ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

160726 今の世の中、いらついている人間が多そう!1年ぶりに眼科検診に行く。眼底検査。

2016年07月26日 | アフターセブンティ

 また悲惨な事件がおきている。神奈川県の障碍者施設で26歳元私設職員の男が深夜、意思疎通のできない19人の入所者を殺害した。庭先の毛虫を足で踏みつぶすのさえ躊躇する私からみればまさに狂気のひとこと。生身の人間を凶器でひとりづつ殺傷するなんて考えられない。有効求人倍率が全県で1以上になったと自慢している安倍総理。実際の介護、保育現場では非正規雇用で低賃金、過重労働、不満が渦巻いている。

 無料の青空文庫で正岡子規の「病床六尺」という小説を読んでいるがセキツイカリエスで寝たきりになって畳1畳の世界でもがき苦しみモルヒネをのみ苦しみの合間に俳句をつくり絵をみたりしている。よくもこんな状態で1万句以上も作句したものだ。まわりにいる女たちにも当たり散らしてるがもし私がそんな状況におかれたら気がおかしくなってしまうだろうね。先日なくなった大橋巨泉さんもさぞ苦しかったろう。肺がんは一番苦しいらしい

(龍岩青少年の家、宝満川沿いのシオカラトンボ)

 博多山笠の写真を櫛田神社が主催するコンテストにだそうと思っていろいろチェックしていざA4にプリントしようとおもったが突然、パソコンとプリンターの接続不良で印刷不可。2~3日前までできていたのに突然のトラブル。マニュアルを見ても眼はちらつくし、ピッタリの回答もないし、イライラが高じる。出品中止とおもったがためしにエプソンのカラリア消費者センターにデンワ。5分ほど待たされたがやっとつながる。担当女性がウインドウ10にバージョンアップされた方から同種の問い合わせが多く寄せられているとのこと。電話じゃ対処が長びくので対処法をファックスで送るという。

A43枚のファックスが送られてきてその通り実行。パソコンの見たこともないところに入り込んでいって結局、プリンターのデバイスを入れなおす形で無事、回復。しかしコンピューターの世界は複雑だね、商品化する技術屋の頭はどうなっているのか、感心もする。やれやれだ。

加齢の精で誰しも目がうっとおしくなるのはわかるが思うようにいかないケースがふえてくると心静かに生きてゆくことがむつかしくなってくる。ポケコンGOでノー天気に遊べる人間は幸せというべきか。

 ということで1年半ぶりに太宰府駅近くのY眼科に出かける。10時半に家をでて徒歩30分。眼底検査をするので車は乗ってゆけない。汗だく。視力は落ちたと思っていたが調べてみると去年と同じだという。眼圧もOK。瞳孔をあける目薬をさして20分。Y先生に診てもらう。右目は若干白内障がでかかっているが手術するほどでもない。16年前の網膜剥離手術の跡もOK。網膜の中心部もOK。ようはこの程度の不快さにいちいち反応していてはだめで当たり前のこととあきらめて、いらだちはぐっと押さえて生きよということのようだ

帰り、天満宮による。アジアの観光客も戻ってきたような感じ。スマホでポケモンを追っかけている感じの人間が多い。アオバズクは眼も良く見えないし発見できず。徒歩で30分以上かけて帰還。途中、うどん屋でワカメうどん。230円、かけうどんにつぐ安さ。しかしこれがピッタリ、うまかった。

 アメリカも中国も、イスラム圏も、英国も、ヨーロッパも世界あらゆるところで格差が拡大、されるほうに不満鬱積、内向きになり異端の思想が歓迎される。末法の世界と言うべきか?救世主は?

コメント
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