保守速報でちょっと前に太陽光発電の危険性（斜面からの落下など）を訴える記事があって、そうなのかなと思っていたのですが、調べたら別にそれほどでもなかったですね（100点でなくとも、日本にはそんなに問題ない気がします）。
斜面への太陽光設置の施工性、北杜市で検証を開始（日経テクノロジーオンライン）
＞NTTファシリティーズは3月19日、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）からの受託事業の一環として、アドテック富士（愛知県岡崎市）と共同で、傾斜地向けの実証用の太陽光発電システムを、山梨県北杜市長坂町夏秋地区に導入したと発表した。
＞国内での太陽光発電に適した土地への導入が進み、今後、従来は設置コストが高くなるために導入が難しかった場所への設置が課題となる。
＞2017年2月まで、発電特性などのデータを収集するほか、発電コストの評価、施工性の向上を検討する。
2年前の記事ですが、日本は斜面に危ないものを設置するなら、検証して危険性のないように設置するはずです。危険性だけでなく、考えられるあらゆる効果を検証するんじゃないですか？傾斜地向けの太陽光発電システムは研究しているところ、研究がちょうど終わったところぐらいなのに、斜面に設置してしまった人がいるとするなら（写真がアップされていましたからいるんでしょうが）、まぁ問題ですよね。法で規制があるのにやってしまったなら、刑務所行きでしょうし、規制が無いなら、規制なしの怠慢を誰かが問うしかないと思いますが。斜面への設置は設置コストが高いためにやられてこなかったようですが、何処の大馬鹿野郎が、採算無視で危険な斜面設置をフライイングでやってしまったかには興味が無くもありません。
東京や神奈川の山林を伐採して設置したらヒートアイランド現象が悪化しないか心配もありますが、きっとその辺も上手くやるでしょう。ちなみに屋上への設置はヒートアイランド効果を和らげるとも悪化させるとも言います（＞日中、太陽光パネルの表面温度が上昇することで、通常の屋上面よりも周囲の空気をより暖めてしまう可能性が指摘されています。しかし、夜間にはコンクリートの屋上面より太陽光パネルの方が蓄熱しないため、夜間のヒートアイランド現象を緩和する効果が期待できます。また、日中に高温となる太陽光パネルに対して散水による冷却を実施した研究事例では、発電効率の向上と表面温度低下によるヒートアイランド現象の緩和の両面に効果が認められたと報告されています。（参考文献：環境省 平成 21 年度ヒートアイランド現象による環境影響等に関する業務報告書）（ヒートアイランド対策ハンドブック 神奈川県））。いずれにせよ、その辺もちゃんと計算してからやるはずです。
改正FIT法も施行されました。（太陽光発電のO＆M（運用・保守）サービス NEC）
＞2012年に再生可能エネルギーの固定買取価格制度（FIT）が始まり、太陽光発電の普及が進みました。しかし、設備認定は取得したものの、実際には事業に至っていない未稼働案件が現在も少なくありません。2012年、2013年度の認定案件のうち、じつに34万件が未稼働という状態です。（2015年12月時点）。また、発電所の安全性、周辺への環境負荷などの面でも多くの課題が出てきました。こうした状況を受け、経済産業省はこれまでのFIT法を見直し、2017年4月に「改正FIT法」を施行することになりました。この「改定FIT法」のポイントのひとつが、安全性や運用に問題のある発電所は、認定IDが取り消される点なのです。
固定買取価格制度自体は、再生可能エネルギーの普及政策として、最も一般的な手法のようですが、問題点もあったので、改善したということですね。安全性に問題があれば、キチッと対応していきますし、その他考えられる問題には対処していくはずです。運用しないのは、売電権利を転売するためだったようですが、そういう詐欺みたいなマネーゲームは排除されるということですね（参考：太陽光発電、宴のあと 未稼働560万世帯分失効 日経新聞 2017/5/13 2:00）。
太陽光発電施設に関するリスク - SOMPOリスケアマネジメント（損保ジャパン日本興亜RMレポート）
盗難のリスクもあるみたいですね。カラスの投石が問題あるみたいです（日本興亜は以前CMに石原軍団を起用していましたが、そのこととカラスを問題にしてきた石原慎太郎都知事と関係があるのかどうか カラス対策プロジェクト 石原慎太郎公式ウェブサイト）。
日本は災害が多い国ですが、それだけにノウハウがあります。調べた感じ、地震・台風など対策はわりとちゃんとしているようです。
斜面への太陽光設置の施工性、北杜市で検証を開始（日経テクノロジーオンライン）
＞NTTファシリティーズは3月19日、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）からの受託事業の一環として、アドテック富士（愛知県岡崎市）と共同で、傾斜地向けの実証用の太陽光発電システムを、山梨県北杜市長坂町夏秋地区に導入したと発表した。
＞国内での太陽光発電に適した土地への導入が進み、今後、従来は設置コストが高くなるために導入が難しかった場所への設置が課題となる。
＞2017年2月まで、発電特性などのデータを収集するほか、発電コストの評価、施工性の向上を検討する。
2年前の記事ですが、日本は斜面に危ないものを設置するなら、検証して危険性のないように設置するはずです。危険性だけでなく、考えられるあらゆる効果を検証するんじゃないですか？傾斜地向けの太陽光発電システムは研究しているところ、研究がちょうど終わったところぐらいなのに、斜面に設置してしまった人がいるとするなら（写真がアップされていましたからいるんでしょうが）、まぁ問題ですよね。法で規制があるのにやってしまったなら、刑務所行きでしょうし、規制が無いなら、規制なしの怠慢を誰かが問うしかないと思いますが。斜面への設置は設置コストが高いためにやられてこなかったようですが、何処の大馬鹿野郎が、採算無視で危険な斜面設置をフライイングでやってしまったかには興味が無くもありません。
東京や神奈川の山林を伐採して設置したらヒートアイランド現象が悪化しないか心配もありますが、きっとその辺も上手くやるでしょう。ちなみに屋上への設置はヒートアイランド効果を和らげるとも悪化させるとも言います（＞日中、太陽光パネルの表面温度が上昇することで、通常の屋上面よりも周囲の空気をより暖めてしまう可能性が指摘されています。しかし、夜間にはコンクリートの屋上面より太陽光パネルの方が蓄熱しないため、夜間のヒートアイランド現象を緩和する効果が期待できます。また、日中に高温となる太陽光パネルに対して散水による冷却を実施した研究事例では、発電効率の向上と表面温度低下によるヒートアイランド現象の緩和の両面に効果が認められたと報告されています。（参考文献：環境省 平成 21 年度ヒートアイランド現象による環境影響等に関する業務報告書）（ヒートアイランド対策ハンドブック 神奈川県））。いずれにせよ、その辺もちゃんと計算してからやるはずです。
改正FIT法も施行されました。（太陽光発電のO＆M（運用・保守）サービス NEC）
＞2012年に再生可能エネルギーの固定買取価格制度（FIT）が始まり、太陽光発電の普及が進みました。しかし、設備認定は取得したものの、実際には事業に至っていない未稼働案件が現在も少なくありません。2012年、2013年度の認定案件のうち、じつに34万件が未稼働という状態です。（2015年12月時点）。また、発電所の安全性、周辺への環境負荷などの面でも多くの課題が出てきました。こうした状況を受け、経済産業省はこれまでのFIT法を見直し、2017年4月に「改正FIT法」を施行することになりました。この「改定FIT法」のポイントのひとつが、安全性や運用に問題のある発電所は、認定IDが取り消される点なのです。
固定買取価格制度自体は、再生可能エネルギーの普及政策として、最も一般的な手法のようですが、問題点もあったので、改善したということですね。安全性に問題があれば、キチッと対応していきますし、その他考えられる問題には対処していくはずです。運用しないのは、売電権利を転売するためだったようですが、そういう詐欺みたいなマネーゲームは排除されるということですね（参考：太陽光発電、宴のあと 未稼働560万世帯分失効 日経新聞 2017/5/13 2:00）。
太陽光発電施設に関するリスク - SOMPOリスケアマネジメント（損保ジャパン日本興亜RMレポート）
盗難のリスクもあるみたいですね。カラスの投石が問題あるみたいです（日本興亜は以前CMに石原軍団を起用していましたが、そのこととカラスを問題にしてきた石原慎太郎都知事と関係があるのかどうか カラス対策プロジェクト 石原慎太郎公式ウェブサイト）。
日本は災害が多い国ですが、それだけにノウハウがあります。調べた感じ、地震・台風など対策はわりとちゃんとしているようです。
