稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

急峻なる谷を登り

2017年07月08日 | トラウト
 今年も日本海にそそぐ小さな川に入る。

 数年前の台風で川底に積もった土砂は今もそのまま。

     

 それでも小ヤマメたちはルアーを追う。

 生き延び、たくましく世代をつないでいるのが何よりうれしい。

 もっとも今日はヤマメの出足が悪く、ようやく最初の1匹。

     

 この時季、ぼくは主に瀬を釣るが、ここには瀬と呼べるほどのものはあまりない。
 水の落ち込む壺がねらいどころ。

     

 その壺が全般に小さいのが悩みどころ。
 それでも待ちかまえていたヤマメは瞬時にルアーをくわえ込む。

     

 ここのヤマメたち、全般に赤みがかかり、やや黒っぽく見える。

 上流に登るにつれ、渓谷は岩また岩。

     

 白く泡だった水の流れ。
 ヤマメたちはどのようにしてここを昇るのだろう?と不思議でならない。

 外からは見えない水の通り道があるのかもしれない。

     

 熊に出会わないよう
「オーイ」とか「ハッ」とか叫びながらの釣行。

 釣りにのめりこむとそれを忘れてしまいそうになり、改めて声出し。

 少し増水で気分のよい、けれども暑かった一日。

 本日 水温 19℃
     ヤマメ 14匹(14~23cm)
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (テンカラ太郎)
2017-07-16 13:21:08
ご無沙汰しております。
小さな川ながら、いい体格をしたきれいなヤマメですね。都合をつけて、釣りに行きたいです。
いい体格 (神田)
2017-07-16 23:02:09
 太郎さん、こんばんは。
 今年はお忙しいようですね。

 ご都合がつけばまた現地でお会いしましょう。

 この川、小さいながら、なかなかいいのが出ますよ。
 ただ、減水になると、とたんに厳しくなります。

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