稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

コロナは去ったが

2023年05月29日 | 日々
 高熱とのどの激しい痛みにさらされたけど、
 発症五日目から熱が下がり始め、 のどの痛みは六日目から楽に。

 知り合いからの
「五日間ほどのがまん」という教えが現実のものとなった。

 コロナ流行初期のような肺炎などにならず、よかった。

 今は味覚だけはおかしいが、ほかはすっきり。

 これでぼくも「ハイブリッド免疫」を獲得したかと心強くなった。

 一方、報道によれば、中国ではまたまた感染拡大の動き。

 すでに中国では人口の8割以上が免疫をもっているそうだ。

 それでも「二陽」と称する再感染拡大の兆候だとか。

 油断はできないようだ。
コメント (2)
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コロナがやってきた

2023年05月24日 | 日々
 数日前、夜から急に喉のはれ。

 これはぼくの風邪ひきの初期のパターン。

 案の定、あくる日はさむけ。

 熱を測ると7.5度。

 さらにあくる日は8.3度。

 翌日には8.9度にも。

 ここまで上がると、さすがにふらつきを感じる。

 これはおかしい、ひょっとすると?、と発熱外来を受診した。

 結果はコロナは陽性、インフルエンザは陰性だった。

 どこで?
 思いあたるのは、のどがはれた日の二日前、友と喫茶店で会ったこと。

 この喫茶店、立地がよいからか、いつも満席で、
座れない客が座席の空きを待っているほどなのだ。

 思い当たるのはそれしかない。

 感染の広がり
 驚いたのは、メールなどでやりとりをしていると、
「ぼくも〇月に・・・」という人がいっぱいいたこと。

 コロナはぼくが想像していた以上に身近になっていたようだ。

 陰鬱な日々ながら
 とにかく熱は解熱剤でおさえているが、
のどの痛みは耐え難く、唾を飲み込むのも大変だ。

 その痛みとセキで夜は熟睡できない。

 そんなおり、知り合いが
「とにかく5日間ほど、がまんすれば過ぎていくから」と。

 なるほど、そう信じて楽観したい。

 もう少しの辛抱。
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おもしろい進化の話、あわせて定説の「進化」も

2023年05月13日 | 日々
「キリンのひづめ、人の指 比べてわかる生き物の進化」
(郡司芽久 著 NHK出版 2022)という本を読んだ。

 著者は東洋大学生命科学部の助教で解剖学が専門。

 子どもの頃からキリンが大好きだったそうで、
本書でも生物の肺、手足、首、皮膚・・・と説かれ、キリンが何度も登場する。

 第3章「首」では、キリンの首はなぜ長い?に言及。

 当然、「他の草食動物には食べられない高い木の葉っぱを食べられるように進化したのだろう」
と思っていたが、そう簡単ではなさそう。

 それもひとつの仮説ながら、
さらにメスを獲得するための争いの武器としての首という仮説もあるらしい。

 また、天敵から素早く逃げるために足が伸び、それに伴って首も伸びたという仮説も。

 ただ、どの仮説にも「しかし」という疑問が伴い、いずれも確たるものではないらしい。

 そのあたりには慎重で、急がない研究世界の雰囲気がみてとれる。

 いずれにしても、本書はキリンだけでなく
他の哺乳類、鳥類、魚類等々にも広く言及した進化のお話で、とてもおもしろい。

     

 血液の流れをめぐる考え方の変遷
 加えてぼくの興味を引いたのは第7章「心臓」で紹介された一つの挿話だ。

 ローマ帝国の医学者ガレノス(2世紀)。

 彼は血液は心臓から全身に送られ、末端部までいきわたって消費され、消えてしまうと考えたそうで、
これはその後の血液の流れについての定説となったそうだ。

 それに疑問を呈したのは英国の医師で解剖学者のウィリアム・ハーディ。

 彼は1628年、解剖と実験を通じて、
血液は心臓に戻っていくという血液循環の仮説を立てたという。

 この仮説は論争を巻き起こし、批判を浴びたそうだが、その33年後、
動脈と静脈をつなぐ毛細血管の発見により、正しさが証明されるに至ったそうだ(P152~155)。

 実に示唆に富む話だ。

 ひるがえって、今日の定説なるものも、その「正しさ」はいつも相対的ということか。

 卑近な例ながら、釣りを通しての魚に関する知識もその例外ではあるまい。

 いや、楽しい本だった。
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包帯と固定具はとれたけど

2023年05月10日 | 日々
 右手小指の骨折から4週間が過ぎた。

 医師はレントゲン写真を見ながら
「だいたいひっついたな、もう固定は要らん。
 けど、関節が固まっとる。
 釣りに行くのは指が動かせるようになってからやな」と。

 確かに。

 右手小指は伸びたままで、少ししか曲がらない。

     

 曲げようとすると猛烈に痛いのだ。

 リールを巻くのに差支えはないが、
転倒でなくともよろめいたときなど、周囲の岩や木に手をつくのはとても不安。

 もうしばらくガマンの日々。

 それはともかく、手や顔を両手で洗えるなど、やっと日常が少しずつもどってきたのが救い。
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