*29日の土曜日だと記憶するが原宿のニューロマンビルの「KOTONA」ブランドの展示会へで掛けた。彼女、山下琴菜の展示会をみるのは3回目だ、彼女の作品を語るのはハジメテである、彼女に出会ったのは、学習院大の最終学年のとき、ナカメのBar Agladでバイトしていた、彼女は宮崎から出てきたcountrygirlであった、祖母が名付けてくれた”琴奈”の名前が好きだ、といって琴の音が響く菜の花畑の光景を語っていた、志を持つ若い人が好きだから彼女も何度かご馳走した、彼女はファッションを作りたい、といって、学習院を出るとスグに文化服装大へ再入学してそこを卒業するとまもなく独立した、彼女についてはこのブログでも何度か触れたが,天性の商才をもっている、26,7才で独立したことになるが、彼女ならやってゆけると思っていたし、今回の展示会でその感を一層強くした、ボクが彼女に言い続けたことは、プロはvolumeである、ということだった、今回の展示会ではハジメテそれが見えたので安心した、
*介護の給食を夜から昼に代えたので12時までには帰宅せねばならない、青山のニューロマンビルなんてわからないから、ヒカリエの前から車でいった、セイカイ、迷うことなくそのビルの前に着けてくれた、展示室は1階のカフェの女性がエレベータの前へガイドしてくれた、前に来たことがある?
*11時前に着いた、ダレカいないの、と、声を掛けたら、琴奈なが出てきた、ヤノさん来てくれるとは思わなかった、実はその4,5日前の夕べ、アグラードへ寄った、コーヒーを飲んで帰路についたら、ドラッグの前あたりで、ヤノサンと声が掛かった、後ろから小走りにアグラードのパートの新井君が追いかけてきた、
2枚のコレクションの案内状をボクにわたして、琴奈ちゃんの展示会あるから行ってあげて、と、ボクにいう、彼は新劇の役者で彼の芝居をみたことがある、彼はそのとき2役で、1つは猫であった、彼は1.8mはあるから大きい、大きい猫が穴を出入りするのがとてもcomedicで印象に残っている,彼と弥助で会食したが駅前でさよならであった、あっさりしている、だから、追っかけてきて、琴奈ちゃんの展示会の行ってくれと頼むので、彼好きなのかな、と感じた、KOTONAに新井君って知っている、と聞いたが、知らないわ、という返事であった、
*彼女の着ている総柄のコートは最先端であるがまだトレンドにはなっていない、昨年の秋冬ものから今年の始めには日比谷線のナカメ~銀座の界隈で見かけたが、この秋冬ものでは見かけない、この総柄のコートも悪くはないが、抑制が効きすぎている、蛇の皮に近い感じだが、やわらかいトーンだからすくわれているが、30才を過ぎたら着れない、と、ボクは感じる、若いイジワルはイイが、、というところだ、
*bigでgracefulは現在のトレンドである、が、大きなストライブを帯のように側面に作り、襟ぐりにちいさく、チェーンのよう曲線で挿入している、ドレスにhumanなイメージを与え、空間を劇化する、spaceに感情をあたえる、というか、partnerが挑発されるsideをよく見ている,ということにもなるし、この1列は点数は少ないが、小売り店の売り場に量感を与えるであろう、列全体を仕入れるということにもなるだろう、volumeは単に数量ではない、量感を作り出す力の演出技術でもある、
*これはsocialな光景を背中につくりだしている、デザインというよりボクはプロテストを感じる、2人の顔はマスクである、中央のチェックは、cuteな挑発感、芸人の世界、波うつ感覚がいい、40才を過ぎた女性が街着に着るとイイね、ボクが着ていたシュリンプのパンツがsweeetするね、景色と光景は次元が異なるが、このジャケットは光景である社会化した景色、廃墟と化した街に子供が1人立っている、なんてハーフコートが出てくるかも知れない、
*すっかりcityfammeに成熟した彼女に出合えて安心した、
正解
*青山のニューロマンビル,601号、