稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

天然アマゴの谷はきびしく

2024年04月28日 | トラウト
 連休前半の二日目。

 晴天とあってか、早朝から車が多い。

 今日は混雑を避け、2年ぶりの天然アマゴの谷を探訪。

 釣り場近く、ウェイダーを身に着けた中年の釣り師に遭遇。

 あいさつを交わすと、もうこの一帯は氏が早朝から入ったという。

 『エッ』(と心の中で叫ぶ)

 「4匹ほど釣ったが低調で、どこかいいところはないか」と尋ねてくる始末。

 やっぱり連休は釣り人が多いと、ぼくの方は予定とは別の谷へ。

 さて、入渓したが低調だ。

 「もう少し上流へ行けば・・・」と自分を叱咤激励しつつの行軍。

 そうしてようやく最初の1匹。

     

 大きくはないが、体色の明るい元気そうなアマゴ。

 出たのはこんなところ。

     

 さすが、もう初夏。

 こんな浅い瀬に出ている。

 このあと、水深のあるカーブのトロ場。

 アマゴがさかんにライズ。

 ミノーを送り込むとすぐにくわえ込んだ。

 けど、バラシ。

 このあとは1匹追加しただけで惨敗。

 いやあ、きびしい!

 本日 水温 17℃
    アマゴ 2匹(15~17cm)
 
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新緑のなか、トラウトたちは今ひとつ

2024年04月17日 | トラウト
 サクラ渋滞も終わり、渓流へ。

 車を降り、釣り場に向かう道すがら、暖かくなったと実感。

 陽光を浴びている新緑がとてもきれい。

 一年を通して今だけの短い若葉の輝き、それを押しとどめておきたい気分だ。

 さて、渓流の水位はまだ少し高いけど、かなり落ち着いてきた。

     

 水辺の木々にはもうクモの巣が張り始めている。

 水温を測ると14℃に急上昇。

 これならトラウトたちの活性もさぞかし・・・と期待。

 ところがそうでもなかった。

 ここの釣り場、トラウトたちの魚影はあまり濃くない。

 忘れた頃にポツリ、ポツリと顔を出す程度だ。

     

 水温の上昇もそのまま活性の高さにつながるわけでもないらしい。

 それとも今日は釣り場の選択を間違えたか?

 などとあれこれ思案。

 流れ込みのエグレ部分で1匹がミノーを追ってきたが反転。

 それをねらってもう一投、さらにもう一投、ここでようやく手元に重み。

 上がってきたのは21cmのイワナ君。

     

 もう少し大きいのがほしかったんやが・・・と満たされない。

 今日はちょっとモノ足りない釣行になってしまった。

 本日 水温 14℃
    釣果 イワナ 5匹(17~21cm)
 
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増水のなか まずまず

2024年04月11日 | トラウト
 強い雨風でサクラも終わったか。

 と思ったが、湖西賂は密なる車列。

 渋滞を抜けて笙の川へ。

 今日は入渓地点のあちこちに車が停まっている。

 さて、こちらも入渓。

 しかし想像以上に水が多い。

     

 今季の釣りは毎度この水位の高さに泣かされる。

 入渓後、ほどなくしてアマゴ。

     

 増水で深くなった瀬で現れた。

 いよいよアマゴも動き出したような予感。

 続いて、いつも釣れそうなのに釣ったためしがない流れ込み。

 今日もいつもどおり無視して通り過ぎようと・・・。

 しかし増水で少し深くなっているのが気になり、ミノーを送り込む。

 すぐにいい手応え。

 25cmのイワナが上がってきた。

     

 いやあ、増水というのはトラウトたちの居場所を激しく変えさせる!

 と当たり前のことを今さらながらに実感。

 このあと、上流にいくにしたがって白泡が目立ってきた。

 いつものように、泡の切れ目を探しながらの釣りに。

     

 終わってみれば、この悪い条件ならまずまずかなというところ。
 
 本日 水温 11℃
    釣果 アマゴ 3匹(16~19cm)
       イワナ 4匹(17~26cm)
 
コメント (2)
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もううんざり 政治家たちの失言と謝罪

2024年04月04日 | 日々
 静岡の川勝県知事が辞職を表明した。

 県の新規採用職員に対する訓示での発言に責任をとってだという。

 氏は「誠に申し訳なく思う」と謝罪の言葉を述べた。

 一方、発言全体を知ってもらえれば「誤解は解ける」と発言の撤回は拒んでいる。

 が、氏の訓示を素直に聞けば、誰であっても
「野菜を売ったり、牛の世話をしたり・・・」する人を低く見ているとしか読めない。

 また、記者会見で謝罪した氏だが、そこには条件がついている。

「不愉快な思いをされたということであれば」と。

 ここには「自分は間違っていない、誤解だ」、
さらに踏み込めば「(それは)聞く側の受け止め方の問題」という含みさえ感じられる。

     
     ( 4月1日 県知事の訓示 )

 ぼくはこれまでこうしたた政治家たちの謝罪パターンをたくさん耳にしてきた。

 それは自分の非を認めたくないという政治家のプライドから出ているようにみえる。

 けれども謝罪というもの、条件をつけない率直さこそ相手に受け入れられるはず。

 こんな「謝罪」はもううんざりだ。
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天然トラウトの谷で惨敗

2024年04月02日 | トラウト
 今日は天然トラウトの谷へ。

 例年、この谷の立ち上がりは遅いが、
上流ならイワナが顔を出してくれるのでは?との期待からだ。

 入渓して間もなく、ミノーを追う魚影を確認。

「居たッ!」

 そうして2投目であっさりかかった。

 19cmのアマゴだ。

    

 これはいい!とズンズン上流に向けて歩く。

 ところが、その後は沈黙続き。

 これまでの経験で、アマゴたちが顔を出す場所はわかっているつもりだ。

 しかし、その要所ごとにねばり強く投げても沈黙続き。

     

 小さな虫がたくさん飛び始めている。

 クモの巣が張り始めるのも先のことではないようだ。

 いや、経験上、特にここはクモの巣が張り始めなければ釣果が上がらない。

 そんなことを思い出しながら、ついに脱渓地点。

 集中力がとぎれており、不覚にもここでバラシ。

 釣れない日、バラシがこんなに悔しいことはない。

 長く歩いた。

 また出直そう。

     

 本日 水温 8℃
    釣果 アマゴ 1匹(19cm)
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