稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

イワナと見まがう黒アマゴ

2017年04月25日 | トラウト
 4月に入ったが、渓流は依然パッとしない。

 それならダメもとで上桂の源流部へでも!

 というわけで奥地へ。

   

 川は全体に浅いが、歩けばたまりや深みに出くわす。

 そのたまりで最初の1匹。

   

 まだサビが落ちていないものの、ヒレはきれい。

 釣り上がっていくとあちこちで、足元に山ザクラの花びら。
 見上げると、赤っぽい葉をつけた山ザクラの立ち姿。

 そんなところでも1匹。

 花びらのたまった水辺で記念撮影。

   

 さらに上流でやや大きな1匹。

 水面からその黒っぽい姿を現したとき
「ンッ、イワナ?・・・上桂でまさか!」

 網に入れてよく見るとやはりアマゴ。

   

 いやはや、びっくりするような黒さ。

 飛び出したのは大きな岩の下、深くなったところ。

   

 源流部の方が食いが良いとは・・・。

 本日 水温 13℃
     アマゴ 5匹(12~18cm)
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日曜日の枚方市内にて

2017年04月24日 | 日々
 ハワイアンの大道芸
 ひんやりしているが、さわやかな休日。

 用事で京阪枚方市駅に立ち寄り。

 通りでハワイアンが聴こえてくる。

 人だかりをかきわけるとウクレレを手にした中年女性たち。
 その前で女の子たちがフラダンスを踊っている。

   

 明るい表通りでの大道芸。

 ぼくも昔試みた中南米音楽の演奏を思いだす。

 今さら再開などという気はないけれど、ほほえましく、うらやましい。

 踏切の非常ボタン
 そこを立ち去り、踏切を渡る。

 思いだしたのは去る15日、川崎市の踏切での事故のこと。

 危険をかえりみず、踏切内に取り残された高齢者の救出に向かった銀行員。

 その心意気に今も心が揺り動かされる。

 報道では押されていなかった非常ボタンのことが話題になった。

 踏切でそれを思いだしたのだ。
 いや、ぼくもまったく知らなかったので。

 あった、あった。

   

 踏切のこちらと向こうの両側に設けられれている。

 これを早期に押せば、信号が変わるなど運転士の気づくところとなるらしい。

 それでもこの非常ボタン、ぼく同様、ほとんど知られていないのでは?
 こんな機会に広く知られるところとなってほしいものだ。

 改めて勇気ある心優しい銀行員の冥福を祈りたい。


 
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上桂 一進一退ながら

2017年04月22日 | トラウト
 期待はもてないが、今日も上桂へ。

 3年ぶりに入るこの谷。
 川底の黒ずんだ色がいかにもアマゴの跳梁を予感させる。

    

 が、ルアーの動きには沈黙。

 やはりまだ季節が早いか?

 手前の石でプールが形成された絶好の箇所。

    

 ここでも沈黙。
 それでも2投目、アマゴが顔を出しては戻って行った。

 流れの中心部より、岸近くの少しゆるい流れの方がよさそうだ。

 ルアーを見にくるだけのアマゴたち。
 
 それでもようやく1匹。

  

 小さいながら放流モノではないホンモノ。

 ひそんでいたのは枯れ根の下のやや掘れ込んだところ。

   

 こんなところで、まさか!の1匹だ。

 釣れない日は疲れが倍増。

 それでもアマゴが顔を出すことが多くなってきた。

 一進一退ながら、初夏に向かってのかすかな予感。

 本日 水温 13℃
     アマゴ 1匹(14cm) 
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豆アジいっぱい情報ながら

2017年04月19日 | 
 アジングの師匠から、若狭で豆アジがわいてますとの情報。

 川は増水でだめだろうとの思いで若狭へ。

 夕刻、若狭に着くと、おじいさんがサビキでアジ釣り。

「釣れますか?」と尋ねると
「まだ2匹や・・・アカン」。

 アジの姿はどこにも見えない。
 しばらくサビキ釣りを眺めていたが、気配はまったくなし。

 車内で食事、暗くなるのを待つ。

     

 やっと暗くなった。
 常夜灯の下でアジを探す。

 いたいた、足元にいっぱい。
 すごい大群だ。

 イワシボールならぬアジボールをつくっている。 

 10cmにもならない文字通りの豆アジ。

 ワームを投げてみたが、見向きもしない。

 常夜灯から離れたうす暗いところに目をやると、ここでもアジ。
 豆アジよりも一回り大きそうだ。

 「学年」ごとに群れをつくっているみたい。

 このうす暗いところにワームを投入。

 表層を細かく震わせながら巻いているとゴンッ、グググ。

 これはエエアジや!と思ったが

     

 メバル君。

 表層のアジには相変わらず無視されっぱなし。

 そのうち、やっと1匹。

     

 アジは手ごわい。
 いるから食ってくるとは限らない。

 何かをきっかけにいわゆる「スイッチが入る」のだろうか?

 釣果 ア ジ 1匹(13cm)
     メバル 4匹(13~17cm)
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瀬川さんに再会

2017年04月16日 | 日々
 ほぼ一年ぶりに瀬川さんに再会。

 今は退職されているが、ぼくの先輩であり、上司だった人。

 仕事の場ではあまり話すヒマもなかったが、読書家でもある。

 ぼく自身、読書で感銘することがあると誰かに話したい衝動にかられる。

 が、まわりにはあまり話す人がいない。
 
 そんなときには瀬川さんをいつも思いだす。

 この夜も居酒屋でいろいろ話した。

 瀬川さんに「何かいい本を貸して」と頼んでおいたら
「日本旅行日記」(アーネスト・サトウ 著)を貸してくれた。

 このあたりの本が探究心に富む瀬川さんらしい。

 ところで、瀬川さん、絵も描かれる。

 昨年お会いしたとき、渓流釣りの話をした。

「よし、じゃあ、ヤマメを描いてみよう」と瀬川さん。

 この日、でき上がった扇子を頂いた。

     

 この道には不案内ながら、本格的!

 扇子のヒダでヤマメが少し肥ってみえてしまうが・・・。

 でも、目玉のあたり、まさにヤマメだ。 

 おおきに、瀬川さん、大事にわせてもらいます。 
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低調続く 上桂川の谷

2017年04月13日 | トラウト
 残雪も少なくなった。

 そろそろ?と思って入ったが、いきなりきた。

     

 小さい。
 全体に黒ずんではいるものの、朱点は派手。

 盛期になればケバケバしくなりそうな1匹。

 飛び出したのはこんな落ち込み。

     

 そこから釣り上がり、足元のガタガタした岩場。

     

 渓相はいいのだが、やっぱり岩盤質のところは不在。

 このあとアマゴは姿を見せなくなった。

 この谷、夏でも場所ムラが多いのだ。

 もっとも、流れのゆるやかなところではライズが散発。
 それでもこういうところ、ルアーはやはり今日も無視されてしまった。

 ライズしているアマゴが小さいのかな?

 かなり釣り上がったところでゆるやかな深い流れ込み。

    

 ここなら!

 2投目でミノーにヒット。

     

 このあとはまったく音沙汰なし。

 やれやれ、歩き疲れた。
 まだ甘くはない。

 本日 水温 11℃
     アマゴ 3匹(13~14cm) 

 
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円熟した人の存在感を改めて

2017年04月10日 | 日々
 昨土曜日の花見は終わった。

 日曜日の朝、招いてくださった浅井さんに改めてお礼の電話をしなければと思ってい
た矢先、浅井さんからぼくに電話。

「昨日はおおきに、遠いとこから来てもろて・・・」と。

 先方から電話をいただいたことに恐縮。

 歳をとってぼくもお礼ということに特別の思いをもつようになった。

 別れ際にお礼の気持ちを伝えるのは誰でもすること。
 が、お世話になれば、翌日改めてお礼の気持ちを伝えることもまた心をこめた作法な
のだと。

 若いときには気づかなかったことではある。

 そう思えば、浅井さん、昔からそんな気遣いをされる方だった。

 80歳になられたというこの人。
 老いられてますます・・・としみじみ。

 円熟した人の存在感を改めてかみしめた日曜の朝。

     
      ( 夕暮れの山科 )
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いっしょに歌えなかった「東京の花売り娘」

2017年04月09日 | 日々
 今年は遅いと言われていたソメイヨシノ。
 急に暖かくなり、一気に咲きそろった。

     

 土曜日、降ったりやんだりの京都 山科でお花見。

 招いてくれたのは地元の古い知り合いの人たち。

 ぼくが仕事で山科に通っていた一時期、関わった人たちだ。

 そのなかで、最近では年賀状だけの付き合いになっていた浅井さん。
 その浅井さんが駅前で待ってくれていた。

 浅井さんもずいぶん歳をとられた。
 杖をつかれていたとは知らなかった。

 ぼくらはすぐ近くの花見会場 琵琶湖疎水に向け、ゆっくり歩いた。

 浅井さんにその後の皆さんのことを尋ねてみた。

「魚屋の金田さんは?」
「ああ、金田は死んだよ。」

「酒屋の・・・」
「ああ、奥野はんか、奥野はんも死んだ。中山はんもな。」

 物故者の名を次々告げる浅井さんの言葉にぼくは絶句した。

 よく聞くと、生き残っておられるのは数えるほどなのだ。
 そういえば、あの当時、ぼくはまだ生意気さの抜けない駆け出し。
 対する皆さんはすでにいい歳だった。

「そうすると工務店の・・・」
「ああ、吉川はんか?早うに死んだよ。」

 吉川さんという人。
 ぼくにはひとつの思い出がある。

 あの当時、飲み会のあと二次会へ行くと、吉川さんは必ず「東京の花売り娘」(昭和21年)を歌った。

     

 吉川さんは一番を歌い終わるとぼくにマイクを差し向け
「神田はん、あんた二番を歌いなはれ」。

 ぼくは知らない歌だったので「すみません、知りませんので・・・」とお断りした。

 この歌の題名はその後ぼくの記憶にこびりつき、「いつか覚えよう」と思っていた。
 ぼくがようやくこの曲を覚えたのはホンの数年前。

 いつか吉川さんに再会したらこれをいっしょに歌おうと思っていたのだが。

 こうしてぼくらは花見の会場にたどりついた。

 集まった人々。
 ぼくには知らない人が多かった。

 それでも大川さんや、宮田さんなどなつかしい顔ぶれ。

 亡くなった人々のことを含め、昔話が延々と続いた。

 物故された方々がこの場におられればと残念でならなかった。

 帰りは夕闇迫る山科駅前を少し歩いてみた。

     

 駅前再開発で、もう昔の面影はどこにもない。

 皆さん、さよなら。
 お世話になりました。

 そして吉川さん、あの歌、いっしょに歌いたかったよ。

 みんな、みんな安らかに。
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上桂川 早春の谷はきびしく

2017年04月04日 | トラウト
 朝からポカポカ。

 今日も上桂川の谷へ。

 けれども反応がまるでない。

 暖かく風のないこの日の流れ込み。

     

 息をすると虫が口の中に入ってきそうなほど飛び交っている。

 この水面でライズが活発。

 が、そこへルアーを投げ込んでもまったく無視。

 やや大きな淵。

     

「ここなら!」とルアーを繰り返し投げるが、同じく沈黙。

 谷川の流れのかたわらにたまり。
 枯枝や枯葉がいっぱいたまっている。

     

 この中からアマゴが顔を出したがすぐ隠れてしまった。
 目をこらすとカワムツらしき稚魚がいっぱい。

     

 昨年、賀茂川漁協の発眼卵から孵化した稚魚の放流に参加したときのこと。
 組合長
「稚魚はこういうところに放流するのがいいんです。
 エサがいっぱいありますから」と言っていた。
 
 確かこんな場所だった。

 アマゴも冬はこんなところで耐えてきたのだろうか?

 あきらめかけていた頃、やっと1匹がかかった。

 この時季にはめずらしく、ルアーをくわえ込んだのは瀬。

     

 やはりこれもサビが落ちていない。

 エサの少ない冬を冷たい水の中で生き延びてきたアマゴ。

 早く元気に泳ぎ回ってくれよ。

     

 なお、この日の朝の水温は8.5℃。
 夕刻には10℃に上がっていた。

 本日 アマゴ 1匹(19cm) 
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カニサレスのアランフェス

2017年04月01日 | 日々
 NHKの「クラシック音楽館」でギター協奏曲 アランフェス。

 ぼくはこの曲がもともと好きなのだが、テレビでみるのは珍しく、大いに期待してみた。

 ギターを弾くのはスペインのカニサレス。

   

 ぼくは知らなかったが、氏はパコ・デ・ルシアのバンドにいたらしい。
 それならフラメンコギタリストそのものではないか。

 作曲したロドリーゴはもともとフラメンコの音楽に着想を得てこの曲を作ったらしい。

 カニサレスはインタビューに答えて
「私がアランフェス協奏曲から引き出すのは祖国フラメンコの芸術性です」
 と語っていた。

 さて、演奏が始まった。

 なるほど、カニサレスさん、座り方からしてあのフラメンコスタイル。

   

 そうして、奏法もまた確かにぼくがこれまで聴いてきたものとは違っている。

 ロドリーゴが作曲にあたってイメージしたのはこんな奏法だったのだろうか。
 あるいはそうかもしれない。

   

 従来のクラシックギターの奏法にはこだわらない、カニサレス自身の奏法。

 フラメンコに誇りと確信をもって、自由に弾いているかにみえる。

 それがとても印象的で、わくわくする演奏だった。

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