稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

久々の花火大会で

2018年05月31日 | 日々
 5月30日、京都競馬場で「京都芸術花火 2018 」。

 文化庁京都移転決定記念のイベントだそうだ。

 入場は有料で、スタンド席 7500円、コース前席 3780円というから安くはない。

 ぼくはコース前席の入場券を買っておいた。

 花火が始まる30分ほど前に会場入りしたが、指定ゾーンはもう人でいっぱい。

     

 なんとかすき間を見つけて座り込み。

 始まる前にトイレへ。

 女子トイレ前には順番待ちの長い行列。

     

 男子用は・・・というとここも行列ながらそれほど長くはない。

 が、中にはおばちゃんも並んでいる。

 回転の速い男子用行列に並び、すみやかに用を足そうというわけだ。

 なるほど!と思わず感心。

 さて、19:45 、ラヴェルのボレロにのせて打ち上げが始まった。

     

 大玉の炸裂、久々に体中にしみわたるような響き。

 花火は目で見るきれいさもさることながら、この響きがなにものにも代えがたい。

 歓声と拍手が繰り返し聞こえる。

 こうして1時間ほどの饗宴、十分に楽しませてもらった。

     

 昨今、花火大会は各地での事故をふまえ、中止なども相次ぐ。

 元々は無料で楽しむものだった花火大会も様変わりの動きなのかなとの感。

 押し合いへし合いで人なみにもまれるよりもこの方がいいのかもしれない。

 次はいつ見ることになるのだろう。
 

 
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プラスチックゴミの行方

2018年05月29日 | 日々
 先月のニュースだったか、バリ島のゴミが問題になっていた。

 あのきれいな海岸、それに海の中がゴミだらけ。
 ゴミのほとんどはレジ袋、ペットボトルなどプラスチック製品だ。

 観光客の中には「二度と来ない!」と言う人も。

 背景にはインドネシアのゴミ処理能力の限界があるらしい。

     

 日本はそうでなくてよかった!とぼくは思った。

 ところが、最近のニュース。
 中国がプラゴミの輸入を禁止したらしい。

 中国ではこれまでプラゴミの中から資源を取り出していたそうだ。
 ところが自国から出るプラゴミの量が膨大となり、輸入の必要がなくなったとか。

 驚いたのは諸外国。
 これまでプラゴミの処理を中国に頼ってきたのができなくなってしまったのだから。

     
   ( 行き場を失ったプラゴミの山 「クローズアップ現代」から )

 そして日本もその例外ではなく、「輸出国」だったのだ!

 ぼくは買い物ではなるべくマイ・バッグを使っている。
 無駄なレジ袋を使わないためだ。

 けれども、世の中プラスチック社会。
 少々の努力では焼け石に水。

 欧米では、例えばプラスチック製のストローや容器を紙製品に切り替える
規制の動きがあるらしい。

 そうでもしなければ個人の努力では限界なのだろう。

 ぼくも何かできることがあればもっと努力したいのだが。
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賀茂川水系のアマゴ 今日はいまひとつ

2018年05月26日 | トラウト
 ぼくの通う賀茂川水系のアマゴ。

 気まぐれというか、日によっていろいろだ。

 今日はいい天気ながら、やや減水気味。

     

 5月の上旬頃には活発だったエリアもシーンと沈黙。

 小ぶりながらやっと1匹。

     

 水温はぐんぐん上がってきた。

 それでもよく言われるのと違い、これでもって活性が上がるわけではない。

 こんなときもあると自分に言い聞かせ、乱高下にため息。 

 九州南部は早くも入梅。

 ということは、今年は梅雨明けも早いのかな?

     

 長い渇水の夏にならなければいいが。

 本日 水温 17℃
     アマゴ 7匹(13~19cm)
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泰介さんの未来に幸あれ!

2018年05月23日 | 日々
 22日、日大アメフトの宮川泰介さんが記者会見で心の内を語ってくれた。

 当初、ぼくは泰介さんが内田監督や日大側の思惑などに押しつぶされてしまうのでは?
と案じていた。

 そうなればここでの心の傷は泰介さんの人生をダメにしてしまうにちがいない。

 が、記者会見。
 とても立派で、誠意に満ちたものだった。

    

 被害届けの提出などで、この件はまだまだ続くだろうが、
泰介さんは自己の過ちは過ちとしつもありのままを語ればいい。

 頭(こうべ)を上げて堂々と歩んでほしい。

 たそがれ迫る我が団塊世代と違い、泰介さんはまだ人生の扉に手をかけたばかりの20歳。

 未来に幸あれ!と願いたい。

 それにしても、日本大学。

 学生諸君は怒りの声を上げないのだろうか?

 秋田明大さんを呼び戻し、カツを入れてもらってはどうか。

 
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惜しかった1匹に未練の林道

2018年05月22日 | トラウト
 笙の川水系の中流域へ。

 例年ならこの時季、活発なはずとみて。

 ところが増水。
 無理をして入川したが、歩けそうになく奥地へ。

 記録的少雨といわれた昨年に比べれば恵まれてはいるのだが。

     

 陽光にさらされ、渓流はまぶしくキラキラ。
 繁ったシダからショウノウのような匂いがただよってくる。

 いつも何かがいる落ち込みでミノーにキラリ。
 にぶく光る魚体を一瞬見せて消えてしまった。

 あれはイワナだったのか?

 何度か投げ続けたものの、その後は沈黙。

 やや上流の瀬でイワナ君。

     

 暴れまくったが写真におさまり、再び元気に流れの中へ。

 奥に進むにしたがい、渓流は暗い森に。

     

 が、今日は勢いがいまひとつ。

 ルアーを追っては反転していくのが多い。

 張り出した小枝の下の落ち込み。

 ここでゴンッという重い手ごたえ。

 けれどものらず、やはりにぶく光る魚体が瞬時に消え去った。

 思わず「アーッ!」

 時間がなく、今日はここで納竿。

 帰りの林道を歩きながら「惜しい、惜しかった」と悔しさいっぱい。

     

 本日 水温 14℃
     イワナ 2匹(17~19cm)
     アマゴ 5匹(14~17cm)
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リュウキュウアユの今

2018年05月20日 | 日々
 BSの「ワイルドライフ」でリュウキュウアユの特集。

 水中撮影されたアユの姿。
 子どもの頃 郷里の古座川にて水中メガネで見たきれいな魚体を思い出す。

     
      (BS「ワイルドライフ」から 以下同じ)

 このリュウキュウアユ、興味深いのは川への遡上が1月下旬頃からと早いことだ。

 本土と違い、海水温が早く高くなるため、稚魚は早目に川を上がらなければ
耐えられないからだそうだ。

 そのため、遡上する稚魚は本土の稚魚に比べるととても小さく、まだ半透明
の状態だ。

     

 こんな稚魚たちなので遊泳力は弱く、低い堰でも超えるのが大変らしい。

     

 このアユ、ぼくはてっきり沖縄本島にいるものと思い込んでいたが、本島の
アユは70年代に絶滅し、天然で残っているのは奄美大島だけらしい。

 堰、水質の悪化、乱獲等々が悪影響を及ぼしたそうだ。

 一方、本土のアユは今も健在ながら、天然の形での存続はきびしくなってい
くのかもしれない。

 ぼくの郷里 串本にはくじの川という小さな川がある。
 昔はここでもアユが遡上していたらしいがいなくなってから久しい。

 本土でもこうしたアユの絶滅した川はおそらく無数にあるのだろう。

 100万年とも聞くアユの歴史。
 その環境への適応を通してのいま、たくましく生き延びてほしいものだ。

 そして何よりも人の側として、生育にいい環境を保ってやりたいと思うのだが・・・。
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安曇川水系の奥地を行く

2018年05月17日 | トラウト
 再び安曇川水系の奥地へ。

 20年ぶりのこの地、すっかり変わってしまった。

 人家は少なく、空き家、耕作放棄地が目立つ。

     

 車で走っていても人の気配がうすくなってしまっている。

 宅地の草引きをしている爺さんの話を聞いてみた。

「ああ、この辺は変わったよ。
 家はまだ残ってるけど、実際に住んでるのはたった2世帯や。
 ・・・川には魚もおらんやろ、生えてくる草も昔とは違う。
 よそから入ってきた草や、こんな草、昔は生えんかった」と。

「わしもここには住んでない。今日は草を引きに寄っただけや」

「じゃ、おじさんは今どこにお住まいですか?」 

 と尋ねると、琵琶湖畔の町に移転したという。

     

 人家はあるが、過疎はその見た目以上に進んでいるというのが実感だ。

 もうこの集落は遠くないうちに地名だけしか残らなくなるのだろうか。

 さて、安曇川水系の奥へ。

 が、釣れないというより、ルアーを追う魚の姿が少ない。

 渓相は決して悪くはないのだが・・・。

     

 この時季にこの様子では安曇川水系、トラウトはいるの?との疑問。

 まだ全体はわからないが次には別のエリアを試してみよう。

      

 本日 水温 14℃
     アマゴ 1匹(20cm)
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まだ早かった 天然ヤマメの谷

2018年05月12日 | トラウト
 例年なら夏に訪問する天然ヤマメの谷。

 そろそろどうか?と思って入渓。

   

 いつものように下流から釣り上がるが、??

 魚影がまったく・・・。

 ようやく1匹。

   

 次いでバラし。

 いることはいるのだが。

 かなり上がったところでイワナを追加。

   

 しかし、この魚影の薄さ。

 時季はやはりまだ早そうだ。

 ここから本格的に急峻となる地点で断念。

 夏に出直そう。

 本日 水温 12℃
     イワナ 2匹(15~17cm)
     ヤマメ 2匹(18~21cm)
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増水の賀茂川水系で

2018年05月09日 | トラウト
 久々のまとまった雨。

 増水でアマゴたち、さぞかし活気づいているだろうと出撃。

 予想していた濁りは少しもなく、澄みきっている。

 さて、入渓して最初のこの合流点、いかにもいそう!

   

 第一投。
 来た来た、2匹がルアーを追って。

 が、ルアーに食いつかず反転。

 その上流で最初の1匹。

   

 反応は確かにあるものの、増水にともなって活発というわけでもない。

 結局はふだん通りというところかな。

 それでも段差のところ。

 ルアーを投げて釣り糸のたるみを巻き取ったところで重み。

 反射的にくわえ込んだようだ。

     

 今季一番の24cm。

 ここから源流部へ転じる。

 ふだんは水が少なく、とても竿を出す気がしないような谷。

 今日はザアザアと流れている。

     

 けれどもやはりここはアマゴは小さく、数も少ない。

 倒木を幾度も乗り越え、疲れ果てて納竿。

   

 本日 水温 14℃
     アマゴ 7匹(12~24cm ) 
 

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賀茂川水系 瀬に出たアマゴたち

2018年05月06日 | トラウト
 連休最終日、渓流ファンの皆さん、連休はいかがでした?

 賀茂川水系、今日は源流部から下がったところへ。

 川原ではバーベキューを楽しむグループがあちこちに。

 幸い、釣り人はいない。

 さて入渓。
 小さいのがポツリ、ポツリ。

     

 が、反応はあまりよくない。

 それでも長く続く瀬。
 ここでアマゴたちが活発。

     

 これはうれしい、初夏の雰囲気だ。 
 
 この瀬、やや深くえぐれたところで重い手ごたえ。
「ンッ、根掛かり?」
 と思った瞬間、ググッとひきしぼり。

     

 久々に22cmが顔を出してくれた。

 ピンシャンとハネ回り、なかなか写真をとらせてくれない。

 ようやくカメラにおさまったあと、流れの中に消えていった。

 都市近郊の渓流ながら、なかなかのもの。

     

 本日 水温 14℃
     アマゴ 11匹(14~22cm )  
 
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