阿蘇方面のツアーに参加。
昨年、阿蘇に出張したとき、壁のような山を見て、「これはいったい?」と不思議に思った。現地で尋ねると、カルデラの外輪山であるとのこと。すると、火山があり、川があり、電車が走り・・・のここはカルデラのなか?。なんというスケール!
調べてみると、このカルデラは世界有数の規模だとか。
それで念願の再訪となった。
新大阪からサクラで熊本着。3時間20分。サクラの座席は横4列。のぞみよりゆったり。これはいい。
バスで赤水温泉へ。
短い阿蘇めぐり
翌朝一番、阿蘇五岳で唯一噴煙を上げる中岳ふもとへ。寒い。大駐車場はまだガラガラ。
しかし景観はいまひとつ。
その後、あっさりバスは阿蘇をあとに。
「ちょっと待って。あの大カルデラを見たいんやけど・・・」と思ったが、そこはツアーの哀しさ。ままならぬ。
機会があれば大ヤマメのいるという白川上流もみてみたかったが。
東洋のナイアガラ
バスは大分に入り、原尻の滝へ。バスガイドの話では「東洋のナイアガラ、絶景ですよオッ」。
原尻の滝?初耳やなあ。
着いた。
「ンー、これかあ、東洋のナイアガラというのは・・・」
落差18メートル。本物に比べると、ちょっと、いや、圧倒的に位負けか。本物は見たことないけど。
このツアーでは江戸時代から伝わるというミョウバン製造小屋の見学もあった。
ミョウバン製造の原理の説明→製造小屋の案内(約5分)→順路をたどり、気がつけば併設のみやげもの屋の中。このパターン、またかヨ。
くじゅう花公園
大草原につくられた花畑。花はともかく、ここから見る山々はすばらしい。湯布院岳といい、一帯の山々はみんな豪快だ。
大草原のなかで
二日目の黒川温泉。ホテルは大草原のなかにあった。
露天の温泉からは草原と遥かかなたに阿蘇五岳が遠望できる。とにかく広い。
こちらの温泉は硫黄のにおいが強い。いかにも温泉!という気がする。
温泉の数の多さ。また、加熱泉などというものはなく、それぞれが熱いということに、さすが九州!と感心する。
杖をついたおじいさん
今回、参加者の中に腰が曲がり、杖をついたおじいさんがいた。老夫婦連れかと思われたが、夫婦ではなく、付き添っていたのは娘さんのようだった。
ぼくもせめて一度くらい父を連れて来てやればよかった、などと今さらながら後悔しきり。
ごめんよ、お父さん。
というわけで「あこがれの阿蘇再び」は失敗の巻。