倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】ローマ人への手紙3章21~28節 【説教】「人は何によって救われるのか」

2021年06月27日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙3章21~28節
【説教】「人は何によって救われるのか」

28: わたしたちは、こう思う。人が義とされるのは、律法の行いによるのではなく、信仰によるのである。

主の御名を讃美いたします。
 人はどうしたら、罪の中から救われるのか?これが、今日の主題 です。

 先週まで、罪の結果による暗やみ、自らの欲望のあら わとしての偶像礼拝、また、自分の行いを正義として人への 裁きが指摘されています。そのような、罪とその結果からの解放は どのようにしたらもたらさせるのでしょうか?

 まず最初に、律法を行うことによっては、罪からの解放はないこと が繰り返して書かれています。「律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。」3章20 節後半。
 ここで、罪からの解放とは、十字架により神の義が与え られることであると書かれています。「それは、イエス・キリストを 信じる信仰による神の義であって、すべて信じる人に与えら れるものである。そこにはなんらの差別もない。」3章22節
  「義」という言葉は難しいと感じてしまいますが、わかりやいこと ばでいえば「ものさし}と言い換える事が出来ます。

 神は、イエス・キリ ストの十字架を通じて救いのものさしを与えてくださっているのです。 その救いのものさしを「ありがとうございます」と受 けとればいいのです。

 22 節前半の「イエス・キリストを信じる信仰による神の義で あって、すべて信じる人に与えられるものである」を新しい翻訳の「共同訳では次のように翻訳しています。 「神の義は、イエス・キリストの真実によって、信じる者すべ てに現されたのです。」 かなり違った訳となっています。口語 訳は、「行いではなくて、信仰による救い」が強調され、共同 訳では、私たちの信仰という以上に、イエス・キリストの信仰 (真実)が強調されているのです。

 新型コロナウィルスの感染第四波が来ています。どうぞ今以上お気をつけください。

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙2章12~16節 【説教】「隠れたことを裁かれる神」 2021/6/20 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年06月20日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙2章12~16節
【説教】「隠れたことを裁かれる神」

16: そして、これらのことは、わたしの福音によれば、神がキリスト・イエスによって人々の隠れた事がらをさばかれるその日に、明らかにされるであろう。

主の御名を讃美いたします。
 先週は、異邦人への神の怒り、さばきの聖書箇所でした。 神から離れての虚無、暗さ、欲望(偶像礼拝)についてでした。

 今週のローマ書2 章は、建物で譬えれば本館1 棟の続きです。 「だから、ああ、すべて人をさばく者よ」とパウロが嘆きのことばを 述べて、「あなたは・・・」と始まっています。(2 章1 節)。

 今までは「彼ら は・・・」と書かれていましたが、ここではパウロ自身を含めてのユダヤ人 への罪の指摘です。 ここで指摘されている 罪は「自分は正しい」と確信して、人をさばく人々のこと、広げて言えば、 人類へのメッセージでもあると思います。 色々な争い、戦争なども「自分が、自分たちは正しい」と思い込んでしまうところから始まっているのが原因でしょう。

 10 節には「善を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギ リシヤ人にも、光栄とほまれと平安とが与えられる。」とあります。 「あれ?善を行えば、イエス・キリストへの信仰がなくても、 その善行によって大丈夫なのか?」という疑問が起きてきます。 しかも16節には「神がキリスト・イエスによって人々の隠れ た事がらをさばかれるその日に、明らかにされるであろう。」 とあるこれは、福音を知らないで亡くなった方々への神の 「さばきのものさし」となるとも解釈できます。 しかし、この所の中心のメッセージを、4節「それとも、神の 慈愛があなたを悔改めに導くことも知らないで、その慈愛と 忍耐と寛容との富を軽んじるのか。」としたいものです。

 神の慈愛とは、「・・・にもかかわらず」の愛ではないでしょうか。

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テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙1章18~25節 【説教】「救いへの第一歩」」 2021/6/13 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年06月13日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙1章18~25節
【説教】「救いへの第一歩」」

18:神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。

主の御名を讃美いたします。
 ローマ人への手紙を建築物になぞらえて解説されている方が おられ、わかりやすいので、取り入れてみました。

 先週のところまでは、パウロの挨拶が書かれてあり、いわば「玄 関」であすが、そこには「「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ 人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の 力である。」1:16 といういわば「表札・テーマ」が書かれていました。

 今日の 1 章18 節から 5 章の終わりまでは、本館1 棟で<救い> すなわち<義認>についてかかれています。 その救いの第一歩となるのが、「自分が罪人であるという 自覚」聖書用語でいえば、「認罪」です。
 今日のところでパ ウロは異邦人の罪を指摘しています。 十字架によって<救い>が明らかにされたが、罪にある世 界には<神の怒りが>明らかにされているのです。 「 神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間の あらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。」1:18 とありますが、原文の聖書には、「 というのは」が最初についています。

 十字架による真理が明らかにされ、その真理の光によ って暗やみがはっきりと映し出されているのです。 神の怒りの表れである暗やみとはどんなものなのでしょうか。

1 思いはむなしく(虚無) 21 節

2 無知な心は暗く(暗さ) 21 節

3 偶像礼拝(欲望) 23 節 私たちにとっても自分の暗やみ、罪を認めることが救いの 第一歩となるのである。

真理の光により、暗闇が映し出され、そこに光がありますように。

 新型コロナウィルスの感染第四波が来ています。どうぞ今以上お気をつけください。

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※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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【聖書】ローマ人への手紙1章13~16節 【説教】「福音を恥としない」 2021/6/6 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年06月06日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙1章13~16節
【説教】「福音を恥としない」

16: わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。

主の御名を讃美いたします。
 「キリスト・イエスの僕(しもべ)であり、また神の福音の使徒である」というのがパウロの自己紹介でした。 今日の礼拝説教の箇所も「わたしは・・・である」との記載が多い。パウロが自分自身の確信が語られて、ローマ人への手紙の主題が明らかにされています。

 「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。」1:16 このことばをローマ人への手紙の主題聖句とさせて頂きました。

 「福音は神の力」とパウロはわたしたちにも訴えています。福音は世界の歴史を、またわたしたちを変革する力があるのです。

「わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。」

 倉敷教会の主任牧師が献身して牧師となるために聖書学院に入る時に与えられた御言葉だそうです。いわば、牧師の<人生を変えた>ことばであり、ギリシャ人にもとあるのは当時の知識階級の人で、未開の人とはそれ以外の人で、つまりすべての人にはたすべき責任(負債とも訳される)を負っているのです。

 17 節後半の「信仰による義人は生きる」という箇所は、ルターを通じて宗教改革をもたらした聖書箇所で、まさしく<世界を変えた>御言葉です。

 17 節の前半は、口語訳は「信仰に始まり信仰に至らせる」とあるが、新しい翻訳の共同訳では「真実により信仰へ}となっています。ここでの「信仰」は「真実」とも訳せられ、共同訳は私たちの信仰と共に主イエスの真実が強調されているのです。

 新型コロナウィルスの感染第四波が来ています。どうぞ今以上お気をつけください。

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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