稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

映画「草原の輝き」(1961)

2017年06月21日 | 日々
 BSでエリア・カザン監督の「草原の輝き」。

 1920年代のカンサスを舞台にした青春映画。

 お互い高校3年生同士のバッドとティーニー(ナタリー・ウッド)は相思相愛の仲。

 しかし、婚前交渉は罪悪という倫理観が支配的な環境のもと、愛と性の問題に悩むなか、
二人はこじれてしまい、やがてティーニーは心を病んで精神病院へ。

 療養中、ティーニーは病院で知り合った若者との結婚が決まる。
 バッドは中退した大学で知り合った食堂の娘とすでに家庭をもっていた。

 退院後、ティーニーはバッドが経営する牧場を訪ね、バッドと再会。

     

 お互い、未練をもちつつも、もう後戻りできない再会だ。
 
 ティーニーがバッドの子どもにも会い、バッドに別れを告げるところで映画は終わる。

 順調なら二人が夫婦となり、子どもも設けたであろうものが、
ふとしたことからそれぞれ別の道を歩むこととなってしまう人生。

 ティーニーがバッドの子どもを抱き上げたとき、
「この子は、本当なら私とバッドの・・・」との思いをもったのかもしれない。

     

 映画の最後でバッドが言う「人生って不思議だと思う」、この言葉は縁の不思議さ
をよく語っている。

 それでもワーズ・ワースの詩「草原の輝き」でもって、人は力強く生きていくべしという、
ここに込めた製作者たちの想いはたくましく、前向きだ。

 その意味で、この作品はよくありがちな青春モノとは一味違う名作だ。
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水位は下がり続けつつも

2017年06月18日 | トラウト
 今日も川に向けて出発。

 15キロほど走ったところで財布入りのバッグを『忘れたっ!』

 免許証はともかく、現金がなければ弁当も買えない。

 やむなく元来た道を疾走。

 というわけで、入渓がずいぶん遅くなってしまった。

 水位はますます下がってきている。
 今日はダメもとで、中流域へ。

     

 いい瀬が続くけれど、反応がもうひとつ。

 かなり歩いたところで銀ピカのきれいな1匹。

     

 なえかけていた気持ちが一転。

 このあたりから反応がよくなった。

     

 水位が下がり続けているとはいえ、瀬ではやる気のアマゴたちがいる。

     

 今年の梅雨はどうなっているのだろう。
 前線が突然日本海にまで上がってしまい、梅雨明け!
 などとはなってほしくないもの。

 昨年8月の渇水の悪夢がよぎる。

     

 本日 水温 18℃
     アマゴ 14匹(12~23cm)
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再びロンドン高層住宅火災について

2017年06月16日 | 日々
 過日の高層住宅火災。

 火災が上の階に急速に広がったこと。
 当初、ぼくはバルコニーのない窓から・・・と推定した。

 が、その後紹介された英PA通信の内容。
 低コストで美観を得るため導入された外壁材が上階へ延焼させたとのこと。

 どうやら可燃材を使っていたようだ。

 しかもそれは昨年5月の大規模改修によるものだったとか。

 つまり改修に際し、本来基準に合っていた状態を破棄してしまったということ?

     

 事実なら驚きで、決してあってはならないことだ。

 日本でも20年ほど前、広島の高層マンションで似たような火災があったと記憶する。
 確か、あのときはバルコニーの目隠しにアクリル板が使われていたということだった。

 双方ともに、本来の建築基準から外れていたとすれば、チェック機能はどうだったのか?

 それが働かなければ、この種の惨事はまた起こりうる。
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気分を変えて天然トラウトの谷へ

2017年06月15日 | トラウト
 先日はアマゴ総持ち帰りの輩に遭遇し、憂鬱。
 今日は気分を変えて天然トラウトの谷へ。

 狭い渓流なので竿は170cmと短め。

 減水気味ながら、釣りはできそう。

     

 この谷は水温が低く、立ち上がりが遅い。
 でももう6月、いけるだろう。

 最初にきたのはイワナ君。

     

 水の落ち込むたまりにいた。

 釣り上がっていくと倒木。

 それ自体は珍しくないが、杉の子やらが芽を出しているのがおもしろい。

     
 
 『今日は稚魚がいない?』
 と思っていたら、やっとルアーサイズが1匹。

 シッポも胸ビレもピンとしている。

     

 放流されなくとも自力で世代交代を重ねているのがうれしい。

 後半には重みのある25cm。

 ここでは超大型かもしれない。

     

 ただ、例年に比べると魚影がうすい。

 ひょっとしてここでも総持ち帰りの輩たちが出没しているのだろうか?
 と不安。

 本日 水温 15℃
     イワナ  2匹(17~22cm)
     アマゴ 10匹(12~25cm)
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ロンドン高層住宅の大火 なぜ?

2017年06月14日 | 日々
 正午のニュースでロンドンでの火災のニュース。

 24階建て(27階建てとの情報も)の高層マンションが炎上。

 いったいなぜ?

 建築に詳しい友人の話
「日本のマンション火災ではたいてい一室だけですむ。
 防火の区画効果で上下、左右には広がらない。」と。

 映像でみるかぎり、この建物にはバルコニーがない。
 ひょっとすると、窓から噴出する炎が直接上階の窓に達し、そこから室内に
順次広がったという推定もできる。

 このマンション、1974年建築の高級住宅だそうだ。
 そう古くはない。

 日本ならこの時期、すでに区画は義務付けられていたはず。

     
        (NHKニュースから)


 未明の出火と聞くが、就寝中、火災に気づいて上の階に逃げざるをえなかった人も
いただろう。

 屋上で助けを求める人がいたとの情報、ありうる話だ。

 地上に避難できなければ、屋上は比較的安全な避難場所。

 それでも、こんな炉のように燃える建物ではどうか・・・?

 ぜひその真相を知りたいもの。
 
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今年もホタルの季節

2017年06月11日 | 日々
 近所の川に今年もホタルが現れた。

 夜、少し歩いてみると、あちこちにけっこう見物人が来ている。

 なんとか1枚、飛んでいるホタルが撮れた。

 

 賀茂川水系を車でさかのぼってみた。

 いつだったか、乱舞とはいえないが、いっぱいいたところ。

 が、今回は真っ暗。

 上流の方はまだ早いようだ。

 なれど、今年もそんな季節か・・・と。
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アマゴ 根こそぎ持ち帰りの憂鬱

2017年06月10日 | トラウト
 笙の川、梅雨入りで7日に雨。

 それでも水位は低いままだ。

 川面を覆う木の葉、それにクモの巣。

     

 釣りづらいが、アマゴたちの活性はこの季節こそグンと上がる。

 ・・・いや、そのハズが今日はどうもいまひとつ。

 釣り上がって行くと、先行のエサ釣り師がアマゴをさばいているではないか!

「釣れましたか?」と尋ねると
 これからさばく予定のアマゴを見せてくれた。

     

「今日は朝からイクラで60匹ほど釣りました、先に釣ったのは車に積んでいます」と。

「これ、みんな食べるんですか?」
「いえ、一夜干しにして商売に使うんです」と言う。

 聞けば愛知方面から釣りに来ているそうだ。
さらに「これから下流に行きます」と。

『この分なら確実に100匹は釣りそう・・・』と驚いてしまった。 

 アマゴの持ち帰りを責めるつもりはないが、ここまでやられるとうらめしい。

 ぼくの方はここを断念し、場所を変えて入渓。

 アマゴたちは今日も瀬で活発にルアーを追った。

     

 それでも何やら暗い気持ち。

 根こそぎ、佃煮サイズまで貪欲に我がものにするというあのおじさん。

 年券を買ったらあとは自由ではあるものの・・・気分は憂鬱。

     

 本日 水温 17℃
     アマゴ 20匹(13~22cm)
     イワナ  1匹(17cm)
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櫛田川二日目

2017年06月06日 | トラウト
 さて、今日も早朝、大アマゴポイントへ。

 が、昨日に続き、今日も先行者が車を停めている。

 やむなく、昨日入った川の上流へ転じる。

 アマゴはいたが、勢いはいまひとつ。

    

 渇水でおだやか過ぎる水の流れにため息。

 やがて渡れない淵に遭遇。

    

 ここで斜面をよじ登って道に出た。

 次なる釣り場はさらに下流。
 渦巻く本流にねらいを定める。

    

 水の量といい、勢いといい申し分ない。

 しばらく反応はなかったが、突然 銀ピカの魚影がミノーを追尾。
 ところがコンッとルアーに当たってアマゴは水中に没してしまった。

 次のあたりは小さく・・・。

 上がってきたのは今回初めてのカワムツ。

      

 その上流の大淵。

    

 何かがひそんでいそうと懸命にミノーを投げたが・・・反応なし。

 ここでWanderさんとの待ち合わせ時刻。

 納竿とした。

 このとき鈴鹿から来たというルアー釣り師に出くわした。

 釣果を尋ねると2匹だという。
「ここは7月頃に大物が出るんですよ。
 去年はこの少し上流で35cmが出ましたよ。
 通いつめんとダメですけどね」と教えてくれた。

 櫛田川水系の地図を見ると実に広い。

      

 支流も豊かだ。

 たった二日間の釣行ではよくわからない。
 ただ、今年5月の少雨が時機としては残念だった。

 水の勢いのあるときに楠田川に入ってみたいもの。

 それにしても釣り人が多い。
 それだけ人気があるということなのか・・・。

 ともかくこうして今回お世話になったWanderさんと櫛田川を後に。

 さらば櫛田川。

水温 16~17℃
    アマゴ 3匹(12~16cm)
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初めての櫛田川(三重)にアマゴ探訪

2017年06月05日 | トラウト
 土日、釣友 Wanderさんの案内で櫛田川を訪問。

 かつてぼくの同僚で京都からここに通う友がいた。
 そんなにすごいのかと驚いた記憶がある。

 先ずはWanderさんのガイドで早朝の大アマゴポイントへ。

 が、先行者がおり、ちょうど引き上げるところ。
 釣果を尋ねると「尺が1匹だけ」と言う。

 先を越され、がっかり。

 次のポイントへ。

     

 初めての川ながら、意外に平坦。
 ひととおり探ったところから次のポイントまでが結構遠い。

 案じたとおり、最近の少雨で水の勢いが弱い。

 それでもやっと1匹。

     

 きれいなアマゴ。
 体高があるというか腹まわりが結構ある。

 ここのアマゴの特徴なのか?

 平坦な流れを歩き、次の落ち込みで釣れたのはこの1匹。

     

 シッポが丸く、端が切れている。
 これは放流モノのようだ。

     

 胸ビレもまだほとんどできていない。

 あとで聞いたところでは、4月ごろ、成魚の追加放流があったらしい。
 これはその1匹なのかな。

 おもしろいのは水の流れの止まったような淵。
 反応はなかろうが念のため・・・と投げたルアーに飛んできた23cm。

     

 Wanderさんに見せてもらった写真にあったようなド派手な朱点。
 錦鯉ならぬ錦アマゴ!

 櫛田川の特産なのかな。


 午後の休憩。

 そのあと、遅ればせながら年券を買った。

     

 普通の漁協なら、何やら台帳風のものに名前や住所を書く。
 ところがここでは腕章と現金の引き換え。

 販売員が「腕章に名前を年齢を書いてください」とマジックインクを手渡す。
 販売員の目の前で腕章に自書すればそれでおわり。

 なかなかシンプルやなあと感心。

 さて、午後は下流部へ。

     

 が、ここではポイント間の距離はさらに長い。

 しかもアマゴの姿はほとんど見られない。

 「しもた!」と思ったが、護岸が高く、道路に上がるのは至難の業。
 引き返す気にもならずダラダラと上流へ。

 深みで遡上を阻まれ、なんとかそこでアユ道らしきを発見。
 やっと道に出た。

 次いで、Wanderさんの案内で奥の谷へ。

     

 ここは大岩がゴロゴロ。

 郷里 古座川の佐本渓谷や平井の渓谷を思いだした。
 それでもスケールではここにはかなわない。

 ただ、渇水で水の勢いがない。
 アマゴたち、顔を出すが食いつく気配はほとんどない。

 加えて休日とあり、釣り人が多いのだ。

 そんなわけでこの谷ではかろうじて1匹だけ。

     
 
 久々にグッタリの一日。

 水温 16℃~17℃
     アマゴ 7匹(13~23cm)
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まだ濁りのとれない熊野川

2017年06月02日 | 日々
 MBSの「VOICE]で熊野川の濁りがとりあげられていた。

 清流といわれてきたこの川、濁りが入って久しいそうだ。

    
    (MBSの「VOICE」から借用 以下同じ)

 「濁度」はひどく、あまりきれいでないといわれる淀川や大和川に比べても熊野川のそれはダントツ。

 濁りの元は何か?と取材班がたどっていくと、河口から25キロ上流の風屋ダムからの放水にあった。

     

 こうみるとダムが悪いかのような印象を受けるが、そうではない。

 いくら放水しても上流から濁水が次々と流れ込んでくるそうだ。

 それというのも2011年の台風で山肌が削られ、むきだしの状態になっているからだという。
 現在、植樹などの手当てが行われているらしいが、まだまだ先は遠いとのこと。

     

 写真で見るかぎり、山の斜面の表土が流出してしまっている。
 これでは植樹はおろか、草が生えるのも簡単ではなかろう。

 自然の復活というのはむずかしいものと実感する。

 景観もさることながら、魚たちにも受難の期間になりそうだ。

 広く薄く川底を覆う泥。
 これではアユのはむ苔も育ちそうにないかに見える。

 ぼくもかつて、ノボリねらいで支流 高田川に行ったことがある。
 惜しくもノボリには出会えなかったけど、29センチのアマゴが釣れたのはうれしかった。

     
       (高田川との合流点)

 ノボリの通う熊野川、一日も早い清流の復活を願いたい。

 
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