稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

近畿も梅雨明け 上流もきびしく

2022年06月29日 | トラウト
 近畿も予想どおりの梅雨明け。

 涼しい上流へ!と向かったが林道歩きは酷暑。

 途中にある沢、いつもなら音をたてて流れているのに今日は静か。

        

 ここで顔を洗い、首筋や腕を冷やす。

 さて、ようやく釣り場に到着。

 例年、梅雨明け直後なら水量は十分なのだが、今年は少ない。

     

 ミノーを投げるとたまに小さな影。

 これは苦しい、とミノーのサイズを小さく。

 それでも結果は同じ。

 水深50cmくらいのプール状のところでようやくミノーにギラリ。

 食わない。

 もう一度・・・きた!

 やっと1匹。

     

 が、あとはきびしかった。

 今日の水温は20℃、まだいける。

 しかしこのままだと水位は下がり続け、水温もジリジリ上がりそう。

 いつの夏だったか、渓流釣りをしばらく休んだ年があった。

 今年もそんな窮地に追い込まれるのだろうか。

 「戻り梅雨」という話、本当にくるのか?

 きてほしいけど。

 本日 水温 20℃
    釣果 アマゴ 2匹(16~17cm)
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関東甲信の梅雨明け?

2022年06月27日 | 日々
 今年はカラ梅雨か?と思っていたら関東甲信の梅雨明け宣言。

 「エーッ!」

 いつもなら、近畿の梅雨明けは7月半ば過ぎ、祇園祭の山鉾巡行あたりのはず。

 今年は近畿の宣言も時間の問題となりそうだ。

 毎年の豪雨災害はまぬがれそうでそれは歓迎ながら、
そうなると今年7月の渓流釣りは絶望的な予感。 

 いや、それどころではない。

 梅雨明けとともに一気にやってくる猛暑、今年は長引きそう。

 加えて昨今の電力事情の悪化、
予測される水不足、農業の不振、またまた値上がり・・・。

 深刻な夏になりそうだ。
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上流のイワナたち みんな小さく

2022年06月24日 | トラウト
 急に真夏日のようになった。 

 先日の雨も大した増水にはならず、水位は低いままだ。

 今日は少し上流部へ。

 アマゴにまじってイワナたちも見られるかなと期待。

      

 入渓して初めはほとんど反応なし。

 やっと小さいのが釣れた。

 アマゴと思ったらイワナ。

     

 そしてその次も・・・。

 この一帯、いつもならアマゴの方がずっと多いはずなのに。

 今日はイワナの日か?と思いながら釣り上がる。

 以前、いい型のイワナを釣った地点にさしかかった。

     

 ミノーを投げ込むと、もぞもぞという手応え。

 上がってきたのは今日初めてのアマゴ。

     

 それにしても小さい。

 全般にトラウトたちが小さくなってきた。

 成魚はどこに隠れているのだろう。

      
 
 本日 水温 19℃
    釣果 アマゴ 2匹(13~15cm)
       イワナ 7匹(14~18cm)
 
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姿を見せて、アマゴたち

2022年06月21日 | トラウト
 梅雨入り後、しばらく雨なし。

 やっと降り始めたけど、近畿北部は小雨程度。

 中流域に入ってみたが、水は少ない。

     

 これでは難しかろう・・・と予想したとおりの苦戦。

 今季はこんな日が多い。

 ようやく流れ込みの深みでミノーに手応え。

     

 待ちかねた最初の1匹。

 このあとはまたまた苦戦。

 で、やむなく前に実績のあった少し上流に移動。

 最初の好ポイント、最大限の集中力をもって第一投。

 沈黙、追尾する影さえなくがっかり。

 「おかしい」と思いつつ釣り上がる。

 ようやく早瀬で2匹目。

     

 それにしても黒っぽい魚体だ。

 次いで再び下流へ・・・とこんな具合に彷徨。

     

 ここのアマゴたち、急に姿を見せなくなった。

 これは水位が下がったからか、それとも季節が変わったからか?

 間もなくまとまった雨の予報だが、
毎年同じような悩みと迷いを抱きながらのこの季節。

     

 本日 水温 19℃
    釣果 アマゴ 5匹(17~21cm)
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太郎さんのテンカラに脱帽

2022年06月18日 | トラウト
 今日は釣友 太郎さんと奥山の天然イワナを釣りに。

 心配していた雨にもあわず、まずまずの釣り日和。

 車を停めてから山道をかなり歩いて釣り場へ。

 さて、長い急斜面を降りて入渓。

     

 増水を予想していたが意外、むしろ渇水状態。

 ルアーを追ってくるのは小さなイワナ。

 が、追ってはくるが、食わずに反転。

 ときおり釣れるのはアブラハヤ。

 しかし泡の下でようやく重み。

 苦戦の末の今日初めてのイワナ。

     

 一方、テンカラ師の太郎さんは違っていた。

 この日、入渓早々に27cmを釣りあげた。

 驚いたのは毛バリを食わせた地点だ。

 川底のはっきり見える、とてもゆるやかな流れ。

 ぼくならそんな場所は「いない」と即断し、
ジャブジャブ歩いてその先の流れ込みに的をしぼったろう。

 ぼくのこれまでの経験では、
釣り上がっていくとき急に足元をトラウトが逃げていくことがよくあった。

 おそらくそれはこうした状況に関係するのだろう。

 その後も太郎さんは、浅いゆるやかな流れや小さな落ち込みなどでイワナを釣り重ねていった。

     
         ( 太郎さんの釣ったイワナ、その1匹)

 太郎さんの渓を見る目とテンカラの腕に脱帽。

 本日 水温 19℃
    釣果 イワナ 2匹(14~26cm)
       ( 太郎さんは7匹 )
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梅雨入りの笙の川水系にて

2022年06月15日 | トラウト
 しばらく遠ざかっていた笙の川水系。

 ときおり雨のなか、久々に足を運んでみた。

 最近の雨で水量は十分、

 これならアマゴたちも元気かもしれないと期待がふくらむ。

     

 少しうるさいような水音がザアザア。

 ただ、魚影はいまひとつ。

 たまにルアーを追っては反転していくのがチラホラ。

 まあ、この一帯は後半がいいのだからと自身に言い聞かせ。

 やっと、最初の1匹。

     

 側線に沿って小さな朱点が並ぶ、ここ独特のアマゴ。

 やや大きい淵、姿を隠してミノーを投げ入れる。

 キュン、キュンとトゥイッチ。

 すぐに手元に重み。

 上がってきたのは朱点のないヤマメ風。

     

 ここから少しずつアマゴの姿が多くみられるように。

 続いて現れたプール状の段々。

     

 やっぱりここにもいた。

 そんなわけで、今季の笙の川水系としてはまずまず。

 とはいえ、長く歩いた割には
あまり釣れなかったかなとやや満たされぬ思い。

     

 いや、まだまだこれからと自らを叱咤しつつ納竿。

 本日 水温 17℃
    釣果 アマゴなど 7匹(15~21cm)
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石田川 6月はいかに?

2022年06月10日 | トラウト
 石田川といえば、ぼくにとっての好季は4月。

 しかし今年の4月は積雪にはばまれ、たどり着くことさえできなかった。

 もう6月になってしまったが、
果たしてアマゴたちは歓迎してくれるだろうか?と少々不安の釣行。

 さて入渓。

 先日の雨で水量は十分。

     

 滔々たる流れ、その高い水音は実に心地よい。

 ほどなくアマゴがかかった。

     

 14cmと小さいけれど、結構体高がある。

 この広い川で育ってこそか?

 もっともこの後は魚影が薄くなり、
釣れてもバラシに泣くなど気分は次第に下降。

 それでも変化に富んだ瀬で、ようやく活発な反応が現れた。

 同じ場所で二匹が連発。

     

 下流からここまで耐えてきたかいがあった。

 渦を巻く深みでは泡の底からミノーに食いついてきた。

     

 が、このアマゴ、やけに黒い。

 石田川のアマゴは様々だ。

 ヤマメのように朱点がないのやら、朱点があっても少ないのやら。

 諸説あるらしいが不思議な水系だ。

 それにしても今日は明るく晴れ晴れ。

     

 6月でもアマゴたちが元気であることを知り、安堵。

 また、今年もアマゴたちが自力で世代をつないでいることを確信。

 石田川のアマゴたちに乾杯!

     

 本日 水温 18℃
    釣果 アマゴ 11匹(14~21cm) 
 
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増水のなか小雨をつき

2022年06月07日 | トラウト
 昨夜は久しぶりによく降った。

 朝起きて、釣りは大丈夫だろうと楽観して現地へ。

 しかし車を降りて川を見ると、予想以上の水量!

 甘かった。

     

 しかも小雨が降り続いている。

 確か午後からやむとの予報だったが。

 しばらく車の中で沈思黙考。

 結局「せっかく来たのだから少しだけ」と着替えて入渓。

 しかし入ってみると厳しい。

 水に足をとられ、釣り上がるのが大変。

 それでも「せっかく入ったのだから1匹だけでも」とがまん。

 白泡の脇の透明なところ、ここで1匹。
  
    

 なんと9cmの小さなアマゴ。

 3月の雪解け増水のときを思い出しつつ、
泡の切れ目や澄んだ直線の流れを探しながら、さらに上流へ。

 二つの大岩の間からの流れ込み、その脇で今度は成魚。

     

 こうして久しぶりに苦行のような釣り。

 急にガサガサという大きな物音。

 「ハッ」としたが、走り出したのはシカ。

 すばやくヤブの中に消えて行った。

 「ホッ」と安心。

 2時間ほどで、カッパからしみわたってきた水で体が冷えてきた。

 今日はここで限界と早めの納竿。

     

 やっぱり釣りは明るい晴れた日がいい。

 本日 水温 16℃
    釣果 アマゴ 5匹(9~20cm)
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再び天然アマゴの谷で

2022年06月04日 | トラウト
 前回は先行者にはばまれた上流へ。

 少し荒らされたかな?と心配したが、それよりも難敵は減水。

     

 かなり水が少なくなっている。

 まずは少し下流の、従前から魚影の薄いところより入渓。

 いつもどおり、確かに今日も反応が弱い。

 似たような渓相なのに、この「疎」はなぜなのだろう?と今日も自問。

 ようやく最初の手応え。

 ちょっと小さめのアマゴ、と思ったらイワナ。

     

 近年ここではめっきり減ってきたイワナ、これはうれしい。

 さて、先日先行者が入った水域にさしかかる。

 すぐにアマゴがかかった。

     

 が、このあとは苦戦。

 とにかく水が少なく、釣れそうなポイントが少なくなっているのだ。

 それでも白泡の下、力強い反応!

 これはいいイワナ。

     

 今季はイワナが増えたのだろうか。

 そんなこんなで苦しかったが、終わってみればまずまず。

     

 ひと雨ほしいところ。

 本日 水温 17℃
    釣果 イワナ 3匹(17~24cm)
       アマゴ 6匹(17~20cm)
 
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たくさんのアマゴが姿を見せ

2022年06月01日 | トラウト
 今日は再び天然アマゴの谷を探訪。

 現地に着くと車が1台。

「ンッ、これは先行者?」

 目をこらして前を見ると、釣り竿を持った人が歩いていく。

 やむなく下流へ。

     

 さて、入渓。

 最初のやや広いプール状のところ、ここですぐに出た。

     

 そうして二投目にも。

 久々に今日は活性が高そうだ。

 この予感どおり、その後も活発。

 「湧き出てきたように」、といえば言い過ぎだが魚影は濃い。

 近年、ここではあまり見なくなったイワナも顔を見せてくれた。

     

 今日の良かったのは何よりもバラシが少なかったこと。

 これはアマゴの食い方に迷いがなかったからか。

 それともルアーのハリにシングルを多用したからか?

     
 
 ルアーを追っては反転していくアマゴ、
それでも二投目に再び現れ、今度はガッチリくわえ込む。

 こうした活性に恵まれた。

 いずれにせよ、久々に目にしたたくさんのアマゴたち。

 これから先、この調子が続いてくれればいいのだが・・・。

       

 本日 水温 17℃
    釣果 イワナ  1匹   (17cm)
       アマゴ 15匹(16~21cm)
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