インドの財閥、リライアンスがオーナーであるとはチョットしたオドロキである、リライアンスは、ビルゲイツの小型原始炉開発企業の出資者であり、役員でもある、インド財閥の近代は、90年代以降だが、世界化の進展の迅速性を示す、
1994年、ディズニーの製作部門のトップであったジェフリー・カッツェンバーグが、会長であったマイケル・アイズナーに対して事故死したフランク・ウェルズ社長の後任へ自薦したのを断られたのをきっかけに退社。映画監督のスティーヴン・スピルバーグ、レコード会社経営者のデヴィッド・ゲフィンを誘って設立。SKGは3人の設立者、Spielberg、Katzenberg、Geffenの頭文字をとったものである。
ヒット作は出るものの、同社は過去のストックが少ないために経営状態は苦しく、財務体質の改善を目的として、2003年には音楽部門であるドリームワークス・レコードをユニバーサルミュージックに売却。翌2004年にはアニメ部門をドリームワークス・アニメーションSKGとして分社化し、ニューヨーク証券取引所に株式上場した。
2005年12月には、バイアコム傘下のパラマウント映画が16億ドルでドリームワークス自体の買収を発表(2006年2月に正式合意)。
ところが、2007年にはバイアコムのフィリップ・ドーマンCEOが「スピルバーグ監督は不要」と発言、両者の関係は険悪化。2008年9月、インドのコングロマリットであるリライアンス・ADA・グループと、JPモルガン・チェース証券がメインとした複数の銀行からの出資を受けパラマウント映画から独立。この分離・独立の時期がリーマン・ショックと重なったため、当初はリライアンス・ADA・グループから5億5000万ドル、銀行から7億5000万ドルの計13億ドルを調達するはずだった計画が、リライアンスからの出資3億2500万ドル、銀行からも同額の3億2500万ドルの計6億5000万ドルの出資となってしまった[1]。
2009年2月にはディズニーとの配給契約を締結し、2011年公開の『アイ・アム・ナンバー4』から実写作品の配給が開始された。ただし、アニメーション作品はこの契約には含まれず、2012年までパラマウントとの契約を継続する他、実写作品についてもパラマウントとの共同製作および配給されるものもある。