稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

串本にて二年ぶりのメッキ挑戦

2020年12月26日 | 
 ここ二年、郷里串本に帰っていない。 

 久々に墓参りに出かけた。

     

 心なしか、墓じまいをした区画が増えてきたように見える。

 ついでに、地元の旧友たちと再会したかったが、コロナの状況からそれはやめた。

 さて、串本まで来れば、ぼくにはメッキ釣りが自然な流れ。

 ただ12月上旬、釣友 青里さんからメッキを釣るべく串本に遠征したものの、
一匹も釣れなかったという報せをもらっていた。

 年によってメッキの接岸の良否は確かにある。

 でもぼくとしては、やってみなければ納得できないところ。

 夕刻まで橋杭岩の駐車場で時間調整。

     

 いつもは観光バスが入っては出ていく駐車場。

 今日は1台も見ない。

 コロナでバスの団体旅行に客が集まらないからかもしれない。

 陽が傾き、釣り開始。

 最初は小型トップ・ウォーター(ヘドン)で。

 開始早々にバシャッ!

 乗らず。

 もう一度!

 今度はかかった。

 メッキが銀色の魚体をくねらせる。

 が、バレてしまった。

 彼らはいるっ!とガゼン力が入る。

 ところがこの後は沈黙。

 暗くなったころ、ミノーに再びかかったが、これもばらし。

 がっかり。

 陽がとっぷり暮れ、ここで涙の納竿。

 やはり今年はメッキの不良の年なのか。

 夜は串本港でアジング。

 苦戦の末、なんとか7匹。

     

 申し合わせたかのように、みんな17cm。

 いつも若狭で目にする豆アジに比べると、とても大きくみえてしまう。

 干潮をはさんだ潮止まりか?あたりも遠のき、早目の納竿。

 釣果 アジ 7匹(17cm)
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若狭も寒波がゆるみ

2020年12月22日 | 
 いやはや厳しい寒波だった。

 その寒波もゆるみ、雪や雨も小康との天気予報を受けて若狭へ。

 水温もずいぶん下がったのでは?

 ならばアジ、メバルへの影響はどうだろうと興味津々。

 夕暮れから釣り開始。

 が、表層も低層も反応なし。

 17:45頃、ようやくアジのライズを確認。

 それでも勢いはまったくない。

 深みを探るもお手上げ。

 ほかの場所をあたったが、どこでも同じ。

 が、やっと活発なライズのある場所に出くわす。

 小さいけれど釣れる、釣れる。

     

 背後から
「よく釣れますねえ、百発百中ですねえ、おもしろそう。」
 の声。

 聞けば出張でこの近くに泊まっているという中年男性。

 エギングはするが、アジングはまったく知らないとのこと。

 道具を見せると
 「わかりました、道具をそろえて次の出張で挑戦します!」
 と宿に帰って行った。

 さて、この日、前回に続きメバルをねらったがあたりなし。

 水温が下がり、メバルの季節!と思ったものの、がっかり。

 帰り支度をしているとき、滋賀の釣りおじさんと再会。

 釣果を尋ねると
「いやあ、豆アジばっかりで、メバルはさっぱりでした。」

 いずこも同じ。

 釣果 アジ 31匹(11~14cm)
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若狭のアジング 小さいけれどキジハタも 

2020年12月11日 | 
 若狭に到着。

 今宵は大阪から来たという釣り人といっしょになった。

 はじめの30分ほど、何も釣れなかったが、やっとライズが散発。

 これを機に豆アジが釣れ始めた。

     

 けれども小さいのばかり。

 間もなくライズは下火となり、あたりも少なくなった。

 底ねらいに切り替え。

 するとゴトゴトした引き。

 これはメバル!と喜んだが、上がってきたのはキジハタ。

     

 小さいけれど、これはうれしい。

 が、あたりはここまで。

 ぼくを含めて3人いた釣り人もここで「解散」。

 ここから何か所かを回ったが、いずこも同じ。

 やはり悪いときはどこもかしこも同じなのだ。

 最後の釣り場。

 風が強くなり、雨もポツポツ。

 明かりの下、重めのジグヘッドを投げてアクション。

 するとアジとは違う重たいゴトゴト!

 上がってきたのはやはりメバル。

     

 体高のある19cm。

 これもうれしい!

 その後も小さいのが2匹。

 残念ながら、雨はやまず、ここで納竿。

 釣果 ア ジ  18匹(11~13cm)
     メバル   3匹(12~19cm)  
     キジハタ  1匹(16cm)
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改めて知るレナード・バーンスタインの魅力

2020年12月09日 | 日々
 今年はベートーベン生誕250周年ということで、その演奏をよく耳にする。

 最近、Eテレでバーンスタインの指揮する第九(ウィーン・フィル)があった。

 1979年の記録映像というからかなり古いものだ。

 彼の指揮ぶりは時には汗を飛び散らせながらの激しいもの。

 第4楽章の大合唱のところでは、
バーンスタイン自身が指揮をしながら口を開けて歌っているのも彼らしい。

 演奏が終わった瞬間、肩で息をするかのような姿はいかにも全力を出し切った!
という感じが伝わってくる。

 まさに「渾身の」という表現があてはまりそうだ。

     

 ぼくが、レコードで初めてバーンスタインの演奏を聴いたのは学生時代、
先輩のアパートの一室でだった。

 「新世界より」(ニューヨーク・フィル)。

 この曲はそれまで何度も聴いてはいたが、ほかとは違い、
終楽章の堂々たる感じと力強さに驚いたことを今も鮮明に覚えている。

 映像で彼の指揮ぶりを目にしたのは今回が初めてながら、今から思えば、
彼はいつもそうした「渾身の」指揮をしていたのかもしれないと改めて納得する。

 ところで、学生時代、ぼくには松田という親友がいた。

 彼はぼく以上にクラッシック音楽が好きだった。

 悲しくも四十代で病死してしまったが、
生きていればこの感動をぜひとも話してみたかったところだ。

「みた、みた、俺もテレビでみたよ・・・」という答えがきっと返ってきただろう。 
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豆アジに混じって小メバル

2020年12月08日 | 
 今日の出発はモタつき、若狭への到着が遅れた。

 いつもの釣り場にはすでに3人が。

『これは無理』とほかの場所へ。

 次の場所、アジは足元にいっぱいいるが、食い気なし。

 かろうじて3匹釣ったが、ここをあきらめ次の場所へ。 

 やっと釣れ始めた。

     

 が、突然大きな魚か?あるいはイカか?。

 それがギューン、ギューンとアジを追い始めた。

 これを機にライズはなくなり、あたりも遠のいてしまった。

 ただ、近くの船の下を見ると、30cm近いアジが数匹いる。

 ワームを投げたが見向きもせず、ぼんやり。

 いったい彼らはいつ動くのだろう?

 あれを釣りたいんやが・・・。

 さて、深くワームを沈めてみるとまたあたり。

 合わせると、今度はアジと違うドクドクという引き。

 上がってきたのはやっぱりメバル。

     

 小さいが、今季初の対面。

 これからメバルも少し上向くか。

 釣果 ア ジ 28匹(12~15cm)
     メバル  3匹(12~14cm)
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「鬼滅の刃」人気

2020年12月04日 | 日々
 今朝の新聞をみてびっくり。

 全面広告で3ページ。

 今日は「鬼滅の刃」の最終モノが売り出されるとのこと。

 聞けば、この新聞広告を買うために新聞販売店を回っているファンもいるとか。

 すごい人気だ。

   
      ( 今日の朝刊 )

 アニメに縁のないぼくも最近テレビでみるようになった。

 鬼との闘い、最後はどうなっていくのだろうとついついのめりこむ。

 思えば子どもの頃、
ぼくら小学生の間では武内つなよしさんの「赤胴鈴之助」が大人気。

 鈴之助の必殺技「真空切り」、
ひょっとしたらぼくらにもできるのでは?とみんなでよく真似たものだ。

 竜巻雷之進もなつかしい。

 それでも子どもの間でだけの人気だった「鈴之助」。

 そう思えば「鬼滅」人気のすごさがわかる。

 なにしろ総理大臣までが答弁で「全集中」と言うのだから。

 ただ、ひとつ違和感があるのは「鬼滅」という言葉。

 これってこの文字を使うなら「滅鬼」の方が順当では?

 さて、次週もみてみよう。
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再び小アジが爆発

2020年12月02日 | 
 まだ陽のあるうちに若狭到着。

 車から降り、海を見ながらコンビニ弁当。

 トンビがクルリと

 ふと空に目をやるとトンビが輪をかいている。

 3羽いる。

 これがだんだん低空に。

 「マズイ!」と身の危険を感じ、急いで車に退避。

 弁当を食べ終え、試しにエビフライの尻尾を窓の外に投げ出すと、
3羽が急降下してそれを奪い合った。

 油断禁物。

 若い二人組

 さて、釣り場に着くと京都から来たという学生風の二人がアジング中。

 釣果を尋ねると
 朝から今まであちこちを回ってきたこと。
 この場所で15~16時にピークになったが、今はあたりが止まっているとのこと。

 二人はそれぞれの獲物を見せてくれた。

 小アジが20匹ほど。

 そうして彼らは引き上げていった。

 ぼくには昼間のアジングであまり釣れた経験はないが、それなりのピークがあるのだと感心。
 
 我がアジング

 で、アジング開始。

 確かにあたりはない。

 が、30分ほどして、水面で「ピチャッ」という音が聞こえ始め、
最初の1匹がかかった。

     

 それからのライズは上昇一途。

 今夜はハスルアーを試してみたが、一度かかっただけでバラシ。

 ハスルアーはあまり向いていないのかな?

 ワームでは小アジばかりなので、少し大きいのをねらおうと底を探ったが、変わりなし。

 だんだん退屈になってきたので、これまで行ったことのない場所に移動。

 ここではライズはあまりないが、やはりアジは活発。

     

 思うに、この一帯。

 どこかでアジの活性が高ければ、ほかの場所でも同じことのようだ。

 潮、水温等々の条件や餌となる小魚の湧き具合などが共通しているからなのだろう。

 退屈なようでいて飽きないこの楽しさ。

 釣果 アジ 61匹(11~21cm)
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