稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

安曇川水系 下流に下がると

2020年04月25日 | トラウト
 先日も安曇川水系は好調だった。

 今日は続きでその下流へ。

 ところがどうしたことか、アマゴたちはあまり姿を見せなくなった。

 川幅は少しずつ広くなっていく。

 こうなるとチャラ瀬が増え、次のポイントまでが長い。

     

 バラシが続く苦戦のなか、ようやく1匹。

     

 ホッとしてまたまた歩く。

 大きな流れ込みでさらに1匹。

     

 20cmはあるかと思ったが19cm。

 小さいがイワナも1匹。

     

 チャラ瀬続きに少々気落ち。

 陽が傾き始めたのをしおに、グンと下流へ下がることにした。

 およそ20年ほど前には結構釣れたところ。

     

 深く澄んだ流れ込み。

 いかにもアマゴたちが飛び出してきそうなところ。

 が、沈黙。

 さらに大岩の点在するなつかしいところ。

     

 が、ここもカワムツ1匹だけ。

 昔、ここで良型が釣れたのは、当時成魚放流だったからか?

 稚魚放流に切り替えてからいなくなったのかもしれない。

 ここで納竿。
 
 本日 水温 10℃
     イワナ 1匹(14cm)
     アマゴ 5匹(13~19cm)
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埼玉の自宅待機死から

2020年04月23日 | 日々
 ここ数日、冷え込みがきびしい。

 予約した歯医者へ行ったが、診察用のイスに座ると何やら寒い。

 右手のカーテンが風に揺れている。

 掃き出し窓が開いているのだ。

 そのあと散髪へ。

 理髪店も入口の全面開放でひんやり。

 けれども今日は待ち時間なし。

「今日はすいていますねえ」と店員に話しかけると

「最近はずっとこんなです。
 お客さんはみんな伸びきってから来られます」と答える。

 今日は顔剃りもなしにさせてもらうとのこと。

 従業員を感染から守るためだそうな。

 世の中、ますますギリギリと締まってきたかのよう。

 ところで気になるのは埼玉県庁が発表したコロナによる死亡のこと。

     

 16日に感染がわかったが入院できず、自宅待機となっていた50代の男性。

 昨日容体が悪化して亡くなっているのがわかったというもの。

 自宅待機、誰が悪いのでもなかろう。

 これが今の医療の限界なのかと納得はする。

 が、もし患者が市長や議員さん、著名人だったとしたらどうだったろう? 

 ぼくらのように、地位も名もコネもない普通の市民は
結局医療の圏外に放り出されてしまうのだろうか。

 ひがみだけではない、そんな不安にかられてしまう日々。
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ライズがいっぱい 安曇川水系

2020年04月21日 | トラウト
 昨日の雨で賀茂川水系はかなりの増水。

 安曇川水系もやりにくいのでは?
 と思ったが、意外なほど落ち着いている。

 入渓。

     

 新緑が出始めている。

 今日は曇天だが、陽がさせばさぞかしきれいだろう。

 さて、早いうちからアマゴが現れた。

     

 ひんやりしているがアマゴたちは活発。

 深いトロ場に到着。

     

 水面が騒々しい。

 アマゴがあちこちでライズしているのだ。

 2~3匹ではない、もっといる。

 そのライズの真ん中にミノーを投げ込んだ。

 すぐ手元ににぶい重みが伝わった。

     

 けれどもそれに続くあたりはなし。

 されどライズは延々と続いている。

 ミノーはまったく無視なのだ。

 試しに先日出会った釣り人から頂いたハスルアーを投げてみた。

 これも無視!

 やむなくその場をあとに上流へ。

 気づいたのは、今日はこのほかでもライズが多かったこと。

 暖かくはないが、風がほとんどないこと、
これが虫たちを誘い出したのかもしれない。

     

 歩き疲れて納竿。

 ばらしも多かったが、いい一日だった。

 本日 水温 10℃
     アマゴ 15匹(13~18cm)
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笙の川水系いまひとつ

2020年04月16日 | トラウト
 笙の川水系に到着。

 水量はやや多いものの落ち着いている。

     

 が、最初に選んだ場所は反応なし。

 次の場所に着くと、ちょうど車に戻ってくる釣り人に遭遇。

「釣れましたか?」と尋ねると、5~6匹のアマゴを見せてくれた。

 しばらく雑談。

 このおじさん、金属加工を生業とされ、ハスルアーを自作するとのこと。

 小箱を開けて見せてくれたが、ルアーはすべてハスルアー。

     

 ぼくの釣り竿についているミノーを見て「それで釣れますか?」。

 まるで「そんなもんでは釣れんでしょう」と言ってるかのよう。

 この人、「私のルアーをあげましょう」とぼくに3個くれた。

 丁重にお礼を伝えてお別れし、さて、釣り再開。

 ところが反応が悪い。

 ここぞという実績のあるところ。

     

 いるはず、必ずいる!

 という確信をもって10回ほどミノーを投げ込んだろうか。

 やっと最初の1匹がかかってくれた。

     

 ひと安心。

 ここで例のハスルアーを思い出し、使ってみることに。

 ところが軽いのだ。

 市販されているものに比べても細く短い。

 そういえば、あのおじさん、下流に向かって釣り下がると言っておられた。

 流れにのせて使うのだろうか。

 使い方をくわしく聞いておけばよかった。

 そういうわけで、再びミノーで再開。

 しかし今日も笙の川は厳しかった。

 おまけに上流部でまたまた先行者に出会ってしまい、がっかり。

     

 それにしてもかかるのはアマゴばかり。

 ヤマメの稚魚放流に切り替えたはずの漁協。

 放流をサボっているのでは?

 本日 水温 10℃
     アマゴ 6匹(14~21cm)
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一律10万円 よう考えてや

2020年04月15日 | 日々
 収入が減った人への30万円給付事業が準備に入った。 

 さらに二階氏が追加で10万円給付を打ち出し。

 それに続いて公明党も一律給付を首相に要望。

 首相は前向きに検討するという。

     

 立憲民主党も「我が党も以前から・・・」と。

 何かみんな、乗り遅れじと動き出したかのようなあわただしさ。

 が、ぼくの目にはホントに一律支給の必要があるのか?と疑問。

 一律なら18兆円の金がかかるという。

 原資は税金だ。

 しかも手持ちのそれでなく、将来利子をつけて払うべき借金でだ。

 いま財政出動が必要なことはわかる。

 けれどもこの策、本当に困っている人を救済する最良のものなのか?

 よう考えてや!と言いたい。

 併せて、世の中が平静をとりもどしたとき、この積み上げた借金、
立法府も行政府も逃げずに返済にあたることを忘れるな!と。
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長雨のあと、増水の安曇川にて

2020年04月14日 | トラウト
 二日間よく降った。

 増水は覚悟のうえながら、安曇川はどの程度なりや?
 と案じながら現地へ。

 途中でみたところ、泥濁りではないものの、かなり厳しそう。

     

 今さら引き返すこともできず、意を決して今日の釣り場へ。

 入渓すると流れが速い。

     

 投げたルアーがすぐに押し戻される。

 そんな悪条件の下、ようやく最初の1匹。

     

 とにかく速い流心の脇にできるたるみや逆流部分を探して投げる。

 これで数は少ないがポツポツ上がり始めた。

     

 さて、釣り上がり途上、まだ入ったことのない小さな支流に目を止めた。

 前から気になっていたところだが、今日初めて入ってみた。

 いつもなら水が少ないが、今日はよく流れている。

     

 が、ルアーを投げても投げても魚影は薄そう。

 やっと1匹。

 イワナか?と思ったがアマゴ。

     

 次もまた同じ、やはりアマゴ。

 期待していたほどではないと、この支流、アマゴ2匹で断念。

 このあとは川が長く直線状になり苦戦。

 ここで納竿とした。

 やれやれ、増水で釣り不能かと思ったくらい。
 上首尾!

 本日 水温 10℃
     アマゴ 9匹(14~21cm)
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石田川水系のうれしい初イワナ

2020年04月11日 | トラウト
 釣友 森さんからの誘いで石田川水系へ。

 二人で現地に着いたが空模様が怪しくなりみぞれも。

 車の中でしばらく雨宿り。

 雨が上がり、それぞれの釣り場へ。

 1投目で小さいのがヒット。

     

 これは悪いパターン?と予感したがそのとおりになった。

 アマゴたちはよくかかるものの、水中でバレ続き。

 銀色の魚体をギラリと見せては水中に没していく。

 その後ようやくポツポツと網に収まるようになってきた。

     

 けれども今日は背がかりなどスレが目立つ。

 魚体が小さく、ミノーに食いつく決断がまだできないのか?

 平均すれば15~17cmというところ。

 全般にまだサビており、魚体も細い。

 そんななか、流れ込みでやっと21cmが出た。

     

 しばらく釣り上がると先行者。

 老テンカラ師の二人釣れ。

 あいさつを交わし、道に出て雑談。

 この水系を管轄していた漁協のことを尋ねると
「放流なんかまともにやってませんよ。
 いい加減なもんです。」と半ば吐き捨て。

『・・・ホウ、そんなモンだったのか・・・』

 イワナがいるのかどうかを尋ねると
「いますよ。支流の奥へ行けば。」とのこと。

 別れを告げて釣り再開。

     

 陽も傾き始めた頃、相変わらず小アマゴばかりのなか、黒っぽいのが。

 待望のイワナではないか!

     

 この水系で初めて目にするイワナ、これはうれしい。

 必ずしも支流の奥ばかりではないようだ。

 さて、この日の最後に前から気になっていた支流を探訪。

 イワナを期待して分け入ってみた。

 浅い流れの連続。

 けれども突然ここなら!という地点に到達。

          

 ミノーを何度も送り込んだが、アブラハヤ1匹さえ追うことなし。

 望み破れて帰路に。

 本日 水温 9℃
     イワナ  1匹(19cm)
     アマゴ 17匹(14~21cm) 
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コロナ禍の影響 賀茂川水系奥まで

2020年04月08日 | トラウト
 午後から時間ができたので、バイクに乗り賀茂川水系源流部へ。

 先ずは時々良型が出るところへ。

 が、釣れたのは16cmのサビアマゴ1匹。

     

 場所を移動しようと再びバイクで走る。

 ここで若い釣り人と出会った。

「釣れましたか?」

「いいえ、1匹も」とのこと。

 道端で釣り談義。

 聞くところではこの若い人、大学生で釣りサークルに入っているのだとか。

 コロナ禍で大学は休み、アルバイト募集もなし・・・

 というわけで退屈、やむなく釣りに来たのだという。

 しかもバスなどは感染の危険があるので自転車で!

 影響はここにも、という感じ。

 それにしてもウェイダーなしのスニーカー姿。

 それでは厳しくない?と思ったのだが・・・。

 別れを告げて再び源流部へ。

     

 アマゴたち、所々で顔は見せてくれるが、やはり春はまだ浅い。

     

 本日 水温 12℃
     釣果 アマゴ 4匹(12~18cm)
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石田川 ヤマメらしきも混じって

2020年04月06日 | トラウト
 風が冷たい。

 不要不急ながら、やはり釣りに出発。

 今日は今季二度目の石田川水系。

 昨年には探訪できなかった一帯に進出。

 釣り上がるうちに最初のアマゴ。

     

 いやはや黒い。

 風の冷たさもさることながら、水温も8℃と低い。

 この黒さもそうした気候にかかわってのことか?

 アマゴが姿を見せるのはやはり深み、それに流れ込み。

     

 瀬はからっきしだが、こうした場所での確率はかなりのもの。

 数を重ねるうちに、サビの落ちたアマゴも。

     

 放流のなくなった石田川だが、今季も元気なアマゴたちの姿に安堵。

 それにしても今日は10匹釣ったが、やはりヤマメ風が混じる。

 どう見ても朱点のないのが3匹。

     

 石田川水系は「そういう川」だと聞いたが、よくわからない。

 さて、陽も傾き、最後と決めた地点でミノーを連続遠投。

 トゥイッチすると茶色っぽい大きな影がギューン!と追ってくる。

 そうしてぼくの足元でミノーをくわえ込んだ!

 のった!

 リールを巻き、草むらに魚体をドサッ。

 が、よく見ると「ああ、レ・ミゼラブル!」

 良型のウグイ、26cm也。

 本日はここで納竿。

     

 本日 水温 8℃
     釣果 アマゴ 10匹(14~19cm)
  
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ヤマメをねらったけれど

2020年04月03日 | トラウト
 笙の川水系、支流に入ろうと思ったが増水で白泡だらけ。

 かなり降ったとみえる。

 やむなく別の支流へ。

 そろそろヤマメの顔を見たいのだが・・・。

 そう思って入ったものの、今日も静まり返っている。

     

 一度だけミノーを追ってきたのを目にしたが、これっきり。

 がまんしながら上流へ上流へ。

 陽が少し傾き始めたころ、やっと重い手ごたえ。

 上がってきたのはヤマメでなくイワナ。

     
         ( 暴れてひっくり返り )

 29cm、今季最大!!

 これはうれしい。

 これに気をよくし、さらにていねいに探る。

 そうしてまたまた!

     

 さらに追加、今季最大を即日更新の31cm!

 それにしてもこの一帯、
イワナはこれまでよくて20cm余りのしか出なかったのだが。

 数は少なくも良型ぞろいとはうれしい限り。

 これは増水が運んできてくれた幸運だったのかも。

 いずれにせよ、ねらいのヤマメは今日も不在。

 まだ湧き出さない。

 本日 水温 13℃
     釣果 イワナ 3匹(26~31cm)
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