稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

もううんざり 政治家たちの失言と謝罪

2024年04月04日 | 日々
 静岡の川勝県知事が辞職を表明した。

 県の新規採用職員に対する訓示での発言に責任をとってだという。

 氏は「誠に申し訳なく思う」と謝罪の言葉を述べた。

 一方、発言全体を知ってもらえれば「誤解は解ける」と発言の撤回は拒んでいる。

 が、氏の訓示を素直に聞けば、誰であっても
「野菜を売ったり、牛の世話をしたり・・・」する人を低く見ているとしか読めない。

 また、記者会見で謝罪した氏だが、そこには条件がついている。

「不愉快な思いをされたということであれば」と。

 ここには「自分は間違っていない、誤解だ」、
さらに踏み込めば「(それは)聞く側の受け止め方の問題」という含みさえ感じられる。

     
     ( 4月1日 県知事の訓示 )

 ぼくはこれまでこうしたた政治家たちの謝罪パターンをたくさん耳にしてきた。

 それは自分の非を認めたくないという政治家のプライドから出ているようにみえる。

 けれども謝罪というもの、条件をつけない率直さこそ相手に受け入れられるはず。

 こんな「謝罪」はもううんざりだ。
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