滅危惧種のクロツラヘラサギは眼のあたりが黒いとか。

寒気団がやってきている寒い日のひとこまでした。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221219 初雪、メジロがキュート!アルゼンチン、36年ぶりWC優勝、仏と激戦の末PK戦制す、決勝にふさわしい壮絶な戦い!!

2022年12月19日 | アフターセブンティ

 昨夜から雪が。「鎌倉殿の13人」をみて21時就寝。やはり三谷幸喜の演出は非凡だね。13人とは何かと始まった時から思っていたが、義時が鎌倉幕府維持のため親族も含めて抹殺した人間の数だったのだね。義時が実の姉の北条政子に毒消しの薬を捨てられ死んでゆく、姉が地獄から解放してやるために弟の義時を死に追いやった。画面が暗くなりスタッフ名が流れ、政子のすすり泣きが聞こえ、完のエンドマーク。にくい演出でした。

 零時半、眼が覚めトイレへ。NHKTV,カタールワールドカップの決勝、前半40分、アルゼンチンがなんと2対ゼロで前回覇者のフランスをリード、メッシュがゴールをあげているがフランスはシュートゼロと言う。フランス,エムバぺどうなった?

 眼がさえてしまい後半もみる。30分までゴールなし。35分、フランス、エムバペがぺなるティキックを決め1点差に。

直後に味方のワンツーでゴール前へ、浮いたボールに合わせ、倒れ込みながらエムバセが強烈なボレーシュートを決め同点。延長戦へ。早々、メッシュがゴールを決め3対2、これで決まりかと思いきや延長後半、なんとエムバぺのハットトリックで再び同点、時間切れ。PK戦へ。

両エースは決めたがフランス2人目が止められ、3人目が枠を外し、アルゼンチン4人目がゴールを決め4-2でアルゼンチンが36年ぶりの優勝をもぎ取った。決勝に進んだ最強のチームどおしの激闘でしたね。スピードあふれる圧倒的な攻撃力、歴史に残る激闘をみせられ私の交感神経はバッチリ、その後眠れず、頭がぼーっと。

6時半起床、初雪が庭先を白く化粧。朝一からメジロのつがいがやってきて、枝につけてあるミカンをついばんでいた。先般からみていた九博の剥製野鳥にはみられないみずみずしい生命を感じましたね。キュートなメジロにぼーっとした頭が癒されました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221215 寒い! 熱いメジャーの年俸!! 九博、バードウオッチイベント!!

2022年12月15日 | アフターセブンティ

24節気、「大雪」の次候、「熊穴にこもる」、暦通り日本全国寒波に見舞われている。寒いと身体がちじこまる。

 日本を熱くさせたサッカー、カタールワールドカップもいよいよ決勝、前回覇者フランスと久かたぶりの優勝狙うアルゼンチンの戦いとなる。今朝は大サポーターの応援虚しくモロッコがフランスに負けた。あれだけの大応援団、さぞかしがっくりきただろうね。パス回しの中で瞬時のチャンスをいかしてゴールできるかどうか、野球でも同じだが1点を争うゲームは緊迫する。サポーターたちは瞬間の大歓喜を期待しながらひたすら声を出し続ける。これほどまで熱中、熱狂できるサポーターは幸せですね、何も心配事はないのかと言いたくなる・・・

 一方野球界はメジャー、国内とも年俸闘争、さらにFA移籍交渉の時期、アメリカなどはプロの交渉請負人が躍動する。下馬評では評価が低かったオリックスの吉田正尚が敏腕交渉人の手腕とかで一発で5年124億円を仕留めた。かたやソフトバンクの年俸260万円の育成選手上がりの千賀投手が5年103億円で契約。大谷とMVPを争ったヤンキースのジャッジなどは10年、500億円前後だったか?超ド級契約。日本人選手の国内チームでの最高年俸が6億円ちょっと。千賀は一挙に年俸20億円超となる。これでは誰でもメジャーにいきたくなりますね。5年おれば英会話もできるようになるしね。

 別格大谷翔平は来期年俸43億円でエンジェルスと合意に至っており、来期末、FA権を得たら60億、70憶のレベルになるとか。一体メジャーの球団経営の実態はどうなっているのだろか。彼ら超一流選手への高額投資への見返りは十分と考えてのことなのだろうけど驚きますね。J1など日本のサッカー選手で1億円プレーヤーは数名らしい。長友など海外で活躍する選手は2~3億とってるとか。

 日本のサラリーマンは40年働いて生涯獲得年俸が3~4億円あるのかしら、上場企業で。12月ボーナスシーズン。管理職以外の公務員平均は6~70万円とか。サラりーマンの平均年収が500万円くらい?彼らがなけなしの貯金をはたいてカタールまで応援に出かける。千賀投手が年俸20億円で税金半分としても10億円の金をどう使うか、奥さんの采配、知恵が問われる。10億円の金は月給300万で30年間保証される金額。あとの4年間40憶の金は1%複利で運用したらいくらの利息を生み出してくれるのか?

 仏教の教えは世の中は無常、高級旅館に泊まるようなもので一夜明ければ別の客がその部屋の豊かさを享受する。金持ちも一時的に高級な部屋にとまるようなもの。カネを持って死んではゆけない。大金を残したら遺族がもめるだけ。禍を残す。だから阿弥陀仏を信じ、永遠の心のやすらぎを得ることこそ大事でこのことを人生の生きる目的としなさいと説く。

 ボランティアをしている九博も4日でポンペイ展が終わり普通なら端境期で来館者も少なく寒空で閑散としかねない。そんななか、わが環境部会Uさんの企画提案になる「九博でバードウオッチング」が開かれている。

2005年の開館以来、ユニークな建物のガラス壁面に衝突死した野鳥たち46羽がいままで剥製に弔い処理されてきたものを公開し、九博を取り巻く豊かな杜にも関心をもっていただき来館者を増やす狙い。

1憶円の預金などほど遠い年金生活者がこのようなイベントに参画し、喜んでみてくれる子供たちや親御さんの姿をみて、心豊かになれる。こんなことが庶民の幸せというものかも知れませんね

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221211 時は「大雪」だが? 3年ぶりに九博館外研修で九州歴史資料館へ!

2022年12月11日 | アフターセブンティ

24節気では「そらさむくふゆとなる」、大雪、天地の陽気がおさまり真冬が訪れる頃。

(寒々とした武蔵寺周辺の天拝公園ではあるが・・・)

だが昨日は暖かい土曜日だった。コロナのおかげで3年ほど、九博ボランティア活動の年一回の館外研修行事がなかったが久しぶりに開催された。我々世代はバスツアーと聞くと昔を思い出し遠足気分になる。がこの研修はあくまで研修、お遊び気分はご法度、とはいえ大型バスにのりこむとなんとなく気分は高揚する。

わが写真クラブでもコロナや高齢化などでバス撮影ツアーは従来のようにはできない。雨が降ろうが風が吹こうが乗り込んでしまえばバス任せで、撮影に疲れて帰還時はカップ酒をかいこんでワイワイすればよいのだが理性が優先してなかなかできない。よくよく考えれば感染危険度は高くはないと思えるのだが・・・・

研修先は小郡の九州歴史資料館、2005年にオープンした九州国立博物館の南側駐車場あたりにあったのが2010年に移転となったもの。私も移転後初めての訪問。

  

広い敷地に、立派な建物が建っていた。 福岡県立の施設のようで福岡県の歴史探索の拠点となっており、古墳などからの出土品を管理、分析、科学の眼で真相を究明、展示することに特徴があるようだ。

出土した青銅器の筒などもさび付いて開けられないのをCTスキャンして中に写経らしきものがあるのを確認して経筒であることを立証したり、遺跡など発掘調査後は埋め戻してしまうのを後で発掘体験できるようにVR化したりしてユニークさを出して居る。

(5m✖10mの前方後円墳へのVR探索体験)

VR奪衣婆坐像なども面白かった。

ボランティアの方々も24名ほどおられるようで5名の方々との意見交換があった。鋳造、拓本,変身、VRなど体験学習を支援、来館者に歴史を楽しく学んでいただけるようサポートしているとのこと。綿の種まきから収穫、糸紬、織りまでの1年循環型学習プログラムなどもやっておられ、興味をひかれた。ほか組みひも講座など教育普及に尽力しておられるようだ。われわれと同年輩だが楽しそうではありました。

お土産に綿の種をいただき、17時終了、帰路へ。

ボラ活動もこのような刺激がマンネリに陥るのを防ぐに必要と実感した次第、楽しいひと時でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221206 京都紅葉ツアー(最終)、早朝の渡月橋、竹林の小径を散策、朝食後宝厳院、獅子吼の庭回遊、午後、トロッコ電車で保津川渓谷の紅葉を楽しむ!

2022年12月06日 | マイ家族

 朝食を8時半に設定して、早朝の嵐山界隈を散策することに。6時半ごろ宿をでて、渡月橋へ。桂川にあれほどうかんでいたボートもなく、そのかわり黒鵜が百数十羽、一団となって群舞、やがて川をまたぐような止まり木にとまった。

飛び出しをまったが一向にとびださない。

早朝ウオーキングを楽しむ人も結構いるが昼間の大混雑と比べれば格段に静かなたたずまい。

天龍寺の入り口の前をさらにすすむと有名な竹林の小径にでる。やっと太陽の光が林に差し込み、緑の竹林を浮き上がらせてくれる。この小径を人力車にのる観光客がとおりすぎるパンフレット写真の定番スポット。

竹林からチトンフィッドがでているようでさわやかな気分になる。

8時半宿にもどり朝食。京都の湯豆腐と味噌汁、漬物がおいしい。10時チェックアウトをして、昨夜外側からライトアップ景観を撮った宝厳院の嵐山を借景とした回遊式庭園、「獅子吼の庭」を拝観する。

宝厳院は1461年に創建された臨済宗天龍寺の塔頭。応仁の乱の兵火に会うなどしたが秀吉により再建、平成14年に現在地にうつり再興されているようだ。ここの回遊式庭園、「獅子吼の庭」は紅葉と巨岩を廃した庭園で、獅子吼とは仏が説法するという意味で、庭内を静かに散策し、鳥の声、風の音を聞くことにより人生の真理,正道を肌で感じ、そして自らの心を大変癒していただきたいということのようだ。

まあカメラを一旦しまいこんで仏の声を聴きなさいと言うことですね。いずれにしてもこの回遊式庭園は室町時代、中国に2度渡った禅僧,策彦周良禅師が作庭したようだが素晴らしい紅葉の景観を作り上げ出口に向かう参道の紅葉トンネルはぴか一だった。

京都紅葉ツアー最終日は13時のトロッコ列車初乗車体験を残すのみとなり、それまでは息子夫婦とは別行動で自由散策することになり、彼らは祇王寺へ、我々はトロッコ嵯峨駅までゆっくり散策することに。月曜日とて、人出は結構多くて、トロッコ列車も切符を求める長い行列。

表示板には満席表示がずらり。お昼、飲食店はどこも満員、コンビニでカツサンドを調達、お昼とする。列車は1~5号車まであり、最後の5号車リッチ号のみまさに窓ガラスのないトロッコ列車。

13時2分発、保津川渓谷の紅葉をたのしむため出発。

まあオープンカー感覚で晩秋の風をうけながらゆっくり進む。トロッコ亀岡まで23分の行程。保津川下りの観光船と遭遇すると互いに歓声。

紅葉自体は時期が過ぎた感じで大したことなかったが男性のトロッコガイドがひとり張り切ってガイドをしてくれていた。13時30分の折り返し電車で2度渓谷美を堪能。

トロッコ嵯峨駅ロータリーに迎えに来てくれた息子の車にのりこみ、新幹線八条口まで向かう。この3日間で6万歩近く、よく歩きましたがもう来年は紅葉撮影は不要なくらい800枚ほど撮影、これからはゆっくりと神社仏閣の由来を学習しながら紅葉狩りを楽しみたいですね。駅も人、人、人、新幹線切符の早めの便への変更も大変。緑の窓口も減っているようですね。スマホ決済の普及の影響のようです。土産物売り場も大混雑。77歳の老齢になったことを実感しますね。ギックリ腰の痛みも発症せず、6年ぶりの京都を満喫できました。息子夫婦には大変世話をかけました。有難いことです。15時48分ののぞみで一路博多へ・・・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221205 京都紅葉ツアー5、落柿舎から二尊院訪問、宿で会食後、宝厳院の紅葉ライトアップ、羅漢の幻想的景観。

2022年12月05日 | マイ家族

「らんざん」での5時半夕食までの時間を周辺の嵐山嵯峨野の神社仏閣を散策。30分圏内に建立されており、人気のコース。

渡月橋前を左折して竹林の小径を通過、蕉門十哲の一人,向井去来が結んだ庵という落柿舎(らくししゃ)をへて少し行くと豪華な唐門の二尊院につく。

紅葉の馬場といわれる参道の先に本堂。

通常浄土宗のお寺ではご本尊の阿弥陀如来の脇に勢至菩薩や観音菩薩が並んでいるが、ここではなんと脇がなく、右手に釈迦如来、左手に阿弥陀如来が並び、それゆえに二尊院という。

右手の釈迦如来は左手を下げて右手を挙げて手の平をそのまま正面にむける「施無畏の印」を結び現世の民の心の恐れを取り除くやさしく送り出す仏様。左の阿弥陀如来は普通とは全く反対に左手をあげて、右手をさげ、左手の親指と人差し指で輪を作る「来迎の印」を結び、送り出された民を西方浄土へしっかり迎えてくれる仏様。左右対称の二尊が末法の穢土で苦しむ民が心安らかに浄土にいけるよう救済するというわけである。

本堂の裏手を上がったところに浄土宗の開祖、法然の御廟があるようだが夕焼けの景観はまるで西方浄土のようだという。末法、乱世の民はこのようなこのような仏閣に心の安寧を求めたのであろう。

宿に5時頃もどりひと風呂浴びて、足腰の筋肉をほぐし、夕食の間へ。昨夜は宿坊での弁当だったが、今宵は京懐石のコース。ありがたきかなである。とりあえずは生で乾杯、しばし久しぶりの心楽しい歓談のひと時。1000年余におよぶ古都京都の神社仏閣は幾多の戦乱をへて苦しんだのは下層の民ばかりで、彼らの労苦のうえで、それぞれの文化が花開いたことを知るべきでしょう。

7時過ぎ会食を終えしばし休憩。テレビではサッカーワールドカップ。なんと、ドイツをやぶる大金星をあげた侍ジャパンがコスタリカに敗退。気分なおしに、着替えて、宿の正面にある天龍寺塔頭の宝厳院のライトアップを見に出る。

門前に「嵐山羅漢」がライトアップされ、得も言われぬ雰囲気を醸し出している。羅漢とは釈尊の弟子で悟りをえた崇高な修行者のことらしい。

その前を法厳院の僧がとおりすぎてゆく。この近辺にいると、現生と来世の間を浮遊しているような感覚におそわれる。人力車が数台、客待ちをしており、ライトアップをみてでてきた女性たちに「のりませんか」としきりに勧誘。女性たちがけらけら笑って立ち去ってゆく。絢爛たる古都京都の紅葉時期の現代の一コマである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

221204 京都紅葉ツアー4,鹿苑寺金閣から玉の輿の今宮神社、名物あぶり餅、そして清涼の宿「らんざん」へ!

2022年12月04日 | マイ家族

 すばらしい竜安寺の紅葉景観を楽しんだ後、金閣寺にむけて3人で歩く。息子にけっこうハードになるよと言われていたが京都紅葉観光は脚力が必要ですね。妻は普段からの10000歩ウオーキングで余裕の表情。こちとらはギックリ腰あがりでヨレヨレ。途中仁和寺に車をとりにかえった息子の車にひろわれて鹿苑寺金閣へ。11月最後の日曜日、暑いくらいの晴天でどこも観光客でいっぱい。

 舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的には金閣寺と呼ばれているが正しくは鹿苑寺、臨済宗相国寺派の禅宗寺院で当時、西園寺家の別荘だったのを足利3代将軍『義満」が譲りうけ、舎利殿を中心とした贅を尽くされた「北山殿」をつくり、政治文化の中心として天皇や中国明の使者などを迎える場とした。

 

金閣を中心とした庭園、建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われている。しかしながらそれらの建築造園に携わったのはちまたの飢饉や干ばつに苦しむ極貧の下層民の汗と涙の力によって築かれた。光り輝く金閣の底辺には影の部分として貧民層の苦しみがあるのは世界どこの文化も同じか?!

入り口には戒めの五用心(五戒)

 

出口付近で厄除、病気治癒のおまじない。御朱印。

お昼も過ぎ、何を食べる?あぶり餅?なんじゃそれ?玉の輿で有名と言う今宮神社に向かう。参道にあぶり餅の店並。太宰府天満宮参道の梅が枝餅の店並と同様のけしき。しかしずらっと行列が続いている。

とりあえず孫娘の玉の輿を祈願して参拝、御朱印。この度で朱印代がいくらかかるやら?参道に戻り列の最後尾に。

 

30分ほど待って、畳の4人席へ。椅子の方がよかったがとりあえず正座。

10本ばかりはいったあぶり餅がはこばれてきた。もくもくと4人がかぶりつく。アンは入っていないがタレガ秘伝か。おいしかったです。

胃袋をみたしたところでとりあえず宿へ。嵐山、渡月橋近くの清涼の宿「らんざん」へ。なんと今日も渡月橋は人がおしあいへしあい。

やっとこさで宿に到着、15時半。この宿は今宵、ライトアップで人混みが予想される宝厳院の向かいに位置する。渡月橋まで5分。徒歩30分圏内に嵐山、嵯峨野の古刹が散在する。夕食を17時半に予約してとりあえず周辺散策。五木寛之の「百寺巡礼」京都編で予備学習した「二尊院」に向かう・・・・この後の様子はまた明日のブログで!!

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする