稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

天然ヤマメの谷へ

2022年04月30日 | トラウト
 どこの釣り場にも人、人の季節。

 今日は誰も入っていないであろう谷へ。

 毎年訪れるところだ。

 陽はさしているがひんやり。

 雨のあとで、水量は申し分ない。

     

 しかしヤマメたち、なかなか姿を見せてくれない。

 やっと1匹。

     

 ハリがエラの下に入り込み、出血!あせる。

 ペンチでそろりと抜いたが、元気に戻っていった。

 「ホッ」

 このあとも苦戦。

 陽が傾き始めたころ、ようやく追加の1匹。

     

 まだ黒々したサビの抜けないようなヤマメ。

 今日のヤマメ、何度か追っては反転、この繰り返し。

 まだ早いのか?と自問しつつ納竿。

 今季はなかなか調子が上がらない。

 本日 水温 14℃
    ヤマメ 2匹(17~18cm)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

哀しき会見

2022年04月27日 | 日々
 事故以来、逃げ回っていたかのような桂田社長。
 
 「ようやく」の今日の会見は土下座で始まった。

     

 土下座とともに「周到に」準備してきたであろう原稿も読み間違いだらけ。

 「最終的には船長の判断」という言葉に至っては、守りに徹する姿勢も垣間見える。

 今となっては半ば絶望的でもある船長の帰還。

 こんな社長が、こんな会社が跋扈していいのだろうか。

 とても哀しい。

 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中流域で骨折り損のくたびれもうけ

2022年04月25日 | トラウト
 イワナたちの活性も上がってきた。

 そろそろ中流域でも!との思いからそちらへ。

 ムシ暑い日だ。

 川の水はと見ると・・・減っているではないか!

     

 川底も黒ずみ始めている。

 最近まで雪解け水に悩んでいたのがウソのよう。

 で、ルアーへの反応は?というと、すこぶる悪い。

 ようやくヤマメが1匹。

     

 釣れたのは大きな岩のワキ。

     

 しかし、このあとが続かない。

 追ってくる姿さえほとんどない。

 やれやれ、今日は骨折り損のくたびれもうけ。

 どうやら入る場所を誤ったかな。

 帰宅して過去の釣りメモをくってみると、今の時季にこの場所で活発だったとある。

 ならば、ベタナギのような今日の状況が悪かったのか?
 
 それとも年ごとの「変動」なのか。

 釣りというもの、なかなか一筋縄ではいかない。 

 本日 水温 一気に19℃
    ヤマメ 2匹(13~19cm)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はイワナの日

2022年04月22日 | トラウト
 水位も下がってきたところで、今日は上流へ。

 やっと楽な釣りができそうだ。

     

 しかし雪に押しつぶされた木やその枝が川面を覆い、なかなか大変。

 それでもプール状のところではイワナが。

    

 浅いところではまだ姿を見せないが、そのうち現れるはず。

 アマゴもいるはずなのだが・・・と思っていたらようやく1匹。

     

 上流ではアマゴよりイワナの方が立ち上がりが早いのか?

 ところで、この一帯には少し大きな深みがある。

 今日は大モノねらいで9センチミノーを準備してきた。

 そのアピール力に期待して、モノは試しと。

 投げ込み、そしてトゥイッチ。

 やっぱり9センチミノーは重たい。

 10回ほど投げたろうか、ついに手応え!

 が、意外に軽い。

     

 上がってきたのはイワナだが、22cm。

 期待の大モノとはいかなかった。

 このあともイワナを追加。

     

 ただ、イワナの大きさには少々不満が残る。

 これからだろうか?

 本日 水温 13℃
    アマゴ  1匹(16cm)
    イワナ 10匹(16~24cm)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石田川水系 ほろ苦い初日

2022年04月19日 | トラウト
 例年なら4月上旬には釣れるはずの石田川水系。

 今年はちょっと出遅れたかなと半ば焦りの気持ちで出発。

 目指すは上流。

 ところが山道を走っていて「残雪が多いな」と思っていたら、ついに!

     

 雪でまだ通れないとは!

 今年の雪の多さを改めて実感。

 先行者らしい車が2台停められており、ここから歩いたようだ。

 当方はやむなく引き返し、中流域へ。

 かなり時間をムダにしてしまった。

 さて入川。

 まだ相当の水量だ。

 川岸では今年もスイセン風の花があちこちに。

         

 なんという名前なのだろう?

 石田川のアマゴと同じで、「自生」というところがとてもいい。

 が、かんじんのそのアマゴ、まったく姿を見せない。

 あちらこちらに転じた末、やっと小さな1匹が。

     

 釣れたのは流れがゆるやかになった水深のあるところ。

     

 それ以後は流れの早い瀬が続き、アマゴに出会えず。

 石田川水系の初日はほろ苦いものになってしまった。

 今日は早めの納竿。

 本日 水温 13℃
    アマゴ 1匹(16cm)
 
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イワナもヤマメも瀬に居たが

2022年04月16日 | トラウト
 今日は風が冷たい。

 昨年も入った平坦なところへ。

 変化に乏しいが、歩いていれば結構いいポイントもある。

 歩きながら、とある浅い瀬にミノーを投げると重み。

 モゾモゾと抵抗しながら上がってきたのはイワナ。

     

 『こんなところに!』と驚き。

 とても今の季節には出そうもない浅い流れだ。

     

 ならば、とここから瀬を探りながらの釣り上がり。

 で、次に出たのはヤマメ。

     

 これはいい!と俄然こちらも元気に。

 が、その後はまったく反応なく、期待した分、疲労ばかりが積み重なる。

 平坦な瀬が終わり、やっと岩場に到着。

     

 ここから慎重に、繰り返し繰り返しミノーを投げる。

 大きな岩の影からイワナ。

     

 『やっぱり居た』とホッ。

 しかし実績のあるこのあたりも反応はこれまで。

 瀬でのイワナたち、まだ本格的とは言いがたいようだ。

 疲れでか、体も冷え、ここで納竿。

 本日 水温 12℃
    釣果 イワナ 3匹(16~19cm)
       ヤマメ 1匹(20cm)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゴたち 瀬にも

2022年04月13日 | トラウト
 あまり人の入らぬ奥地でも、雪はすっかりなくなっている。

     

 早速イワナが歓迎に現れた。

     

 もっとも、深いところが少なく、
イワナたちには住みづらいのか、小さいのが多い。

 少しくぼんだあたりにミノーを投げると
イワナが飛び出すものの、食わずに反転して去ってしまう。

 これを繰り返しては最後に食いつくという形。

 イワナは「悪食」、「貪欲」などと言われ、何でも食べてしまうかのように言われる。

     

 が、必ずしもそうではないとぼくには思える。

 アマゴたちを含め、彼らがミノーを追うのは主として追い払い行動ではないか?と。

 ただ、その追い払い行動、アマゴに比べるとイワナは執拗に見える。

 そのことが「悪食」、「貪欲」を連想させるのではなかろうかと。

 さて、この一帯の釣りを終え、次の場所へ。

 早速かかった。

 今日は朱点のはっきりしたアマゴ。

     

 釣れたのは瀬。

     

 いよいよ出始めたか!

 が、このあとはバラシの連続。

 とはいえ、いよいよアマゴたち、瀬にも広がり始めた感。

 本日 水温 16℃
    アマゴ 1匹(17cm)
    イワナ 5匹(16~21cm)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明るい陽光の下で

2022年04月09日 | トラウト
 川に向かう道中、今日はやけに車が多いと思ったら花見のよう。

 川に着くとまぶしいような明るさ、そして暖かさ。

     

 川べりの残雪はウソのように消えてしまっている。

 さて、入渓。

 とはいえ、ヤマメたちの活性はこの暖かさにつらなってはいないようだ。

 期待した箇所も沈黙したまま。

 後半になって、ミノーを追うギラリとした銀色の魚体をはじめて確認。

 足元を固めなおしてもう一投。

 きたっ!

 体側に朱を帯びたヤマメ。

     

 釣ったのは段差のある流れ込み、その流れの脇だった。

 ダラけ始めていた心に俄然気合が。

 そうして次の深みでは2匹目。
  
     

 よく見ると薄い朱点。

 アマゴの痕跡をもつ笙の川名物、アマゴ風ヤマメ。

 このあと、苦戦しつつもポツリと釣れたりバラしたり。

 ヤマメたち、明るい陽光の下、ようやく上向いたか?.

 いや、単に水位が下がって釣りやすくなっただけのことなのか?

 おしまいは小さなイワナ。

     

 釣友 太郎さんからは湖東でツ抜けとのメール。

 こちらも早くそうなってほしいものだ。

 本日 水温 14℃
    釣果 ヤマメ 4匹(15~19cm)
       イワナ 1匹(13cm)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゴ 安曇川水系も厳しく

2022年04月05日 | トラウト
 手詰まりな笙の川水系はひとまず置き、今日は安曇川水系へ。

 漁協事務所で年券を買い求め、ついでにしばらく雑談。

 今年は解禁以来低調で、まだ釣り人からの朗報が少ないこと。

 また、解禁当時はひどかった積雪もやっと融け、
水位もかなり下がったことなどを聞き取った。

 さて入渓。

 すぐ気づいたのは川面を舞う虫の多さ(写真)。

     

 うっかり息を吸い込むと、口に入ってきそう。

 いい感じ!と喜んだがルアーへの反応はさっぱり。

 瀬はもちろん、深みでもアマゴたちは追ってこない。

 が、ようやくゴトゴトという手応え。

 上がってきたのは痩せたアマゴ。

     

 なんとか最初の一匹!と安堵。

 釣れたのは胸まで水がくるような深みで、流れはゆったりだった。

     

 しかしこのあとも苦戦つづき。

 ミノーを二度ほど追ってくるのを目にし、
バラシも一度あったが、これ以上は期待できそうにないと早めの納竿。

 本日 水温 10℃
    釣果 アマゴ 1匹(14cm)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩いて歩いてアマゴ1匹

2022年04月02日 | トラウト
 今日は冷え込む。

 谷筋で風が吹いてくると指先がかじかむ。

 先日のイワナの成果をバネに大いなる飛躍を!と意気込む。

 入渓し、トラウトがひそんでいそうなところをねらう。

     

 ほどなく、小さいのがかかった。

 が、水中でバレてしまい、消えてしまった。

 それでもまだ始まったばかりと当方には余裕。

 ところがこの後、水を打ったように静まり返ってしまった。

 「おかしい、こんなはずでは・・・」と思いつつ釣り上がり。

 後半になって「やっぱり前回はできすぎだったか?」という気がだんだんに。

 そんなおり、ようやく待望の手応え。

 かかったのはヤマメ・・・と思ったが、よく見ると薄い朱点。

     

 まあ何でもいい、とにかくうれしい初アマゴ。

 この後もさらに上流へ。

 しかし歩けども歩けども、ルアーを追うトラウトの姿なし。

 陽が傾き、今日はここで断念。

 いい季節が待ち遠しい。

     

 本日 水温 9℃
    釣果 アマゴ 1匹(17cm)
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする