ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200528 運転免許更新、30分で終了、有効3年ゴールド!北九州感染第二波?!

2020年05月28日 | アフターセブンティ

九州の玄関口、小倉、北九州、3週間余り感染ゼロだったのが23日から5日間連続で新規感染者、累計22人発症。4人は医療スタッフで院内感染のようだがあとは感染経路不明。国のクラスター対策班が北九に派遣されたようだが一体どんなメカニズムが発生しての感染なのか?家に閉じこもっていた無症状保菌者が宣言解除と共に市中に湧き出てきたためか?なんせ小倉はすべての新幹線が止まる。怖いですね

 月曜日の25日から業務休止中だった運転免許更新が試験場で再開した。北九での新規発生でまたぞろ休止になるかもしれない。近場の警察署で延長手続きがとれそうなのだが思い切って早朝出かけた。1月13日に認知症テスト、4月2日に教習所での2時間講習すべて終わっているのに更新だけコロナのせいで未実施だった。

 1月は予測ミスで2時間近く試験場までかかってしまったので今回はナビで距離優先に設定して出発。太宰府政庁前から学業院中学を経て関谷交差点右折、31号線を直進、陸上自衛隊をへて岡本交差点左折、老司四つ角を通過、渋滞の名所やよい坂をへて、柏原交差点を右折、福岡高速の高架下、試験場入り口で左折、5分で駐車場に到着。家を6時40分に出て7時50分着。今回はスムースにいきました。高島易断の一白水星二重丸でした。

 正面入り口に女性係員が非接触体温計で体温チェック。36度3分。マスクをして入り口でアルコール手指消毒。受付には1mの間隔で3列30人ばかりが待機中。予定では8時30分受付開始だったが繰り上げで8時スタート。免許証と講習終了証をみせて更新書類を作成してもらい、筆記コーナーに移動して住所氏名連絡先とアンケートに記入。暗証番号作成。5年前は二つ作ったが今回は一つ目は自動作成、二つ目のみ自分で作成。

 証書の販売窓口にうつって2500円で購入。適正検査コーナーにうつり順番待ち。更新申し込み書、免許証、講習終了証、アンケートを係員にわたし両眼での視力検査。3つくらい右、左、下など言って終了。マスクをはずして写真撮影、暗証番号が印字されたメモをもらい、あとは待合椅子で待機。8時半にあたらしい免許証ができあがり名前をよばれ窓口で受け取って終了。なんと30分で更新が完了した。もっとも無事故無違反、教習所で講習済だからね。しかし75歳以降は有効期間が3年。ゴールド免許とはいえ1回でも事故や違反があったら講習を受けさせられるらしい。日本の道交法はジジババに厳しい。あと3年後78歳での更新時には自動ブレーキ付きの車でないと乗れなくなっているかもしれないね

 あまりあちこちうろうろするのはやめて帰り道の春日公園に立ち寄る。いい天気だ。カメラをぶらさげてマスクをしてウオーキング。

緑一杯の公園だが皆律儀にマスクをしている。やはり夏のマスクは大変そう。

テニスをやっている面々も横から見ていてご苦労さんっていいたくなる。

ホットモットで弁当を買って昼前帰宅。やれやれ免許更新という一仕事がやっと終了しました。

 北九州市長はテレビで大変だ大変だを繰り返しているがどのように感染経路をおさえ対策の糸口をしめせるか勝負どころですね。感染された方にはしっかり行動履歴を開示、協力していただきたいものだがまわりの眼が気になってできないかもしれないね。このあたりはしっかり行政側が対処してもらいたいものです

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200525 緊急事態宣言全国解除、75回目の誕生日、後期高齢者に無事突入!国産ウナギと端麗辛口菊水で夕餉!

2020年05月25日 | アフターセブンティ

今日、首都圏と北海道で新型コロナウイルスの特措法に基づく緊急事態宣言が解除され、これで日本全国解除となったが感染ゼロが1週間続いていた福岡がこの二日4件づつ新規感染がでた。まだまだ目に見えない敵は周辺にいて油断ができない状況ではある。

 こんな自粛生活の中、75回目の誕生日を迎えた。友人にもこの辺りを境にして体調が崩れ始めたり病気になったりし始める。いわゆる健康寿命とやらは72~3歳らしいが私も気のせいか自粛疲れかこの2~3日、夕食後の2~3時間とか、昼間の3時前後とか37度近い微熱がでたり倦怠感におそわれる。これが37度5分とかが続いたり咳や喉の痛み、さらには味覚嗅覚などおかしくなったら保健所に電話とか言うことになるのだろうが、いやはやTVを見てもロクな、番組しかないし心身のバランスも崩れますよね。

 ということで昨日、心身のなまりを晴らすべく近場の龍岩自然の家にいってみた。まだ駐車場は閉鎖、人気はまばら、というか若い一家族のみ。バードウオッチングのコースを約1時間あまり歩いてみた。この場所は有明海につながる筑後川の源流になる宝満山のふもと、宝満川ぞいの自然の家。

 周辺の田んぼには水がはられ耕運機が動いている

田んぼの先にアオサギが一羽悠然とたたずんでいる。飾り羽が風に揺らいでいる。

カメラを連写モードにセット。

   

カメラをむけると飛び出した。連写! いつもの探鳥会コースを歩く。一瞬、茶色い影がとんでゆく。

モズのようだ。600mmのコンデジでも遠すぎる。

たんぼの畔に黄色い影。マヒワのようだ。約1時間歩く。暑い。

 事務所の近くの青葉の中にクロアゲハ。初夏ともなればいつもなら宝満川沿いに子供たちの水遊びの声がいきかうが今は閑散としている。緊急事態解除になっても筑紫野市の施設であるこの場所がいつ開くのか音沙汰なし。

 今宵の誕生日の夕餉は娘が贈ってくれたウナギに新潟菊水酒造の辛口端麗日本酒で乾杯。私が趣味の陶芸でつくった少し重い黒の横長サイズの刺身皿に左から破竹、ワケギ、わかめ、プチトマトの酢味噌和え、卵焼き、そしてソラマメ。

辛口端麗菊水、結構でした。幸せ・・・・庭のエゴの花、満開でした!

<25日の主要西日本新聞記事>

1、官邸「黒川検事長懲戒」覆す・・法務省、訓告処分。退職金5800万

2、中国、香港へアメリカ干渉許さず。香港デモ180人逮捕

3、夏の高校野球中止。福岡、地方大会せず。

4、新型コロナウイルス医療従事者に20万支給検討

5、プロ野球6月19日、無観客で開幕決定

6、特別給付金ひとり10万円、全国自治体で受付開始。筑紫野市役所へ20万請求

7、アベノマスク未到着。北九、困窮者へ寄付次々と。

8、JR日田英彦山線復旧断念、東峰村。バス高速輸送システムBRT案へ。

9、ユニクロ、夏のマスクへ参入。通気性素材。

10、コロナ対策会議。議論の見える化を進めよ(社説)

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200521 九州、6日連続新規感染ゼロ、コロナ禍収束?!残念、夏の甲子園中止!

2020年05月21日 | 辛口ひとりごと

福岡での新型コロナウイルス新規感染者ゼロが6日続いている。連休明け7日以降の解放感や15日の緊急事態宣言解除後の緩みも心配なのだが5月末までゼロが続いたら収束したと思ってもいいかもね。首都圏との人の交流が完全に遮断されているわけではないので安心はできないが・・。

 アベノマスクはまだ届いていないし筑紫野市からの例の国民一人10万円支給するとかの通知文書もまだ届いていない。スピード感をもって対処するという政治家の口癖も聞き飽きた昨今だ。ちまた聞くドイツなどのスピード処理とは雲泥の差、一体この差はどこからくるのかね。経営コンサルタントの修業時代、「〇〇やりたいと思います」と言うと、「ばかやろう、思うじゃだめだ、いつまでやるのか明言せよ」とどやしつけられた思い出がある。

 福岡市の知人の家にアベノマスクがついたらしいがやはり小さくてありがたみもなく使う気にもならないという。数百億円もかけて、6500万世帯、国民にマスクを2枚配ることを首相補佐官の誰かが進言したらしいがマスクの手配がどんなルートで出され、誰が仕様や発注先を決めたのか、その時あんなサイズのマスクを発注することを誰が決裁したのか?あきれますね。まあこの辺りをマスコミもどこも突っ込まない。組織の判断回路が機能していない。検察官の定年延長問題も同じ根っこの問題。

 今、病院経営が危ういらしい。コロナ患者を受け入れていない一般の医院にコロナ感染がこわくて風邪症状が出てもいかないらしい。通常外来が激減しているとか。去年末から呼吸器内科にかかっていて、年初にかけて吸引薬など飲んでいた私だが熱が37度5分など出はしないが夜咳が出たり微熱を感じたりすると心配にはなる。気軽に近くの内科を尋ねるという行動には至っていない。

 夏の高校野球も春のセンバツについで中止になった。全国3900校、部員や関係者、応援団など仮に50名として19万5000人が予選も含めて移動する。全員にPCR検査をするわけにもいかないか?強豪校が甲子園にでて活躍しドラフトにかけられてプロの道に歩む。まあ一握りの選手かもしれないがマサカ、マサカの人生の一幕になってしまったね。まあプロのスカウトが有望選手はづっと追っかけていたはずだからドラフト会議には上がるかもしれない。大学野球の道もあるわけだからそれぞれに頑張ればよい。苦しい練習をのりこえて来たガッツと体力、得がたい友は生涯の財産だ。

 首都圏、北海道は緊急事態宣言が月末まで続きそうだが、全国民がうつさない、うつされない意識と行動に徹する、新しい仕事のやりかた、飲食、スポーツの楽しみ方を開発、享受すればウイルス共存の新日本が生まれるのではなかろうか・・・

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200516福岡も緊急事態宣言解除、一挙に解放感?! 危うし、すぐそばにウイルス!

2020年05月16日 | アフターセブンティ

 外資系薬品会社勤務の息子が昨夜おそくわが家に立ち寄った。久留米大学医学部眼科教授を講師に招いて、久留米翠香園ホテルでの全国眼科医向けのウエブシンポジウムのMCをやってきたとのこと。

 この3か月テレワークで病院でのMR活動も休止、久しぶりの外出だったようだ。IT専門業者と連携しての実施だが、通常のホテルでの講演会より経費は3分の1でおさまるらしい。聞けば全国のオフィスも廃止や縮小で従来のオフィスに出勤しての仕事のやり方を全廃するとか。

 あらゆる業種業態で非接触型の仕事のやり方や楽しみ方への変革を余儀なくされるのだろう。名刺交換もあらかじめネットでやるとか、マスクをして顔写真入りの名刺であいさつするとか、2m四方のテーブルが規格になるとか、いろいろ変わっていくかもしれないね

 昨日、福岡もふくめた39県の特措法にもとづく緊急事態宣言が解除、三越や岩田屋などデパートも営業再開、入り口で検温、マスク着用などしてのスタートだが、客はみなウキウキした感じ。居酒屋や屋台も再開しても一般市民は不要不急の外出自粛は続くわけだから、頼みは仕事帰りのサラリーマン。さてどのくらい来てくれるか?いずれにしても世界中で出口戦略、経済再開路線で浮足立っている。身辺にウイルスウヨウヨということを意識して各人の注意深い行動が肝要だね。自覚症状なしで容体急変するサイレント肺炎がおそろしい。

 私も昨年末から年初にかけて呼吸器内科にかかって吸入薬など引用していて、熱はでないが夜まったく咳がないというわけでもないので一度レントゲンなど撮ってみたいと思うが今病院に行くのはかえって危ない感じがして用心するだけですね。九州国立博物館は18日に再開ということだがボランティアはどうなることやら?

わが家の庭はヤマボウシ、梅花ウツギ、エゴの花など清楚な感じの白い花々が満開。5月の緑に映えて美しい。

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200513 幸せとは?シンプルライフ・イズ・ベスト!妻の誕生日、孫たち来る。

2020年05月13日 | アフターセブンティ

 新型コロナウイルスの感染者というかPCR検査陽性確認者数が福岡ではこの1週間0~3人にとどまっている。14日の政府の緊急事態宣言解除発表の内容にかかわらず、宣言を解除するという方針がめずらしく国にさきがけてだされた。県知事がいつも国の後追いだと県民に思われていることへの対応かもしれない。

 実際の全国感染者数は16000人の10倍か20倍か、わかりはしないということだからね。ここかしこにウイルスが付着しているとかんがえて行動するしかない。休校がはじまって3か月近くになる孫たちがやってきた。週一買い物にきた娘といっしょにきたのだが昨日は妻の誕生日でもあった。中二の孫娘と小4の孫息子、どちらも教科書はもらったものの新学期は未体験。でも仲良く元気にやっているようだ。我が家にきても最初の1~2時間はまじめに宿題をやっている。そのあとは任天堂SWでゲームに興じている。妻と娘は車で20分のディスカウントスーパーへ買い物。

 昼前、宅配便がきて息子夫婦から妻の誕生祝で花が届いた。最近は荷物を直接うけとらない客が増えたらしいね。なかには消毒液をふきかける輩もいるらしい。エッセンシャルワーカーのかたがた、ほんとにご苦労様です。ボールペンで受取サインをして家にはいってから念のため手洗いはしましたけどね。

昼食は通販で調達した牛丼、これが結構いける。孫たちもパクパク。

人間様の食事が終わったらわが家のペットのクサガメのカメコちゃんのお食事。専用の餌より刺身が好物。アジの刺身を小粒に切って孫たちが箸でこわごわやる。ぱくっと大口をあけてカメコがぱくつく。

うまそうに食べる

その後は私は庭の緑陰で藤沢周平の剣豪小説を読む。青葉若葉の下で涼しい風が頬をよぎるな中で気分良好。確か去年はここで内田康夫のミステリー小説を読んでいたっけ。

 

最近の人間はこのようにユックリ読書を楽しむという人間は減ったようだ。読書をしても金にならぬというわけでパチンコにいくようだ。子供たちも今はスマホにゲームが大半で読書に親しむのは少数派か?

16時から孫娘が通っている塾がオンライン学習をやりはじめるとか。最初は接続に戸惑ったらしいが18時まで和室で神妙に勉強していた。タブレットを調達中らしいがスマホで2時間は大変だね。

 18時から夕食。今日のメニューは手巻き寿司。韓国のりが前に並び、マグロやイカなど刺身がならんでいる。孫たちから妻への誕生プレゼント。メッセージもほほえましい。乾杯のあと、ご飯をのりにくるんで好きな具をいれて食べる。孫たちの大好物。たのしいひと時。コロナウイルスの事は忘れている。

 21世紀にはいって20年、とにかく人間世界は金欲、支配欲、食欲、性欲、名誉欲、スポーツ、テーマパーク、あらゆる享楽、欲望を求めて世界は奔走、ボーダレスに人間が動き回り、欲望の資本主義が拡大した。13億人の低賃金労働者で中国が世界の生産工場になりGDP世界2位の共産独裁国家が出来上がった。それが中国武漢発の新型コロナウイルスのお陰で動きが停止し、世界の人民が自宅での引きこもり生活を強いられた。

 緑陰での読書の楽しみ、誕生を祝い合う家族の夕餉、ごくごくこんなシンプルな生活が安心して過ごせることがほんとの幸せであることを国民があらためて再確認するよいきっかけになればいいのではなかろうか?!

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200509 若干、自粛疲れ!うつさない、うつされない覚悟を決めればいつでも宣言解除できそうだが?!

2020年05月09日 | アフターセブンティ

 日本人の性善説が働いて大部感染者数が減速しているように思えるがなにせ隠れ感染者の存在が定量的に把握できないのか、しにくいのかよくわからないので政府も月末まで延期声明を出したのだろうが、年金生活者のわが身でもやや自粛疲れ、まして中小零細企業の関係者は倒産の瀬戸際に追い込まれてそれどころではない必死の戦いをしているのだろう。安易に伸ばしてくれるなと言いたいだろうな。

 まあ国民一人一人が新型コロナウイルスをうつさない、うつされない覚悟と責任感で行動すればいつでも緊急事態宣言を解除してもよさそうな気がするがね。面と向かって生ビールのジョッキをあげて大声をあげたり、キレイどころを横において高級酒をのんだりするのをやめたり、必ずマスクを着用して、手洗いをこまめにするのを完全習慣化すれば、かなり感染は防げるのではないかね。あちこちにウイルスが付着したり、飛んできていると思って行動すればよいこと。自分が保菌者のつもりでスイッチ類は指でおさないとかきめ細かい努力をする・・・などなど

 福岡県美術展の中止案内がきた。いつもなら8月初めに出品作品の搬入がある。今年はスポーツも芸術、演劇すべからくダメだね。朝起きて家のまわりの清掃、書斎整理、時代小説読書、アマゾンプライムビデオ、朝昼夜の食事、週一買い物、30分のウオーキングという自粛生活。やはり人間は社会的存在というか他人との接触がないのはだんだんと自粛疲れの感じがしてくる。

 3年前、県展で蜘蛛の巣が太陽光をうけてオオロラのようになっている写真で入選したことがあるがまた玄関前にクモが被写体を作ってくれた。しばし網目と格闘。コロナウイルスのことは1時間ばかり忘れさせてくれました。ありがとう蜘蛛さん!

いやはやはやいとこ、このコロナ騒動が収束することを切に願うのみですね・・・

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200504 福岡39日ぶり感染ゼロだが、国の緊急事態宣言、月末まで延長。引き算発想苦手の日本人?!

2020年05月04日 | 辛口ひとりごと

先月7日に新型コロナウイルス蔓延非常事態宣言がだされて28日目、オーバーシュートは抑えられているようだが医療現場のひっ迫状態は続いているようで、宣言が5月末まで延長される。

 わが福岡県でも昨日、39日ぶりに新規感染者ゼロだったが、北海道のように第二波のような感染拡大に要注意。9割の国民が真剣に感染拡大防止に努めていても1割の不埒者が悲惨な状況を生み出す。死者の急増、埋葬場所もないというような悪夢が将来しないとも限らない。国民、市民ひとりひとりのさらなる自覚が求められるということだろう

 5月7日から月末まで再延長だが、図書館や博物館などは再開がみとめられるような話がでている。自動車免許の更新にも行けていないし、九博のボランティア活動も休止のまま、写真愛好会の例会や武蔵寺での写経会も中断、髪の毛もだいぶ伸びてきた。不要不急の外出を控えるという自粛スタイルは継続。

あらためて感染者にならぬよう、感染しないよう努めないといけないね。ウイルス感染防止の勘どころは次の6点か!


1、コロナウイルス感染防止は手指の消毒を頻繁にやり、手指で顔を意識して触らないよう努力する。
2、飲食の直前に手洗いをしっかりやる。食事中はおしゃべりをしない。食後にマスクをして静かに対話。
3、靴底や床からウイルス感染することはない。手指で触らない限り。靴ひもを触ったあとは必ず手洗い
4、手すりやノブ、スイッチの消毒はやり始めたらきりがない。だから消毒はやらなくとも問題はない。ただしあちこちにウイルスはついていることを前提に、手指で顔をさわらず、飲食前には必ず手をあらって手指消毒すること
5、衣服、帽子についたウイルスは5分間熱湯につけたら死滅、その後選択すれば良し
6、常に清潔なマスクをつけて、三密をさけ、三密に15分以上とどまらないようする。

・・引き算の発想ができない日本人・・


 2月に横浜港に停泊したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の内情を告発して注目を集めた、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授が「新型コロナ最大の特徴」について解説。新書『新型コロナウイルスの真実』から一部抜粋すると・・

熊本大地震の時の事例。避難所には簡易トイレがたくさんありますよね。あそこでノロウイルスとかが流行るといけないというわけで衛生班が行って、定期的にトイレを掃除していました。ところがそこで、ぼくが行く前に入ってきた専門家がポロッと、「1時間にいっぺんぐらい掃除すればいいんじゃないか」みたいなことを言っちゃったらしいんです。
 なのでぼくが入ったときには、ボランティアの人が1時間に一度、24時間体制で全ての簡易トイレを掃除していました。トイレ掃除のせいでみんなへとへとになって、寝不足になって、体調を壊している。一体何をやってるんだ、本末転倒じゃないですか。


 だからぼくは、「手さえちゃんと洗ってれば、トイレは汚くてもいいんです、っていうか、見た目が汚くなったときだけ掃除すればいいですよ」と指示しました。
 「トイレ掃除は、感染対策というよりも清潔感、感情の問題なので、うんちが付いてたらきれいにしましょう。トイレの便器や床を舐めたりする人はいないと思うから、あそこに病原体がいてもじつは構わないんです。靴の裏にノロウイルスみたいな病原体が付いていても、靴の裏を舐めたりしない限りは大丈夫です。でも、手はちゃんと洗いましょう。そしてトイレの掃除はやめましょう。それ、みんな疲れるから」ということを伝えました。
 この「みんな疲れるからやめよう」っていう発想を「引き算の発想」というんですが、日本にはこれがないんです。必ず足し算でいこうとする。引くことを知らないんです。


 例えば、日本政府は新型コロナウイルスのための医療体制を確保するために、新たな病床を確保しようと言っています。
 ぼくなんかは、無症状の人を入院させるのをやめたらベッドが空くのに、と思うんですが、日本には足し算の発想しかないから、そうはならない。
 とある指定病院では、3床ある指定ベッドに入院しているうちの2人は無症状だそうです。全く症状のない人のケアのために、たくさんの看護師や医師が目を血走らせて、寝不足で働かされている。そのせいで彼らが体調を崩したら、本来医療を受けるべき患者さんだって困りますよね。
 だから、やらなくていいことはどんどんやめて、意味のあることにリソースを集中したほうがコロナ対策でも正解なんです。
 

 新型コロナウイルスに感染するのは飛沫感染と接触感染であり空気感染はしません。
よく誤解されているので確認しておくと、飛沫は人間からしか出てきません。つまり、人間がくしゃみをしたり咳をすることで、飛沫という水しぶきが飛んでいくんですが、一旦落ちてしまうと、床からもう一回水しぶきがボンと上がってくることはないんです。
 飛沫は人間からしか出てこない。床とか物からヒューヒューとウイルスが飛んでいくことはない。ここをちゃんとイメージできると、ウイルスにどう対処すればいいか正しく判断ができるようになります
 ただし密閉空間ではマスクをしないで大きな声で話したり、くしゃみなどされると、ウイルスが空中に漂いますから30~60分ごとに換気をするか、窓をあけておくことです。ここでもマスク着用は大前提ですね。

 無症状者用のホテル客室が確保されていても容体急変時に救急車を呼んでも受け入れてくれる病院がないとか、たらいまわしにされて死んでしまうなんて悲劇がおこらないよう願うばかりです。

大相撲夏場所も中止になったし、夏の甲子園も難しそう。ことしはすべからく開店休業ですね。このパンデミックが日本に、世界にどんな生き方、楽しみ方の新スタイルを生み出すのか、しかと見届けたいものです!

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