ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200731 福岡、やっと梅雨明け、不快指数大。新型C.W第二波、この波は政府と一部の国民が作ったもの!?!

2020年07月31日 | 辛口ひとりごと

やっと九州北部も梅雨明け、同時にムッとした暑さ!不快指数大!庭のセミが鳴き始めた。

ここかしこに空蝉。ぬぎすてた殻が木や葉にそのままの姿で残っている。

 

地中で数年過ごして地上に出て脱皮して鳴き始める。子孫を残すべくオスのみが泣き叫ぶ。メスは鳴かないらしい。OKサインはどう出すのかね?

 新型コロナウイルスの陽性感染者が今日、東京で463人。小池知事ももうパネルで会見だけじゃ収まらなくなってくるだろう。あの鉄面皮の官房長官のしらっとしたコメントを聴いていると腹立たしい(自分は感染しないと思っているような感じ)。福岡県も昨日、最多の121人。そして今日170人。

 「第二波が来た」なんてそろって首長が発言しているが波はやってきたのではなく、政府ともども日本国民の一部の人間が大波を作り出しているのではないかということがあまりわかっていないのではないだろうか。症状なしの保菌者を野放しにして、しかも彼らの移動をGOTOキャンペーンとやらで資金援助もするのだからね。キャンペーン参加者は受け入れ側も旅行者もコロナウイルスの陰性証明書保持を条件とすればどうなのかね?

 福岡市でクラスターが発生した天神のダンスクラブ「キャッツフクオカ」、昨日も陽性者が確認され49人になった。ネット情報ではダンスクラブというのは昔のディスコのようなもの。中州のキレイどころのいる高級クラブのような座るだけで2万円ほど?とられるような接待族の店ではなく、男は2000円で20歳以上のナンパされたがっている?若い女の子がうようよいるところで、深夜まで超過密で飲みながらバカ騒ぎして遊べるらしい。

 そんなところに出かける人間は三密などへとも思っていないのだろうし、ウイルスがうつらないほうがおかしい。ここで感染能力を有する保菌者が増幅される。天神親不孝通りにあるこの店は4~6階で500名ほどが定員とある。蝉のように子孫を残したいためにメスをさがすのではない。男も女も単純に性欲を満たすために集まっている・・ように思えるが。

 このような無症状保菌者を日本は対応できていない。世界の潮流はすべての人間に無料でPCR検査を、しかも頻繁におこなって感染源を隔離することではないのか。企業も経済を戻すにはPCR検査をして証明書を持たさないと世界にでかけることができない。仕方ないから会社が費用を負担して検査を受けさせている。

 1日2万件を確保するといった首相はこの1か月雲隠れ。保健所のお墨付きがないと検査を受けるのに2~2.75万円、陰性証明書に3000円いるとか。非常事態の東京ですらPCR検査は6000件にとどいていないようだ。中止になったようだがあの不評のアベノマスクを8000万枚ほど介護事業者あたりに配布するといったことが数日前にでていた。一体日本の政治家や官僚は頭がおかしくなってしまったのではないか。この費用がなぜPCR強化に振り向けられないのか?

 しかしなぜPCR体制強化、スピード化、無料化、保険扱いなどがすすまないのか、何がネックになっているのかほんとにわからない。このあたりをつっこむマスコミがあまりみられないのはなぜか、何億円もギャラをもらってるTVのMCという人たちは何をやってるのか????

 しばらくはこの蒸し暑さの中で不快指数が高止まりになりそう・・・・・

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200728 二十四節気、大暑、土潤いてむし暑し!コロナ鬱か?!池波正太郎の時代小説再読!!

2020年07月28日 | 旧暦のある暮らし

二十四節気、七十二候は時節の移ろいを72に細分化、自然感覚がどんぴしゃり、感心させられる。太陽暦(地球が太陽の周りを一周する時間を1年)と太陰暦(月が新月から次の新月までを1か月)を組み合わせた太陰太陽暦を旧暦と言い、立春、立夏、立秋、立冬を軸として24節気にわけ、さらに72候として時節の特徴を区分した。

 新暦で7月28日から8月1日あたりが「大暑」の次候、土潤いてむし暑しの頃、むわっと熱気がまとわりつくむし暑さ、まさに今、長梅雨の雨がしとしと降っている。新型コロナウイルスのおかげで、知事から自粛要請がでなくともほぼステイホーム状態で気分は鬱症状。

2階出窓のペチュニアが鮮やかなピンク色の花を咲かせ気分を和らげてはくれるがGOTOキャンペーンの騒ぎにのっかる元気はわいてこない。いつもは庭先でうるさく鳴き続ける蝉の声もしない。蝉も梅雨明けを待っているのかしらね

 来年に延期された東京オリンピックまで1年、アスリートたちの心身コントロールも微妙だね。新型コロナウイルスのパンデミックもおさまる気配もない。プロ野球も相撲も観客を限定して再開した。

 

 新大関朝之山が連勝で優勝を狙えそう。序二段から復帰した元大関照ノ富士が給金をなおし平幕優勝も狙える。しかしよくぞケガ、病気から復帰したものだね。大したものだ。あと1週間楽しみである。

 マイ軽キャンピングカーによる車中泊撮影ツアーは開店休業。鬱気分の元凶はこのあたりにあるかもしれないね。自動車保険の更新は済ませたが走行距離は5000km未満、今年免許証の色がゴールドになったので保険料は1万円ほど安くなって40530円。

 久しぶりに池波正太郎の「剣客商売」「鬼平犯科帳」「仕掛人藤枝梅安」を書だから引っ張り出す。このステイホームで書棚にずらっと並ぶ藤沢周平や佐伯泰英など時代小説家の本を読み漁ってきた。

 人はなぜスポーツに熱狂するのか、馬鹿みたいにファンになって応援するのか。いろんな境遇にある人間が自分の出来ない、できなかったことをヒーローに託すからなのかもしれない。剣客商売の秋山小兵衛、鬼平犯科帳の長谷川平蔵などヒーローの活躍に留飲をさげるのであろう。しかし作家というのは大したもの、読者を飽きさせないで次から次へと物語を展開させる。池波正太郎などグルメ通でしられていたが、本を読みながら,さつま揚げやだし巻き卵をあてに熱燗をぐいっとやりたくなりました。そして締めにざるそばをね!!!

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200723 見えざる敵、無症状感染者!新型コロナ第二波か!わがやのカメコ、産卵!!

2020年07月23日 | アフターセブンティ

 新型コロナウイルス感染確認急増、東京も1万人をこえ、福岡も22日61人と過去最高、各地で最高値更新、全国死者も1000人を超えた。そして今日、東京は366人の新規感染者、ついに300人の大台越え。よりによってこんな時にGOTOキャンペンスタート、安倍内閣はついていませんね

 要するに無症状の感染者が、自ら人にうつしまくっているという意識のない人間が放置されている限り、感染者は増え続ける。政府や専門家が何と言おうと、もう国民は大体新型コロナについてはわかってきているのではないか。敵が見えない限り、マスクやメガネで飛沫感染を防ぎ、食事前の手指消毒を徹底し、飲食をするときも対面は避け、距離を置き、手指で眼鼻口を絶対触らないよう注意するという自己防衛の徹底しかない。

 ここまでウイルス防衛をしながらの旅が楽しいかどうか少々疑問だが、旅行関係者に少しでも現金収入を増やしてあげたいという人はGOTOキャンぺーンに乗っかればよい。熊本人吉、大分日田、天ヶ瀬、福岡大牟田久留米など令和2年豪雨の被害者はまだまだ泥水被害の後始末でおおわらわ、一人でも多く、ボランティアに来てもらいたい心境だろう。JR九州の鉄道線路被害は甚大、しばらくは熊本、大分周辺の動きがとまる。

こんな時、十数年来のわが家のペット、クサガメのカメコちゃんが産卵した。

 春先に産卵用にと大きな鉢に土を入れたのを用意。ベランダから網を登って水槽に入り、さらに網を登って土にたどり着く。何回か土の感触を覚えさせ、あがったり下りたりできるようになった。この辺りは大したもので亀も理解できたようだ。ところが1週間ほど前、水槽で4つ、卵を産み落としていた。当然、オスもいないし無精卵、すぐ処分した。

 今一度、土を再認識させ、しばし観察。足で穴を掘り始め、じっとしている。夕方、水槽に戻っていた。ふとみると土をかぶって白いのが3つほど見えた。産卵は朝方と思っていたが産み落としたようだ。

 じっとこちらを見つめている。餌をやるとパクパク食べ始めた。産卵という大仕事でおなかもすいたのだろうね。

 外界じゃコロナ騒ぎで人間どもは大騒ぎだが亀の世界では黙々と生の営みを続けている。人間どもよ、しっかりせいよ!と言われているようだね・・・

 

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200718 山鹿市鹿央の古代ハス開花!新型コロナ感染、東京、連日290人越え!

2020年07月18日 | 旧暦のある暮らし

山鹿市鹿央古代の森、物産館に電話をしてみた。今回の熊本豪雨のなか、冠水は免れ、古代ハスの開花が始まったらしい。例年やっていた花まつりは中止になったらしいが蓮園の見学はOK。

 蓮はこうごうしい美しさがあるが仏教の浄土思想と深いつながりがあるとか。24節気では「小暑」の次候、蓮初めて開く頃。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と言われ清らかな姿が古来人を魅了してきて、蓮には5つの徳があるとされた。

それを蓮華の五徳と言って浄土に往生するための条件とされた。
①淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)泥に染まらずに美しい花を咲かせる
②一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)一つの茎に一輪の花を咲かせる
③花果同時の徳(かかどうじのとく)花と同時に実をつける
④一花多果の徳(いっかたかのとく)一つの花にたくさんの実をつける
⑤中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)空洞があり、強くまっすぐ伸びる

蓮の花は清らかな水では小さな花しか咲かず、泥水だからこそ大輪の花を咲かせることができる。仏教では蓮が花を咲かせる様子を悟りの道と捉えて、苦労や悲しみがないと人間は悟ることができない、大輪の花を咲かせることができないと考えられてきたようだ。

 武漢発新型コロナウイルスのパンデミックは衰えをみせず、世界の感染者は1382万人、死者は59万人をこえ、毎日5000人ほどの人がなくなっている。一旦落ち着いたかに見えた日本も再燃のきざし。東京では連日290人をこえ、GOTOキャンペーンから東京都民は除外された。東京の感染者は17日現在8933人。人口比0.06%の感染者のため1400万都民の県外ツアーの半額補助から外されてしまった。

 コンサルタント出身のアメリカ人コメンテイターが政府の意思決定に合理性がないと批判していた。東京23区都民全員にPCR検査をすれば感染させ得る無自覚感染者の数がわかる。これをしようとしないのは怠慢だという。ひたすら病院のベッド数への心配のみで意思決定している。

 明日には300人の大台を超えるかもしれない。政府、専門家はどう決断するのか?・・・・・コロナ禍はわれわれ高齢者が浄土へ行くための最後の試練なのか?

 

 

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200715 半年ぶりに内科クリニックへ、吸引薬処方。いつもなら博多山笠追い山で盛り上がったのにね!!

2020年07月15日 | 辛口ひとりごと

 7月15日、例年なら博多の夏祭り、博多祇園山笠のフィナーレの追い山があり、福岡が盛りあがっていたはずだが新型コロナウイルスのおかげで中止、残念至極ですね

 本来山笠は疫病退散祈願の神事であったのに皮肉なものだ。去年は朝3時の電車ででかけたのが懐かしい。祭りは密の塊だからね、全国からGOーTOキャンペーンで見に来てもらうわけにはいかない。

まあカキ手や観光客、関係者全員がコロナ陰性証明書をもっておれば心配ないわけだがね。政府も専門家もマスコミも靴の底から足を掻くような議論ばかりしてる。敵が見えないだけに厄介だ

 持病を持っている年寄りは重症化しやすいということで、去年夏から呼吸器内科にかかっている私としては院内感染の心配もあるので通院するのは控えていた。熱もなく味覚嗅覚も異常ないが寝床にはいり身体があったまってくると咳がでる。といってもずっと続くわけではないのでそのままにしている。

 というわけでレントゲンだけでもとってみようかと思って済生会病院に出向いたら半年経過しており治療は終了となっているので紹介状がないと5500円頂きますよと言われ、それなら結構ですと近くのかかりつけの紹介状を書いていただいた内科クリニックにでかけた。

 こちらの先生も去年末、ご自身が緊急入院され2か月ばかり休院、3月に再開されたばかりで先生も体調回復ならし診療のような感じ。済生会での検査結果や処方薬の明細を提示して、レントゲンを撮ってもらう。心臓が大きくなっていますね?肺はきれいとは言えませんが?まあ済生会と同じ吸引薬をだしておきましょう・・・肺炎やコロナについての言及はなし・・・

 調剤薬局でもらった吸引薬を確認するとレルベア100エリブタ30吸入用というグラクソスミスクライン製の高級薬。だが今まで飲用していたのはレルベア200だった。先生に確認してみるとパソコンに最初にでてきたのが100でした。すみませんでしたというわけ。やれやれですね・・・・

 自分の身は自分で守るしかない。政府や自治体に依存しっぱなしではだめですよ、命取りになりますよ・・・・ということでしょうね

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200712 令和2年7月豪雨、死者70人、不明13人。膨大な水害ゴミ、被災者も自治体担当もボランティアも大変

2020年07月12日 | アフターセブンティ

4日の球磨川氾濫から1週間、梅雨前線がいすわり、いまだ土砂災害の恐れありで、復旧もままならず被害の全容も正確には把握できていないようだが九州で死者70名、行方不明13名、孤立400名余の現況。捜索、救出、土砂汚泥の排出後片付け清掃、関係者は気の遠くなるような作業を必死に続けておられる。あの膨大な水害ゴミをみるだけでそのすごさ大変さがわかる。単純に頑張ってくださいと言えるような状況ではなかろう。

 あの赤タオルボランティアの尾畠春夫さんも日田の天ヶ瀬温泉にはいったようでTV取材をうけていたがもう80歳になるらしい。「理屈より行動」と言っていたがその元気さには驚く。SNSでは彼だけ取材するなという声もでているが他の善意の一般ボラも手弁当で、すべて自前で助っ人に入っているのだから頭がさがる。しかしGO-TOキャンペーンもいいがボランティアに対する何らかの支援もあっていいように思う。コロナがらみもあってボラの絶対数が不足しているようだ

  

 同じボランティアでも私のやってきた九博ボラなどはお遊びのようなものだ。とはいえ、久しぶりにウオーキングをかねて九博に3か月ぶりに行ってみたが4Fの常設展のみ再開され、マスク着用、入り口での手指消毒(フットペダル式)、検温、ヘルスチェックシート記入、2m間隔、入り口出口一方通行と感染対策をやっているが客もすくなく閑散としている。ボラの再開がいつになるのかいまだ不明。

 

 新型コロナウイルス、人の移動も大型イベントも自由になり、感染ぶり返し、東京の感染者200人越が続いている。無症状感染者がステイホームで感染がおさえられていたが自由になった途端、市中に出てきた感じですね。専門家のコメントやPCR検査が増えたから感染者がふえるのは当たり前とまるで問題なしと聞こえる知事のメッセージにしらける。どこまで拡大することやら?

 天満宮にたちより、厄除災難除けの茅の輪くぐりをやってきた。七夕の涼し気な風鈴をみながら豪雨被害からの復興やコロナ収束を願うばかりでありました。

 

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200708 福岡佐賀長崎も豪雨大水害、大きな爪痕。ハザードマップの有効性やいかに?!

2020年07月08日 | アフターセブンティ

熊本、鹿児島両県の大雨特別警報、球磨川流域の決壊氾濫による大被害に驚愕した先週末、二日後なんと福岡、佐賀、長崎にも特別警報、またぞろ大被害が出てしまった。

 TV報道に驚く。風光明媚な球磨川を擁する人吉市。あっという間に球磨川から泥水が市内におしよせ車をひっくり返し、塀の上に車をつきあげてしまう。泥水が床下から床上、二階への階段の上にまで迫る。恐怖におびえながら救助を待つ母娘。

 ハザードマップと称するものが市町村から各家庭に配布されている。自分の住まいの周辺にどのような危険が潜んでいるのか、普段からよく認識しておいてくださいということのようだがどれだけの人が真剣に見ているのだろうか?

 人吉市の場合、球磨川周辺にどの程度の雨が降り続けたら、氾濫決壊の恐れがあり、もし氾濫したらどのくらいの時間で住んでいる家のたとえば2階近くまで水が押し寄せますよといった具合にイメージできるレベルにはなっているのだろうか?浸水のスピードが速い。

 九州を代表する一級河川、全長143km、日本三大暴れ川といわれる筑後川、別名「筑紫次郎」が上流の日田市界隈で氾濫した。日田の三隈川では夏、鵜飼いや花火大会があり何回か撮影にでかけたものだ。

上流の天ヶ瀬温泉、玖珠川あたりで氾濫したらしいが家族をつれて温泉に泊まったこともある。旅館の裏に川がながれ、いかにも温泉という感じ。その温泉街がコロナ休業もやっと解けていよいよ再開という時に浸水被害。踏んだり蹴ったりだね。ほんとに気の毒というしかない。

 日田ー原鶴温泉ー久留米という筑後川沿岸ラインがことごとく被害をうけた。原鶴温泉もよくでかけてものだ。近くに山田堰という治水のモデルがある。地域に恩恵をもたらしてきた河川が天候変動で牙をむく。

  

久留米や大牟田など街全体が冠水、道路や田んぼなど区別がつかない。農業ハウスがすべてやられ農作物も全滅。農業経営者が3年連続の被害だという。工務店経営者が電動工具などすべて冠水、ノウハウをためていたパソコンもアウトでデータが喪失してしまったと呆然とした様子。

 上り坂、下り坂、そして人生にはマサカの坂がある。とは言え天変地変相手への備えはなかなか難しい。特別警報がでて、とにかく命第一に考えて行動してくださいといわれても人それぞれ、住む場所、住んでいる家も違うので行動にばらつきが出る。行政の発信の仕方も難しい。

 私の家にも心配して問い合わせの電話やメールがはいる。市民全員に避難指示をだしたという警報がでるためだ。やや高台にあるわが家は水害の心配はほとんどない。ハザードマップでは道路をはさんだ法面の崩落リスクが5段階で3のレベルで表示されいる。崩落防止施工もされているので大丈夫とは認識している。

 球磨川の支流のダム建設が住民の反対や知事も建設中止で当選しているのだがそのご十数年放置したままで今回の被害が出た。そもそも危険地域に老人ホームなど平気で建設させる世の中。政治にもおおきな問題がありそうだがいずれにしても自分の身は自分で守るしかない。そうできない人には近隣住民や行政の助け、見まもりが必要になってくるのだろう。

 アメリカファーストと声高にほえて、平気でWHOを脱会宣言するような大統領が存在したり、自由香港をおかしくしてしまう独裁政治家がいたり、今、地球上は良識が機能しなくなってきている。持続可能な人類を作るためにいかにあるべきかを考えてくれる政治家が必要ではないか。同じような空気がわが日本にも伝搬してきてはいないのか心配ではある・・・

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200705 あの美しい球磨川が牙をむいた、第一橋梁流失、悲惨。熊本、線状降水帯による豪雨!

2020年07月05日 | アフターセブンティ

昨日午前4時50分、「数十年に一度の大雨」として熊本鹿児島両県に大雨特別警報を発令、発達した積乱雲が帯状に生じて大雨をもたらす「線状降水帯」ができた。天草、芦北,球磨村など1時間雨量が80mmをこえ、降り始めから12時間では500mm近い豪雨となった。

 何回かSL人吉や紅葉、桜を撮影にでかけたあの美しい球磨川流域が想像を絶する豪雨で牙をむき、流域を泥水でうめてしまった。球磨川決壊が7か所以上におよび、周辺住民はわが家の2Fまで水が押し寄せるとは、さらには人吉駅周辺が流木泥水で冠水し車が横転してしまうなど思いもよらなかっただろう。

 もともと急流球磨川は過去にも幾たびか決壊しそれなりの対策をとってはいたのだろうがせいぜい200mmの雨をガイドラインで想定していたらしく、その倍以上が降ったものだから大被害となった。ダム建設問題も未決着だったようだ

 SL撮影で何度か訪れた球磨川第一橋梁が流失してしまった。肥薩線やSL人吉の運行はできなくなる。いずれにしても地球温暖化の影響があるにせよ例年のごとくの台風、大雨土砂災害、地震被害など常態化してしまった日本。新型コロナウイルス感染の収束もまだまだのニッポン。まさに災害大国。

 人吉近辺の観光バス会社。バスが雨につかってしまい、コロナの被害甚大の上に追い打ちをかけるような水害被害、社長社員は泣くに泣けない心境だろう。球磨病院も一階冠水、泥まみれ、コロナ対応下、医療関係者の方々のご苦労も大変なことだろう。なんとか頑張ってもらいたいものだ。

 この2~3日引き続き線状降水帯の恐れがあるらしい。被災者の方々、今回の後始末も大変だろうが次なる非常事態にもぜひ備えておいていただきたいものである。

(写真は2015年3月撮影)

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200701 はや7月、半夏雨のなか純白のむくげ咲く!「寂聴九十七歳の遺言」

2020年07月01日 | 瀬戸内寂聴

 自粛自粛のR2年上期が終わり半夏生ず7月が始まった。24節気、半夏(からすびしゃく)が生え始める頃、田植えは終わらせてくださいよという農事の節目。

 博多山笠は中止になり、櫛田神社の飾り山のみ今日公開された。いつもなら15日まで博多が燃える山笠が中止でさびしい夏のはじまりである。

 わが家の裏庭に真っ白のむくげが開花、寂しげな感じではある。新型コロナウイルスの脅威が都市圏を中心になかなか収まらない。東京ではここ数日感染者数が50人を超え今日も67人が陽性反応がでたらしい。

自粛で潜伏していた無症状感染者が自粛解除、移動解禁で動き始めたのか。感染させた人物像がはっきりしない、させない政府、専門家集団。もどかしい限りではあるね。こんな状況で都知事選もくそもあったものじゃない。いやはやどうなることやら。

 所属する写真愛好会16名の平均年齢が78歳、80を超えてるメンバーが数人いる。彼らは今、何をおもい、どのように暮らしているのか? 後期高齢者になり、なんとなく体調、体力減退気味の昨今、歳のことなど考えずセサミン?飲んでがんばりゃいいのかもしれないが・・・書店でたまたま「寂聴97歳の遺言」が目に留まり図書券で購入。

 作家であり、天台宗権大僧正(トップの大僧正の次の位)でもある瀬戸内寂聴さん97歳。本にも書かれているが人気絶頂、豪華な着物や宝石、酒、男に囲まれた生活から一転、51歳で出家して46年、作家家業も続けながら京都寂庵で月一法話、写経会を続けて、途中、圧迫骨折や癌にもおかされ、よくぞ生き永らえたこられたものだ。これぞ神、仏に活かされているということか。ネット上では同業とおぼしき人間からその自由奔放な生き方へのやっかみか非難中傷も多いようだが「独りを慎む」信念から常に仏さまからみられて生きているのでそんな中傷などへとも感じないと書かれている。

 この理不尽な世の中、好きなこと(執筆)をやり好きな肉を食べ酒を飲み、不信政治には声をあげ、デモに参加し、大震災には現地にとび共に悲しむ。机の上でペンを握りながら死ねたら本望、一切悔いはないという。どうこう言われようがその才能と行動力は秀逸ということか

 忘己利他(もうこりた)己を忘れ他を利するは慈悲の極み也、それが生きるということだと天台宗の宗祖最澄は説いた。日々笑顔で生活(和顔施)する。妻の手伝いをする。自宅周辺の清掃。好きなことをこつこつ続ける。天知る、地知る、仏が見ている。見返りを求めない生きざまがすべてということでしょうかね!

 

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