倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】ヨブ記1章1~12節 【説教】「主が与え、主が取られた」 

2019年05月26日 | メッセージ
【聖書】ヨブ記1章1~12節
【説教】「主が与え、主が取られた」

12:主はサタンに言われた、「見よ、彼のすべての所有物をあなたの手にまかせる。ただ彼の身に手をつけてはならない」。サタンは主の前から出て行った。

主の御名を讃美します。

 このヨブ記は対話のドラマとも言われています。何と神とサタンが会話している場面も登場しています。ドラマのうわべだけ見ると、神は何とむごい事をされるのだろう。そう思ってしまうような記です。本日のメッセージをどのようにまとめるか自信がありませんが、まず見てまいります。

(1)ヨブはどんな人?
ウヅの地、モアブの地と呼ばれる地で育ち財をなした人です。莫大な財産を得てさらに男子7人、女子3人にも恵まれこの上ない人生を送っています。さらに神に日々祈り、燔祭の捧げものも決して忘れる事のない神を恐れる人でした。

(2)サタンと会話をする神
天上で神の子たちが集まっていた所にサタンもなぜか加わりました。サタンは地球全体をゆき廻り探って来てあなたにそれを伝えると言うのです。

(3)ヨブを自慢する神
サタンは神に「あなたがヨブを祝福するので彼は財産が増え、子どもたちもすくすく育っている。あなたからの御利益を得ていて、あなたを崇めているふりをしているだけだ。」と。神はヨブがどんな目にあっても神を崇め続けると信じ、サタンに子どもを死に至らせ、財産を強盗に奪われるようしむけるのです。ヨブの目に見える幸せは全て無くなってしまいました。

 ここでのメッセージタイトルは「主が与え、主が取られる」です。なぜ主なる神はまんまとサタンの企てに手を貸してしまったのでしょう? 理由は私にはわかりませんが、主が取られたのです。すなわち裸で産まれた時の状態まで戻らされたのです。しかしヨブはそんな中でも主なる神を讃美し続けているのです。
 私たちは今の生活、財産、子どもなど自分が努力して自分の力で得たような錯覚に陥ってしまいがちです。しかしそれ全ては主なる神から預かっているものという事を忘れてはなりません。そしてひょっとすると安定していた職を奪われるかも知れません。その時、あなたの心が御利益の神として主を見ませんように。どんな時でも主はあなたと共におられますから。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
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【聖書】エステル記8章1~8節 【説教】「くじはなげられた」2019/5/19 説教:小林光生生師 要約:大元鉄也

2019年05月19日 | メッセージ
【聖書】エステル記8章1~8節
【説教】「くじはなげられた」

8:あなたがたは自分たちの思うままに王の名をもってユダヤ人についての書をつくり、王の指輪をもってそれに印を押すがよい。王の名をもって書き、王の指輪をもって印を押した書はだれも取り消すことができない」。

主の御名を讃美します。

 本日は『くじ』について。日本ではくじを引くと言う方が多いと思いますが、この旧約ではくじを投げると訳されています。星野富弘さんの詩に「貧乏くじ」というものがあります。これを引いてみると『ハズレなし』のくじらしいです。

(1)王妃となったエステル
モルデカイという方の子となった親戚だったエステル。そのエステルは後にアハシュエロス王の妃として迎えられる事になりました。父となったモルデカイは一つだけ守るようにエステルに伝えます。それは自分がユダヤ出身という事でした。

(2)ハマンのユダヤ人撲殺計画
当時の総理大臣のような地位にあったのがユダヤ人嫌いのハマン。そのハマンをユダヤ人モルデカイは敬う事なく普通に振舞いました。それを気に入らないハマンは、ユダヤ人の撲殺を始めようとしています。そしてモルデカイを木にかけようと20メートルもの首吊りの木を設置しました。ユダヤ人撲殺の日はくじを投げ、12月13日に決定しました。

(3)王の前に出るエステル
ハマンを高く評価する王がエステルそしてハマンを宴に招きます。その時王はハマンを罰し、ちょうど自らが作った20メートルの木に吊り下げられる事となりました。何と、気に入らないモルデカイを吊るすはずが自らを吊るす事になったのです。

 優れたタラントを誰もが持っています。しかしそれを自慢したり頼りすぎたり傲慢になるとそれにより滅びてしまうのです。
神を信じる人が少ない日本では、ある意味クリスチャンはそれを引いた人に見えるのでしょうかね? しかし最後にはとんでもない当たりが待っているのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
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【聖書】ルカによる福音書2章16~20、51節 【説教】「母マリヤの思いと祈り」 2019/5/12 説教:小林和子生師 要約:大元鉄也

2019年05月12日 | メッセージ
【聖書】ルカによる福音書2章16~20、51節
【説教】「母マリヤの思いと祈り」

51:それからイエスは両親と一緒にナザレに下って行き、彼らにお仕えになった。母はこれらの事をみな心に留めていた。

主の御名を讃美します。

 本日は『母の日』礼拝が行なわれました。
主イエスの母マリヤ(マリア)がわが子に思う気持ちを見てまいります。
8歳になったイエスは律法学者や宮で教える教師の話を食い入るように見聞きしていました。その姿を見た母マリヤは言葉に出すでもなし、『心に留める』ようにしていました。
心に留めるとは、胸に刻むとか、肝に銘じるまた、しっかりと覚え思いめぐらせるとの意があります。母マリヤは主イエスの誕生以前から全てを心に留めていたのでしょう。

 カトリックでは母マリヤを聖母マリヤとして崇拝するようですが(カトリックに疎いため間違っていたらご指摘ください)、母マリヤは主イエスにより頼み(カナの婚礼でぶどう酒がなくなった事をイエスに伝えたなど)、祈る人に変えられて行ったのです。

 母マリヤは主の十字架の後、主が言われた通り祈り待っていました。そう祈る人へと変えられたのです。主のなさった事を心に留め、祈る者となるなら何と幸いな事でしょう。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
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【聖書】詩篇105篇16~24節 【説教】「神のことばの成る時」 2019/5/5 

2019年05月05日 | メッセージ
【聖書】詩篇105篇16~24節
【説教】「神のことばの成る時」

19:彼の言葉の成る時まで、主のみ言葉が彼を試みた。

主の御名を讃美します。

 イスラエルへ売られたヨハネ。兄たちの嫉妬や妬みでそうなってしまいました。ヨハネの行動も思ったままをそのまま兄たちへ話す姿はどうかと思いますが、そこには神さまの深いご計画があったのです。

(1)きっかけは飢饉
ヨハネが飢饉続きのエジプトを救った事は知られている通りですが、神はその前からご存じで、滅びの道を通る事のないよう、事前にヨハネを奴隷の身としてですが、エジプトに遣わしていました。神は人を選ばれるのです。

(2)遣わされたヨセフ
ヨセフは兄に奴隷として売られた身でした。若いヨセフはさぞ怨んだ事でしょう。しかし神の御計画はそこから既に始まっていました。

 神さまは時に応じて人を遣わされます。旧約時代の預言者達また主イエス様がお生まれになる前に道を備えるためにと、バプテスマのヨハネが遣わされています。 そのように今日の詩篇105篇の中では、飢饉のためにイスラエルが滅びないように選ばれ備えられたのがヨセフだったというのです。ヤコブには全部で12人の息子がおりました。11番目に生まれたのがヤコブの愛していたラケルの子どもとして誕生したヨセフでした。 神さまにも、両親にも愛されて育ったヨセフでした。父親ヤコブの偏愛や夢のお告げなどにより、兄弟の焼き餅から、エジプトにに奴隷として売られてしまいます。神さまに用いられるための準備はなんと苦しみの中で試みられる道でした。そしてみことばが実現する時まで隠されていたのでした。
  私たちの道も決してすべてが明るみにいつも出されているわけではありません、暗く、悲しみが有る場合もあるのです。けれども、後から振り返りますときすべてが必要な用意だったと気づくのではないでしょうか。あなたの今ある道も必ず用いられるための備えであるかもしれません。あなたも主に選ばれ遣わされようと準備の時なのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
(福音の風参照)
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